デイゴが風を呼び嵐が来た

少し前の話です。

宮古島から
来間島に渡り、
島内をウロウロしていたら、
デイゴの木に辿り着きました。

花が
地面に落ちていました。



孫がそのデイゴを
見付けて、
「デイゴの花が咲き、
風を呼び、嵐がきた」
と、島唄を口ずさみ
根元に花を
返していました。

そして
来間島から
宮古島に戻り
車を走らせていると、
横風が激しくなり、
すぐに強烈な雨が
降ってきました。

１０分少々の
ことでしたが、
デイゴが風を呼んで、
嵐が来ました。



少し
びっくりはしましたが、
宮古島では
普通の事象です。

大野寺の弥勒磨崖仏

昨晩からの雨も、
今朝の通学時間帯には
一次的なものかもしれませんが、
あがって子供たちの
元気な声が聞こえます。

その元気な声に
誘われるかのように
薄日も差してきました。

子供のパワーは
面白くて
凄い。



ところで
宇陀川の大野寺ですが、
枝垂れ桜の他に
境内から宇陀川を眺めると
岩に仏様が彫られているのが
見えます。



後の世に出て、
釈迦の教えを受けなかった
衆生を救うと言われている
弥勒菩薩が奉られています。

その高さは
連座とともに11.5メートル、
彫りの深さが
浅いのか車で走っていると、
見逃してしまうほどです。

立派な屏風岩に
線で刻まれていますが、
衆生の心は
枝垂れ桜に集中していました。