(新)闘病日記

結局mixiの日記との差別化に迷って、こんな漢字。w

後三年の役

2012年07月15日 00時47分43秒 | サボテン観察日記
日本史で「前九年の役」「後三年の役」というのが出てきたと思う。
その後三年の役は、現在の秋田県横手市金沢地区近辺を舞台に繰り広げられた。
ちなみに「金沢」は石川県の県庁所在地とは違い、「かねざわ」と読む。

跡地には資料館がある。


ここにたまたま立ち寄ってみたら、なんと!



偶然にも、岩手県のテレビ局が取材を行っていた。なんでも、奥州藤原氏のルーツを探る番組らしい。

ちなみに、館内は本来撮影禁止らしいが、職員の人に話を聞いたところ、展示物を細かく撮ったわけではなく全景だから構わない、ということで事後承諾を頂いた。

撮影の邪魔にならないよう配慮しつつ見学…といえば聞こえは良いが、そもそも資料館自体が狭いので、端に立っていても反対側の展示品が余裕で見える。
ついでに取材の様子も見せてもらっていたら、なんと資料館職員が展示用ガラスケースの鍵を開け、中から大きな巻物を取りだして広げ、それを撮影する模様。これはお宝。
撮影している絵巻物の場面は、合戦中に主君の悪口を言われた武将が、合戦終了後にその悪口の恨みを晴らすため、言った奴を捕らえて後ろ手に縛って木に吊し、舌を引っこ抜き、敵の主君の首を踏ませたという、なんとも残忍な場面を描いたもの。

絵巻物は、元々は合戦の100年後に描かれたものだが、原本は既に失われているとか。
その原本を合戦から300年後に模写したものが、国立博物館(?)に収蔵されているという。
そして、ここに展示されているのは、更にそれを大正時代に模写したものだという。
模写のそのまた模写とはいえ既に100年近く昔のもので、それ自体がもはや歴史的資料と呼べるレベルである。




ところで、そもそも何故、社会科特に歴史の苦手なおいらが、わざわざこんな所に行ったのかというと。
言うまでもなく、日本史特に戦国武将の好きな、片想い相手の女性を連れていたからである。
今回は、TRPGで得た西洋の甲冑に関する知識と、車を買ってお祓いしてもらったときに聞かせてもらった日蓮上人の話で乗り切った。

三回目のおデートでついに気持ちを伝え、正式にお付き合いをお願いして、了承を頂いた。次回以降は「片想い相手の女性」ではなく、「彼女」と書けそうである。


他に行った場所は、大仙市大曲にある秋田県立農業科学館。


展示してあった巨大なサボテン。


「第二展示室」にあった、未来の農業をテーマにした大型ジオラマ。
ちょっと見にくいが、どう見てもオバサンな姿の妖精がホログラムで中空に表示され、ジオラマ内の施設を紹介してくれる。
右端に見えるドームが自動で開いたりして、なかなか面白かった。


5~6年に一度しか咲かないという、中国雲南省の珍しい花らしい。




昼食は某レストランのバイキングに行ったのだが。
数年前に行ったときは「さすが本格洋食屋、豪華!」といった感じのメニューだったような覚えがあるが、今回はちょっと貧弱というか、いまいち食指をそそられないラインナップであった。
まあ、彼女はデザートのエクレアで満足していたようなので、良しとする。

次回のおデートは、ちょっと間が空いて、8月末の予定である。




おまけ。


迎えに行く途中、前を走っていた車が、こんなの。
「FIT typeR EURO」って何だよ。なんちゃってtypeRの極み。せめてFIT RSをベースにしろ。
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