ケビン・メア(文春新書)
『沖縄はゆすりの名人』なる発言で、事件?となって国務省をやめざるを得なかった元沖縄総領事の著書。
この発言、本人は記者に「はめられた」と言っている。この本当のところはわからないけれど、少なくとも沖縄の基地反対グループからはずっと目の敵にされていたようだ。それがこの事件につながっているようだ。
同氏は、東日本大震災のときの『ともだち作戦』でコーディネーターをしていたそうだ。直言は、アメリカ人ということもあるけれど、日本のためを思っての発言だったのだろう。p111に中国から見た日本地図と米軍基地が書いてあるが、これで中国がいかに太平洋に出ていくとき、日本が邪魔になっているのがわかる。戦略的な問題を浮き彫りにしますね。また、沖縄の基地の周辺の土地が利権化して売買の対象になっており、日本政府から土地の借り入れのお金が平均、200万超出ているというのも、矛盾した世界だ(p171)。
沖縄の基地だって、本来は周りは畑だったのに、どんどん至近距離に家や学校がたてられたから住宅などの真ん中に基地がある形になってしまった。危険だから学校を移転しようとしたら市長が反対したという話は「政治的」には学校があったほうが反対運動ができるから、と言う見方も紹介する。
これも世界が平和になったらなくなるのだろうか?
『沖縄はゆすりの名人』なる発言で、事件?となって国務省をやめざるを得なかった元沖縄総領事の著書。
この発言、本人は記者に「はめられた」と言っている。この本当のところはわからないけれど、少なくとも沖縄の基地反対グループからはずっと目の敵にされていたようだ。それがこの事件につながっているようだ。
同氏は、東日本大震災のときの『ともだち作戦』でコーディネーターをしていたそうだ。直言は、アメリカ人ということもあるけれど、日本のためを思っての発言だったのだろう。p111に中国から見た日本地図と米軍基地が書いてあるが、これで中国がいかに太平洋に出ていくとき、日本が邪魔になっているのがわかる。戦略的な問題を浮き彫りにしますね。また、沖縄の基地の周辺の土地が利権化して売買の対象になっており、日本政府から土地の借り入れのお金が平均、200万超出ているというのも、矛盾した世界だ(p171)。
沖縄の基地だって、本来は周りは畑だったのに、どんどん至近距離に家や学校がたてられたから住宅などの真ん中に基地がある形になってしまった。危険だから学校を移転しようとしたら市長が反対したという話は「政治的」には学校があったほうが反対運動ができるから、と言う見方も紹介する。
これも世界が平和になったらなくなるのだろうか?