諸田玲子(文芸春秋)
7編の短編連作。
おさいという女の子が準主役で登場する。それぞれの表題になっている「性格」や「特色」の女性が主役。そのわきにおさいがいる形。おさいの成長にあわせて回りも変化する。こうやって短編をつなぐのは面白い構成。
生みの親、育ての親、盗賊がおじだったり、彼女の人間関係がいつもすぐ傍らにあって、これって相当ご都合主義だ。しかしそれこそ小説、嘘でも許される適当なところ。要は面白ければいいの世界。
「だりむくれ」のかやの活躍が痛快だった。
***ところで2週間ほど海外に出かけますのでしばらく「お休み」です。みなさんも良い夏休みを!!
7編の短編連作。
おさいという女の子が準主役で登場する。それぞれの表題になっている「性格」や「特色」の女性が主役。そのわきにおさいがいる形。おさいの成長にあわせて回りも変化する。こうやって短編をつなぐのは面白い構成。
生みの親、育ての親、盗賊がおじだったり、彼女の人間関係がいつもすぐ傍らにあって、これって相当ご都合主義だ。しかしそれこそ小説、嘘でも許される適当なところ。要は面白ければいいの世界。
「だりむくれ」のかやの活躍が痛快だった。
***ところで2週間ほど海外に出かけますのでしばらく「お休み」です。みなさんも良い夏休みを!!