読書感想とロードバイク日記

色々のジャンルの本を読み、感想を書いています。最近は、ロードバイクに乗っているのでその話も少々。

cycling東京湾

2012-11-26 05:52:36 | Weblog
荒川の左岸を下って、東京湾まで到着。とてもいいお天気で釣りをしている人やのんびり双眼鏡片手の親子連れなどを見かけました。うっすら富士山が見えたのも空気が澄んでいるせいか。自転車乗りも少々。ここがどん詰まりだから折り返し点。葛西臨海公園に行くには、清澄大橋のひとつ手前の橋で中川を渡る必要がありそうです。
また戻って、今度は右岸を北上。途中の工事区間を一般道を走らなくてはならなかったが、日曜で交通量がすくなくちょっと安心。往復46km。

「ネーミングがモノを言う」

2012-11-25 06:18:52 | Weblog
飯田朝子(中央大学出版部)

表紙が東京スカイツリーだから、このネーミングの話が半分くらいあるけれど、名前の付け方の話だ。
そもそも、子どもの名付けから入っており、セミナーでの導入としてうまい方法。これを手がかりに、ご自分のセミナーを展開されているのかな?それにしても、ご自身の「朝子」って、良い名前ですねぇ。

第一部が面白い。
紹介文の引用です。
『1. 人の名前がモノを言う
自分の名前の由来、知っていますか?
名付け親は「両親」が圧倒的の大学生
名前で生まれた時代がわかる
男児は漢字、女児は音からのネーミング
表記にうるさく、読みに甘い日本の人名ルール
区別するための名前、意味を持たせる名前
平凡な人名を巧みに利用した商品や広告
有名人の名前をもじった農機具がヒット

 2. 名前の音と表記がモノを言う
グリコの「P音ネーミング」戦略
飲み込む「ん」、味わう「ろ」
なぜ男性は濁音が好き?
戦隊シリーズ、濁音のネーミング率94%!
紙おむつに共通するネーミングの特徴
寄せては返す「長いネーミング」と「短いネーミング」の波
宮崎駿監督作品名の「の」の効果
ラーメンのネーミングで一番売れるのはどの表記?
12億円もの値が付くネーミングの権利
「きゃりーぱみゅぱみゅ」の芸名に見る、音が創る世界観
「くりぃむしちゅー」や「AKB48」の名前が売れる理由

 3. 消費者を惹き付ける商品のネーミング
名前にモノを言わせた桃屋の“食べるラー油”
ネーミングは分かり易く、忘れにくく:小林製薬の商品名パターン
高級感を演出する万能語「プレミアム」
「113グラムバーガー」では誰も食べない?:クォーターパウンダー
指名買いさせる男前豆腐店の「ジョニー」
受験生が思わず買いたくなる縁起を担いだネーミング
「ウィンナー食べて目指せWinner!」の名キャッチフレーズ
音・文字・ことば意味を柔軟に組み合わせてネーミング

「キャリーパムパム」が名前とは知らなかった。これを読んだらよく考えられているのが分かって面白かった。
例がたくさん出ていて楽しい。のんびり眺めて楽しめました。気楽な読書で、飯田先生のセミナーを楽しんだみたい。

作者紹介を見てみましょう。
『飯田/朝子
1969年東京都生まれ。東京女子大学、慶應義塾大学大学院、東京大学大学院を経て、1999年に博士(文学)取得。現在、中央大学商学部教授。専門は言語学。2005年より商学部で「消費者を引きつける商品名の研究」と題した基礎ゼミを開講。2007年、東京スカイツリー名称検討委員会メンバーに。2010年、中央大学市ヶ谷田町キャンパス「ミドルブリッジ」のネーミングを手掛ける』

「罪悪」

2012-11-23 06:12:01 | Weblog
フェルディナント・フォン・シーラッハ(東京創元社)

ほんの数ページという短編も含めた短編集。
どこかに「罪悪」がテーマになった感じもあるが必ずしもそうでもない。前作も面白かったが、今回はいろいろ考えさせられるものがある。最初の『ふるさと祭り』なんて普通の人が犯罪を犯しても誰も法律的に罪に問えなかったら何が残るのだろう・・・法律家は悩まなくてはならない。ドイツ人の徹底性が厳しい解釈を生む『司法当局』の滑稽。『清算』はかなり本格ミステリに近く、その構成が見事に決まっている。最後の『秘密』は4ページしかないが、この意外性は非現実的だがおもわず笑ってしまう。ちょっと予感はしたけれど。

内容紹介は『この世には、裁くことのできない「罪」がある。高名な刑事事件弁護士が現実の事件に材を得て、様々な罪人たちの真実の姿を描き出す。『犯罪』の著者による至高の連作短篇集。
ふるさと祭りの最中に突発する、ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件。秘密結社イルミナティにかぶれる男子寄宿学校生らの、“生け贄”の生徒へのいじめが引き起こす悲劇。猟奇殺人をもくろむ男を襲う突然の不運。何不自由ない暮らしを送る主婦が続ける窃盗事件。麻薬密売容疑で逮捕された孤独な老人が隠す真犯人。―弁護士の「私」は、さまざまな罪のかたちを静かに語り出す。刑事事件専門の弁護士が、現実の事件に材を得て描きあげた十五の異様な物語。世界各国を驚嘆せしめた傑作『犯罪』の著者による、至高の連作短篇集。ドイツでの発行部数30万部突破。ドイツCDブック賞ベスト朗読賞受賞』

一読の価値があります。お勧めです。今のドイツの現実を反映しているならちょっと怖いですが。

サイクリング「新大橋」

2012-11-21 07:15:41 | Weblog
土曜日に雨の降る前に出発。
荒川を下流に向かって走る。
途中が工事中で、土手下に回らなければいけなくなって面倒。
どうやらこれが原因なのか、最近、荒サイを走っているサイクリストが見当たらない。
みなさんどこに行ってしまったのか?
小雨になったが、隅田川にかかる?「新大橋」をわたって人形町へ出る。
お買いものしてから帰路へ。上野でおやつを買って帰宅。
その後大雨?になったので、ちょっとラッキーの一日だった。
(自転車はGIOSの初心者用ですが、街乗りにしている)

日光ドライブ

2012-11-20 06:28:12 | Weblog
雨の土曜日がうって変わった快晴の日曜日、日光にドライブ。
前日のテレビで2時間の紹介番組が放映されたとかで、日光駅から東照宮までの道は車が渋滞。
外国人観光客も増えているそうです。
少し寒かったですが、紅葉も下のほうではまだ少し残っていました。
お昼は、「湯葉」料理でした。結構な量があり満足。WEBにあった有名店?です。
お土産に地元のお酒とおせんべい。たまには良いか?