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三十路オタの個人メモ

アニメ、ゲーム、競馬など

2022年10月11日までの競馬

2022-10-11 00:00:00 | 競馬
サウジアラビアRCドルチェモアが勝利
父ルーラーシップ、母アユサン(母父ディープインパクト)【アフェクション系】

ゴール前で逃げ馬を捉えて見事に勝利
ルーラーシップxディープインパクトはキセキと同配合
ルーラーシップは母父サンデー系との相性が良く、産駒の賞金1億円以上の馬が12頭いるうちの10頭が母父サンデー系となっています
母アユサンは2013年桜花賞馬で、その全妹マウレアも重賞で入着するなど活躍
アフェクション系所属ですが、近親の海外馬からは近年目立つ活躍馬が出ていません

2着に大逃げで粘り込みを図ったグラニット
ダノンバラード産駒はとても好調で2歳リーディングではエピファネイア、ハーツクライに次ぐ3位につけています
グラニットの牝系を辿っていくと1903年生まれのボニーナンシーという馬に行き着きます
かの有名な小岩井農場の基礎輸入牝馬と呼ばれる20頭のうちの1頭になります
5代母ネバージョオーはカルストンライトオの3代母としても有名です


毎日王冠サリオスが復活勝利
父ハーツクライ、母サロミナ(母父Lomitas)

3歳でこのレースを勝った時はまさかそこから2年一度も勝てなくなるとは思いませんでした
全姉サラキアも早い時期から重賞路線で活躍するも完全に本格化したのは5歳秋でしたし、サリオスももしかしたらそういう成長曲線の可能性があります
今後のローテが気になるところで、個人的にはマイルCSよりジャパンCの方が面白そう


京都大賞典ヴェラアズールが重賞初勝利
父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ(母父クロフネ)

5歳にして重賞初出走となったヴェラアズールが中段から鋭く伸びて見事に勝利
体質的な問題があり今年3月の芝のレースに初出走するまでずっとダートで走っていましたがやはり芝向きですかね
エイシンフラッシュ産駒は今年1月の京成杯を勝ったオニャンコポン以来の重賞2勝目
種牡馬としては残念ながら失敗という評価は覆りそうにないですが、本馬は大きいところで良い走りができれば種牡馬入りのチャンスがありそう
母父クロフネは今年重賞7勝目で、2019年の8勝に次ぐ好調ぶりです
祖母アドマイヤサンデーの産駒にフサイチホウオー(2007年共同通信杯)とトールポピー(2008年オークス)の兄妹がいます
あまりピークが長く続かないイメージがあるのでヴェラアズールも来春までに大きいところを狙いたい

2着にボッケリーニ
目黒記念1着以来の4ヶ月半ぶりのレースでしたがこの馬の力は出し切れている感があります
G1は厳しいと思われているのか一度も出走していませんが、同じ金子真人さんの持ち馬であるマカヒキやユーキャンスマイルよりは今ならG1でもチャンスがありそう


交流重賞、南部杯カフェファラオが勝利
父American Pharoah、母Mary s Follies(母父More Than Ready)

安田記念17着以来のレースでしたが、流石にフェブラリーS連覇の現役ダート王者は強かった
東京マイル限定というわけではないことを証明できたのも大きいですね
日本だとどんな繁殖牝馬にも配合可能な血統的な自由さがあるので引退後も楽しみ
今後はチャンピオンズCからのフェブラリーSになりそうですが、やはりフェブラリーSを勝ってJRA平地G1の3連覇を見たいですね

2着に惜しい競馬のヘリオス
豊の好騎乗で勝利かと思いきやハナ差の敗北となりました
これで重賞で2着4回目となかなか勝ちきれません

2022年10月7日までの競馬

2022-10-08 16:53:48 | 競馬
交流重賞、日本テレビ盃フィールドセンスが勝利
父ストリートセンス、母クロスザレイチェル(母父スペシャルウィーク)

中央所属の時はオープン戦で惨敗続きでしたが、船橋に移籍してまさかの交流重賞勝利となりました
8歳という年齢もあり衝撃的な勝利と言えるでしょう
ストリートセンスは2013年のみ日本で種付を行っており、その中からファッショニスタ(2020年JBCレディスクラシック)など3頭の交流重賞の勝ち馬を輩出しています
母父スペシャルウィークは今年はJRAの重賞未勝利となっています
ブルードメアサイアーランキング10位前後の常連ですが今年はあまり目立ちませんね
近親にゼンノロブロイ、遠縁にメーディア(2013年JBCレディスクラシック)がいる牝系で日本で重賞勝ち馬が多数輩出されています


シリウスSジュンライトボルトが重賞初勝利
父キングカメハメハ、母スペシャルグルーヴ(母父スペシャルウィーク)

ダート転向して3戦目で一気に重賞勝ち馬となりました
芝のオープン級で頭打ちの成績になるまで一度もダートを使わなかったのがちょっと勿体なかったかもしれません
3代母はエアグルーヴであり、血統的に種牡馬としても期待できそうな魅力があるのでG1でどういう走りができるか期待しましょう
上で母父スペシャルウィークは今年のJRA重賞未勝利と書いた直後にまさかの重賞勝利です
スペシャルウィークにはダートのイメージはありませんが、母父マルゼンスキーなどが効いているのかダートでの活躍馬が増えています
牝系は4代母ダイナカールから続く日本の名牝系となっており、近親には数え切れないほどの活躍馬がいます

2着に3歳馬ハピ
斤量の恩恵はあったものの、初の古馬戦でこの走りは立派


スプリンターズSは7歳馬ジャンダルムが勝利
父Kitten's Joy、母ビリーヴ(母父サンデーサイレンス)【アワーラッシー系】

上位人気馬が総崩れとなり、前走北九州記念で17着と惨敗していたジャンダルムがまさかのG1初勝利を飾りました
鞍上の荻野極はこれが嬉しいG1初勝利
そもそもG1レースで騎乗機会が3度目ということで少ないチャンスを見事にものにしました
Kitten's Joy産駒もこれがJRAのG1初勝利
これで種牡馬入りは安泰というところでしょうか
母ビリーヴは2002年のスプリンターズSを勝っており、20年の時を経て母子でスプリンターズS制覇です
スプリンターズSの親子制覇は初めてと聞いて意外に思ったのですが、サクラバクシンオー産駒は勝ってなかったんですね

2着に3歳馬ウインマーベル
スプリント戦で安定した走りを見せていて来年もG1を勝つチャンスはゼロではない

3着に高松宮記念の勝ち馬ナランフレグ
安田記念以来のレースでしたが上がり3ハロンは最速タイの33.9秒ですし仕上がっていましたね
年齢的にも来年どうなるかというところですが、こちらもスプリント戦では安定しているのでおそらく現役続行になるのではないでしょうか

1番人気メイケイエールはまさかの14着と、桜花賞18着以来の惨敗となってしまいました
最近は安定したレースぶりを見せてくれていただけに残念


交流重賞、白山大賞典ケイアイパープルが勝利
父パイロ、母アルヴェナ(母父Seeking the Gold)

今年2月の佐賀記念以来の重賞勝利となりました
本格化して以降は毎回掲示板に載る安定感のある馬ですが微妙な勝ちきれなさもあります
次走は12月の名古屋グランプリを予定しているらしく、今年から2100mに短縮されているのでこの馬向きですね


交流重賞、東京盃は1番人気レッドルゼルが勝利
父ロードカナロア、母フレンチノワール(母父フレンチデピュティ)【ラトロワンヌ系】

ドバイゴールデンシャヒーン2着以来のレースでしたがやはりこの距離では能力的に抜けていますね
JBCスプリントの連覇となる可能性は高そうです
サンデーの血も良い感じに遠く、種牡馬としてもちょっと面白そう


交流重賞、レディスプレリュードプリティーチャンスが重賞初勝利
父シンボリクリスエス、母フューチャサンデー(母父サンデーサイレンス)【ラトロワンヌ系】

4歳秋となり本格化の様相ですね
本番のJBCレディスクラシックでも侮れない一頭になりそうです
シンボリクリスエス産駒はコルテジア(2020年きさらぎ賞)以来の重賞勝利
産駒数も激減して今年中央で出走しているのは21頭だけです
母フューチャサンデーは2000年クイーンCを10番人気で勝利
サンデーサイレンス、リアルシャダイ、ノーザンテーストと社台が輸入した代々のリーディングサイアーが配合されている豪華な牝系
4代母オオミシャダイが1982年北九州記念を勝っており、40年以上日本に根付いている牝系ですが活躍馬はあまり多くありません

1番人気ショウナンナデシコがまさかの3着
かしわ記念での勝ちっぷりを見ても牝馬相手に負ける姿が浮かばないと思っていたのですが、どうしたんでしょうか
JBCレディスクラシックが一気に混戦模様となるかもしれません


海外競馬
フランスで凱旋門賞が行われました
日本からは4頭が参戦し、タイトルホルダー11着、ステイフーリッシュ14着、ディープボンド18着、ドウデュース19着という結果になりました
激しい雨の影響もあったのでしょうが、積極的な競馬を見せたタイトルホルダーの11着が日本馬再先着というのは何とも厳しい
勝ったAlpinistaはG1レース6勝を含む8連勝となりました
昨年の勝ち馬Torquator Tassoはドイツ馬でしたが、こちらもドイツG1を3勝と戦績だけ見るとまるでドイツ馬のようですね

フォレ賞には昨年に続いてディープインパクト産駒エントシャイデンが参戦して2年連続の3着と好走
日本ではオープン級のリステッドレースで惨敗する馬ですがよほどロンシャンの馬場が合っているのか

2022年9月26日までの競馬

2022-09-26 00:00:00 | 競馬
交流重賞、オーバルスプリントシャマルが勝利
父スマートファルコン、母ネイティヴコード(母父アグネスデジタル)

これで交流重賞3勝目
次は南部杯を予定しているらしくそこで好走できるようなら今後がますます楽しみになりますね
初のマイル戦に加えて、重賞3勝の全てが重馬場~不良馬場なので良馬場でパフォーマンスがどうなるか不安要素も多いですが頑張ってほしいです


神戸新聞杯ジャスティンパレスが勝利
父ディープインパクト、母パレスルーマー(母父Royal Anthem)

皐月賞・ダービーともに9着と春は結果が出ませんでしたが、今日のレースは強かったです
血統的にも距離はこなせそうですし、菊花賞でも好走が期待できます
母父Royal Anthemはヌレイエフ系で1999年の英インターナショナルSなどを勝ちましたが種牡馬としてはあまり結果が出ませんでした
日本では母パレスルーマーの子が5頭だけ走っていて、今年の阪神大賞典2着のアイアンバローズなどを輩出しています
半兄Palace Maliceは2013年ベルモントSなどの勝ち馬です

2着にヤマニンゼスト
この距離では勝ち馬と能力差を感じますが、阪神3000mなら逆転の可能性もある
典型的な夏の上がり馬ステイヤーという感じです


オールカマージェラルディーナが重賞初勝利
父モーリス、母ジェンティルドンナ(母父ディープインパクト)

昨年の西宮Sを勝って以降は物足りない競馬が続いていましたが、今日は母を彷彿とさせるような抜け出し方で見事に勝利
ただ次走のエリザベス女王杯でも今日と同じ走りができるかは分からず人気になると買いづらそうな馬です
モーリス産駒は今年重賞5勝目
ジャックドールもいますし秋競馬では昨年ピクシーナイトが勝ったスプリンターズS以来の勝利を目指します
母ジェンティルドンナは言わずと知れたG1を7勝した歴史的名牝ですが、子の重賞勝利は初めてとなります
牝馬三冠馬の子としてはアカイトリノムスメに続く2頭目の重賞馬です

2着にルーラーシップ産駒のロバートソンキー
昨年の神戸新聞杯(中京・芝2200m)でも14番人気ながら3着となっていてこの距離が合っているのかもしれません
祖母トウカイテネシーはトウカイテイオーの全妹となります

1番人気デアリングタクトは後方から伸び悩んで6着
今回は展開も向きませんでしたが正直この面子で掲示板を外してしまうのはちょっと残念

2022年9月20日までの競馬

2022-09-20 00:00:00 | 競馬
ローズSアートハウスが重賞初勝利
父スクリーンヒーロー、母パールコード(母父ヴィクトワールピサ)

好位から抜け出して見事に重賞勝利となりました
スクリーンヒーロー産駒は今年重賞3勝目
母父ヴィクトワールピサは今年の京成杯を勝ったオニャンコポン以来の重賞2勝目
母パールコードは2016年の秋華賞で2着となっており、母が勝てなかったレースに挑みます
近親には今年の交流重賞で2勝をあげているシャマルがいるものの、他に目立つ活躍馬はなし


セントライト記念ガイアフォースが勝利
父キタサンブラック、母ナターレ(母父クロフネ)

1勝クラス勝利からの2段階格上挑戦のような形でしたがその実力は確かなものでした
キタサンブラック産駒はイクイノックス(2021年東京スポーツ杯2歳S)以来の重賞2勝目
母父クロフネは先週の紫苑Sを勝ったスタニングローズに続く2週連続重賞勝利
血統をみると父キタサンブラックと母母父ダンスインザダークに対して、父母父サクラバクシンオーと母父クロフネという何とも難しい血統構成
阪神3000mが向いているかは怪しいところですが、面子的に天皇賞・秋よりは菊花賞の方がチャンスでしょうね
4代母ノーベンバーローズはエリザベスローズ(1993年セントウルS)を経て、フサイチゼノン(2000年弥生賞)、アグネスゴールド(2001年スプリングS)、リミットレスビッド(2006,2007年東京盃)を輩出している名牝です
母ナターレは地方重賞を複数勝っているので、本馬のダート適性も気になるところ

2着にディープインパクト産駒アスクビクターモア
ここまで8戦して皐月賞5着を除く7戦で3着以内に入っている堅実派
血統的には距離はこなせそうですが、半姉Qemahが欧州でマイルG1を勝っているのでスタミナ勝負になると厳しいかもしれません

2022年9月12日までの競馬

2022-09-12 00:00:00 | 競馬
紫苑Sスタニングローズが勝利
父キングカメハメハ、母ローザブランカ(母父クロフネ)

安定感のある走りを見せて接戦をものにしました
本番の秋華賞では牝馬三冠のかかるスターズオンアースに挑みます
薔薇一族としてもローズキングダム(2010年ジャパンC)以来のG1勝利の期待がかかります

2着にサウンドビバーチェ
惜しくも勝てませんでしたがトライアルとしては良い走りだったのではないでしょうか
本番でも同じ種牡馬の産駒では人気がない方が勝つことも多いので注目


セントウルSメイケイエールが危なげなく勝利
父ミッキーアイル、母シロインジャー(母父ハービンジャー)

4ヶ月ぶりのレースでも問題なく、夏を越してデビュー以来最大体重でしたが気性的にも成長しているのかもしれません
この勢いのままスプリンターズSも勝ってしまいそうです


京成杯AHファルコニアが重賞初勝利
父ディープインパクト、母カンビーナ(母父Hawk Wing)

オープンクラスでも安定した走りをしていましたがついに重賞勝利となりました
ディープインパクト産駒は今年重賞6勝目
リーディング1位はキープしているものの昨年までのような圧倒的な差はなく、やはり来年にはリーディング1位陥落となりそうです
母父Hawk WingはこれがJRA重賞初勝利
出走頭数自体が15頭と少ないですが勝ち上がり率やEIは高く優秀なブルードメアサイアーとしての一端を見せています
全兄のトーセンカンビーナは阪神大賞典2着など長距離で活躍していますが、本馬はマイルから中距離がベストか
母は2011年アメリカンオークスの勝ち馬ですが、それ以外の近親で目立った活躍馬はあまりいません

2022年9月5日までの競馬

2022-09-05 00:00:00 | 競馬
札幌2歳Sドゥーラが勝利
父ドゥラメンテ、母イシス(母父キングヘイロー)【リメンブランス系】

同コースの未勝利戦で強い勝ち方を見せたドゥーラが重賞初勝利となりました
ドゥラメンテ産駒はこれで3世代連続の重賞勝利と本当に早逝が惜しまれます
母父キングヘイローは相変わらず好調ですね
近親にはクリスマス(2013年函館2歳S)がいて、夏の函館・札幌開催に強い血統
他に目立つ活躍馬は遠縁にいるサウスヴィグラス(2003年JBCスプリント)など


小倉2歳Sロンドンプランが鋭い末脚を見せて勝利
父グレーターロンドン、母パッションローズ(母父アフリート)【フライバイナイト系】

蹄鉄の打ち直しから、スタートで大きな出遅れ、直線で他馬をまとめて差し切るというインパクトのある勝利になりました
グレーターロンドンは初年度産駒から重賞馬を輩出です
G3を勝ってこれからというタイミングで故障引退になり、良血も買われて種牡馬入りしましたがディープインパクト系種牡馬は思った以上に走りますね
母父アフリートなので芝で頭打ちになってもダート転向も面白そうです
近親はグレイスティアラ(2005年全日本2歳優駿)がいるものの、JRAの重賞馬はゼロ
ただ牝系としてはフライバイナイト系であり遠縁には世界的名馬が複数輩出されているので今後の活躍次第では十分種牡馬入りの可能性はあります


新潟記念カラテが勝利
父トゥザグローリー、母レディーノパンチ(母父フレンチデピュティ)

トップハンデ57.5kgでしたが、昨年の東京新聞杯に続く重賞2勝目となりました
最近はマイルを走ることが多かったですが、初の2000mも問題なかったので今後はローテ選択の幅が広がります
父がフェアリードール系で、母がロイヤルサッシュ系という日本有数の牝系配合なのでもし種牡馬入りできれば血統マニア的視点から面白そう
母父フレンチデピュティはこれが今年重賞3勝目で、ブルードメアサイアーランキングでも6位と好調

2022年8月29日までの競馬

2022-08-29 01:53:31 | 競馬
交流重賞、サマーチャンピオンシャマルが勝利
父スマートファルコン、母ネイティヴコード(母父アグネスデジタル)

東京スプリントに続く交流重賞2勝目です
初の1400mとなった前走のさきたま杯こそ3着でしたが、やはりマイルでも問題なさそう
ウマ娘配合としても人気が出そうで、どこかで大きいところを勝てれば種牡馬もワンチャン見えてくるかもしれません


キーンランドCヴェントヴォーヴェが重賞初勝利
父タートルボウル、母ランウェイスナップ(母父Distant View)

函館スプリントSにアイビスサマーダッシュと続けて人気上位での惨敗でしたがルメールに乗り代わって見事に重賞勝利
タートルボウル産駒はこれで通算重賞7勝目
社台繋養の種牡馬としては失敗のイメージでしたが、古馬になってから活躍する馬が多く意外と悪くない種牡馬ですね
母父Distant Viewはこれが重賞初勝利
Distant Viewの直子では2005年阪急杯などを勝ったキーンランドスワンがいますが日本とは馴染みが薄い種牡馬です
遠縁にテオレーマ(2021年JBCレディスクラシック)がいますが他に日本の重賞馬はなし
海外ではTeofilo(2006年デューハーストS)やポエティックフレア(2021年英2000ギニー)の他にも複数のG1馬が出ていて非常に優秀な牝系です


新潟2歳Sキタウイングが勝利
父ダノンバラード、母キタノリツメイ(母父アイルハヴアナザー)

1ヶ月前に重賞初勝利をあげたミルファームが再び重賞勝利と流れが来ていますね
ダノンバラード産駒はこれがJRA重賞初勝利
海外に売却された後、日本での産駒の活躍を受けて逆輸入するという珍しいパターンの成功例です
繁殖の質などを考えると勝ち上がり率も高いので今後活躍馬が増えそうですが、受胎率があまり良くなくて産駒頭数自体が少なめなのが残念
母父アイルハヴアナザーはこれが重賞初勝利
まだ繁殖入りしている牝馬が多くないので傾向などは掴みきれません
牝系は1926年に宮内庁下総御料牧場がイギリスから輸入した2頭の牝馬のうちの一頭である種道へと続く日本の在来牝系です
近親にはカネツクロス(1996年アメリカJCC)がいますが、令和の時代にこういう牝系から重賞馬が産まれるのは本当に面白い


海外競馬
フランスのG2、ドーヴィル大賞典に出走したステイフーリッシュは2着でした
5頭立てで一線級のいない面子なので好走とは言えないかもしれませんが、海外遠征でこれだけ安定した走りを見せているのは凄い
単純な能力値では日本のG1で勝ち負けできる馬ではないのでこういう馬は一か八かの海外遠征が合ってますね

2022年8月22日までの競馬

2022-08-22 00:00:00 | 競馬
交流重賞、クラスターCオーロラテソーロが重賞初勝利
父Malibu Moon、母For Passion(母父Not for Love)

ダート1200mのオープン級で安定した走りを見せていたオーロラテソーロが地方交流重賞に初出走初勝利となりました
ミスプロ3x3という血統から想像するとおりのダート短距離馬ですが、条件戦の勝ち上がりに苦労したためだいぶレースを使い込んでいます
血統的にもここから成長する感じはしないので今年いっぱいでどこまでやれるかというところ
母はかなり地味な血統であり、近親にも目立つ活躍馬は多くありません


北九州記念は5歳牝馬ボンボヤージが勝利
父ロードカナロア、母ディープインアスク(母父ディープインパクト)

単勝万馬券の16番人気ボンボヤージがまさかの大駆け
昨年夏にオープンに昇級後は10着、12着、11着、8着、11着、10着、13着という成績ですから人気がないのも当然
鞍上の川須は2015年の関屋記念以来の7年ぶりJRA重賞勝利(交流重賞は今年の東京スプリントを勝っています)
デビュー2年目には91勝をあげ、翌年には重賞3勝するなど若手のホープとして期待されましたがその後伸び悩んでいました
今年は先週時点で6勝ですが、まだ30歳と若いですからここから再び勢いに乗りたい

全兄ファンタジストは2018年に京王杯2歳Sと小倉2歳Sを勝利
近親には他にJRA重賞勝ち馬はいませんが、Midshipman(2008年BCジュヴェナイル)、Frosted(2015年ウッドメモリアルS)など海外G1馬が複数出ています


札幌記念ジャックドールが勝利
父モーリス、母ラヴァリーノ(母父Unbridled's Song)

逃げにこだわらずに番手で競馬をして勝ち切れたのは大きい
これで秋の天皇賞が楽しみになりましたが、ここまで11戦して全て2000mのレースなので香港Cでの父子制覇も見たいですね
モーリス産駒の重賞勝利はこれで8勝目ですが、2000m超えの重賞勝利はジャックドールのみ
シャトル種牡馬としてオーストラリアで大成功しているので、さらにグラスワンダーやメジロの血が世界へ広がっていくのが本当に楽しみ
コントレイルと同じ母父Unbridled's Songなので現役引退後も期待できそうです

2着にパンサラッサ
逃げてしぶとさを見せましたが僅かな差で勝利を逃しました
天皇賞・秋でのジャックドールとの再戦も楽しみですが、もしかすると1800mがベストな可能性もあるのでローテ選択は悩ましい

パンサラッサと同率で1番人気だったソダシは5着
G1馬グローリーヴェイズとはクビ差ですし、悪くない走りはしていますがやはりマイルがベストという印象

2022年8月15日までの競馬

2022-08-15 00:00:00 | 競馬
交流重賞、ブリーダーズゴールドCグランブリッジが勝利
父シニスターミニスター、母ディレットリーチェ(母父ダイワメジャー)【ビューチフルドリーマー系】

出走馬の中で唯一の重賞馬であるグランブリッジが前走の関東オークスに続く重賞連勝
3歳牝馬ということもあってか3番人気でしたが、牝馬ダート路線では今後要注目の一頭になりそうです
ビューチフルドリーマー系は細々と重賞馬を輩出していますが、久しぶりのG1馬誕生を見たいですね


小倉記念マリアエレーナが重賞初勝利
父クロフネ、母テンダリーヴォイス(母父キングカメハメハ)

牝馬限定のレースで安定した走りを見せていましたが、牡馬を相手に圧勝はお見事
父も母も母父も金子真人所有馬という金子血統で、母テンダリーヴォイスはワグネリアンの全姉にあたります
血統的にはどうしても似た血統の繁殖牝馬が多そうで次に何をつけるのか気になります


関屋記念ウインカーネリアンが重賞初勝利
父スクリーンヒーロー、母コスモクリスタル(母父マイネルラヴ)

スクリーンヒーロー産駒は今年重賞2勝目
モーリスなどの活躍をうけて大幅に増額された種付料に見合った結果が残せているかは微妙なところですが、社台繋養ではない種牡馬の中では成功している方です
本馬は皐月賞で17番人気ながら4着に入るなどの活躍を見せていましたが5歳夏にしてついに重賞勝利です
マイルで安定した走りをするようになっているので秋以降にも期待ができます
母父マイネルラヴはバイオスパーク(2020年福島記念)以来の重賞7勝目
地味ではありますが出走頭数などを考えるとブルードメアサイアーとしても悪くない結果が出ています
祖母クリスチャンネームはハイペリオン系Cadeaux Genereuxの産駒で、1995年の函館3歳Sで3着に入っています
牝系は日本とは馴染みの薄い欧州血統ですが、母父マイネルラヴも含めてうまくスピードが補完されているのかもしれません

2022年8月8日までの競馬

2022-08-08 00:00:00 | 競馬
エルムSフルデプスリーダーが重賞初勝利
父ヘニーヒューズ、母ファーストチェア(母父ジャングルポケット)

ヘニーヒューズ産駒は今年重賞初勝利
母父ジャングルポケットはミッキースワロー(2020年日経賞)以来の重賞勝利
祖母マイケイティーズはアドマイヤムーンの母として有名
4代母Katiesからはヒシアマゾン、スリープレスナイト、エフフォーリアといったG1馬が出ており日本と相性が良い牝系

2着に4歳牝馬ウェルドーン
貴重なエスサーディー牝系の重賞馬で血統ファンにはたまらない一頭
牡馬相手に差のない競馬をしており牝馬限定の交流重賞路線で注目したい
今回は、前走マリーンC組&ヘニーヒューズ産駒のワンツーフィニッシュでした


レパードSカフジオクタゴンが勝利
父モーリス、母メジロマリアン(母父メジロベイリー)

鞍上の香港のホー騎手はJRA重賞初勝利
父モーリスは1957年産まれのメジロクインへ繋がるメジロが繋いできた血の結晶
母メジロマリアンも父メジロベイリーに母父メジロマックイーンという「これぞメジロ血統」という本馬です
モーリス産駒は重賞7勝目にしてダート重賞は初勝利
母父メジロベイリーはこれが重賞初勝利
種牡馬としても成功しなかったため繁殖入りしている牝馬自体が多くはないため、ブルードメアサイアーとして14頭デビューで7頭勝ち上がり、うち1頭が重賞勝利というのは中々に優秀
サンデーサイレンス4x3に加えてSadler's Wells4x4もあり、ダート向きなイメージは血統からはしませんね
メジロ牝系ではあるものの、近親にはJRA重賞勝ち馬が一頭もいません