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三十路オタの個人メモ

アニメ、ゲーム、競馬など

2023年3月2日までの競馬

2023-03-02 00:33:15 | 競馬
阪急杯アグリが勝利
父カラヴァッジオ、母オールドタイムワルツ(母父War Front)

条件戦から4連勝で一気に重賞勝利となりました
特に2勝クラスからは阪神芝1400mで3連勝となっていて得意コースです
カラヴァッジオは日本軽種馬協会が購入して今年から日本で種付け開始となります
最高のタイミングで父の宣伝をすることができました
祖父ヨハネスブルグ、曽祖父ヘネシーと代々日本に輸入されて結果を残しているので安心感もあります
サンデーフリーな血統構成でこのまま活躍を続けて種牡馬入りも期待したいですね
近親には日本の重賞馬はいません
Together(2011年クイーンエリザベスⅡ世チャレンジカップS)が目立つ程度の地味な牝系です

2着にキズナ産駒のダディーズビビット
近親にエフフォーリアがいる血統ですが、こちらも芝1400m巧者


中山記念ヒシイグアスが復活勝利
父ハーツクライ、母ラリズ(母父Bernstein)

一昨年の中山記念を勝ったあとはG1でも好走を続けていましたが、昨年の宝塚記念後に熱中症で重症となるなどしていたようです
それ以来のレースということもあって5番人気でしたがやはり能力はG1級
もう7歳ですがどこかでG1を勝つチャンスは来るでしょうか…

2着にモーリス産駒のラーグルフ
2歳戦で活躍しながらも3歳は不振に終わった馬が古馬になって一段と成長して強くなるパターンですね
充実期の今ならG1でも好走が期待できそうです


交流重賞、エンプレス杯グランブリッジが勝利
父シニスターミニスター、母ディレットリーチェ(母父ダイワメジャー)【ビューチフルドリーマー系】

抜群の安定感ある走りで完勝
2着ヴァレーデラルナ、3着テリオスベルを含めた3頭が今年のダート牝馬路線の中心です


海外競馬
サウジカップデーで日本馬がメインレースを含む3勝の快挙達成です
まず、1351ターフスプリントではバスラットレオンが昨年ドバイで勝ったゴドルフィンマイル以来の勝利
海外の芝ダート重賞を両方勝利となりました
ドバイやサウジは要求される適正が似ているのか、どちらかで結果を出すともう一方でも好走することが多いですね
日本ではG3でも勝ち切れない馬でも海外だとあっさり勝ててしまうということも本当に多い

レッドシーターフHシルヴァーソニックが勝利
これでステイヤーズSに続く連勝となりました
G3という扱いですが1着賞金が日本円で2億円近いレースなので長距離馬は来年以降もどんどん遠征してほしいですね

サウジダービーはデルマソトガケが3着、リヤドダートスプリントは福永祐一騎乗のリメイクが3着とそれぞれ日本馬最先着
福永はこれがラストランとなり、騎手引退となりますがメインレースに乗らないのであれば日本で最後の姿を見たかった気もします

そして、メインレースのサウジカップです
楽に逃げれたパンサラッサがまさかまさかの逃げ切り勝ち
日本調教馬による初のサウジカップ制覇となりました
ドバイワールドカップは2011年にヴィクトワールピサが勝っていますがあの時の馬場はオールウェザーですし、2021年のBCディスタフ(マルシュロレーヌ)は牝馬限定戦
王道距離の世界のダートG1を初めて制すのが日本でダートを走ったことがないパンサラッサというのが興味深い
もちろん馬場適性、海外遠征適正などもありますが日本の芝の大舞台で好走できるスピードというのは今や世界トップレベルなんでしょう
2着にはアメリカのCountry Grammer(2022年ドバイワールドカップ)が入っていますから日本馬だけに有利なレースだったというわけでもないですしね
それでいて3着カフェファラオ、4着ジオグリフ、5着クラウンプライド、7着ジュンライトボルトと上位を日本馬が独占ですから本当に凄い
自分が競馬を見始めた時期はまだ日本馬が海外G1初勝利を上げる前だったので、そこから25年あまりでここまでレベルが上がったんだなぁ、と感慨深いです

2023年2月20日までの競馬

2023-02-20 00:00:00 | 競馬
京都牝馬特別ララクリスティーヌが重賞初勝利
父ミッキーアイル、母スーパーマダム(母父タニノギムレット)【パラフィンラス系】

昨夏から完全に覚醒という感じで今ならヴィクトリアマイルでも良い勝負をしそうです
12戦して掲示板を外したのが3歳春のフィリーズレビューだけですから安定感も抜群
ミッキーアイルは地味に優秀ですが距離がマイルまでの種牡馬はロードカナロアをはじめとしてライバルが多い
母父タニノギムレットは重賞10勝目と思ったよりも活躍馬が多いですが、勝ち上がり率やEIは平凡
3代母エリンバードからはエリンコート(2011年オークス)をはじめとして活躍馬が複数出ています

2着にスクリーンヒーロー産駒のウインシャーロット
重賞初出走でこの走りならすぐに勝つチャンスは巡ってくるはず
近親にクロノジェネシスなどがいる注目の牝系


ダイヤモンドSミクソロジーが重賞初勝利
父オルフェーヴル、母スターエンジェル(母父アフリート)

定番ステップレース感のある万葉Sからの連勝となりました
様々なタイプの産駒を出すオルフェーヴルですが、やはりステイヤーも多い
近親にはゴールデンジャック(1994年4歳牝馬特別)やミツバ(2019年川崎記念)がいる血統
タイトルホルダーが相手となると天皇賞・春では厳しそうですが今後も長く活躍しそうです


小倉大賞典ヒンドゥタイムズが重賞初勝利
父ハービンジャー、母マハーバーラタ(母父ディープインパクト)

カテドラルの猛追をハナ差凌ぎきって勝利
ハービンジャー産駒は今年重賞2勝目と好調ですが、ブラストワンピースらが活躍したキャリアハイの2018年を超えることができるでしょうか
母父ディープインパクトは今年重賞初勝利ですが、現時点でブルードメアサイアーリーディングとなっています


フェブラリーSレモンポップが勝利
父Lemon Drop Kid、母Unreachable(母父Giant's Causeway)【フライバイナイト系】

根岸Sに続く勝利で一気にG1馬へと上り詰めました
武蔵野Sでの敗戦から1400m向きなのかと思いましたがマイルも問題ありませんでした
今年のダートマイル路線の主役になるかもしれません
Lemon Drop Kid産駒、母父Giant's CausewayともにG1初勝利
このスピードがあれば芝で走れる産駒も出しそうで、今回の勝利で種牡馬入りは確定でしょうが本当に楽しみ

2着にレッドルゼル
こちらも1400m以下が得意なタイプですが今年は上手く乗りました
今年こそ2年連続2着となっているドバイゴールデンシャヒーンを勝ちたいですね

2023年2月13日までの競馬

2023-02-13 00:00:00 | 競馬
クイーンCハーパーが勝利
父ハーツクライ、母セレスタ(母父Jump Start)

ハーツクライ産駒の3歳世代での重賞勝利1番乗りです
リーディングサイアーランキング上位常連ながらどうしてもディープインパクトの影に隠れがちでしたが、今年はキャリアハイも狙えるかもしれません
母父Jump Startは重賞初勝利
半姉にヴァレーデラルナ(2022年JBCレディスクラシック)がいる血統
南米で活躍馬を多く輩出している牝系です

2着ドゥアイズは直線で不利もあったので力負けという感じではないものの勝ち切れない
とはいえここで賞金を加算できたことは良かった


京都記念ドウデュースが勝利
父ハーツクライ、母ダンストアンドダイヤモンズ(母父Vindication)【ストレンキス系】

横綱相撲で圧勝でした
昨秋のフランス遠征では結果を残せませんでしたが、日本ダービーでイクイノックスを封じた末脚はワクワクします
今年はどこを目標にするのか分かりませんが個人的にはもう一度凱旋門賞にチャレンジするのもありかなとは思います

2着にマテンロウレオが入ってハーツクライ産駒のワンツーフィニッシュ

2番人気エフフォーリアはゴール手前で鞍上が下馬して競走中止となりましたが、心房細動と発表されました
レース展開はこの馬向きでしたがアクシデントではしょうがない
とはいえこれでローテーション選択が難しくなったかもしれません


共同通信杯ファントムシーフが勝利
父ハービンジャー、母ルパン2(母父Medaglia d'Oro)

ホープフルSでは2番人気4着でしたがここは見事に勝利
ハービンジャー産駒は昨年チューリップ賞を勝ったナミュール以来の重賞勝利
古馬になってからの成長力が期待されるハービンジャー産駒ですが、思った以上に3歳での重賞勝利が多く完成が早い
今の日本でサンデーサイレンスの血を含まない馬が重賞を勝ってクラシック候補となるのは本当に凄い
この馬の配合は血統ファンからするとめちゃくちゃ面白いです
デインヒル3x3とHasiliとArriveの全姉妹3x3なので、実質DansiliとPromising Leadの全兄妹2x2という強烈なクロスです
谷川牧場としてはかなり冒険的な配合だと思いますがこれが成功するのが競馬の、血統の面白さ

2着にドゥラメンテ産駒のタッチウッド
新馬戦勝利からの2戦目でこのレースが出来るならクラシックでも一発が期待されます
ミスプロ系xミスプロ系という配合は日本だと意外とそこまで多くないですが、そこにサンデーの3x4も加わって興味深い血統構成です

2023年2月10日までの競馬

2023-02-10 22:47:35 | 競馬
きさらぎ賞フリームファクシが3連勝で重賞初勝利
父ルーラーシップ、母ライツェント(母父スペシャルウィーク)

1番人気にこたえました
ルーラーシップ産駒は昨年末の朝日杯フューチュリティSでドルチェモアがキセキ(2017年菊花賞)以来のG1勝利をあげるなどして波が来ています
一時期はこのまま活躍馬も減っていくかと思いましたが、やはり産駒が芝の中距離路線で結果を出せるのは大きい
エアグルーヴ牝系ということもあって今後も種牡馬としては一定の人気を保つかもしれません
フリームファクシはディアドラの半弟で近親にロジユニヴァース(2009年日本ダービー)、ソングライン(2022年安田記念)がいる血統
祖母ソニンクから広がる牝系は非常に優秀です

2着にディープインパクト産駒のオープンファイア
日本で出走しているラストクロップは4頭しかおらず、その中からシンザン記念1着のライトクオンタムに続いて重賞連対馬を輩出
改めてディープインパクトという種牡馬の凄さを実感します
海外では既にこの世代からG1馬が出ていますが、日本のG1を勝つ馬が出る可能性も十分ですね


東京新聞杯ウインカーネリアンが勝利
父スクリーンヒーロー、母コスモクリスタル(母父マイネルラヴ)

昨年の関屋記念以来の勝利
皐月賞4着など早い時期から素質は見せていましたが5歳夏に重賞初勝利という遅咲き派です
G1で勝ち負けできるかどうかは分かりませんが、展開が向けば意外とやれそう


交流重賞、佐賀記念バーデンヴァイラーが勝利
父ドゥラメンテ、母ヴィートマルシェ(母父フレンチデピュティ)

昨年のマーキュリーC以来の重賞2勝目となりました
チャンピオンズCの14着はまだしも、アンタレスSとシリウスSで15着とあまり安定感はないイメージ
ただこれで交流重賞は2戦して負けなしなので条件に左右されるタイプなのかもしれません
鞍上の福永はこれがラスト交流重賞を見事に勝利で飾りました

2023年2月1日までの競馬

2023-02-02 00:00:00 | 競馬
シルクロードSナムラクレアが勝利
父ミッキーアイル、母サンクイーン2(母父Storm Cat)【フライバイナイト系】

これで3年連続重賞勝利となりました
地味に安定感抜群でこれまで11戦して一度も掲示板を外していません
桜花賞3着などもあってG1でもワンチャンある実力馬です


根岸Sレモンポップが重賞初勝利
父Lemon Drop Kid、母Unreachable(母父Giant's Causeway)【フライバイナイト系】

東京ダート1400mという得意の舞台では負けられないレモンポップが完勝
ただやはりマイル以上でどうだろうかということもあって日本ではJBCスプリントくらいしか目標とするレースがないのが勿体ない
Lemon Drop Kid産駒は重賞初勝利
日本で走っている産駒が少ないですが中央で24勝中23勝がダートという完全特化型です
キングマンボの系統はキングカメハメハをはじめとして日本の芝適正も高い馬が多いのでちょっと意外な事実
母父Giant's Causewayは勝ち上がり率は高いもののG3勝ち馬が4頭のみと大物が出ていません
牝系はノーザンダンサーやデインヒルといった歴史的種牡馬を複数輩出している超名牝系
血統的にも種牡馬入りの可能性は高そうなのでどこかでG1を勝つチャンスがあるといいですね


交流重賞、川崎記念ウシュバテソーロが勝利
父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ(母父キングカメハメハ)【アフェクション系】

東京大賞典に続く勝利で一気にダート中距離路線の主役へと躍り出ました
マイルを一度も走ったことがありませんがオルフェーヴルxキングカメハメハなら距離は何とかなるかもしれない
充実期の今、ドバイ遠征というのも面白そう

2着に一昨年の最優秀ダートホースのテーオーケインズ
こちらもオープン入りしてからは一度もマイルを走っていませんが今後のローテが気になるところ

2023年1月26日までの競馬

2023-01-26 00:00:00 | 競馬
東海Sプロミストウォリアが重賞初勝利
父マジェスティックウォリアー、母プロミストスパーク(母父フジキセキ)

昨年10月に1勝クラスで勝利してから4連勝で一気に重賞制覇です
マジェスティックウォリアーはほぼダート特化ですが距離はマイル以上欲しいタイプ
母父フジキセキはこれが重賞14勝目とイメージよりも重賞勝ち馬は少ない
ブルードメアサイアーランキングで安定してTOP10内にいますが大物が出ない
近親にはディクターランド(1987年函館3歳S)が唯一の重賞馬で、実に牝系として35年ぶりのJRA重賞勝利
6歳馬ですがキャリア7戦目とまだ成長の余地もありそうで今年のダート中距離路線で注目の一頭となるかもしれません

2着にハギノアレグリアス
カラ馬の影響などもありましたが勝ち馬には完敗だったように見えました
安定感がありますがあと一歩を繰り返してるうちに重賞勝利のチャンスを逃すこともありえそう


アメリカJCCノースブリッジが勝利
父モーリス、母アメージングムーン(母父アドマイヤムーン)

岩田騎手の好騎乗もあり昨年のエプソムC以来の重賞勝利
2歳時に新馬と1勝クラスを連勝するような早熟性もありながら古馬になっての成長力も見込めるのがモーリス産駒の最大の魅力ですね
母父アドマイヤムーンのJRA重賞馬は今のところ本馬のみ
産駒数が少ないわけではないので母父としては微妙な成績です
父としてもハクサンムーンなどの初年度と、ファインニードルなどの5年目産駒は結果を残していますがそれ以外の世代がイマイチ
特に現4歳世代は中央で75頭がデビューして勝ち上がりがたった7頭だけで、2勝目をあげた馬はまさかのゼロという目を覆いたくなるような有様
この状態ですとアドマイヤムーンの名前はそう遠くないうちに牝系からも姿を消すことになってしまうかもしれません


交流重賞、TCK女王盃グランブリッジが勝利
父シニスターミニスター、母ディレットリーチェ(母父ダイワメジャー)【ビューチフルドリーマー系】

7頭立てで1着から7着までが人気通りに入線という珍しい結果になりました
それにしても地方馬が2頭しか出走していないのは寂しいですね
昨年のJBCレディスクラシックこそ2着でしたが交流重賞で5連続連対と安定感は抜群
今年も牝馬ダート路線の中心になりそうです

2着にヴァレーデラルナ
こちらも2021年の2歳未勝利戦から10連続連対と安定感のある走り

2023年1月18日までの競馬

2023-01-18 22:15:44 | 競馬
愛知杯アートハウスが勝利
父スクリーンヒーロー、母パールコード(母父ヴィクトワールピサ)

ローズS以来の重賞2勝目です
流石に秋華賞5着馬はこのメンバーの中ではレベルが違いますね
祖母マジックコードはカナダの重賞馬で、昨年は孫のアートハウスとひ孫のシャマルが活躍
今後も注目の牝系です


日経新春杯ヴェルトライゼンデが勝利
父ドリームジャーニー、母マンデラ(母父Acatenango)

怪我などもあってなかなか順調に使えませんが、前走のジャパンC3着も含めて想像以上に強い
菊花賞7着ですが天皇賞・春に出走しても面白そう
ドリームジャーニー産駒で種牡馬需要は微妙ですが母系は良いですし、祖父ステイゴールドのように一発逆転の夢を見れるかも
どこかでG1を勝てるチャンスがあれば良いですね


京成杯ソールオリエンスが勝利
父キタサンブラック、母スキア(母父Motivator)

非常に強い勝ち方で一躍クラシック候補の一頭に躍り出ました
キタサンブラックは今のところ自分の予想を大きく上回る結果を出しています
母父Motivatorはヴァンドギャルド(2020年富士S)とタイトルホルダーに続く3頭目の重賞馬を輩出
JRAでデビューしている産駒が13頭しかいないのでEIが6.93と異常な数値になっています
種牡馬としてのMotivatorは凱旋門賞連覇のTreve以外にはオペラ賞勝ち馬を輩出しただけですが母父としては日本にもマッチしていそう
半兄に前述のヴァンドギャルドがいる血統で、近親にはLove(2021年プリンスオブウェールズSなど欧州でG1レース5勝)などの名馬がいます

2着にイスラボニータ産駒のオメガリッチマン
9頭立て9番人気で大波乱を演出しました

1番人気セブンマジシャンは大きな不利もあって3着
能力は高そうですが、クラシックを見据えるとここで賞金を加算できなかったのは致命傷にもなりえます

2023年1月10日までの競馬

2023-01-10 22:05:15 | 競馬
JRA賞が発表されました
年末の自分の予想はほぼドンピシャ
ただソングラインが思ったよりも票が伸びずに最優秀短距離馬が過半数超えでセリフォスに決まったのは少し予想外でした
来年から最優秀スプリンターと最優秀マイラーに分けるらしいので、実装が1年早ければナランフレグも受賞できたんですけどね
オジュウチョウサンはニシノデイジーとの1票差を制して受賞は本当に凄い


中山金杯ラーグルフが重賞初勝利
父モーリス、母アバンドーネ(母父ファルブラヴ)

ホープフルSで3着に入るなど早い時期から好走していましたが4歳になり初重賞勝利
モーリス産駒の成長力はやはりすごい
2000m前後でしか走っていませんが血統的にマイルでも面白そう
母父ファルブラヴはステルヴィオが勝った2018年マイルCS以来の重賞勝利
ブルードメアサイアーとしては産駒数のわりに頑張っている印象でしたがこれが4頭目の重賞馬です(うち2頭がG1馬のステルヴィオとハープスター)
4代母アンブロジンからはノーリーズン(2002年皐月賞)、ワンアンドオンリー(2014年日本ダービー)と2頭のクラシックホースを輩出されています
Sadler's WellsとFairy Kingの全兄弟4x3のクロスが特徴的ですが、そこにサンデーサイレンス4x4、Roberto5x5も加えて非常に面白い配合

2着に6歳牝馬のクリノプレミアム
これまでマイル前後のレースを使われていて前走のエリザベス女王杯が初の2000m超えでした
オルフェーヴル産駒なので距離にこだわる必要はあまりないのかもしれませんね


京都金杯イルーシヴパンサーが勝利
父ハーツクライ、母イルーシヴキャット(母父キングカメハメハ)

昨年の東京新聞杯以来の勝利
安田記念で1番人気になっているように能力はG1級
今年は目標を大きいところに絞って調整できれば面白い


シンザン記念ライトクオンタムが勝利
父ディープインパクト、母イルミナント(母父Quality Road)

日本には6頭しかいないディープインパクトのラストクロップからあっさり重賞馬が誕生
希少性を考えると安すぎる気もする1口125万(40口)で総額5000万のクラブ馬です
牝馬なので繁殖入り後も含めて先々まで楽しませてくれそうです
鞍上の武豊はJRA重賞350勝目で、37年連続で重賞勝利だそうでレジェンドオブレジェンド
母父Quality Roadは日本にはあまり馴染みがありませんが、アメリカでG1レース4勝しているゴーンウエスト系の種牡馬です
昨年のサウジCの勝ち馬Emblem Roadなど多数のG1馬を輩出して大成功しています


フェアリーSは11番人気キタウイングが勝利
父ダノンバラード、母キタノリツメイ(母父アイルハヴアナザー)

2歳夏に一瞬だけ輝いて消える早熟馬かと思いきやそうではなかった
流石にクラシックでは厳しいと思いますが、意外な好走もあるかもしれません

2着メイクアスナッチはルーラーシップxディープインパクトという血統
キセキとドルチェモアというルーラーシップ産駒のG1馬が2頭とも母父ディープインパクトであり、クラシックでは勝ち馬よりもこちらの方が魅力的

2022年主要国のG1勝ち馬の父系まとめ

2023-01-01 00:00:00 | 競馬
2022年日本G1勝ち馬の父系まとめ(G1:24個)
ヘイルトゥリーズン9
 サンデーサイレンス8(ディープインパクト系3、キタサンブラック2、ハーツクライ1、ダイワメジャー1、ゴールドアリュール1)
 ロベルト1

ノーザンダンサー3
 ストームキャット1
 デピュティミニスター1
 エルプラド1

ミスプロ12
 キングマンボ11(キングカメハメハ系10、エイシンフラッシュ1)
 ファピアノ1

ここまでサンデー直系のG1勝利が少ないのは初めてかもしれません
逆にキングカメハメハがドゥラメンテの活躍によって大躍進
ナスルーラを含むマイナー父系はG1馬ゼロと寂しい結果です
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2022年アメリカG1勝ち馬の父系まとめ(G1:101個)
ノーザンダンサー34
 ダンジグ4(ダンジグ2、デインヒル2)
 ストームキャット14(ストームキャット12、ジャイアンツコーズウェイ2)
 サドラーズウェルズ11(サドラーズウェルズ2、エルプラド3、ガリレオ6)
 デピュティミニスター4
 ノーザンダンサー1

ミスプロ47
 ミスプロ15、ファピアノ17、ゴーンウエスト5、ドバウィ4、フォーティナイナー6

ナスルーラ17
 エーピーインディ10
 カロ3
 ブラッシンググルーム4

その他3
 ヘイロー1
 レイズアネイティヴ1
 サンデーサイレンス1

ガリレオ系がかなり増えましたが欧州からの遠征での勝利が多い
ファピアノ系を中心にミスプロ系がかなり増えており、マイナー父系は完全に沈黙状態
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2022年英仏愛G1勝ち馬の父系まとめ(G1:77個)
ノーザンダンサー62
 サドラーズウェルズ2
 ガリレオ23
 エルプラド1
 ダンジグ1
 グリーンデザート13
 デインヒル6
 ヌレイエフ2
 トライマイベスト4
 ストームキャット5
 ジャイアンツコーズウェイ4
 ノーザンダンサー1

ミスプロ13
 ドバウィ11
 ゴーンウエスト1
 ファピアノ1

ナスルーラ0

その他2
 サンデーサイレンス1
 ブランドフォード1

欧州はガリレオ系とグリーンデザート系、ドバウィ系以外はマイナー父系になりつつあります
ナスルーラ系はついにG1馬ゼロですが、ブランドフォード系から久しぶりにG1馬が誕生

2022年12月30日までの競馬

2022-12-30 00:00:00 | 競馬
イクイノックスが有馬記念を勝ったことで最優秀3歳牡馬と年度代表馬はほぼ確定か
一応残りも予想してみます
最優秀2歳牡馬 ドルチェモア
最優秀2歳牝馬 リバティアイランド
最優秀3歳牝馬 スターズオンアース
最優秀4歳以上牡馬 タイトルホルダー
最優秀4歳以上牝馬 ジェラルディーナ
最優秀短距離馬 セリフォス・ソングライン
最優秀ダートホース カフェファラオ
最優秀障害馬 オジュウチョウサン・ニシノデイジー

短距離はスプリントと古馬マイルのG1の勝ち馬が全て違うのでめちゃくちゃ票が割れそう
ヴィクトリアマイルのソダシも票が入るかもしれません
障害はどっちが選ばれてもおかしくないですがやはりオジュウチョウサンの方が有利そう


阪神Cダイアトニックが勝利
父ロードカナロア、母トゥハーモニー(母父サンデーサイレンス)【フライバイナイト系】

1~3着までが芝1400mの重賞勝ち馬という非常にわかりやすい結果
その中でもダイアトニックは1400m戦では重賞4勝で8-1-1-0で複勝率100%というスペシャリストです
まだ走れそうですがこれで引退となり、来年からは豪州で種牡馬入りするそうです

2着にグレナディアガーズ
こちらも芝1400m戦は2-3-0-0で連対率100%


有馬記念イクイノックスが勝利
父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母父キングヘイロー)

馬なりでまくっていく姿は能力の違いを感じさせ、その勝ち方は絶対王者の誕生という感じでした
ただただ強かったですが、ここまでの戦績的には昨年のエフフォーリアの方が上なので来年イクイノックスがどういうレースを見せてくれるか楽しみです
キタサンブラックは初年度産駒からいきなり大当たりで種牡馬として大成功する可能性も出てきました
母父キングヘイローも本当に優秀で、重賞勝利数こそ昨年より減りましたがブルードメアサイアーランキングで初のTOP10入りを果たしました
来年はサウジへの遠征といった話も出ているようですが本当に実現するようなら面白い

2着にボルドグフーシュで福永騎手の有馬記念制覇はならず
重賞で3着、3着、2着、2着と勝ちきれないですが来年の天皇賞・春では有力候補の一頭ですね

3着にジェラルディーナ
勢いに乗っていましたが流石に1・2着馬とは実力差を感じる結果
とはいえ、距離もこなせそうですし来年は混合G1を勝つチャンスは十分

5着に昨年の年度代表馬エフフォーリア
今年の3戦の中では一番良い走りでしたが、1年前と比べてしまうと…
2歳戦を除いて今年のエピファネイア産駒はイマイチでしたが、単純に早熟早枯れと決めつけてしまっていいのかはまだ何とも言えない

2番人気タイトルホルダーはずるずると下がってしまい9着
やはり凱旋門賞の影響が少なからずあったのかもしれません
残念ですが来年復活することを期待します


ホープフルSは14番人気ドゥラエレーデが勝利
父ドゥラメンテ、母マルケッサ(母父オルフェーヴル)

2着に7番人気、3着に6番人気と馬券的には超大荒れになりました
ドゥラメンテ産駒は阪神ジュベナイルFのリバティアイランドに続く2歳G1の勝利
もし存命であれば間違いなく数年後のリーディングサイアー候補となったでしょう
馬主のスリーエイチレーシングは先日の朝日杯フューチュリティSをドルチェモアで勝ってG1初勝利からまさかの2歳G1連勝です
ドゥラエレーデはダートの未勝利戦を勝って前走の東京スポーツ杯2歳Sで4着ですから芝未勝利馬による芝G1制覇になります
母父オルフェーヴルがこれが重賞初勝利
JRAで走っているのが10頭だけで、しかも実質的には今年ブルードメアサイアーとしてデビューですからいきなりG1馬輩出はすごい
父としては当たり外れの大きい印象ですが、母父としては堅実に成功しそうです
母マルケッサはサトノダイヤモンドの半妹となります

2着にデクラレーションオブウォー産駒のトップナイフ
ゴール直後には勝ったかなと思いましたが残念ながらギリギリ差し切られての2着
生産の杵臼牧場にとってはテイエムオペラオー以来のG1勝利まであと一歩でした
血統も3代母ワンスウエドがテイエムオペラオーの母ですからこの血統から活躍馬が出るのは熱い


交流重賞、東京大賞典ウシュバテソーロが勝利
父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ(母父キングカメハメハ)【アフェクション系】

リステッドレースとオープン特別レースを連勝からの重賞初出走でまさかのG1勝利となりました
今年の春先までは芝の3勝クラスでイマイチの走りを続けていたのに、ダート転向後5戦目で一気に頂点まで上り詰めました
オルフェーヴル産駒はやはりダートの方が良さそうな感じでそうなると350万という種付料はちょっと割高感があるんですよね
面白い種牡馬だと思うのですがクラシック三冠という看板を持つ種牡馬に求められるのはやはりクラシックレースでの活躍馬なわけで難しい
近親には目立った活躍馬はいないものの、遠縁にはエリモシューテングを祖とするエリモシック(1997年エリザベス女王杯)、エリモダンディー(1998年日経新春杯)、リディル(2011年スワンS)、クラレント(2011年デイリー杯2歳S)など活躍馬多数

2着にノットゥルノ
日本テレビ盃、チャンピオンズCとイマイチだったので古馬相手は厳しいかと思いきや、まさかのここで好走
やはり3歳世代はレベルが高いのか

3着にメイショウハリオ
帝王賞こそ勝っていますが2000m未満の方が良さそう
オープン級になってからはマイル戦を一度も使っていませんが一度試してみるのも面白そう