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三十路オタの個人メモ

アニメ、ゲーム、競馬など

2022年12月22日までの競馬

2022-12-22 00:00:00 | 競馬
交流重賞、全日本2歳優駿デルマソトガケが勝利
父マインドユアビスケッツ、母アムールポエジー(母父ネオユニヴァース)

未勝利戦から3連勝で一気にG1勝利となりました
マインドユアビスケッツ産駒は初年度から好調で、やはりダートの結果は素晴らしい
1年早く産駒が走っているドレフォンは重賞勝ちがジオグリフのみと伸び悩んでいます
母アムールポエジーも未勝利戦から3連勝で関東オークスを勝ちましたが、その後は一度も3着以内に入ることなく引退となりました
本馬は来年どういう走りを見せてくれるでしょうか
あまり目立たない牝系ですが、ミリオンディスク(2009年カペラS)やワイドファラオ(2020年かしわ記念)が出ています


ターコイズSミスニューヨークが連覇達成
父キングズベスト、母マンハッタンミート(母父マンハッタンカフェ)

1年ぶりの勝利ですがG3ではあと一歩の惜しい競馬が続いていました
今年はキングズベストもエイシンフラッシュも頑張っていますね
同じくKingmamboの直系で初年度産駒が苦戦中のビーチパトロールも含めて気になるところです


朝日杯フューチュリティスSドルチェモアが勝利
父ルーラーシップ、母アユサン(母父ディープインパクト)【アフェクション系】

1~3着までクビ差クビ差の大接戦で、この3頭は来年も面白そう
ルーラーシップ産駒はキセキ(2017年菊花賞)、メールドグラース(2019年コーフィールドC)以来のG1勝利
母父ディープインパクトはエリザベス女王杯のジェラルディーナに続くG1勝利で通算3勝目
うち2勝がルーラーシップ産駒なので相性は良さそう
母アユサンは2013年桜花賞馬
近親に目立った活躍馬はいませんが、アユサンの繁殖成績次第では今後注目の牝系になるかもしれません

2着にダノンタッチダウン
血統的にマイルがベストという感じですがどうなるでしょうか

3着にFrankel産駒のレイベリング
こちらは近親の活躍馬を見る限り距離延長も何とかなりそうな感じでクラシックでも楽しみ


交流重賞、兵庫ゴールドTラプタスが勝利
父ディープブリランテ、母エアラホーヤ(母父ボストンハーバー)【フリゼット系】

1400m巧者が昨年9月のサマーチャンピオン以来の重賞勝利となりました
これで交流重賞5勝全てが1400mで、返す返すも2021年のJBCスプリント(金沢・ダート1400m)に出走できなかったことが残念
G1を勝つチャンスはもうなさそうですが血統は悪くないので地方ダート路線の整備が進んでいる今なら種牡馬入りの可能性もゼロではなさそう

2着にシャマル
単勝オッズ1.6倍の圧倒的人気でここは確実に勝ちたいところでしたが足元をすくわれました
スマートファルコンxアグネスデジタルという魅力的な血統なので来年は大きいところを勝ってほしい

2022年12月12日までの競馬

2022-12-12 08:42:36 | 競馬
交流重賞、名古屋グランプリペイシャエスが勝利
父エスポワールシチー、母リサプシュケ(母父ワイルドラッシュ)【サイモンズシューズ系】

今回から新名古屋競馬場での2100mのレースに変更になっているためレコード表記になっています
ハナ差ながらこの面子では負けられない
今年の3歳世代は本当に粒揃いですね


中日新聞杯キラーアビリティが勝利
父ディープインパクト、母キラーグレイシス(母父Congaree)【ラトロワンヌ系】

昨年のホープフルS以来の勝利となりました
この世代のディープインパクト産駒の代表として期待されましたが、まさか1年後に中日新聞杯を走っているとは思いませんでした
ただ久しぶりに勝利したことで来年には再びG1で勝負してほしいですね

2着にも3歳馬マテンロウレオが入りました
やはり3歳世代のレベルが高い


カペラSリメイクが勝利
父ラニ、母サリエル(母父キングカメハメハ)

今週、調教師試験の合格が発表され来年2月で騎手引退となった福永が鞍上です
こちらも3歳馬で、3歳7月~12月でこれだけ3歳馬が重賞を勝ってるのは珍しい気がします
ラニ産駒は重賞初勝利
ラニはほとんど中距離以上のレースに出走していましたが産駒がダートスプリントで重賞を勝つというのが面白い
母サリエル、祖母シンコウノビーともに重賞で3着以内があるものの一族からは初めての重賞馬輩出となりました
3代母がノーザンダンサーの直子であることからも分かるように牝系自体は超がつく名牝系です
遠縁にはRainbow Quest(1985年凱旋門賞)、コマンダーインチーフ(1993年英愛ダービー)などがいます

2着にリュウノユキナ
これで7度目の重賞2着という勝ちきれなさが愛らしい
来年は8歳ですがまだまだやれそう


阪神ジュベナイルフィリーズリバティアイランドが勝利
父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ(母父All American)【サイモンズシューズ系】

前走のアルテミスSで負けたラヴェルが単勝オッズ7.1倍で、こちらが単勝オッズ2.6倍というあたりでこの馬の素質を見出している人が多かったと思います
来年の牝馬クラシック路線の中心となりそうです
ドゥラメンテ産駒は4歳のタイトルホルダー、3歳のスターズオンアースに続く3頭目のG1勝ちで、3世代連続G1勝利となりました
本当に早逝が惜しまれます
母父All Americanはロベルト系Red Ransom直子の種牡馬
日本で走っている産駒が本馬の姉を含めた2頭のみ
近親にはビコーペガサス(1995年セントウルS)、シンボリグラン(2005年CBC賞)がいる血統
名牝系サイモンズシューズ系所属ではありますが、近親の活躍馬は少し寂しい

2着にサトノダイヤモンド産駒シンリョクカ
サトノダイヤモンドは同じディープインパクト産駒のリアルスティールに種牡馬成績で差をつけられていますが、ここから挽回していけるでしょうか


海外競馬
香港国際競走デーが開催されました
香港ヴァーズではウインマリリンが初G1勝利となりました
来年6歳ですがこのタイミングでのG1勝利で現役続行の可能性が高いです
スクリーンヒーロー産駒は初年度産駒のモーリスが勝った2016年香港カップ以来のG1勝利
もし香港スプリントを勝つ産駒が現れれば同一種牡馬による香港国際競走4レースの完全制覇となります

3着には2019年,2021年の同レース覇者グローリーヴェイズが入りました
香港ヴァーズ3勝目とはなりませんでしたが、年齢的なところも感じさせる中で僅差の3着は立派

香港スプリントはメイケイエール5着、ナランフレグ10着、ジャンダルム12着、レシステンシア13着
メイケイエールは前目で勝負して頑張りました
ただやはり香港のスプリントのレベルは高い

香港マイルはダノンスコーピオン6着、シュネルマイスター9着
圧倒的な1番人気Golden Sixtyの3連覇が期待されましたが残念ながら2着
レース展開に紛れが少なそうな9頭立てで日本馬のこの結果はちょっと残念

香港カップはダノンザキッド2着、ジオグリフ6着、ジャックドール7着、レイパパレ9着、パンサラッサ10着
G1馬4頭を含む過去最多となる日本馬5頭が出走するも掲示板が1頭のみと寂しい結果
ダノンザキッドは2020年のホープフルS以来、丸2年勝ち星がありませんが前走のマイルCSに続いて2戦続けてG1で2着と上向き気配
来年こそ復活勝利なるでしょうか

2022年12月5日までの競馬

2022-12-05 01:29:25 | 競馬
交流重賞、クイーン賞テリオスベルが重賞初勝利
父キズナ、母アーリースプリング(母父クロフネ)【フリゼット系】

遅咲きの5歳牝馬がついに重賞勝利
オープン入りしてからの成績は安定しており来年も牝馬ダート路線で活躍が期待できます
キズナ産駒の交流重賞勝利はキメラヴェリテ(2019年北海道2歳優駿)以来の2頭目
来年の2歳世代から地方交流重賞の2歳~3歳戦の路線が整備されるのでダート適性は種牡馬にとってより重要になっていきます
母アーリースプリングはカレンチャンの全姉

1番人気ショウナンナデシコは3着
しかもテリオスベルとは9馬身差ですからまさかの完敗
これで3戦連続3着という結果でやはりピークが過ぎているのでしょうか


ステイヤーズSシルヴァーソニックが重賞初勝利
父オルフェーヴル、母エアトゥーレ(母父トニービン)

天皇賞・春では落馬からのラチに激突というアクシデントがあり、それ以来のレースとなりましたが見事に勝利
やはりオルフェーヴル産駒というかステイゴールド系のスタミナは凄い
母エアトゥーレはアルティマトゥーレ(2009年セントウルS)、キャプテントゥーレ(2008年皐月賞)、クランモンタナ(2016年小倉記念)に続く4頭目の重賞馬の輩出となりました
母父トニービンはアレスバローズ(2018年北九州記念)以来という実に4年ぶりの重賞勝利
サンデーサイレンスがいたためブルードメアサイアーリーディングは取ったことがありませんが2位は7回でこちらも素晴らしい成績でした

2着にゴールドシップ産駒のプリュムドール
前走の古都Sを勝った勢いのまま惜しい競馬をしました
最近は本当に牝馬でも長距離の重賞で好走する馬が増えましたね
そもそも昨年から長距離レースに戻った3勝クラスの古都S(芝3000m)は昨年のメロディーレーンに続いて2年連続牝馬の勝利ですから、斤量有利な牝馬の方が長距離戦では狙える時代なのかもしれません


チャレンジCソーヴァリアントが連覇達成
父オルフェーヴル、母ソーマジック(母父シンボリクリスエス)

怪我もあって順調さを欠く1年になってしまいましたが実力を出し切れればこの強さです
本来なら香港CでG1勝利を狙いたかったですが、とりあえずは来年の大阪杯が目標になりそう
オルフェーヴル産駒は同日東西重賞制覇で今年重賞5勝目
同じ三冠馬であるディープインパクトと比較してしまうとどうしても見劣りしてしまうのが悲しい


チャンピオンズCジュンライトボルトが勝利
父キングカメハメハ、母スペシャルグルーヴ(母父スペシャルウィーク)

今年の7月にダート初出走してから5ヶ月でダートチャンピオンの座まで上り詰めました
エアグルーヴ牝系であり、父キングカメハメハならこれでもう種牡馬入りは確定でしょう
来年は6歳ですが流石に現役続行すると思うので、この勢いのままダート路線の中心になるかもしれません
鞍上の石川裕紀人はこれがG1初勝利

キングカメハメハ産駒は秋華賞のスタニングローズに続く今年G1レース2勝目
産駒数が減っているのでリーディング順位は落ちていますが、今年のEIは過去最高の数値だった2017年の2.17に次ぐ2.13と非常に高い
母父スペシャルウィークは先週の重賞2勝に加えて今年初のG1勝利と絶好調
4代母ダイナカールから続く日本有数の名牝系であり、近親にドゥラメンテなどがいる血統です

2着にクラウンプライド
上手く抜け出してこれは勝ったかと思ったところでまさかの急襲により敗れました
UAEダービーを勝ってケンタッキーダービーに出走というローテは3歳馬にはかなり過酷であると思われます
サウジダービーも含めて3歳の春先に海外で好走した馬はその後日本に戻ってもあまり活躍できないことが多い中で本馬は安定しています
来年は父リーチザクラウンに初G1勝利を捧げることが期待されます

3着にこちらも3歳馬のハピ
1着の父と、2着・3着馬の母父が全てキングカメハメハという結果になりました
未だ重賞未勝利ですがシリウスSに続いてジュンライトボルトと差のない競馬をしているのですぐに重賞を勝てそう

1番人気テーオーケインズは4着
今日は直線での伸びを欠きましたが今回の敗戦だけではまだ見限れません
今年の最優秀ダートホースは票が割れそうですね

2022年11月28日までの競馬

2022-11-28 22:48:34 | 競馬
交流重賞、浦和記念クリノドラゴンが勝利
父アスカクリチャン、母クリノクレオパトラ(母父ロージズインメイ)【サンタストラ系】

オープン級に昇格後もシリウスSとJBCクラシックで4着と好走していたクリノドラゴンが重賞初勝利
アスカクリチャン産駒としても重賞初勝利になりました
母父ロージズインメイはマイネルファンロン(2021年新潟記念)以来の重賞勝利
父としてはドリームバレンチノが目立つくらいの地味な成績でしたが、ブルードメアサイアーとしては勝ち上がり率・EIともに高く非常に優秀です
牝系はファンシミン系で日本で数多の活躍馬を輩出している名牝系となります


交流重賞、兵庫ジュニアGPオマツリオトコが勝利
父ヴィットリオドーロ、母マツリバヤシ(母父スマートボーイ)

函館2歳Sでも3着に入っているように現時点での完成度は高い
ヴィットリオドーロ産駒はイグナシオドーロ(2018年北海道2歳優駿)以来の重賞2勝目
残念ながらヴィットリオドーロは昨年の種付けを最後に種牡馬引退しているようです
母父スマートボーイはストロングハート(2017年エーデルワイス賞)以来の重賞勝利
近親にはハギノリアルキング(1996年日経新春杯)、アドマイヤモナーク(2008年日経新春杯)、トーセンベニザクラ(2012年フェアリーS)など

1番人気トレドは故障発生による競走中止となり、レース後に斃死と発表されました
新馬戦、プラタナス勝と2戦続けて非常に強い勝ち方でこれからが楽しみな馬だっただけにただただ残念


京都2歳Sグリューネグリーンが勝利
父ラブリーデイ、母レディーダービー(母父スペシャルウィーク)【フラストレート系】

絶妙な逃げ切り勝ちでラブリーデイ産駒初の重賞馬となりました
ラブリーデイはこれまで3世代がデビューしていますが、主に地方で走る馬が多く中央の成績は微妙なところです
母父スペシャルウィークは10月以降だけで重賞4勝と固め打ち
半兄にヴェルデグリーン(2013年オールカマー)がいる血統で、祖母ウメノファイバーは1999年のオークス馬
牝系は今年の高松宮記念でナランフレグが23年ぶりにG1勝利したフラストレート系になります
ディープインパクトやキングカメハメハが亡くなったことで種牡馬群雄割拠の時代の到来が予想されますが、こういう日本古来の牝系の活躍馬も増えていきそうな感じで血統ファンとしては本当に楽しみ

2着トップナイフはデクラレーションオブウォー産駒
3代母ワンスウエドはあのテイエムオペラオーの母として有名
テイエムオペラオーの姉にバンブーアトラス産駒のビクトリーマッハという馬がいることを初めて知りました


ジャパンCヴェラアズールが勝利
父エイシンフラッシュ、母ヴェラブランカ(母父クロフネ)

インから伸びてきて見事な勝利
前走も強い勝ち方でしたが、まさかここを勝ってしまうとは驚きです
これは種牡馬入りは確定でしょうが、社台スタリオンステーション入りを目指してさらなる活躍を期待したいところ
エイシンフラッシュの種牡馬としての評価が一変することはないと思いますが来年は種付数が増えるかもしれません
もし有馬記念に出走できるなら今年の有馬記念の盛り上がりは凄いことになりそうです

2着にシャフリヤール
ここは勝ちたかったです

3着にヴェルトライゼンデ
実力的にG1では厳しいと思っていたので予想外の好走でした
ドリームジャーニー産駒なら有馬記念でも侮れない

4着にデアリングタクト
中1週というローテに加えて、直線で不利もありながらこの着差は立派

6着にグランドグローリー
昨年の5着に続いて海外馬の最先着です


京阪杯トウシンマカオが重賞初勝利
父ビッグアーサー、母ユキノマーメイド(母父スペシャルウィーク)

ビッグアーサー産駒は函館2歳Sのブトンドールに続く重賞勝利
今や日本にしか残っていないと思われる貴重なプリンスリーギフト系として期待されたビッグアーサーですが大失敗ということにはならなそうで一安心
遠縁にタツゴウゲキ(2017年新潟記念)がいます

2着キルロードはロードカナロアxサクラバクシンオーという夢のスプリンター配合
今後のスプリント路線で楽しみな一頭

2022年11月21日までの競馬

2022-11-21 00:00:00 | 競馬
東京スポーツ杯2歳Sガストリックが勝利
父ジャスタウェイ、母エーシンエポナ(母父Curlin)【フルートフル系】

ハーツクライ&ジャスタウェイ親子が好調ですね
ジャスタウェイ産駒はダノンザキッド(2020年ホープフルS)以来、約2年ぶりの重賞勝利です
高い素質を見せながらも勝ちきれない馬が多く、現3歳世代は重賞未勝利と不振ですが2歳世代は順調です
母父Curlinは重賞初勝利
頭数自体が多くないですが、父としても母父としても勝ち上がり率などが優秀です
祖母がアメリカのG3勝ち馬ですが、近親に日本の重賞馬や海外G1馬はゼロ

2着にハーツクライ産駒のダノンザタイガー
重賞級の能力はありそうですが今の時点ではクラシックで勝てそうな感じがしませんね
ハーツクライの成長力次第ですが距離も2000以下の方が良さそう


マイルCSセリフォスが勝利
父ダイワメジャー、母シーフロント(母父Le Havre)

NHKマイルCの結果もあって少しだけ過小評価されていたかもしれません
やはり3歳春に安田記念に出走して4着というのは能力の高さの証ですね
ダイワメジャー産駒のG1勝利はレシステンシア(2019年阪神ジュヴェナイルフィリーズ)以来
世代限定ではないG1はこれまでコパノリチャード(2014年高松宮記念)とアドマイヤマーズ(2019年香港マイル)のみなので、古馬が出走可能なJRAマイルG1は意外にも初勝利
ダイワメジャーの種牡馬引退も近づく中でアドマイヤマーズに続いてセリフォスが大事な後継となりそうです
鞍上のダミアン・レーンはリスグラシュー(2019年有馬記念)以来3年ぶりに日本でG1勝利となりました

2着にジャスタウェイ産駒のダノンザキッド
2020年にホープフルSを勝って以降、2年ほど勝利から遠ざかっていますが昨年のマイルCSでも3着ですし阪神マイルの適正は高そう
こういう成績の馬は香港か豪州でならあっさりG1を勝ってしまうこともありますが、この成績だと12月の香港国際競走に選出される可能性はどうでしょうか

3着にソダシ
直線じりじり伸びてはいたので今回は単純に力負けかもしれません
阪神マイルG1レース3勝という記録は残念ながら達成ならず

1番人気シュネルマイスターは5着
前走のスプリンターズS・9着は初のスプリント戦ということもあって惨敗でしたが今日はちょっと物足りないレースでした
こちらも香港マイルに登録はしているので巻き返せるでしょうか

個人的に注目していた3番人気サリオスはまさかの14着
前走の鮮やかな復活勝利で今回も期待していたのですが残念

2022年11月14日までの競馬

2022-11-14 00:00:00 | 競馬
武蔵野Sギルテッドミラーが勝利
父オルフェーヴル、母タイタンクイーン(母父Tiznow)

ゴール直前で前を捉えきって見事に重賞初勝利
3歳時はアーリントンCで2着、NHMマイルCで3着と芝の重賞で好走もありましたが、5歳秋にダート重賞を勝つというのがオルフェーヴル産駒らしい
牡馬相手に勝ち切れたことは大きいですが、もう少し早くダートを試していれば今年の牝馬ダート路線がより盛り上がったかもしれません
クラブ馬なので3ヶ月後のフェブラリーSが引退レースになりそうですが、チャンピオンズCにも出走してほしいですね

オルフェーヴル産駒は今年重賞3勝目
ショウナンナデシコ(かしわ記念)や、昨年のマルシュロレーヌ(BCディスタフ)などダートで活躍する牝馬が目立ちます
今年デビューの世代は種付数自体が50頭強しかいませんが、どこまで存在感を出していけるでしょうか
母父TiznowのJRA重賞勝利はギルテッドミラーの半兄であるストロングタイタンが勝った2018年鳴尾記念以来です
日本では馴染みの薄いマンノウォー系という零細系統ですがブルードメアサイアーとしては日本でも悪くありません
近親は南米での活躍馬が多く、半兄ストロングタイタン以外に日本で重賞を勝った馬はいません

2着にレモンポップ
初重賞出走でしたが2着をキープで、これで9戦して連対率100%と底を見せていません
すぐに重賞は勝てるでしょうが1400mの方がより良いタイプだとレース選択で苦労しそうです


デイリー杯2歳Sオールパルフェが勝利
父リアルスティール、母クイーングラス(母父ルーラーシップ)

今年産駒デビューのリアルスティールはこれが重賞初勝利
頭数も多くファーストリーディングサイアー候補ですが、今のところノーザンファーム産があまりパッとしません
初年度ということでまだ育成の試行錯誤をしている段階なのかもしれませんが、2歳戦の勝ち上がり率をどこまで上げていけるか
母父ルーラーシップも重賞初勝利です
まだまだ母父としての産駒は少ないですが、勝ち上がり率は悪くなく数年後にはブルードメアサイアーランキングTOP10の常連になっている可能性は十分

血統構成を見るとKingmamboとMonevassiaの全兄妹3x4のクロスが特徴的
リアルスティール成功への一つの解になるかもしれません
近親は欧州での活躍馬がそこそこいますが、日本の重賞馬はゼロ


福島記念ユニコーンライオンが勝利
父No Nay Never、母Muravka(母父High Chaparral)

昨年の鳴尾記念以来の重賞勝利
鳴尾記念後の宝塚記念でも2着に入ったようにまともに走ればこの面子相手に負けないですね
故障から復帰後は二桁着順が続いていましたが今回の勝利で次走が楽しみになりました
12月の香港国際競走に登録しているので今回の勝利でワンチャン選出される可能性もゼロではなさそう
血統的に種牡馬になってほしい馬なので状態の良い時に実績を更に積み重ねておきたい


エリザベス女王杯ジェラルディーナが勝利
父モーリス、母ジェンティルドンナ(母父ディープインパクト)

昨年の秋華賞には出走できずにその後はチグハグな競馬が続きましたが、覚醒というか急成長している感じですね
モーリス産駒は昨年のスプリンターズSを勝ったピクシーナイト以来のG1勝利
母父ディープインパクトはキセキ(2017年菊花賞)以来のG1勝利と、意外にも5年ぶりのG1勝利です
牝馬三冠馬の子としては昨年の秋華賞を勝ったアカイトリノムスメに続く2頭目のG1馬となりました
そもそも一昨年までは牝馬三冠馬の直子は重賞未勝利だったことを考えると、この2年間で牝馬三冠馬の繁殖成績は驚異的です
祖母のドナブリーニも英G1馬なので祖母・母・娘で3世代連続G1勝利となるので、ジェラルディーナの子にも期待がかかります

2着にウインマリリンとライラックが同着
ウインマリリンはG1で惜しい競馬が多いですがやはり高い能力があります
ライラックは今回出走している3歳勢の中ではちょっと劣るかなと思っていたので予想外の大健闘

1番人気デアリングタクトは6着
大きく負けているわけではありませんが、やはり3歳の頃と比べてしまうと別馬感があります
条件と展開次第では好走することもあるかもしれませんが、G1では厳しそう

海外から参戦のマジカルラグーンは2番手で競馬するも4コーナーではもう全力で追っても伸びず18着
結果は残念ですがやっぱり海外馬が出走してくれた方が盛り上がります

2022年11月7日までの競馬

2022-11-07 21:58:06 | 競馬
交流重賞、JBCレディスクラシックヴァレーデラルナが重賞初勝利
父ドゥラメンテ、母セレスタ(母父Jump Start)

鞍上の岩田望来も嬉しいJpn1初勝利
ドゥラメンテ産駒はタイトルホルダー、スターズオンアースに続くG1(Jpn1)勝利です
ディープインパクトよりも近代日本競馬の結晶と言うべき血統で本当に早逝が惜しまれます
母セレスタはアルゼンチンのG1勝ち馬で、近親にもアルゼンチンやブラジルのG1馬が複数います
母父Jump Startはエーピーインディ産駒のマイナー種牡馬で、日本ではほとんど見かけません

1番人気ショウナンナデシコは3着
かしわ記念を勝った時には今年の牝馬ダート路線の主役はこの馬しかいないと思いましたが、ここ2走はイマイチ
5歳になって本格化した感じなのでもう燃え尽きてしまったとは思いたくないのですがもう少し様子見をした方が良さそう


交流重賞、JBCスプリントダンシングプリンスが勝利
父パドトロワ、母リトルブレッシング(母父バブルガムフェロー)

前走の走りがイマイチだったこともあり3番人気でしたが、やはりダートスプリント路線では現役トップレベルでした
鞍上の三浦皇成はディアドムス(2014年全日本2歳優駿)以来、8年ぶりのJpn1勝利です
パドトロワの代表産駒としてこれで種牡馬入りも見えてきました
母父バブルガムフェローはこれが初のJpn1勝利
そもそも重賞馬もマジンプロスパー(2012,13年CBC賞)しかいませんし、母父としても微妙な結果ですが地方ではそこそこ活躍馬も出ています

1番人気レッドルゼルは出遅れてしまい4着
良い位置取りができれば…と思ってしまいますがこれも競馬


交流重賞、JBC2歳優駿ゴライコウが勝利
父ホッコータルマエ、母プロフェシーライツ(母父アフリート)

9番人気ゴライコウが中団からまくり気味に進出してそのまま完勝
ホッコータルマエ産駒はこれで交流重賞2勝目ですが、主に地方でかなり活躍馬が増えています
全日本2歳優駿でも楽しみですが、成長力がどれほどあるかは何とも言えないですね
近親にはオノユウ(2009年エーデルワイス賞)がいますが、どちらかと言えば海外でもあまり目立たない地味な牝系


交流重賞、JBCクラシックテーオーケインズが勝利
父シニスターミニスター、母マキシムカフェ(母父マンハッタンカフェ)【パラフィンラス系】

帝王賞の走りが案外でしたがここは実力差を見せつける勝利で、チャンピオンズCの連覇の可能性は十分
シニスターミニスターは来年20歳ですし、良いタイミングで後継となりそうな馬が出てきてくれました

2着に3歳馬クラウンプライド、3着にも3歳馬ペイシャエス
今年の3歳世代は非常に充実しており芝でもダートでも古馬相手に引けを取りません
クラウンプライドはUAEダービーを勝っていますが、まだ日本の重賞は未勝利なのでとりあえず一つ勝ちたい


京王杯2歳Sは10番人気オオバンブルマイが勝利
父ディスクリートキャット、母ピンクガーベラ(母父ディープインパクト)

ディスクリートキャット産駒はエアハリファ(2015年根岸S)以来の重賞勝利
そのエアハリファの活躍などを受けてか2017年から日本で種付けしていますが、あまり目立った結果は出ていませんでした
基本的にダート向きですが、本馬のように能力の高い馬は芝でも走れそうです
ただ明確に距離の壁がありそうなので、今後はマイル適正次第というところ
母ピンクガーベラはディープインパクト産駒ながら11戦して未勝利引退と競走馬としてはまるでダメでしたが、繁殖牝馬としては早くも結果が出ました
母の全姉にブランボヌール(2016年キーンランドC)、半弟にはビアンフェ(2021年函館スプリントS)がいて勢いがある牝系です

2着にも11番人気フロムダスクが入って馬券的には大荒れ
現在のところ、JRAで走っているBolt d'Oro産駒は本馬だけなので今後の活躍次第ではEIが面白いことになりそう


ファンタジーSは人気薄のリバーラが逃げ切り勝ち
父キンシャサノキセキ、母インドリヤ(母父Stormy Atlantic)

キンシャサノキセキ産駒の重賞勝利はルフトシュトローム(2020年ニュージーランドT)以来、2年半ぶり8勝目
リーディングサイアーランキングで2016年から2021年まで6年連続で14位以内と安定した結果を残していますがJRAの重賞勝ち馬は意外にも少ない
こちらもディスクリートキャット同様にダートでの勝利数が多いですが、重賞は全て芝となっています
まぁ、JRAのダート短距離重賞の少なさゆえ仕方ないことですが
母父Stormy Atlanticは重賞初勝利
母インドリヤはブラジルのG3勝ち馬ですが、近親に重賞馬は皆無で、遠縁にStopchargingmaria(2015年BCディスタフ)がいます
ここ10年くらいで少しづつ活躍馬が増えているので密かに注目しておいた方がいい牝系かもしれません


アルゼンチン共和国杯ブレークアップが重賞初勝利
父ノヴェリスト、母リトルジュン(母父クロフネ)

前走の3勝クラス勝利に続く連勝となりました
なかなか強い勝ち方ではありましたが、メンバーを見てもG1でどうこうという感じではなさそう
ノヴェリスト産駒はラストドラフト(2019年京成杯)以来の重賞2勝目
この世代までは年50頭以上がデビューしていますが、現3歳世代からは産駒数が激減しています
父系がドマイナー系統で母系にもサンデーサイレンスの血が入っていない血統で芝の重賞勝利はレア
母父クロフネは今年のJRA平地重賞9勝目で2019年の年間8勝を超えました
ソダシをはじめとして直子も走っていますが、ブルードメアサイアーとしての活躍はまだまだ続きそうです
牝系は遠縁にいるモンテクリスエス(2009年ダイヤモンドS)が唯一の日本の重賞勝ち馬となります
海外では先日亡くなったロックオブジブラルタルや歴史的種牡馬であるRivermanなどを輩出している名牝系


みやこSサンライズホープが勝利
父マジェスティックウォリアー、母オーパスクイーン(母父スペシャルウィーク)

昨年のシリウスS以来1年ぶりの勝利です
最近の走りがパッとしないこともあって人気薄でしたね
G1では厳しいかもしれませんが、もう一つ二つは重賞を勝てるかもしれません


海外競馬
アメリカのブリーダーズカップデーでSaxon Warrior産駒のVictoria RoadがBCジュヴェナイルターフを勝利
初年度からG1馬を輩出で欧州でもディープインパクトの血が根付いていきそうです

2022年10月31日までの競馬

2022-10-31 00:00:00 | 競馬
スワンSダイアトニックが勝利
父ロードカナロア、母トゥハーモニー(母父サンデーサイレンス)【フライバイナイト系】

前走のスプリンターズSでも4着に入っているように好調を維持しており、得意の1400mで完勝でした
スワンSは2019年1着以来、3年ぶりの出走です
ロードカナロアxサンデーサイレンスという血統で重賞4勝なら種牡馬の道もあるのかもしれませんが、需要としては微妙なところか


アルテミスSラヴェルが勝利
父キタサンブラック、母サンブルエミューズ(母父ダイワメジャー)

最後方から上がり33.0秒の脚でクビ差の差し切り勝ち
キタサンブラック産駒としてはイクイノックス、ガイアフォース(2022年セントライト記念)に続く重賞馬となり、牝馬としては重賞初勝利です
母父ダイワメジャーは今年ブレイクで、来年以降はブルードメアサイアーTOP10常連となるかもしれませんね
半姉に今年のチューリップ賞勝ち馬ナミュールがいる血統で、3代母は1997年桜花賞馬のキョウエイマーチです
この牝系からはなかなか重賞を勝つ馬が出ませんでしたが、2020年にマルシュロレーヌが交流重賞を勝って以降、ナミュール、バーデンヴァイラー(2022年マーキュリーC)に本馬と続々重賞馬が誕生

2着に単勝オッズ1.4倍の1番人気だったリバティアイランド
ドゥラメンテ産駒で来年の牝馬クラシックでも期待できそうな一頭


天皇賞・秋イクイノックスが勝利
父キタサンブラック、母シャトーブランシュ(母父キングヘイロー)

皐月賞・日本ダービーともに2着と惜しくもクラシック未勝利に終わったイクイノックスが見事にG1初勝利となりました
3歳馬による勝利は昨年のエフフォーリアに続く2年連続で、今年3頭出走した3歳馬も含む全頭が日本ダービーからの直行となっており、これがトレンドになりそう
能力は間違いないとはいえ、今年未勝利の3歳馬ということを考えるとちょっと厳しいかもしれないと思っていましたが、今年の3歳はレベルが高いですね
昨年末のホープフルSから1番人気が全敗中でしたが、ついに1番人気馬が勝利です

キタサンブラック産駒は2日連続の重賞勝利で、G1は初勝利
来年の種付料はまだ発表されていませんが、かなり増額される可能性もあります
母父キングヘイローは昨年のブレイクから相変わらず好調
産駒数が少ないながらも結果を残していて注目度の高いブルードメアサイアーです

2着にパンサラッサ
1998年のサイレンススズカを彷彿とさせる大逃げであわや逃げ切りというところでしたが最後はイクイノックスの末脚に敗れました
残り400m時点での後続との差を見て「これはもしかしたら行っちゃうんじゃ!?」とドキドキしました
やはりこういう個性的な逃げ馬はレースを面白くしてくれます

3着にダノンベルーガ
意外な好走でちょっとびっくりですが、瞬発力はG1級かもしれません
ただクビ差の3着という結果は今後を考えると、大きなクビ差になりそうです
ファン投票の有馬記念はまだしもジャパンCはフルゲートになれば賞金的に除外確実でしょうから次走どうするのか気になるところ

2022年10月24日までの競馬

2022-10-24 08:40:56 | 競馬
交流重賞、エーデルワイス賞マルカラピッドが勝利
父マインドユアビスケッツ、母ヴェルメンティーノ(母父ダイワメジャー)

2着に2馬身半差をつける完勝でした
鞍上の小沢は昨年デビューの19歳でこれが嬉しい重賞初勝利です
地方交流重賞の中央馬枠はほとんどが一流ジョッキーに騎乗依頼していることが多いので、JRAの新人騎手が交流重賞で重賞初勝利は比較的珍しい
今年産駒デビューのマインドユアビスケッツもこれが重賞初勝利
フレンチデピュティ~クロフネと同じデピュティミニスター系でやはり特徴的にも似た部分がありそう
自身が結果を残したダート短距離からマイルが主戦場となりつつも芝でも走れるスピードがある産駒が出てきそう
母父ダイワメジャーは昨年まではブルードメアサイアーとして重賞未勝利でしたが、今年に入ってショウナンナデシコが4勝、ナミュールが1勝、グランブリッジが2勝と大ブレイク
ナミュールのチューリップ賞以外は全てダート交流重賞となっていて、母父としてはダート適性が高いのかもしれません
牝系は祖母のドメーヌがチリのG1馬で、遠縁にもチリのG1馬がいますが、他に目立つ活躍馬はいません


富士Sセリフォスが勝利
父ダイワメジャー、母シーフロント(母父Le Havre)

昨年のデイリー杯2歳S以来、約1年ぶりの勝利となりました
とはいえ、その間に出走したのは全てG1で2着、4着、4着ですから走りは安定しています
1年前は血統的に3歳春までの馬と判断していましたが、思った以上に成長力もありそうで来年もマイル路線で楽しみな一頭になりました
ダイワメジャー産駒は一時期に比べて産駒数も減っているためリーディングサイアーランキングではギリギリ10位というところですが、母父としての活躍も含めるとむしろ目にする機会が増えている気がします
母父Le Havreは日本での出走頭数が少ないながらデゼル(2021年阪神牝馬S)に本馬と、2頭の重賞馬を輩出していて非常に優秀なブルードメアサイアーとなっています

2着にルーラーシップ産駒のソウルラッシュ
4連勝中に出走した安田記念が13着と奮いませんでしたが、休み明けでこの競馬ができればまたG1でもチャンスがあるかもしれません


菊花賞アスクビクターモアが勝利
父ディープインパクト、母カルティカ(母父Rainbow Quest)【パラフィンラス系】

2番手でレースを進めて4コーナー手前から抜け出したアスクビクターモアが猛追を振り切っての勝利
母父Rainbow Questとはいえ半姉が欧州マイルG1馬なので距離適性が気になっていましたが、まさかのレコード勝ち
ディープインパクト産駒はこれで12年連続でクラシックレース制覇となりました
今年は桜花賞から日本ダービーまで全敗して記録が途切れるかと思われましたが最後の最後で見事な勝利です

2着にスクリーンヒーロー産駒のボルドグフーシュ
惜しくもハナ差届かずでしたが強い競馬でした
こういう馬は惜しいレースが多く、G1でも好走できる力がありながら重賞未勝利で終わることも多いので今後の走りに注目

3着にディープインパクト産駒ジャスティンパレス
皐月賞・日本ダービーともに9着と春クラシックでは結果が出ませんでしたが、来年以降も中長距離で楽しみな一頭


海外競馬
イギリスで行われたフューチュリティトロフィーSでディープインパクト産駒のAuguste Rodinが勝利
これでディープインパクトは初年度産駒からラストクロップまで13世代全てでG1馬を輩出となり、父サンデーサイレンスの12世代という記録を超えましたね
ラストクロップは日本と海外を合わせても十数頭しかいないためG1馬輩出は厳しいかと思われましたが、流石はレジェンドホースです

2022年10月17日までの競馬

2022-10-17 00:00:00 | 競馬
府中牝馬Sイズジョーノキセキが重賞初勝利
父エピファネイア、母キングダンサー(母父キングカメハメハ)

6月に3勝クラスで勝ってから4ヶ月ぶりのレースということもあって12番人気でしたが、昨年秋に格上挑戦で出走したエリザベス女王杯で5着と能力の一端は垣間見えていましたね
エピファネイア産駒はまさかのこれが今年重賞初勝利
2歳戦の驚異的な勝ち上がり率など大成功しているように見えてエフフォーリアの不振などもあり10ヶ月以上重賞未勝利でした
ここから一気に上げてくるかもしれません
母父キングカメハメハは今年のヴィクトリアマイルを勝ったソダシ以来の重賞勝利
皐月賞のジオグリフも含めて今年G1レース3勝目で、3年連続ブルードメアサイアーリーディング1位もほぼ確定的か
近親には重賞馬が一頭も見当たらないかなり地味な牝系

2着にソダシ
勝ったと思ったところで後ろから差されてしまいました
今週の重賞好走馬の血統をみるとクロフネxキングカメハメハは今の馬場向きですね


秋華賞スタニングローズが勝利
父キングカメハメハ、母ローザブランカ(母父クロフネ)

前目で競馬ができたスタニングローズが最後の一冠で見事にリベンジ
これで今年に入って5戦して4勝とオークスで2着と連対率100%の安定感
薔薇一族としてはローズキングダム(2010年ジャパンC)以来のG1勝利となります
鞍上の坂井瑠星は嬉しいG1初勝利
さらにキングカメハメハはラストクロップからG1馬を輩出となりました
2015年生まれのチュウワウィザードが2020年チャンピオンズCを勝っていますが、2016年生まれ以降はG1馬なしとなっていた中でのG1馬誕生は凄い
母父クロフネはクロノジェネシス(2021年宝塚記念)以来のG1勝利
クロフネはリーディングサイアーランキングでは4位が最高位でしたが、ブルードメアサイアーランキングでは5年連続で3位となっています

2着にナミュール
オークス以来のレースでしたが桜花賞以外は安定した走りです
桜花賞10着とはいえマイルが駄目と決まったわけではなく、来年もヴィクトリアマイルからエリザベス女王杯まで牝馬路線を盛り上げてくれそうです

牝馬三冠のかかったスターズオンアースは出遅れもあり3着
上手くスタートが切れていれば…と思わずにはいられませんがこれも競馬
普通に走ればこのメンバーの中でも当然最上位なので次走も楽しみ