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三十路オタの個人メモ

アニメ、ゲーム、競馬など

2022年8月1日までの競馬

2022-08-01 00:57:06 | 競馬
クイーンSテルツェットが勝利
父ディープインパクト、母ラッドルチェンド(母父Danehill Dancer)

昨年の同レース以来の勝利で連覇達成です
ただ今年は札幌で、昨年は函館なので同じ競馬場ではないという面白い連覇となりました


アイビスサマーダッシュビリーバーが重賞初勝利
父モンテロッソ、母デイドリーマー(母父ネオユニヴァース)【アルトヴィスカー系】

鞍上の杉原誠人もデビュー12年目にしてこれが嬉しい重賞初勝利
夏は牝馬という昔からある格言のように2年前の夏に3勝クラスを勝ち上がってから一度も連対すらなかった7歳牝馬の大激走
父モンテロッソはDubawi産駒で2012年ドバイワールドカップの勝ち馬で、産駒の重賞勝利はこれが初めて
母系がヨーロッパ型のだいぶ重めの血統であり、種牡馬としては残念ながら失敗となり昨年限りで種牡馬引退となったようです
そんな中で突然芝1000mの重賞勝ち馬を輩出というのが血統の奥深さではあります

馬主は特定のレースで多頭数出しをすることで名前が知られているミルファーム
JRA重賞勝利はユーワファルコン(2000年中日スポーツ賞4歳S)以来、22年ぶりの重賞2勝目のようです
(2022-08-01 23:00:00追記)ユーワファルコンは生産のみで、ミルファーム所有馬としては重賞初勝利でした
5代母Burghclereは言わずと知れたディープインパクトの祖母であり、牝系の活躍馬は数え切れません
ディープインパクト産駒の種牡馬をつけるとBurghclere4x6というクロスになるので面白そうです


海外競馬
サセックスSに日本からバスラットレオンが参戦して7頭立ての4着でした
勝ち馬はG1を5連勝となった欧州現役最強マイラーBaaeedで、僅差の3着にG1を4勝していて前走のジュライCを勝っているAlcohol Freeですから、その中で4着は大健闘と言ってもいいでしょう
日本の芝マイル重賞で惨敗を続けていた馬がドバイのマイル重賞を勝って、イギリスのマイルG1でも好走できるのですからやっぱり出走してみないと分からないものです

2022年7月25日までの競馬

2022-07-25 00:00:00 | 競馬
夏競馬の中でも重賞が一つしかない週はやっぱりちょっと寂しいですね


中京記念ベレヌスが重賞初勝利
父タートルボウル、母カフヴァール(母父デュランダル)

今年も小倉の芝1800mという舞台で行われた中京記念はマイルより中距離向きのベレヌスが早め先頭から押し切りました
タートルボウル産駒はトリオンフ、タイセイビジョンに続く3頭目の重賞勝ち
社台スタリオンステーションで5世代の種付けを行ったことを考えると勝ち上がり率やEIともに平凡で失敗扱いですが、ナイトシフト系xダンテ系というヨーロッパの中でも特に古めかしい血統であることを考えると最低限の結果は残しているとも言えます
母父デュランダルはチュウワウィザードがG1を勝っていますが、こちらも社台供用であることを考えると母父としてもまだまだ物足りません
近親にはリザーブユアハート(1998年函館3歳S)がいるほか、遠縁にはミスエルテ(2016年ファンタジーS)がいる
海外でも複数のG1馬を輩出している牝系です

2着にハーツクライ産駒のカテドラル
昨年に続いて2年連続でこのレース2着
昨秋の京成杯AHで重賞初勝利をあげて以降は惨敗が続いており燃え尽きたのかと思いましたが見事に復活
暑い時期に好走することが多いですね

2022年7月19日までの競馬

2022-07-19 05:54:19 | 競馬
交流重賞、ジャパンダートダービーノットゥルノが重賞初勝利
父ハーツクライ、母シェイクズセレナーデ(母父Unbridled's Song)

鞍上の武豊は日本ダービーに続くG1(Jpn1)勝利となりました
しかもどちらもハーツクライ産駒です
本馬は2020年セレクトセールにおいて4300万で金子真人さんに落札されています
つい先日2022年セレクトセールが行われていましたが、金子さんはそこまで高額ではない馬で当たりを引くことが多い
母父Unbridled's Songは金鯱賞を勝ったジャックドール以来の今年重賞2勝目
三冠馬コントレイルをはじめ、G1を2勝したスワーヴリチャードなどを輩出しており、EIも2.0を超えている非常に優秀なブルードメアサイアーです
近親に日本の重賞馬はゼロで、海外では何頭かのG1馬も輩出していますがあまり目立ったところのない牝系です

2着にユニコーンSの勝ち馬ペイシャエス
前走は7番人気での勝利でしたがなかなか安定感のある走りで今後ダート路線で常連になっていきそう

1番人気ブリッツファングは3着
前走の兵庫CSではノットゥルノに8馬身差の圧勝をしていただけにちょっと残念な結果になりました
今回は馬場や展開が向かなかったということもありそうですが、大井2000mが得意というタイプではなさそう


函館2歳Sブトンドールがこの世代初の重賞を勝利
父ビッグアーサー、母プリンセスロック(母父スウィフトカレント)

ビッグアーサー産駒が嬉しい重賞初勝利
1年目の産駒が低い勝ち上がり率で、テスコボーイから繋がる日本独自のラインもここまでかと思いましたがまだ分かりませんね
本馬は数少ないノーザンファーム生産のビッグアーサー産駒ですのでワンチャンG1まで期待してしまいますね
4代母まで遡っても近親に重賞馬どころかオープン勝ち馬すら一頭もいないという寂しい牝系
この血統&実績でノーザンファーム生産なのが謎ですが、母プリンセスロックが吉田和美氏の所有ということで何らかの思い入れがあったのかもしれません
母父スウィフトカレントもこれが重賞初勝利
中央で登録されている馬が9頭のみで、しかも勝ち上がっているのが本馬のみという厳しい状況の中で重賞馬を輩出したことにびっくり
遠縁はタフネススター(2001年カブトヤマ記念)とカゼノコ(2014年ジャパンダートダービー)の2頭が重賞を勝っています

2着にクリダーム
キーファーズの松島氏が設立して今年から募集馬がデビューしているインゼルレーシング所属
当然のように武豊が騎乗しており今後も重賞路線で広告塔としても活躍してほしい
ちなみに母父はサクラバクシンオーであり、1着馬ともどもサクラバクシンオーの孫にあたります
30年近くたってなおスプリント戦で存在感のあるレジェンドスプリンターです


函館記念ハヤヤッコが3年ぶりの重賞勝利で芝&ダートの重賞制覇を達成
父キングカメハメハ、母マシュマロ(母父クロフネ)

パワーのいる重馬場も有利に働き完勝でしたね
3歳時にレパードSを勝ち、その後もダートのオープン戦で勝利していましたが芝転向3戦目でまさかの重賞勝利となりました
白毛牡馬による芝の重賞勝利は初めて
レパードSを勝った時には白毛馬による重賞初勝利でしたが、その後ソダシが白毛馬による初のG1勝利をあげています
3歳と6歳で重賞勝利、しかも芝ダート両刀ですから白毛という希少価値も加味すると種牡馬入りの可能性が出てきましたね
金子氏の所有馬なので社台スタリオンステーション入りできない場合はどうなるのか分かりませんが…

2着にマイネルウィルトス
これで3度目の重賞2着ですが出遅れる不利などもあってこの結果なら上々か
もともと2勝目をあげるのに14戦もかかったように勝ちきれない馬ですが、どこかで重賞を勝つことはできるでしょうか


交流重賞、マーキュリーCバーデンヴァイラーが重賞初勝利
父ドゥラメンテ、母ヴィートマルシェ(母父フレンチデピュティ)

初重賞出走となった前走アンタレスSでは15着と惨敗でオープンの壁かと思われましたが、見事に巻き返しを見せてクビ差で重賞制覇
ドゥラメンテ産駒は交流重賞を初勝利
血統的にも大きいところを勝ってもおかしくないので今後の活躍に期待です
母ヴィートマルシェは1997年の桜花賞馬キョウエイマーチの初仔で、バーデンヴァイラーの半姉には昨年アメリカのBCディスタフを制したマルシュロレーヌがいます
ヴィートマルシェは孫に今年のチューリップ賞勝ち馬のナミュールも輩出しており今最も熱い牝系の一つとなっています

8着に入ったノーヴァレンダはレース後に心臓麻痺で亡くなりました
前走ダイオライト記念で3年3ヶ月ぶりの勝利をあげた矢先のことでとても残念です

2022年7月12日までの競馬

2022-07-12 20:54:02 | 競馬
交流重賞、スパーキングレディーCショウナンナデシコが人気にこたえる勝利
父オルフェーヴル、母ショウナンマオ(母父ダイワメジャー)【チェロキーローズ系】

牡馬相手にかしわ記念を勝てる馬ですからここは負けられません

2着にホッコータルマエ産駒のレディバグ
4月のマリーンCではショウナンナデシコに3秒以上離された大差の5着でしたが今回はクビ差まで迫りました
成長著しい4歳馬ということもあり秋には逆転する可能性もゼロではなさそう
ホッコータルマエは主に地方で好調でこのまま産駒数が増えていけばリーディング上位争いの常連も目指せます


プロキオンSゲンパチルシファーが重賞初勝利
父トゥザグローリー、母ラブリイステラ(母父クロフネ)

昨年に続いて今年も小倉ダート1700mで行われましたが、結果も去年に続いて大荒れとなりました
勝ったゲンパチルシファーはオープン入り後はダート1800m以上で使われていましたが、距離はこれくらいの方がいいのかもしれません
トゥザグローリー産駒のJRA重賞勝利はカラテ(2021年東京新聞杯)以来の2勝目
地方ではそこそこ走っていますが、芝がイマイチな馬が多く中央では勝ち上がり率も低い
母父クロフネはこれが重賞27勝目ですが、これまでダート重賞はハヤヤッコ(2019年レパードS)のみと重賞クラスでは芝特化のイメージが強い
全体の勝利数は芝もダートも同じくらいなのに、ここまで重賞勝利数に差が出るのは面白い

4代母ロイコンはシンコウラブリイ(1993年マイルCS)の祖母として有名で日本の牝系として大きく広がっています
近親にもタイキエルドラド(1997年アルゼンチン共和国杯)やタイキトレジャー(2000年函館スプリントS)がいますが芝向きの牝系でJRAダート重賞を勝ったのは本馬が初めて


七夕賞エヒトが重賞初勝利
父ルーラーシップ、母ヒーラ(母父ディープインパクト)

七夕賞レコードで完勝でした
馬場状態も良いとは言えない中で単純に能力の違いを見せてくれました
鞍上の田中勝春は3年ぶりの重賞制覇
ルーラーシップ産駒は今年の重賞2勝目でリーディング順位もそこそこの位置にいますが、産駒数のわりには平凡な成績です
そろそろキセキの菊花賞以来のG1勝利が欲しい

遠縁にデグラーティア(2008年小倉2歳S)とボールライトニング(2015年京王杯2歳S)がいるほか、欧米で僅かな活躍馬がいる程度の地味な牝系
ただ今年のフランスオークスを勝ったNashwaもいるので今後注目していきたい

2022年7月4日までの競馬

2022-07-04 00:00:00 | 競馬
CBC賞テイエムスパーダが重賞初勝利
父レッドスパーダ、母トシザコジーン(母父アドマイヤコジーン)

鞍上の今村聖奈は重賞初騎乗初勝利です
48kgという斤量も活かしてJRAの芝1200mのレコードでの圧勝でした
レッドスパーダはタイキシャトル産駒で重賞を3勝しています
これが4世代目の産駒で、嬉しい重賞初勝利
母父アドマイヤコジーンはこれが重賞7勝目
ウインブライトが国内で重賞5勝、香港では香港CなどG1を2勝していますが繁殖入りしている牝馬自体があまり多くはありません
近親にはテイエムアンコール(2010年大阪杯)が目立つ程度でかなり地味な牝系


ラジオNIKKEI賞フェーングロッテンが勝利
父ブラックタイド、母ピクシーホロウ(母父キングヘイロー)【ストレンキス系】

ブラックタイド産駒の平地重賞勝利は2017年に有馬記念を勝ったキタサンブラック以来
ディープインパクトの全兄という血統で、3年目の産駒にキタサンブラックが登場して注目をあびましたがその後が続かず
ディープインパクトが亡くなったあとは代替種牡馬としての需要も多少あるみたいですがもう一度大物を輩出することはできるでしょうか
一つ上の半兄に昨年のスプリンターズSを勝ったピクシーナイトがいる血統
母父キングヘイローはディープボンドが阪神大賞典を勝って以来、今年重賞2勝目
昨年は母父として重賞最多勝利となる8勝をあげる大活躍でしたが、今年も好調を維持
自身も距離適性がよく分からない馬でしたが、母父としてもスプリンター、ステイヤー、中距離馬と産駒が幅広く活躍しています

2022年6月30日までの競馬

2022-06-30 00:00:00 | 競馬
宝塚記念タイトルホルダーが勝利で、春競馬はG1で1番人気が全敗ということになりました
父ドゥラメンテ、母メーヴェ(母父Motivator)

菊花賞&天皇賞・春を勝った馬が宝塚記念という中距離でファン投票1位にこたえる圧巻の走り
凱旋門賞は正直なところ何とも言えないですが、前につける積極的な競馬ができるなら好走する可能性はありそう
ドゥラメンテは本当に早逝が惜しまれます

2着にヒシイグアス
非常に安定した走りが魅力
昨年の香港Cで2着したように海外の中距離G1ならあっさり勝ってもおかしくないと思っていましたが日本でもG1を勝つチャンスがありそう

3着にデアリングタクト
ヴィクトリアマイルで1年ぶり復帰戦からのレースとなりましたが最後の末脚は見事
牡馬相手にこれだけ走れるなら秋のエリザベス女王杯では本命候補になりそうです

6着に1番人気エフフォーリア
前半の超ハイペースで中団にいながらスタミナを消費させられて直線では伸びませんでした
レース展開が向かなかったのは確かですが、それでも昨年と比べると反応がイマイチ
秋はどういうローテになるのか分かりませんが、天皇賞・秋に直行だと不安が残ります


交流重賞、帝王賞メイショウハリオが勝利
父パイロ、母メイショウオウヒ(母父マンハッタンカフェ)

中央ダートでG3を2勝していますが、交流重賞はこれが初出走でした
パイロは昨年のJBCクラシックを勝ったミューチャリー以来のJpn1勝利
今年の地方リーディングサイアーはサウスヴィグラスの首位陥落が確実となってきていますが、エスポワールシチーとパイロの首位争いが熾烈
どちらも今年17歳とそこそこの年齢ですが、これからサウスヴィグラスのように盤石の地位を築いていけるでしょうか
母父マンハッタンカフェは今回1番人気だったテーオーケインズなどもいて非常に注目度が高い
サンデーとディープインパクトの隙間年度だったとはいえ、マンハッタンカフェはリーディングサイアーにもなった種牡馬ですから母父としてもこれからですね

2着にチュウワウィザード
ドバイワールドC以来のレースとなるのは昨年同様ですが、今年は1着馬とクビ差の惜しい競馬となりました
まだまだ衰えは見られず今年のダート路線でも注目の一頭であることは間違いありません

1番人気テーオーケインズは4着
実力は当然現役トップレベルであるのですがあっさり負けることもある馬です
次走はJBCクラシックなら当然巻き返してくる可能性は十分

2022年6月20日までの競馬

2022-06-20 03:06:31 | 競馬
交流重賞、関東オークスグランブリッジが勝利
父シニスターミニスター、母ディレットリーチェ(母父ダイワメジャー)【ビューチフルドリーマー系】

シニスターミニスターは今年19歳ながら種付料は昨年比100万円増額の350万となり人気種牡馬となっています
種牡馬入り当初は年間60頭程度しか種付しておらず、最初から200頭以上種付している種牡馬と比べると高齢になっても活力が残っているのかもしれませんね
母父ダイワメジャーは今年に入りショウナンナデシコが初重賞から3連勝でかしわ記念まで制覇しましたが、これがブルードメアサイアーとして2頭目の重賞勝ち
昨年まで重賞未勝利だったことの方が意外すぎますが、今後は毎年重賞馬を輩出するかもしれません
牝系は4代母ビクトリアクラウンが1982年エリザベス女王杯の勝ち馬で、近親にはグレイトパール(2017年平安S)がいる


マーメイドSウインマイティーが重賞初勝利
父ゴールドシップ、母アオバコリン(母父カコイーシーズ)【フリゼット系】

人気が割れて大混戦ムード漂う中で、前目で競馬をした10番人気のウインマイティーが完勝
3歳時に忘れな草賞勝利からオークス3着とクラシックで好走しながら、その後は故障などもあって惨敗続きでしたが5歳にして重賞制覇となりました
ゴールドシップ産駒は今年重賞初勝利
社台繋養ではないことを考えるとまずまずの成績を残していますが現3歳の3年目の世代が絶不調
母父カコイーシーズはナカヤマナイト(2013年中山記念)以来の平地重賞勝利
主に地方で活躍した馬が多く、母父としても重賞勝ち馬は少ないですが、意外にも母父としての勝率は悪くない
近親にはヘヴンリーロマンス(2005年天皇賞・秋)とその子アウォーディー(2016年JBCクラシック)などがいる
世界3大牝系の一つフリゼット系所属であり、遠縁まで含めると活躍馬が多数


ユニコーンSペイシャエスが勝利
父エスポワールシチー、母リサプシュケ(母父ワイルドラッシュ)【サイモンズシューズ系】

1~5番人気が全て掲示板外となり、7・9・8番人気で決着
4着までクビ差クビ差の大接戦となりましたがここで勝ちきれるのは強い
エスポワールシチー産駒はこれがJRA重賞初勝利
地方で大ブレイクしており、現時点で地方リーディング1位につけています
地方では勝ち上がり率、EIとも非常に優秀で重賞も14勝(交流重賞2勝含む)と2015年から2021年まで7年連続地方リーディングサイアーに輝いたサウスヴィグラスの後釜に収まりそう
シニスターミニスターより若い17歳という年齢で種付料も120万と比較的お手頃

母父ワイルドラッシュはこれが平地重賞3勝目
地味ながらも勝率は悪くない
近親にはなんと言ってもあのエルコンドルパサーがいる牝系
エルコンドルパサーはSpecialとLisadellの4x4x3という名牝クロスが特徴的ですが、本馬もSpecialとLisadellの5x5のクロス持ち
血統的価値が高そうでこのまま実績を積み重ねて是非種牡馬入りしてほしい一頭です

2着にサウジダービーでも2着に入ったセキフウ
UAEダービーこそ8着と惨敗でしたが、海外遠征の疲れなどもなさそうで今後もダート路線で注目

昇竜Sと端午Sを連勝して1番人気におされたリメイクは6着
初のマイル戦でしたが、ラニ産駒なら距離は問題なさそうなので次走に期待


海外競馬
昨年のダービー馬シャフリヤールがロイヤルアスコットのプリンスオブウェールズSに出走するも5頭立ての4着でした
やはりイギリスの馬場は日本やドバイとはまるで違うのか中々勝てませんね…
これまで日本調教馬でイギリスのG1を制したのはアグネスワールド(2000年ジュライC)とディアドラ(2019年ナッソーS)のみ

同じくロイヤルアスコット開催のプラチナジュビリーSにはフランケル産駒のグレナディアガーズが出走するも24頭立て19着の惨敗
フランケル産駒なら馬場適性はありそうでしたが、イギリスで勝つには先天的な血統だけではなく調教などの後天的な要素も重要になってきそうです

2022年6月13日までの競馬

2022-06-13 00:00:00 | 競馬
函館スプリントSナムラクレアが勝利
父ミッキーアイル、母サンクイーン2(母父Storm Cat)【フライバイナイト系】

最軽量50kgという軽ハンデを活かして2馬身半差の完勝でした
浜中騎手が減量してまで乗りたかったという話も聞きますしここは絶対勝ちたかったでしょうから嬉しいですね
桜花賞でも3着に入っていますが、スプリント戦はこれでフェニックス賞、小倉2歳Sに続く勝利で3戦無敗
今回は斤量差とメンバーにも恵まれていましたが、スプリンターズSでチャンスがあってもおかしくない
ミッキーアイル産駒はこれが重賞7勝目ですが、重賞馬は本馬とメイケイエールのみ
牡馬にも活躍馬がほしいところですが、種付料が比較的手頃なスプリント種牡馬として今後も楽しみ
名牝系の所属で繁殖牝馬としても面白そうな一頭


エプソムCノースブリッジが重賞初勝利
父モーリス、母アメージングムーン(母父アドマイヤムーン)

モーリス産駒の重賞勝ちは今年の金鯱賞を勝ったジャックドール以来の重賞6勝目
繁殖の質のわりには成績的に伸び悩んでいますが、オーストラリアで複数の活躍馬が出ており現地で血が伸びる可能性もありそう
母父アドマイヤムーンはこれが重賞初勝利
オークス3着のハギノピリナなども輩出していてブルードメアサイアーとしてはスプリント色はあまり出ていません
叔父にローレルゲレイロがいて、近親にはディープボンド(2021,2022年阪神大賞典)もいる血統
牝系は戦前に輸入されたセレタという基礎牝馬まで遡る日本の在来牝系
1950年代に複数の産駒が活躍し、その後もカツアール(1981年宝塚記念)やダイタクヤマト(2000年スプリンターズS)などコンスタントに活躍馬を輩出しています

2022年6月6日までの競馬

2022-06-06 00:00:00 | 競馬
交流重賞、さきたま杯サルサディオーネが勝利
父ゴールドアリュール、母サルサクイーン(母父リンドシェーバー)

8歳牝馬ですがむしろ今が全盛期という感じですね
メンバーが手薄気味とはいえ、この距離で牡馬相手に勝てるのは能力の高さの証です
今年はかしわ記念を勝ったショウナンナデシコという強敵がいるのでJBCレディスクラシックも厳しいかもしれませんが

1番人気ヘリオスが5着
昨秋から5戦連続で連対中と安定感のある走りを見せていましたがここでも勝てず


交流重賞、北海道スプリントCダンシングプリンスが勝利
父パドトロワ、母リトルブレッシング(母父バブルガムフェロー)

サウジアラビアで行われたリヤドダートスプリント以来、3ヶ月ぶりのレースでしたがクビ差の勝利
ダートスプリント路線では現役ナンバーワンと言っても良さそうで、秋のJBCスプリントまでは負けないかもしれません


鳴尾記念ヴェルトライゼンデが重賞初勝利
父ドリームジャーニー、母マンデラ(母父Acatenango)

ホープフルSやG2レースで4度の2着経験があるヴェルトライゼンデがついに重賞勝利となりました
昨年のアメリカJCC以来、屈腱炎による故障があり実に1年4ヶ月ぶりの休養明けのレースでしたが流石にきっちりと仕上げてきます
これはJRAの平地重賞の休み明け最長勝利の新記録らしいです(それまではシャケトラの2019年アメリカJCC勝利の1年1ヶ月ぶりが最長)
ドリームジャーニー産駒はミライヘノツバサ(2020年ダイヤモンドS)以来の重賞2勝目
現3歳世代が中央で9頭デビューして全馬が未勝利ですし、年齢的にももう種牡馬引退の頃合いでしょうか
半兄にワールドエース(2014年マイラーズC)とワールドプレミアがいる血統ですが、父ドリームジャーニーでは種牡馬需要は微妙なところ

2着にジェラルディーナ
幻の秋華賞馬と言われたりもしましたが、オープン入り後は少し物足りない競馬が続いていました
今回は久々の連対で秋に向けて期待が膨らみます
ここまでの走りを見る限りではあまりマイル向きではなさそうで得意コースが限定される馬だとローテーションが難しそう


安田記念ソングラインが勝利
父キズナ、母ルミナスパレード(母父シンボリクリスエス)

前走ヴィクトリアマイル5着からの安田記念勝利で相対的にソダシの株が上がりましたね
やっぱり左回りの方が良さそうで秋は富士SのあとはマイルCSも香港マイルも右回りなのでローテが悩ましい
キズナ産駒はアカイイト(2021年エリザベス女王杯)に続くG1レース2勝目
早い時期から勝ち上がり率も高いですが、3世代のクラシックシーズンが終わって牡馬G1馬がゼロというのは種付料を考えると物足りない
キズナxシンボリクリスエスという血統はアカイイトと同じでここは相性が良さそう

2着にシュネルマイスター
前走のドバイターフではこの馬らしい走りが見られませんでしたが今日は実績馬の実力を見せてくれました
馬群の捌き方がもう少し良ければ逆転もあったように思えました
国内では3歳時に挑戦した安田記念3着以外は連対率100%と安定感のあるタイプで血統的にも種牡馬として非常に面白そう

3着に前目で競馬したサリオス
香港マイル3着などもあるように完全に衰えているわけではなさそうですが、適正距離もコースも判然とせずに難しい馬です

4着に3歳馬セリフォス
斤量有利があるとはいえこの時期に古馬相手に差のない競馬ができるのは思った以上に強い

4連勝中の1番人気イルーシヴパンサーは8着
最後方からの競馬になった上に直線でも進路が確保できずに伸びませんでした

2022年5月30日までの競馬

2022-05-30 00:00:00 | 競馬
葵Sウインマーベルが勝利
父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス(母父フジキセキ)

混戦ムードでしたが福島2歳Sや橘Sなどを勝っていて実績最上位のウインマーベルが完勝
アイルハヴアナザー産駒はこれが芝の重賞初勝利
2018年の種付けを最後に米国に戻っているため、これがラストクロップになります
母父フジキセキはこれが重賞13勝目
長期にわたってリーディング上位に食い込む活躍を見せましたが、ブルードメアサイアーとしては産駒数のわりには平凡な成績です
母コスモマーベラスはオープン特別時代の紫苑SやターコイズSを勝った活躍馬
ウインマーベルの全姉に2017年函館2歳Sの2着馬ウインジェルベーラがいる
近親にはアメリカの重賞馬がポツポツいる程度でどちらかといえば地味な牝系


日本ダービードウデュースがダービーレコードで勝利
父ハーツクライ、母ダンストアンドダイヤモンズ(母父Vindication)【ストレンキス系】

皐月賞が最後方からの上がり3ハロン最速で3着というちょっと残念な結果でしたが、今日はダービーの勝ち方を知っている武豊らしい完璧な騎乗でした
2歳時にマイルG1を勝って、3歳になってからは2着、3着ということでやはり早熟寄りの馬かとも思いましたがさらなる成長がありました
ハーツクライ産駒のクラシック制覇2014年のオークス(ヌーヴォレコルト)&日本ダービー(ワンアンドオンリー)以来の3勝目
父系の存続は微妙なところかと思われましたが晩年に良い後継種牡馬となりそうな馬が誕生しました
馬主のキーファーズは武豊鞍上で日本ダービー勝利ですからこれはもう心の中は狂喜乱舞になってそう
おそらく秋には凱旋門賞に出走することになると思いますが、是非とも無事に行ってほしいですね

2着にイクイノックス
皐月賞に続いてあと一歩届かず
皐月賞馬もダービー馬も出走しなそうな菊花賞なら1番人気確実でしょうが、負担の大きい阪神芝3000mは使わない可能性もありますね

3着にアスクビクターモア
実質的なラストクロップとなるディープインパクト産駒の最後のダービーが終わりました
今年のクラシックは残すところ菊花賞だけですが、ラストクロップがクラシック未勝利に終わるのは歴史的大種牡馬としては少し寂しい
2020年産まれの本当のラストクロップ6頭の中から活躍馬が出る可能性ももちろんゼロではありませんが

4着に1番人気ダノンベルーガ
皐月賞に続いてまたも4着
発汗が目立つなどベストな状態ではなかったのかもしれませんが、何というかダノンらしい馬という印象

皐月賞馬ジオグリフは7着
やはり東京2400m向きではなかったですが、まずまずの走りをしているのでマイルから中距離の路線に戻れば巻き返してくる可能性は十分


目黒記念ボッケリーニが勝利
父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズ(母父ダンスインザダーク)

2020年の中日新聞杯以来、1年半ぶりの重賞勝利となりました
前走の日経賞で初の芝2500mに出走して2着でしたがやはり血統的にも中距離以上が合いそう
全兄に5歳時に宝塚記念&天皇賞・秋を含む年間重賞6勝をあげたラブリーデイがいる血統で、この馬も今ならG1でも好走が期待できる

2着マイネルウィルトスはアルゼンチン共和国杯以来の連対
このコースは得意そうなので、秋の目標もとりあえずアルゼンチン共和国杯かもしれません