チューンナップ屋日誌

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チューンナップ特集!!

2007年10月17日 | チューンナップ特集
スノーカーブチューンナップ特集!!
ベースエッジの手仕上げ(ファイル仕上げ)♪♪
その2
ベースエッジのビベル角調整・・!!

ベースエッジのビベル角は、ファイルによる手仕上げで細密な角度に仕上げますが、ベースエッジのビベル角は通常、0.5°または1°のビベル角をつけて回転性を調整します。
しかし、ビギナー向のベーシックチューンでは、回転性重視になりますのでスキーヤー、ボーダーのレベルやベースエッジの幅で判断し、ビベル角を少し大きく調整する事もあります。
さらに、パーク用のチューニングでは、レール、ボックスなどでエッジとの接触抵抗を軽減させる為に、ビベル角を2°位まで大きく調整します。

  

ベースエッジのビベル角調整は、このようにファイルによる手仕上げで調整します。ご覧のようにソールにファイルを当てて、エッジを少しずつ削り込んでいきますが、硬いファイルでも細長い為右手に力を強く加えれば、ファイルは下方向にたわみエッジの外側から削れ、角度が大きく付き易くなり1°位簡単に付いてしまいます。

しかし、ビベル角を0.5°と微細に調整する場合は、ファイルを逆方向(上方向)にたわませ、エッジをソール側の内側から少しずつ削り込みます。この様な技術を使えば微細な調整が出来るのです。

上級者、レーサー向のエキスパート、レーシングチューンでは切れ味重視のチューニングになり、ベースエッジのビベル角は小さくなります。しかし滑走者のレベルやベースエッジの幅で判断し、例えばトップ(ノーズ)、テールの接雪点から5~10cm程度ビベル角を大きくして、回転性の微調整をする場合もあるのです。

最初の検品で滑走者のレベルや好みを判断しておけば、お客様に合わせた微調整が可能になり大変喜んで頂けるのですね・・!!

チューンナッププロセス(ベースエッジの手仕上げ)

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