チューンナップ屋日誌

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チューンナップ特集!!

2007年10月24日 | チューンナップ特集
スノーカーブチューンナップ特集!!
サイドエッジの手仕上げ(ファイル仕上げ)♪♪
その2
サイドエッジのビベル角調整・・!!

サイドエッジのビベル角調整は、特殊なファイルガイドを使い手仕上げで調整します。
スキー、スノーボードのサイドエッジ側にはサイドウォールというものがあり、さらにボーダーというものがサイドエッジを保護していますが、サイドエッジをファイルで削る場合このボーダーが邪魔になるのです。

最初にこのボーダーを、ボーダーカッターまたはリーマ(波目ファイル)で削りカットします。次にリーマ(波目ファイル)でサイドエッジの酸化した表面を軽く削り一皮剥き、仕上げる角度に合わせていきます。

  

いよいよ特殊なファイルガイドを使い、細目ファイルで正確なビベル角を付け仕上げていくのですが、単純にファイルガイドにファイルを固定してサイドエッジを削るだけでは、なかなか超一流の仕上げにはならないのです。

サイドエッジにはサイドカーブ(サイドカット)があり曲線になっていますが、細目ファイルは直線ですのでサイドカーブの曲線にあわせ、たわませる工夫をすれば細目ファイルが鋭い切れ味を発揮し、サイドエッジも超一流の鋭い切れ味に仕上げる事が出来るのです!!

こちらがニューモデルスキーのチューンナップ前のサイドエッジです!!



エッジ面に細かく斜めにラインが入っています。このように見えるのはまだエッジ面が粗い証拠ですが、これが現在最新のトリムディスクマシンで仕上げたサイドエッジです。

このサイドエッジをファイルで手仕上げすると、次のようなエッジ面になります。



エッジ面に入っていた細かい斜めのラインが消え、エッジ面の精度が良くなったのがおわかり頂けると思います。本来チューンナップではエッジを仕上げる時エッジの角を出すだけでなく、エッジの面をフラットにきれいに仕上げることで抜群の切れ味が出るのです!!
新品の板でもチューンナップ前とチューンナップ後とでは、どちらのエッジの切れが良いのかは一目瞭然ですね・・!!

スノーカーブではこのように精度の良いエッジの仕上げができ、カチンカチンのアイスバーンでも確実に切れる様に仕上げる事が出来るので、新品の板でもチューンナップを沢山のお客様に利用して頂けるのです♪♪

チューンナッププロセス(サイドエッジの手仕上げ)

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1 コメント

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URL変更願い (インドメタシン)
2007-10-24 19:34:05
お世話になっております。
スノーボードギアの管理人をしているインドメタシンです。

大変お手数だとは思うのですが、お暇な時で結構ですので、リンク先の変更をお願いいたします。

これからいよいよシーズンに入ります。
楽しみで仕方ありません(笑)
また遊びに来ますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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