2005FISワールドカップ総合優勝したボディ・ミラーは22年ぶりにUSAにクリスタルトロフィーをもたらしましたが、20年以上前に活躍していたアメリカのメーア兄弟の一人フィル・メーアとボディ・ミラーにはよく滑りをみると共通点があるように思えました。それは他の選手よりも常にポジションを後方において、スキーを走らせようとしていることです。20年前と今とではスキーの性能が全く違う為、技術的には変わっているように思われますが、ボディ・ミラーのポジションは20年以上前のフィル・メーアと大変よく似ているなと思いました。フィル・メーアが活躍していた頃、私もレースをしていたので雑誌でよく彼の滑りを見ていましたが、あまりにも筋力を使いそうな滑りにしか見えなかったので、私のお手本にはならなかったトップアスリートだったことを思い出しました。この二人、速いときは他の選手をよせつけないくらい速いのですが、失敗が多いのも共通しているようです・・・それでも総合優勝してしまうのですから凄いですね!!!