goo blog サービス終了のお知らせ 

(旧)税理士試験突破!「理論暗記」を中心とした私の税理士試験の勉強法

目指せ税理士試験!脱サラ税理士による各種資格試験の勉強法から脳の仕組み、速聴、記憶方法、脳力(右脳)開発まで!

■マーキングも一種のチャンク化?

2005-04-08 11:17:46 | 暗記方法(マーキング)
◆久しぶりに「マーキング」のお話です。

皆さんは、「マーキング」を活用してらっしゃいますでしょうか?


◆もちろん、「向き不向き」がありますので、やってみて違和感がある方は、ムリなさらないで下さい。

と言うか、自分の友人でも「あそこまで多色使いでやってるヤツはいなかった」のは、私が十分承知してます(汗)。


◆ちなみに、先日ご紹介した堀川先生のご本では、

「・・・また、多彩な色使いなどは、暗記の障害となるので、ソフトで控えめな色使いにすること」

なんて書かれてて、ワタクシ立つ瀬がありません(涙)。


◆一方、マーキングではないのですが、「文章をスラッシュ(「/」)で区切っていく覚え方」は、いくつかの本やサイトで目にしました。

これはある意味リズムを取る効果もあるのですが、本来の目的は、理論の「チャンク化」にあります。


「チャンク」というのは、「固まりとか・グループ」のことで、ここでいう「チャンク化」というのは、「暗記の対象を覚えやすいようにグループ化する」事を意味します。

よく出される例として、電話番号があります。
0332166811だと覚えにくいものが03-3216-6811とすると覚えやすい・・・ってこれは東京国税局の電話番号ですね(いたずら電話しないで下さいね(汗))。


◆税法の理論も、これと同じように自分が覚えやすいようにチャンク化してしまえば、よりいっそうラクに暗記ができるハズです。

また、自分で「手書きの理論で暗記」される方の場合、チャンクごとに行を変えるという方法をとる事も可能です。


◆最初にこのチャンクの話を読んだ時はピンとこなかったのですが、私のマーキングも結局の所「一種のチャンク化」である事に最近気がつきました。

特に「個別センテンスのエンクローズ」(何の事か忘れちゃった方はこちらの記事をご覧下さい)を一つの理論で何箇所もできると、それだけで暗記ができたような錯覚さえしてしまったものです(笑)。


◆逆に、マーキングが思うようにできず理論がスカスカだと、実際暗記にてこずりました。

とっかかりが無いワケですから、当然と言えば当然ですが(汗)。


◆今回の記事は完全に、「実践が先行していたものを後から理屈付けしただけ」なんですが、私のように単なる市井の人間がやったやり方だと、なかなか「説得力がない」ので、今後も機会があれば、「自分のやり方を検証」してみるつもりです・・・。



■サンプルを再度あげてみました(汗)

2005-02-16 18:03:58 | 暗記方法(マーキング)
no23
(画像をクリックすると大きくなります)



◆えー、自分でもさすがに昨日のサンプルはあんまりだと思ってましたが、
実際ご指摘がありましたので、なんとかしてみました(笑)。

これでも見ずらいですけど、スキャンした時のフルサイズだと、
結構オリジナル通り、キレイに見えるんですよ(一応)。

ある程度雰囲気はつかんでいただけましたでしょうか?

あ、でも黄色の太字マークが全然見えない(涙)!
しかも、青と黄緑のマーカーの区別がつかない(涙)!



◆前回、あのままで放置(笑)したのは、あんまりマーキングする語句の選び方で、
私の影響を受けすぎて欲しくない、って思ったからなんです。

やり方というか、方向性だけ理解していただければ、
後は「自分のやり方」でやるべきだと思いましたので。


◆やっていく過程で、どうしても覚えにくい単語があれば、
それも新たにマーキング(又は丸で囲む)します。


◆また、リズムを取る上で、「のうち」とか「につき」なんかも、
自分だったら別の色で囲っちゃうでしょうね・・・。

自分のクセとか特徴に合わせてマーキングしてみましょう。

■マーキングした理論の取り扱い

2005-02-16 13:17:23 | 暗記方法(マーキング)
◆皆さんはマーキングした理論(のコピー)、どうしてますか?

まず、原稿サイズはA5サイズ(見開きA4サイズ)ですよね?

(専門学校Oの理論サブノートの場合、縮小コピーにして下さい。
B5以上だと、満員電車の中で見るのが大変です。)


◆このコピーをA5サイズのファイル(20穴ファイル)に収納します。

穴あけパンチは専門学校にあると思いますが、無い場合は、
2穴のリングファイルでも結構です。
(その場合、リングのサイズの関係で、どうしてもファイルが
厚くなっちゃいますが)


◆このファイルをできるだけ持ち歩くようにします。

それほど重くないのですから、気になった時に、
すぐ目に入れられるようにしておきます。


◆試験終了後は、このファイルはいったんお休みです。

試験発表後、運悪く不合格だった場合には、また登場願います。
(秋からその科目の講座を受講される場合は秋から)


◆理論マスターorサブノートの内容が変わらない場合は、
基本的にはそれをそのまま翌年の暗記にも使います。
(もちろん、授業用のオリジナルは、新しいものを
使ってくださいね(笑))

一部内容変わった理論がある場合は、それだけマーキング
し直すだけで、他の理論はそのまま元のを使った方がいいでしょう。


◆とにかく

「1順目でマーキングしたコピーをできるだけ後々まで使う」

事が、リマインドを促すコツです。

これは体験してないとピンとこないかもしれませんが、
コピーの端っこについたお茶のしみですら、
2順目以降の暗記の手助けになるのですから。


■マーキングのサンプル(私のマーキング法(その4))

2005-02-15 19:20:36 | 暗記方法(マーキング)
◆今まで3回に渡って述べてきた事を、実際に理論マスターで
やってみようとしたところ、蛍光ボールペンがないのに気づきました。

そこで本日、銀座伊東屋で久しぶりにお買い物・・・。


◆お目当ての「3色蛍光ボールペン」

・・・って無いじゃないですか(汗)!

店員さんに聞いても「ウチには置いてません」とのこと。

伊東屋に無いって事は、普通の文房具屋サンで買うのは、
結構難しいって事ですよね・・・。


◆検索かけたら、一応ある「らしい」んですけど、入手が難しいなら
無理せず他のもので代用しましょう。

蛍光ではないんですが、4色ボールペンと色合いが違う、
「SARASA CLIP」という水性ボールペンの、
「ピンク」「ライトグリーン」「ライトブルー」の3本を購入。


◆理論はどれでも良かったのですが、「エイヤ!」で決めて、
さっそくマーキングします。

昔、実際にやってた頃は、もっとオートマティカリーにできたのに、
どうも迷ってしまって上手くできません。

しかも蛍光ペンももう2色ほど欲しくなってみたり・・・(今さら)。


◆それでできあがったものをスキャナで取り込んでみたところ・・・



きっ、汚い(汗)!

どうも、蛍光ペン&ボールペンの薄い色は、スキャンに向いてない
ようですね(涙)。


◆これはあくまで一つの「例」ですから、こんなのに囚われずに、
皆さんの覚えやすいようにマーキングしてみましょう。


◆私は全くマークがない状態で理論覚えろ、と言われても、
おそらくできません。

そういう意味では、このやり方が私にとっての最良の方法なのでしょう。


◆なお、「共通ワードのマーキング」の時、詳しくは言いませんでしたが、

重要ではないのにマークしたい(丸で囲みたい)ワード

と言うのが私にはありました。

「ついて」「おいて」です。


◆これはおそらく「リズム」の問題だと思います。

人によっては、線で区切ってリズムをとる人もいるようですし、
覚えやすいやり方でどんどん理論コピーを加工しちゃいましょう!

■個別センテンスのエンクローズ(私のマーキング法(その3))

2005-02-14 19:24:49 | 暗記方法(マーキング)
前々回からの続きです(お読みで無い方はそちらからお願いします)。


3.個別センテンスのエンクローズ

◆この作業も基本的には、前回の「個別フレーズのマーク」
の延長線上にあります。


・・・自分で難しい言葉を使って収拾がつかなくなりつつありますが、
「エンクローズ」とは「囲む」という意味です(笑)。


◆簡単に言うと

「その理論において、複数回出てくる一定の長さ以上
(個別フレーズより長い)フレーズの固まり(センテンス)
の周囲を、定規を使って、同じ色のボールペンで囲む」

という事になります。


◆具体的に囲む例を挙げるとするならば(消費税法理論より)、

「1,000万円を超えるときは、その合併法人(注1)の
その事業年度(注2)における課税資産の譲渡等については、
納税義務は免除されない」

あたりがその対象になります。

(実はまだ手元に理論マスターがないので、例はこれだけで
勘弁して下さい(汗))


◆この位の長さで、その個別理論で最低2回以上出てくるセンテンス
を任意の色のボールペンでぐるっと囲ってしまいます。

「囲う」と言ってもわかりずらいかと思いますが、
対象となる文章の外側全体を、ボールペンで囲むだけです。


◆ここで「あれ?」と思われた方もいるかもしれません。

そうです。

今回ボールペンで囲った内側には、前回まででマーキングした、
「共通ワード」や「個別フレーズ」が含まれることがあります。

しかし、それはそのままで結構なのです。


◆例えばパッとその理論を目に入れた時、

「左のページの青の囲みの中には赤でマークした個別フレーズが含まれていて、
右のページの青の囲みの中には緑でマークした個別フレーズが含まれている」

という状態が脳裏に焼き付けばそれでOKなのです。


◆また、ほとんどが同じセンテンスなのに、一部分だけ単語が違うケースも
往々にしてあります。

こういう場合は、その部分だけ囲みから外して、その他の部分は
豪快に囲ってしまうのも手です。

囲みがイビツな分、記憶に残りやすかったりします。

■個別フレーズのマーク(私のマーキング法(その2))

2005-02-13 10:53:09 | 暗記方法(マーキング)
前回の続きです(お読みで無い方はそちらからお願いします)。


2.個別フレーズのマーク

◆このやり方が、どうも他の方や合格体験記で目にしないのですが、
ひょっとしたら、あまりオススメしてはいけないのかもしれません(汗)。


◆簡単に言うと

「その理論において、複数回出てくる一定の長さ以上の
単語の固まり(フレーズ)を同じ色でマーキングする」

という事です。


◆具体的に例を挙げるとするならば(消費税法理論より)、

「課税期間の初日の前日における」

「延払い基準の適用を受けている事業者が」

などが、その対象になります。


◆この位の長さで、その個別理論で最低2回以上出てくるフレーズを、
任意の色のラインマーカー(太字)でその各フレーズごとに同色で
全部マーキングします。

色は一応「任意」なのですが、他の理論でもしつこく出てくる
フレーズなら、色を統一してしまってもいいでしょう。


◆また、色とフレーズの重要性は、原則関係ないのですが、
覚えずらかったり、大事だと思ったら、そのフレーズは赤系統が
記憶に残っていいかもしれません。


◆この「個別フレーズのマーク」を用いた場合、
例えば今日覚えた理論であるフレーズに使った「青」のマーカーが、
次回の授業で覚える理論では、違うフレーズに使われるケースが多い、
ということになります。

これは結構、違和感がありそうですよね?

かく言う私も、始めた当初は混乱するのではないか、
と思いましたが、

「1回目の暗記の時は、覚えたらすぐ忘れる」

必要がある(もちろん覚えられたら覚えててもいいですが)ので、
結局、何ら混乱は起こりませんでした。


(続きは実際に理論マスターが来てから記します)

■マーキングについて(その2)

2005-02-11 20:24:29 | 暗記方法(マーキング)
◆自分のやり方の前に、先に他の方々のをご紹介します。

まずは手に入れられるうちに、最近の雑誌で見かけたものを。

今、出ている日経キャリアマガジンでは、
他の資格と一緒に、税理士の方の体験記と専門学校Oの
法人税担当の先生のアドバイスが掲載されています。

◆ここでその先生の「暗記のコツ」として、

『「~できる」「~しなければならない」など、
語尾の違いが視覚的に覚えられるようマーカーで
色分けするのも有効です。』

とあります。

実際この先生が授業中にそうマーカーするよう
指示しているとはちょっと考えずらいですし、
やはりその辺は、「授業の解説」と「暗記」を
分けて考えてらっしゃっての発言かと思います。


◆もう一人ご紹介します。

「税理士試験 合格の秘訣 2003年版」(TAC出版)の211ページに
某合格者(名前出していいんですかね(汗)?)の方のやり方として、

『「主語」「要件」「結論」をマーカーで色分けしたり、
「かつ」「及び」「または」などはそれぞれ同じ印を付けたり、
という具合に。』

さらに

『何も書き込みをせずに覚えられる方もいらっしゃいますが、
理論暗記の苦手な方は試してみて下さい。
理論マスターを開いた瞬間、「主語」「要件」「結論」
が目に入ってきますので、覚えやすいと思います。』

とあります。

実はこの方のやり方は、私とかなり近いです。

■マーキングについて

2005-02-10 16:25:47 | 暗記方法(マーキング)
◆このブログをやっていて、まだ皆さんからの反応は
ほとんどないのですが(ブログランキングを除く)、
もし私が受験生だとしたら、

「早いとこ、暗記方法を詳しくやって欲しい」

と言うのが正直なキモチだと思います。ハイ。


◆この連休明けには専門学校Tの「消費税法 理論マスター」
なるものが届きますので、詳しくやるのはそれ以降になりますが、
念のため、私の暗記方法について、簡単に説明したいと思います。

柱は大きく分けて3つあります。


◆まず最初に押さえておきたいのがタイトルにもあります
「マーキング」
です(他の2つはまだヒミツです。引っ張らせて頂きます。)。

皆さんも、授業中に講師の先生の指導の下、
ラインマーカーでマーキングされていると思いますが、
あれは極端な話
「理解のためのマーキング」
ですよね?


◆もちろん私も授業中はその指導に従ってマーキングしますが、
「自分のやり方で暗記」するためには、「自分のやり方の」
マーキングが必要でした。

ですから、授業の前に、必ず自分のマーキング用に、
理論のコピーを別途とっておきました。


◆もちろん、人によってマーキングのやり方は様々ですし、
自分のやり方を押し付けるつもりもありません。

例えば私が目にした中には、個別理論の一つ一つのフレーズを、
全部鉛筆で○で囲ってる方もいました。

楕円の○がページ中を埋め尽くしているわけです(汗)。

ちなみに私はこのやり方では覚えられません。


◆しかしそのやり方を私を含め、他人がとやかく言う
筋合いはありません。
その方にとっては、「そのマーキングが一番」
なのですから・・・。


☆次回以降、私のマーキング方法と合わせて、
私が合格体験記等でチェックしたマーキング法を
ご紹介したいと思います。

(ただ、ネタ的にそれ以外のモノも結構溜まってるので、
お付き合い下さいね!)