花そよそよ

折々の花たちの囁き

アンコールワット遺跡群…3

2013-02-13 21:57:54 | アンコールワット
3.アンコールトム バプー・オン(1/22 午前の部)


バイヨンの後はバプー・オンに行きました。
参道の両側には
やはり聖池がありました。
(バイヨンより徒歩5分)

バプーオンは
ウダヤーディティヤヴァルマン2世によって
先祖の霊を弔うために
11世紀中頃建てられたと推測されているヒンズー教寺院です。
3層からなるピラミッド型の建物は
かつてはバイヨンよりも高かったと言われています。
中央祠堂の頂には
かつて 50mほどの塔がそびえていたそうです。
祠堂を囲む回廊には
ヒンズー神話のレリーフがあります。
アンコールワット同様
祠堂は宇宙の中心であるメール山の象徴。
南北約125m 東西約425mの細長い敷地で
西側奥に高さ24mの中央祠堂がある。
バプーオンとは「隠し子」という意味だそうです。
王妃が自分の子をこの寺院に隠したところからの由来。



参道は結構長く バイヨンより少し狭かったです。
この参道は空中参道と言われています。
高さ2m程の円柱が4列に並べられ
その上に敷石があり 東塔門から中央部まで繋がり
長さ200mにも及ぶ円柱列に支えられていました。

 
参道の正面から。


近づいてきました。
わくわく~


階段をまた上って。
結構 急ですよ。




右側の方を。


人が写ってると
どれだけ大きいかが分かりますね。


全体像です。


右側の方には木々が生い茂っています。
どんな風にしてこの遺跡が見つかったのでしょうね。
ある所では ジャングルを野焼きしてたとき
農夫が見つけたようですが。


階段の傾斜がとても急で
手摺りが付いてるから上れるんだけど
昔は無かったから 怖かったでしょうね。




上るときに
下から見上げると急さがもっと分かっちゃいます。


一番上に上がって
下を見てみると
参道と聖池が広がって。


左側の塔門の彫刻が健在。




裏の西側に回ると
後世の仏教徒が作った寝釈迦像がありました。
そばではよく分からなかったんだけど
遠くから見るとお釈迦様の横顔が分かります。


少し離れるとどうかな~?


もっと離れてみました。


一番下に下りて全体像を撮ってみましたが
顔ぐらいしか分からないかな~

- 2013 1/22 Photo -