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すまいるの”これが本当のメイン”

独身保った関西女んちに同居人と息子が来て早や9年。実子にも恵まれ、第2の故郷、シアトルでの生活は20年目突入

あけましておめでとう

2012-01-02 13:22:16 | アメリカってやつは・・

 

明けました。いつものごとく、大晦日に特に正月用意をするわけでもなく、夜中にカウントダウンするテレビ番組見て、花火をテレビで見て、普通に寝て、朝起きて、年明けを過ごしました。

お雑煮だけは好きなので、写真のように作りました。

旦那は食べないので、自分だけ。

1日は旦那が日本食の気分を外へというので、開いているところなんかあるのか、とレストラン検索するも、どこも開いておらず、宇和島屋へ。 日本人にとって正月がクリスマスほどに大事というのが分からないのだから、探したって無駄だって言ってもしばらく信じない。

正月は家で飲んで、食ってを一日中やるのがよくある過ごし方。というと、そういうのだけは、日本流にのっとってみる、という、旦那。 宇和島屋で、日本酒や寿司、すき焼き材料を購入。

年末からはしごしまくっている二日酔い状態の旦那の友達を呼び込んで、また酒盛り。 気分が悪いと帰った友達のあとに別の友達を呼び込んで夜中まで酒盛り。

こっちはもう寝たいのに、酔っている二人は声もでかく、寝てられない。 毎回、酒盛りのあと泊まって行く友達に私もいい加減切れて、旦那と口げんか。 酒盛りしながら、しゃべりたい、旦那と適当に夜切り上げて、友達には帰っていただいて、と考える私と意見が合うわけがなく、恥も見境もなく、口げんかするのはまずかったと思うけど、毎回その友達もちょっとは気遣ってくれたら・・と思うのは、アメリカ人には無理か。

旦那が良いと思ってるのに、私が怒りのオーラを放っているだけでは、通じないわな。

翌日、朝起きたら、その友達はとっくに帰っていた。めずらしい。いつも起こされるまでいびきかいて寝てるし、コーヒーと朝ごはんまでご馳走になっていくのに。(たまにはいいけど、毎回じゃ嫌だな・・と思っていたところ。)

旦那は昼近くまで寝続け、二日酔いとふてくされてソファでテレビをぶすっと見ている。

毎回、友達が来るたびに、これだから。 進歩がない。

 

 


変だと思う

2006-02-25 15:16:42 | アメリカってやつは・・
今週、変だと思ったこと。

缶詰なのに、骨が入ってるシアトルの鮭缶
缶に身をほぐして入れるんだから、皮はまだいいとして、骨はとるべきでないか。

車を運転しながら、携帯でテキストメッセージ (日本語でなんと言うのだ?)している女性。
車運転してるんなら、普通に電話したほうが安全で楽でないのか?

"This van carries no cash"と書いた車が走っていた。
こんな一言で強盗は「ああ、そうですか。」と引っ込むのだろうか? キャッシュがないとは、お昼もさぞかし困るだろうに。(5ドルくらいはあるかな。)「備えあれば憂いなし」???

交差点の先頭で信号待ちしていると、向かいの道路が半車線分は右か左にずれているのが解る。
なんで、道路をまっすぐ作らないんでしょうか。


  
実際はこの絵よりもっと極端だったんですけど。 



これ、コネタシリーズになるかな・・。


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寄付する条件・その2

2006-02-23 06:00:32 | アメリカってやつは・・
その1の続きだす。


そんな問題が時間とともに報道も少しずつ減ってきた。 そして、数週間前にまたまたこの報道番組「60minutes」で取り上げられていた援助に関するブッシュ政権の問題。

政府援助でイラクなどの外国に送りこまれるアメリカ大手建設会社が、実はアメリカ政府よりお金をもらって、現地に乗り込んだはいいが、空港や道路の建設を実際中途半端でほったらかし、お金だけちゃっかり受け取って、ほったらかしていたというもの。 このお金の額がまた、何億ドル! あーた元税金ですよ!税金!

CBS局のリポート→Billions Wasted In Iraq

このお金、ブッシュ政権が成り立つ前に、選挙キャンペーンで資金集めに貢献した大手の建設会社に対して、お礼ということで、ブッシュがなんと、キャッシュで建設会社に支払っていたので、受領書などの証拠も隠滅してたのだ。 しかし、大きな会社と政府が関わっているので、どっかからもれて、法廷にて聴取となったわけだが、まあ、この何億というお金が、現金で何トントラックで運ばれているのが写真で写っていたのには、驚いた。 キャッシュだから、すごい量!


こんな腐りまくったブッシュ政権に腹たっている人が多いのに、なんで2期目当選したんでしょう? あっしにはまだ投票権がありませんが、投票しない国民よ、あっしに投票権くれよ。 日本で投票したって、総理は変わりませんけどね。アメリカでは国民が大統領を選ぶんです、納税だって自営業関わらず、国民が自分でやるんです。 あっしの支払った税金かえせー!

こんなんだから、せっかく援助にいったという事実だけで、仕事を完結していなければ、何が復興お手伝いしました、っていえるんだろう。 してないっつうの。 イラクへ攻めてって、罪も無い現地の市民を巻き添えにして、復興してないのでは、そりゃ各国から嫌われてもしかなたいよね、アメリカ。 

それを解らない国民が多いのも事実(特にブッシュに洗脳された共和党国民)。 大統領も任期は全2期(8年)で終わり。 早くあと2年過ぎて欲しいもんですわ。


そういえば、1995年の阪神大震災時の日本政府が、各国からの救援物資、部隊受け入れ対応がまずかったことを思い出した・・・。このとき、まだ留学生だったあっし、学校であったあらゆるアメリカ人に、「なんで日本政府は援助を拒むの?」って質問されまくったっけ? 「首相があんまり考えてないから・・・」って言ってしまった。 首相って誰だっけ?村井?村上? あまりに短い任期だったから忘れちゃった。



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寄付する条件・その1

2006-02-23 05:45:36 | アメリカってやつは・・
いつもついつい、ながーいコメントを残してしまうバリ島のRYOさんの記事にTBさせていただきまする。 

愚痴に近いので、ここでも長りまっせー。


RYOさん曰く、バリ島では「世界からいろんな物品やお金を寄付されても、それを有効活用する流通システムが構築されていない。」ということだが、それは一夜にしてなるものでなく、長年の計画とまた資金もそれに必要だろうし、インドネシア政府も大変だろう・・・と、バリはおろか、インドネシアに行ったこともないあっしは単に考えるのだが、それとは対照的に寄付などを十分動かせるだけの流通システムを持っているはずのアメリカが、寄付された物品、お金をすぐに動かせないのだ。

これは、去年、ハリケーン・カトリーナの上陸により、大きな被害を受けた米国南部の都市、ニューオリンズでの問題が大きく取りざたされた。 米国の大手全国ネットTV局CBSのあっしが大好きな報道番組「60minutes(60分)」で報道されたこと。 

人名救助に関しては、行動が早いアメリカ国民。 カトリーナの被害が報道されて、即いろんな寄付団体が公私関わらず、救援物資やお金をニューオリンズに送った。 その中でになる団体FEMA(Federal Emergency Management Agency)(連邦緊急自体管理庁)によって、救援物資、ボランティア部隊の現地への送り込みが制限されていたのだ。

救援物資は、食べ物や水、衣類だけでなく、何百台という仮住居の簡易トレーラーなどなど含まれていたが、そんな救援物資がニューオリンズの近郊の都市の空き地に保留されて、いつまでもほったらかしになっていたことが判明。 救援物資を運ぶためのトラックも米国各地のトラック会社や運送会社がこれも寄付として、自己経費負担で大出動したのに、ニューオリンズ市に入ることを制限され、物資送り込み待ちぼうけを食らったのだ。

待ちぼうけならまだしも、ニューオリンズ市のあるテキサス州のお隣の州にまで、実はその救援物資を跳ね返して、そこで待機しろ・・というなんともお粗末なFEMAの災害対応。 その間に、現地の人々はどうして救援物資、団体が来ないのか、断片的な情報しかない現地で怒りくるい、現地に乗り込んだTVカメラに向かって叫ぶしかない。

この問題はまだ全体的に明らかにされてないが、このFEMAの問題でまず頭のディレクターが首になっただけに留まった。 結局、この政府の機関より、民間の善意ある行動で、少しだけ助けられた現地の人だった。

視察にちょこっと来たブッシュの横でにかにか突っ立っていたFEMAのディレクターがTVに写り、またまた能力不足を槍玉にあげられたブッシュ政権だった。


ちょっと、ここで休憩・・・。続きは次へ。




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シアトル近郊で物騒な事件が起こるのは

2006-02-21 04:35:36 | アメリカってやつは・・
いつも愛読している「ハーレム通信」のアキツさんとこの記事にまーたまたTBでーす。

「NYハーレムはやっぱり犯罪で危険なのか?」という質問をされて困ったということだが、これってどの国でも、日本の都市でもこの質問ってされるな。 あっしだって、シアトルを知らない日本在住の家族から、「アメリカやから危ない。大丈夫なんか?」と何回も質問されたし、神戸に住んでいたときは、「関西ってヤクザの流れ弾に当たりやすいって本当?」という質問を聞いたことがある。(いっときますが、無いっすよ。)

シアトルというと、米国都市としては安全なほうで、住みやすい都市の代名詞だった。 少なくともあっしがやってきた10ン年前はそうだった。 殺人はおろか、銃犯罪などの事件をニュースで聞くなんて、何ヶ月に1回の割合だった。 

それには、もちろん、表面化している事件が少なかったというのもあるだろうし、あっしが来たその10ン年前といえば、今ほど街の経済は栄えてなかったし、人口ももっと少なかった。 ダウンタウンなんて、古い空きビルや店舗スペースや空き地がど真ん中にあり、これがダウンタウン??ってなもんだった。でも、人々の生活水準は他都市に比べ平均的に高いと評判だった。 それが、この10年で他州から引っ越してくる人が増え、すっかり治安にも影響するようになった。 毎日、どっかで誰かが撃たれて怪我した、死んだ、強盗があった、強姦があった、ひき逃げで子供が死んだ、うんねん・・。 ニュース見てるだけでうんざり。


10年前に表面化してる事件が少なかったというのは、シアトルには、ここ最近(と言っていいと思う)、表面化した大事件が数件あったのだ。 

シアトル近郊ってのは、実は連続殺人事件の宝庫だったのだよ。 

代表的な事件で、つい5年ほど前にようやく連続殺人事件の犯人として有罪判決となったゲイリー・リッジウェイ。 殺したあと死体を捨てた地域から、「グリーン川殺人事件」と呼ばれる。

最初は何人か殺した容疑者としか考えられていなかったが、逮捕されたあと、でてくるわでてくるわ・・・シアトル南を流れるグリーン川沿いで見つかった死体の50件近くはこのリッジウェイの犯行だった。 80年代初期から20年も逮捕にかかったというおそらくアメリカの犯罪史でも記録の殺人事件。 

よくこのながーい川沿いを車で通ることがあるが、そのたびにこの事件を思い出してしまう。 同居人なんか、そのあたりで育っただけに、子供のころに知らずに遊んでたんだ・・と、ぞっとするらしい。


また、もうひとつ有名な連続殺人事件の犯人が、ロバート・イエイツ。 20件近くの殺人の犠牲者の犯人だと・・。


この2つはかなり有名な事件だが、他にも実はあったりなんかする(忘れちゃったけど)。 こういう連続殺人事件がなぜかシアトル近郊に多いんだが、なんでだろう・・・。連続殺人事件というと、何人も顔見知りでもない人を殺すという特徴があるが、にくいからとか殺したというもんでない。 まるで癖のように、まるで記録を残すかのように殺す。 

一度なんでだろうと同居人と話ししてたことがある。奴曰く、「そりゃ、森や林、川とか多くて、死体を隠しやすいからやん。」

え? そうなんかな・・。 見つかりにくいからってやるんです? 

この辺、誰も分析してる人や、記事も見たことがないので、ほんとのところはわからない。 でも、この事実は意外とシアトル以外の地域では、知られてなかったり、覚えられていなかったりするので、ここで暴露?、思い出させてしまったら、「シアトルって実は陰気なところ?」なんて思われるかもしれない。 その辺否定はしない。 実際、雨が一年中多くて、どんより暗いことがある地域だから、うつ病にかかる人も多くて、自殺率も他州と比べて高い。(もっと北のアラスカほどじゃないらしいっすけど。)

でも、うっとしくさせる天気のおかげで、自然は豊かで、緑が多いので、その中に溶け込んでいきたくなるような街ではある。 息抜きがしやすいというか・・。 人も他の都市に比べるとやさしいと聞いたことがある。 あっしは米国のほかの都市というと、シカゴ、アトランタ、LAくらいしか行ったことがないので、個人の意見はないが、東海岸に特に引っ越した友人、知り合いがこぞって1、2年で戻ってきて、「東はもう嫌。人がよそもんに冷たい。」と口そろえていっていたのを聞いたことがある。

これもそうなのか、なんでなのか知らないが、解っているのは、シアトルは住むのにいいところだというところ。 とりあえず、今それだけ知ってればいいかな。



くらーいお話のあとにお口直しで・・
シアトル近郊南方代表、レイニア山。





シアトル近郊っつほど近くないですが、
北方代表、ディアブロ湖で甘い気分に・・なります?


写真が古いのはお許しを・・




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ティーンになられるのが怖い

2006-01-16 14:17:18 | アメリカってやつは・・
アメリカで結構人気のあるコメディーショーに、SNL(サタデー・ナイト・ライブ)や、マッドTVってのがあるが、うちもたまに見る。 

これらのショーは日本で言うコントだと思う。 ただ違うのが、アメリカのこういうショーのコメディアンというのは、日本のと違って、時事や政治経済に精通していて、大概のネタが社会風刺なんだな。 (風刺どころじゃないくらいのするどいつっこみなんすけど。)

もう、自分の国の大統領だろうが、外国の首相だろうが、有名なハリウッド女優だろうがおかまいなしに、おちょくりまくる。 これって、名誉毀損で訴えられないんかいな??と、見始めてころはびっくりしたが、今はすげぇー!とげらげら笑っている。


そのコントショーで、おちょくりまくったひとつに、ティーンがいっぱいでてくるトレンドドラマがある。 あっし自身はこのドラマを見たことがなかったが、同居人が少し知っていたらしい(なんでだ?)。 そのドラマは金持ちの家のティーンばっかりが登場人物のドラマらしいが、そのドラマ自体はあんまりあっしが関心することでない。

今のアメリカのティーンの傾向がそのコントでドラマをおちょくることで風刺してるのだ。 おちょくってる点として、

*怠慢で、親のお金を食いまくる。
*異性関係を持つことだけはいっちょまえ。
*ガムをくちゃくちゃかみながら、視線を合わせずに、だらだら話す。
*Whatever(どうでもいいや), Like(みたいなー), などの単語をやたら混ぜて話す。

が主な点かな。 いやー、日本でも年寄りが・・・おっと、年配の人たちが「最近の若いもんは・・・・」という愚痴をよくこぼすが、最近のティーンを見てると30代のあっしも確かに眉をひそめたくなりますな。 同居人とTVの事件を聞いたり、インタビューを見たりしてると、

おまいら、あほ?(ティーンのお子様ご本人、もしくはお持ちの方、すんませんです。)

と無意識につぶやいている。 あっしがティーンのころってそんなことしなかったし、そんな態度とってなかった・・・と思う。(親にそうか?ってつっこみ入りそう。) まだ、前述みたいな態度や言葉を吐いてるだけなら、まだかわいいもんだけど、クール(カッコいい)だからってな理由だけで、ちょっとギャングっぽい格好して、そういう言動を取って見たり、しなくていい喧嘩してみたり。 スリルがあるといって、危険なゲームしてみたり(カーレース含めてね)。 


こっちでは、そういうの、

They don't think about the consequence.(結果がどうなるか考えない)

They're fearless and reckless.(恐いもの知らず、向こう見ず)

って言ったりする。 ほんと、君達あほかね?ということやって、友達が怪我したり、死んだりしてから後悔する。 知能指数の問題とか、学校のお勉強できるとかいう問題やないのね。 常識が欠けてるのかな。 


しかーし、ひとつだけ考え付く利点は・・・。オリンピック級のアスリート(スポーツ選手)や名前を馳せるサイエンティストが出てきたりするんだな。 これって、以前スノボーのプロを日本でやってた子に聞いたことがある。 

「アメリカ人の若い奴らって、怖いもの知らずなんすよね。 俺らなんか、この急降下大丈夫かなとか崖があるかなとか頭で測ってから行く(滑る)んですが、奴らはそんなこともう考えずに行っちゃうんですよ。」

ふーむ。 まあ、スポーツやるぶんにはいいですけど、街中で結果考えずに、ギャングのまねして、流れ弾に当たったり、楽しいからとむちゃくちゃ車運転して、事故死するのだけはやめて欲しいっすね。

そんな、ティーンが多いアメリカ。 将来自分も子供欲しいけど、そんなティーンの一人になってしまうのが怖い。 子供は欲しいけどティーンは欲しくないなぁ・・・って無理な注文?やっぱ。




アメリカのいいとこだけ見ときたい

2006-01-08 14:12:05 | アメリカってやつは・・
ひさびさに愚痴です。(いっつも?) アメリカで働いてかれこれ、10年になるが、未だにへ?と目が点になることやら、むかむかさせられる人の言動やら対応にぶつかる。 日本でも一応5年は社会人として働いていたので、日本でとこっちでの違いがわかる。 やっぱり、国民性でないかと思う。


金曜日はとにかく、うまく仕事がいかない日であった。 朝から、取引先の窓メーカーの担当者にいらいらさせられ、そのイライラついでに、年明け前から金返せ!交渉をしていた別メーカーのセールスマネジャーに、いったい返金の件はどーってんのよ?と冷たい声色で電話をし、ずっと待っていたある部品がバスタブメーカーから届けば、案の定、オーダーしたもの全部が届いてないし・・・。

ああ、また頭に10円ハゲができそう・・・・。

と頭に血がのぼったまんまだった。 


どのメーカーの担当者もそうだが、どうもカスタマーサービスというか、対応がもひとつ深刻さが感じられないというか・・。 アメリカ人はフレンドリーというイメージを持っている日本人が多いと思う(統計的に)、それは当たってると思うし、いいことだと思う。 そのフレンドリーさをうまくサービスに使ってくれれば、すごく親切で気持ちのいいものだと思うが、こちらがあきらかにじりじりして待っていて、すでに文句言いたい状態のときは、あまり効果的でないと思う。

例えば、最後の待っていた部品が全部じゃなかったというバスタブメーカーの担当者。 去年の12月から散々待っていたのに、しかも直接日本に送ってもらうように伝えていたのに、うちのシアトル事務所に送ってきて、箱を開けてみりゃ、中身は一部だけ。 んったくしゃーないなと届く前日にも電話メッセージ残していたのに、まるで聞いてなかったかのように、「荷物届きましたー? あら?全部じゃないの?」といつものフレンドリーさ。

こっちが何度も連絡して、どうなってるのか聞いててやっと届いたら一部だけで、イライラしているのに、このときにフレンドリーさを装われるとよけいにぷつんと来る。 平静さを装って、あの、全部来てないんですけど。とまたちゃんと送ってもらうように段取りしてもらうことになる。 

このとき、ただ、じゃあ送ってねだけじゃだめなんすよ。 念押ししなくちゃいけない。
1)追加発送するときに送料はメーカー持ち。(向こうが間違えたんだから。)
2)発送する前に出す部品を必ず確認書で価格とともに連絡すること。(また間違ったものを送られても時間が無駄)
3)発送したら、追跡番号を連絡すること。(またいつくるか解らないようでは、日本にいつ送れるか日本へ連絡できない。)

とにかく、間違いが多い担当者が多いので、大抵間違える前にはどう間違えるか予想がついてしまう。 あっしもこの業界にかれこれ7年以上はいるので、どうなるかが担当者の性質も飲み込むと解ってしまうのだ。 (日本だったら、上の3点なんて、言わなくってもやってくれるよねぇ。)


そして、フレンドリーならまだいいが(動いてくれるだけ)、動かないでただ、こちらが文句を言うと自分の処理が悪いのを棚に上げて、逆ギレ気味に、ディフェンド(自己防衛?)する人が一番やりにくい。

そのいい例が一番最初に挙げた窓メーカーの担当者。 かれこれ12月19日から待っているオーダーの確認書が出てこず、3回もファックスを送っているのに、なんの連絡もない。 内容がすこしばかり、混同しがちのものだったので、メールで写真まで送って、担当者の上司のセールスマネジャーと電話確認したのが、5日後くらいあとだったので、すぐそれから出てくると思ったが、、、年明けて、その金曜日のこと、どうなってるか冷静さをもって電話をしたのに、

「うちのシステムに入っていませんっ! そんなファックス受け取ってません!」

とキレ気味。 あのねぇ、、キレたいのはこっちのほうよ。 どなりそうなのをおさえて、

あのねぇ、去年最初にファックスしてからしばらくしてお宅のマネジャーと話して内容確認までしてるんだけど。

「そんなこと言っても入ってないものは入ってないのっ!」

この態度ほんと、信じられんですよ。 そっちのシステムに入ってないのって、あっしのせいなの? 3回もファックス送って、そっちの届いているのはマネジャーと話して確認してるのに。 何でそっちがキレるの?
 
届いてる届いてないのやりとりしてもラチがあかんので、

今からまたもう一度送るから、今日、今すぐシステム入るようにしてくれる?いいね?

とさっさと電話を切った。 その後、すぐそのセールスマネジャーのところへ電話して、おたくの担当者はちょっと問題があるよ、なんとかしなさい。とメッセージ残してみたが、電話はかかってこなかった。 (たぶん返ってこないだろうな。)

ほんとに、あんまりあっしもね、カリカリいやな客になりたくないけど、ならざるおえない担当者が多すぎる。 たまーに、しっかりした機転の利く人もいますけど、そういう人がいると、拝みたくなる。 その辺はあっしも日本人でしょうか、そういうしっかり対応してくれる担当者がいると、その人がいるメーカーに優先的にオーダーしたくなるのだね。


あと、金曜日に限ったことじゃないけど、こっちが質問のメッセージ残しても、回答に調査が必要なときがあり、即答できないときは、回答ができるまで、こっちの電話を返さないの止めて欲しいなぁ。 一言、「ちょっと調べてますから、待っててくださいね。」くらい連絡してくれてもいいぞ。 伝わってないのかと思うぞ。

初めてアメリカで働き始めたとき、電話で、「こちらXX社の○○ですが、△△さんいらっしゃいますか?」という掛けかたしないのに驚いた。 受け取るほうも、「失礼ですが、どちら様でしょうか?」とか、「すみません、もういちどお名前いただけますか?」とか聞かないで、さっさと担当者の内線へぶちこんでしまう。 これも驚いた。 

たらいまわしもかなり多い。 前述の感じで、電話を回す先の人間に説明も誰からかも言わないで回すので、電話かけるほう(客とか)が、何回も状況説明しなおさないといけない。 これもかなり驚いた。


「郷に入っては郷に従え。」という言葉は海外在住人は身にしみて頭にぶち込むんだが、あっしは、いいとこ取りをしたい。 日本人にも嫌なところもあるし、それを考えたら、日本人としていいところは残して、アメリカ人のいいところだけを見習って生きていこう・・と自分の頭にぶちこんで毎日を送っている。 特に、日本人の悪いところを残して、アメリカ人の悪いところを学んでしまっている在米長い日本人をたまに見ることがあると、「人の振り見て我が振りなおせ。」という言葉がふい頭にうかぶ。

在米20年後とかどうなってるかな・・・・? ヘンな日本人のおばさんでいませんように。 (今でも十分ヘンよ、あんた。ってか?)



ものぐさにも限度あり

2005-12-30 09:11:56 | アメリカってやつは・・
バリでの居住日記が興味深い、RYOさんの記事手で食べるを読んで思い出し、苦笑したことがある。 

RYOさん曰く、「手で食べなければいけないから、事前にしっかりと洗ってから食べることになり、スプーンで食べるよりも清潔だと思う。」ということだが、これは多分、そのような習慣をもつバリの人か、もともとどちらかというと清潔な日本人だから、ちゃんと手を洗うようになるんだろうなとフフっと笑ったのだ。

ここからかなり汚い話になるので、食事中の方は済ませてからお読みください。


アメリカに居住していろんなアメリカ人に会ったが、アメリカで出会った日本人も口をそろえていうように、アメリカ人は汚い。 断言したくはないが、かなりの高い率で汚い。 (繰り返してしまうほど。) たまーに、きれい好きの人もいる。しかし、それはかなり稀。

そんな人間が多い国で、ご多分に洩れずうちの同居人Dも汚い(最近ボロクソ)。どんなに汚いか一応家族や友達がこれを見ていて、一応本人の名誉のためにも詳しいところは伏せておく。 しかし、類友とはよくいったもんで、その友達にももっと汚い奴がいる。 そやつの家へよく行き、Dとともに一緒に時間をすごすことが結構あるが、この家がまた汚い。 まるで、日本人なら映画でしか見たことがないんでないのか?というくらいのまるでドラッグディーラーの家のようだ。

汚いソファーにはタバコの火で開けた穴とヤニのしみ。 ガラストップのテーブルの片方は割れてしまったので、合板の板を入れて、その上には小銭、タバコの灰、ジャンクメール山、ビール瓶、瓶のフタ、つり道具、壊しためがね、タバコを買ったときの景品、ファーストフードのジュース残り、、、よくこれだけのっかってるなというくらいのっかっている。 床には広告やダイレクトメールの紙が散らかり、キッチンには山のような飲んだ後のビール瓶。 夏に行ったときには、1週間前にあっしが置いてきたスープがまだ小鍋に残ったままになっており、あきれたあっしが洗ってやろうと、鍋を傾けたら山ほどうじがわいていた。(食事中の方すんません。)

いくら土足のアメリカ人家庭でもきれいにしようと思えばきれいにできるが、古い家も手伝って土足でしか歩きたくないと思うような部屋だ。 そんな部屋だから、本人もきれいな身なりをしない。 けっして貧乏じゃない、Dと同じような運輸、倉庫業の会社に勤めていて、時間給がいいので結構稼いでいる。 なのに、いつまでも穴の開いた靴や靴下にぼろぼろのシャツやジャケットを着ているし、頭もいつもぼさぼさ。(あっしも人のこと言えないかもしれん。)

極めつけ、手は倉庫で貨物やらをいじるからかなり汚れるのに、仕事から帰ってもいつまでも汚いまま。 その汚い真っ黒の手で、サンドイッチをわしづかみにして食ったときには、かなり引いた。 また、その汚い手で目をこするんでアル。 きっと、こやつの免疫力はすごいものがあるにちがいない。 


こんな奴結構はびこるアメリカだから、手で食事をする習慣がある国の人を見習って、アメリカ人も手で食事をしてみりゃいい・・・という公式が当てはまらないんだろうと思う。 でもそれくらいやってもいいぞ、アメリカ人。


過去に一番びっくりしたのが、土足の床を水拭きしたモップを台所の流しで洗った元ルームメイト。 しかも毛足の長い猫2匹も飼っていた。 さすがに怒ったあっしだった。 吐き気がした。


アメリカにお住まいのほかの日本人の方で、「あんたの友人は例外よ。」とおっしゃる方もいるでしょう。 かなりいいお友達や親戚をお持ちです。 うらやましい。 大事にしてあげてください・・・・・。