すまいるの”これが本当のメイン”

独身保った関西女んちに同居人と息子が来て早や9年。実子にも恵まれ、第2の故郷、シアトルでの生活は20年目突入

はじめてのソフト・・・

2006-01-31 17:02:55 | すまいるの日常
30代中半にさしかかって、目ン玉が乾燥してコンタクトレンズがつらくなってきた(ようするにドライアイ)。20代前半からずーっとハードレンズ、ド近眼のド乱視、そのころはハードレンズしかそんな複雑な視力を直せず、近年になってきてようやく、なんとソフトレンズでも直せるような技術が見られるようになってきた。

長い間コンタクトレンズを変えるのをケチっていたが、ようやく週末に目医者にアポを取り、ソフトレンズにしたいですぅぅ!と先生に相談。 サンプルをかれこれ3日ほどつけている。 まだまだサワーとした乾燥を感じるが(どういう表現だ?)、ハードレンズのようなエッジがちくちく痛いということはなくなった。 涙がでるほどうれしい。(涙でるんやん。)

ただ、サンプルなんで、しっかり合わずに目がうるうるしたり、物がダブルに見えたり、ぼけてしまったり・・・。サンプルで心地よさが確認できたら、注文中のあっし用のレンズをつける。 それで、また2,3日つけてみて、最終的にオッケーなら、ソフトレンズでいこう!と決定となる。 うまく見えない、やっぱり痛いという問題がでてきたら、やっぱり、ハードレンズのドライアイ用のいいものにすることになっている。

あっしとしては目にやさしくしてやりたいので、ソフトにしたい。 ちなみに、あっしは、外ではめがねをかけない。 家の中のみかける。 外でかけると、めがねが動きやすくなって、視界が動いて、くらくらするから。 また、長年コンタクトをかけていて、眼球の表面が弱くなっているのか、空気や風に当たる時間が長くなると、サワーと痛くなってくるから。(このサワーと痛いという表現わかるかなぁ)

とにかく、患者の意思や心地よさを考慮して、いろいろお試し期間を設けてくれたりする病院や医者が多いのは助かる。 ハードレンズを以前購入したときでも合うものをとことんまで、医者は探してくれた。


目医者だけに限ったことじゃないが、アメリカの病院にしても、クリニック(開業医)にしてもずいぶん患者を甘やかしてくれる。 病院の雰囲気は明るいし、看護婦なんて、ピンクの看護衣?来てたり、子供病院だったら、まんがの書いたものを着ていたりする。

あっしが慢性の胃炎で胃腸科へ行ったときにゃ、また胃カメラを飲むのに全身麻酔だったし。(前もこのこと書いたっけ。) 

歯医者へ行ったときにゃ、詰め物が取れたのをつめなおすだけで、笑いガスをくれたし。(麻酔みたいなもん。眠たくなるのだ。)


そんなアメリカ、どうしてお産のあとは、1,2日で家に返されるんだろう・・・・。(って、これは入院代がかかるからっていう単純に患者側の理由だったりもするんだけど。)



栄養摂取元食べ物の違い

2006-01-29 05:06:09 | すまいるの日常
ハーレム通信のアキツさん とこで、話されていたシリアルのこと。チェリオスが、そうか人気か・・。 あっしも一時期狂ったようにチェリオス食ってたっけ。 さすがに3ヶ月くらい続けたら、飽きましたがね。 それ以来買ってないっつーくらい。


じつはあっしも最近シリアルを朝ごはんの定番にしつつあるんですわ。 ま、そのうち飽きるだろって自分でも思うけど、理由はこう。 

またまた、購読のニューズウィークでアメリカ人の栄養接収について特集されていたんで、それを読んだのだ。 単純のほかないっすね。 

内容は、
①日常取らないといけないはずの主な栄養素について
②その栄養素の取り込み方、生かし方
③各栄養素の摂取元(食べ物)は?
てな感じ。

①はまあ、大体解りますね。 ざっと、ビタミンA,B,B6,B12,C,D,E, カルシウム、マグネシウム、オメガ3、などなど。
②は、知らなかったことも書いてあったんで、この号のニューズウィークは永久保存版だなっ、と学校のお勉強のように、記事の隅々まで読んで大事なところには、ラッションペンで線まで引いちゃいましたよ。
③を書いてあるチャートも置いておこう。 アメリカの食べ物でどれに何が入ってるかなんて、まだ無知に近いから。


その例の③のどれに何が入っているかに、なんとシリアルがしっかり食べ物候補に入っているのだ。 これはもうどの女性雑誌やら、週刊誌にでも述べられている栄養摂取元だが、そのアキツさんじゃないが、食べ物って感じがしないシリアルにそんな栄養が入っていて、それを医者やら栄養士が推奨しているってのがどうも納得いかないのは、日本人だけ?

マグネシウムなんて、お通じにいい栄養素なので(女性はかなり関心ありと見た)、取りたいが取れる食べ物って・・・・ナッツが入って、あれこれ入っているシリアルがいいらしいんだな。


そういえば、チェリオスをやたら食していたときは、コマーシャルで、「ハートに良い」米国心臓協会(?)推奨ってのを見たからだった。(あんまり心臓強くないもんで) それとも影響されやすいだけなのか、あっしは。


シリアルだけがべつに栄養摂取できる食べ物じゃないが、このアメリカの何とか協会やら、栄養士が推奨する摂取食べ物ってのが、なんとアメリカでは乏しいことだろう。 野菜はまあいい、栄養の塊みたいな代表食べ物だし、食べ物っという感じがする。(単純な理由) ブロッコリーなんて、ビタミンだけでなく、鉄分やらいろんな栄養素が取れる栄養の王様。

しかし、よくTVコマーシャルでもやってるが、カルシウムの摂取元というのがなんで、ミルク、チーズ、ヨーグルトなんだろう。 もちろんカルシウム入ってるだろうけど、日本だったら、小骨の入った魚を食え。えびを殻ごと揚げて食えと言われるやないか。 魚介類がどうしてはいっとらんのだ? そういえば、スーパー行っても、魚は骨をすでに抜いたようなサーモンと白身魚のパックや、カウンターでしか売ってないか・・。 小骨なんて食べるもんじゃないという感覚。

きっと、焼き秋刀魚や鯵の塩焼きなんかアメリカ人に取ったら邪道とかゲテモノなんだろう。(ああ、そんなの食いたいです。) 骨がたまたま入っていたサーモンをグリルして晩御飯に出したら、同居人が大げさに言ってったっけ。

「骨が入っている!」 ええい、やかましい、それくらい食べんかい!


そんなんで、カルシウムの摂取元はチーズとか牛乳とか言っている国だから、子供はグリルド・チーズっていう、食パンにスライスチーズはさんで、フライパンでバター落として焼くようなものを喜んで食べながら、「チーズにはたくさんのカルシウムが入っているのよ!」とえらそうにお父さんにいう女の子のコマーシャルに、あっしは違和感(危機感といってもいいか?)を感じてしまうのだな。


でも、やっぱりアメリカにいるんで、ここにあるもので栄養は摂取するしかない。 栄養の辞典みたいな本まで買って、調べたあっしです。 マグネシウムやら、鉄分、ビタミンCやEには、Flex Seedっていうナッツみたいなのがいいらしい。 そんなものどこに売ってるのか・・・・、たまたま食料買いに行ったスーパーで、それを粉状にくだいた商品が売っていた。 買いましたよ、ええ、毎日シリアルに入れて食ってます。 これで一通り、アメリカ式栄養摂取はオッケーかな。 








集中できない男児たち

2006-01-28 04:52:02 | すまいるの日常
今週は1度しか記事アップしてないな、あらら。 昨日はなんだからログインがしづらかったんですけど。 ちょっと落ち込み気味でもあったことだし。
 

それはさておき、ワタクシはニューズウィークを購読しておるのですが、今週はなんだか身近なメイントピックだった。 それも

TROUBLED BOYS (問題の男児たち?っていうのかな) 

どうも近年のアメリカで、幼稚園から小学生、若いティーンの学力が落ちて、勉強に集中できないという統計と調査結果が出ているらしい。 その考えられる原因をたらたらと3,4ページに渡って書かれていたのだけども、なんだかおもしろい分析内容もあった。


男児は女児よりもともとADHD (ATTENTION DIFICIT HYPERACTIVIY DISORDER) 注意欠陥障害? 気味とも言われる。 集中力に欠けるから、計画的に勉強も部活動もうまくできないからという男児もいるということだが、でも、「うちの子はきっとADHDだ。」と成績下がる一方の男児を持つ親が医者につれてったら、ぜんぜんそうじゃなかった。。。


別の分析結果が、こう。

過去と近年の統計を見て、女児と比べると男児の勉強や日常生活での集中力が低下していて、成績にも響いている。 全体的に女児の成績のほうがいいらしい。 これには、学校などが女児にもっと注意や、関心を払い、男児の成績について無視している傾向にあるのでは?という。 

へぇ? と思ったのは絶対あっしだけではないと思う。 その理由として、20年30年前には、女児のほうが成績は男児より劣っていた。 そのために、学校や教育機関が女児を優遇し、成績やアクティビティ(授業外活動)などで、がんばれる機会を与えた。 そして、成績が男児と同等になり、そのうち、抜かしてしまった。

そんなことをしているうちに、近年の男児のほうが今度は成績がさがり、学校や教育機関、親たちがあああ、これはいけない!とあわて始めた・・・ということ。



この記事では、ただ単に分析やら考えられる理由をたらたら述べたものだったが(だいたい週間時事誌なんてそんなもんやけど。)、ちょうどこの記事内にもちょっと述べられていた、アメリカのNHK?と呼ばれるPBS局で先日放送された"RASING CANE"というドキュメンタリーのこと。 この番組で話されていた、「近年の男児に問題が見られる」理由もこの成績低下に貢献しているんでないかという。


このドキュメンタリーは実は、同居人と見てたのだ! 2時間もののかなり興味深いものだった。 子供専門の心理科医マイケル・トンプソン氏が書いた本がベースになっていて、氏本人がいろんな男の子にインタビューしていた。 おおまかに説明すると、父親が与える男児への影響ってことかな。(かなりおおまかやね。)

父親がいない家庭の男児は問題を起こしやすい。 父親がいてもこども、特に男児に教育的、精神的関心を多く見せない父親のもとでは男児はまたいろんな形で問題を持つ傾向にある。 ロールモデル(お手本)となる父親像がそこにいないのだから、男児は悩みがあっても自分でお手本を見て解決することもできない。

ここで、「誰か友達や母親に悩みを打ち明けて解決ってのは?」というのは、ブーッ(ブザーの音)。 不正解。 男児は母親を含めた女性や同年代の男友達に心の内を見せたがらない。 特にそんな傾向の強い男児が、お手本となる父親が居ないとなると、もう人生下降気味の一途をたどる。。。(というはいいすぎっすけど。)


このトンプソン氏のインタビューや分析はすごいおもしろい物があった。 本がベースだから是非本でもじっくり読んでみたいと思ったほど。 日本ででてるかどうか解りませんが探してみてください。 ちなみに英語のはこんな表紙っす。




男の子というのは、幼児期から成人するまでなんとセンシティブな期間があるのか・・・とびっくりした。 ここで、親、特に父親の存在がなければ、後の人生に響くこともあるんだな。 あっしは個人的に、親となったら、子供の成績は2の次でそれよりもやさしくて自信に満ちた人間になってほしいなっと思ったが、男の子が問題をかかえるときというのは、精神的な理由ですべてつながっているのか・・とすごく考えさせられた。 

あっしは今まで男性に対してすごい厳しい見方をしていたほうだった。そんなあまちゃんでどうする!と叱咤してしまうような女。 このドキュメンタリーでちょっと見方が違ったし、今同居人の息子、チビという男児が身近にいることで、自分の人生観の一部として意見や分析を取り入ることができるんでないかなと思った。



このインタビューで、一番ほぉーっと心に残ったのが、トンプソン氏の17歳の高校生たちへのインタビュー中のこと。 一人の男児が最近死去した祖父の話をしたとき、"I liked him a lot."(彼のことが好きだった。)と尊敬していたこと話しはじめた。 そこですかさず、トンプソン氏は、

「君はいま、Liked(好きだった)といいましたね。 でも、本当はLikeだけでなく、Love(大好き・愛情を持っていた)だったんでしょう。 表情を見れば解りますよ。 でも、君はそれを今一緒にいてインタービューを受けている同い年の男友達みんなに打ち明けるのは抵抗があるんですね。」

と言った時、この男児の顔が瞬く間に真っ赤になって、すぐに男友達にその祖父に対する愛情をばらしたくなかったことを目を潤ませて、認めた。


"Yes, I loved him so much." (ええ、彼のことがすごく大好きでした。)




このドキュメンタリー、男児を持つ親御さんは必見かもしれんですよ。

厳しさ反面教師

2006-01-24 14:57:42 | すまいるの日常
週末に同居人の息子、チビがやってくる。 たまに、彼の母親側の都合や、こっち側の都合で来ない週もあるが、大抵は金曜日の夜迎えに行ったり、土曜日の昼に迎えにいったりする。

(ここでいきなり注意:同居人はバツ一(死語?)、前妻との間に6歳になる息子、チビがいる。 あっしと同居人とはかれこれ2年の付き合いになる。 チビは普段、母親と住んでいて、週末やらバケーションだけ我が家にやってくる。)


最後に来たのは先々週だったのだが、そのときあっしは少しチビにたいして厳しい態度をとったので、今週はちょっとやさしくなろうと心に決めていた。 あっしがチビに対する立場は複雑なんだが、同じ家の中で過ごす大人として、身近な大人の一人として、将来の義理の息子になるかもしれない立場として、悪い言動をしたら、つい「こらっ」と叱ってしまう。 ただ、短く叱るだけならいいんだが、たらたら長いしつけ文句をお見舞いしそうになるのだ。

これはこのブログを始めたころにずいぶん悩んで、私と同じ立場にいる人に相談したものだった。 こまかいしつけで叱ったりするのは親がすることで、私が感知することでないのだが、事をはっきりさせようとするあっしは口を出してしまう。 これでは父親である同居人の立場がない。 

同居人は悪い父親でない、どちらかというと、いい父親だと思う。 子供のころ結構複雑な家庭に育ち、悪いことも経験したりした奴だが、本来頭のいい奴で(雑学も多し)、子の親となった今、しっかりとした考えでチビを育てていると思う。

そんな同居人の大事な子供だから、あっしもまるで親とは違うガーディアン(保護者)の気分でしつけに参加してしまう。 それを同居人は嫌がってはいない、どちらかというと感謝してくれているが、あまりでしゃばらないようにはナントカ気をつけている。 でないと、今だから話にしてしまうが、出会ったときに悩んだのが、あっしのでしゃばりが自分で自分の首を絞めていることになっていたから。


でしゃばりすぎては、同居人とチビの間にしゃしゃりでてしまうことになる。まだチビが6歳だからいいものの、これでティーンにもなれば、親子の絆に傷をつけてしまいかねないから。 チビだって困惑してしまう。 きっと、すまいるの自分に対する立場ってなんだろう??って。


だんだん、チビのボキャブラリーも増えて、口答えも増えた。 この週末もチビの口答えで、ぷっちん切れ掛かったあっしは、同居人がかちんときて、怖い顔をしている横で、一言「チビ、やめなさい。」と言った。 先々週、厳しすぎたかな・・と反省したところだったが、これはたまらなくなって、一言言ってしまった。 

子供は自分の感情だけで物を言っていたりしてよく考えていなかったり、大人の真似をして失礼なものの言い方をしていることもあるから、やっぱり、大人として指摘せずにはおれなかった。 でも、その後の同居人の対処は彼に任せ、別の部屋でチビと目と目を合わせてしっかり話をしたようだ。 

どうだった?とのあっしの問いかけに、「ちゃんんと話をしたよ。 俺はお前の父親であって友達やない。だから、やれと言ったら、言うことを聞くんや。 今までは小さかったから、タイムアウトだけやったけど、今度そんな態度をとったら、尻たたきやぞって。」

ちゃんと父親としての威厳を保ち、子供にまだ人生学び中である子供の立場を明確にしたようだった。 まだ、本当にどうして言うことを聞かないといけないかは解っていないだろうけど、せめて大人になって常識を持ち、判断力がつくまでは、親の言うことをちゃんと聞いていかないとね・・。 

これが、母のよく言った「子を持つ親になったら、気持ちがわかる。」ってやつのひとつかもしれん。 



最近は、あっし自身も立場的にだいぶうまく立ち回れるようになった。 今は、チビの周りにいる責任のある大人として、悪いことしたり、家のルールに反したりしたときだけ、注意したり、説明するように叱ったりすることにしている。 これが冒頭にコメントしたように行き過ぎないように。。

そのほかの時間は、チビをもうひとりの小さなボーイフレンドとも見てる。 父親に負けないくらい、いっちょまえの男を演じたりする。 


あっしへのクリスマスのプレゼントに丸っこいハート型のペンダントを選んでくれたのはチビらしい。 クリスマスの日の後にチビがやってきたとき、朝一番に起きるのはチビだが、仕事のため同居人より早く起きたあっしにこそっと言った。

「黒っぽい箱の中身見た?」
 
ああ、ペンダントね。 ありがとう、選んでくれたんね。

「次はね、お父さんはすまいるに婚約指輪買うよ、絶対!」


ずいぶん、おしゃまな6歳でして、6倍くらい年上のあっしはたじたじになること多し。



そんなチビが心配だから、あっしも口出しを多少してしまうが、多少なりともいい影響になればいいなと思っている。


今日はいつもにまして、支離滅裂な文章でありました。 



シアトルはお祭り騒ぎ

2006-01-24 13:50:55 | すまいるの日常
シアトル・シーホークスがスーパーボールへ!
め・で・た・い!



失礼しました。 何せ、26年ぶりの快挙らしいです。(阪神もびっくり?) それまで毎年最下位もいいとこらしかった。 それが、2005年シーズン始まるや否や勝ち続けて、とうとうスーパーボールですよ。 野球で言えば、ワールドシリーズですな。


日本ではあんまりなじみないでしょうし、在米日本人にもなかなかフットボールというのは、浸透しないもんです。 だいたい、ルールがややこしすぎますから。

そんなあっしも同居人の影響で、フットボール(日本でいうとアメフト)を見始め、ルールを説明してもらって、ようやく半分くらい解るようになってきたのですわ。


アメリカで、各都市で地元チームが勝つというと、日本で言うと、阪神が勝った時ばりのお祭り騒ぎでしょうか。(阪神を引きあいに出しすぎっちゅーの)

NFC(セリーグ、パリーグのちがいみたいなもん)のチャンピオンになった昨日、あっしらはバーに集まってみんなでビール飲みながら、TV見てて大変なもりあがり。 同居人はもう大興奮。

「俺らシアトルがスーパーボール行くんだぞぉぉぉっ!!!」 

帰りにゃ、同居人はあっしが運転する車の窓から、通りがかりの人にいちいち、

「俺らシアトルがスーパーボール行くんだぞぉぉぉっ!!!」 

アパートに帰ってきてから中庭でまた、

「俺らシアトルがスーパーボール行くんだぞぉぉぉっ!!!」 



迷惑な酔っ払いっす。


追記
毎年こうなのかは知らないけれども、チケットの値段がすごい。 普通に買って、$600ですよ。 シーズンで高いシートでも$350くらいです。 それでもってもっとびっくりなのが、eBayでフィールド前がなんと、、一万ドル(百万円?!)。 買う人がそれだけいるってのがすごい。 



GO HAWWWWWWWKS!







カリフォルニアロールは日本寿司にあらず?

2006-01-18 15:58:26 | すまいるの日常
Kiasuさんの記事、スシの食べ方を読んで、思い出した寿司屋でのアルバイトエピソードがある。 

色に関する誤解というのは、あちこちの国で結構あるが、いい例として、カリフォルニアロール(あのカニ身をほぐしたのときゅうりとアボカドを裏巻きしたものね)は、アメリカ人に日本の伝統的な寿司だと思われがちなこと。

焼き海苔に抵抗があって、なかなか浸透しないアメリカでの寿司業界を一世風靡した巻物。(と思っているのは私だけ?) 

最近は日本でも逆輸入されているという話を聞くが、どうなんだろう? 以前一時帰国して、回転寿司に行ったときはなかったように思う。(まさか、頑固職人親父がいそうな寿司屋で、そんなハイカラもんは作ってないかと思うので、回転寿司ならあるかなと。)


それは、今日のメインのお話じゃないのですよ。(得意技:話横道)

そのカリフォルニアロールが、日本の伝統寿司でないということをたいていの在米日本人がせせら笑っているように、あっしもせせら笑ってました。 テリヤキチキンだって、サワラのテリヤキというのならあるけど、テリヤキチキンは米国産、日本逆輸入だと思う。 日本のXXXバーガーが日本で始めて取り入れたんじゃないかな?(この辺かなり憶測でいいかげん。)

そんな、アメリカ国民の舌にあわせてやってるのよ、やーね。と笑っていたあっし、寿司屋でバイトしていると、日本食が大好き!という顔でやってくるアメリカ人が天ぷらロール(巻物に海老天が入っている)を食っていると、君はなんちゃって日本食フリーク(おたく?)だっ!と言ってあげたくなるときがあった。

そして、ある日。 タイ人の血が入っているという女性がボーイフレンドかと思う男性とやってきた。 寿司屋の大将曰く、ちょくちょくくる常連さんらしい。 その彼女と、日本食が好きだとか、食べ物の話になった。 もちろん、タイの食べ物のことが話題にもなった。 そこで、言わなきゃいいのに、あっしはできる限り、タイに関連したことを好意的に話しをするがために、

パッタイ(Phad Thai*)好きですよ!
*きしめんのようなタイのライスヌードルにもやしやお肉かえび、香草などをパッタイソースで炒めたもの。

とえらそーに言ってしまった。

その彼女曰く、でもタイにはパッタイってないんですよ。

顔から火がでそうになった。 異国ですごしながら、異文化をなかなか受け入れられない人や、受け入れようとして間違った情報を持っている人に対して、正しい日本の食文化が知られていないとあきれていた自分が、ぜーんぜんあかんじゃないか。 自分も間違っているやないか。


でも、考えた。 ほんとにパッタイってないんだろうか。 アメリカでアメリカ人の口にあわせて作られたカリフォルニアロールみたいなもんなんだろうか・・・。ちょっと、この件があってから、反省した。 日本以外の国といえば、シドニーとアメリカは、シカゴ、カリフォルニア、ハワイ、アトランタくらいしか行ったことがないあっし。 ちょっと、これから少し勉強しよう。 旅行は無理にしても、最近ブログという便利な情報元があることだし。 

機会あったら今度Yoshi@タイさんに教えていただこう。



「今年の抱負」競争・1週間後

2006-01-18 09:53:56 | すまいるの日常
先週ちょうど1週間ほど前、同居人が実行している今年の抱負、その1の喫煙について、あっしが「ずるしてるやんか!」と指摘したのが発端だった。

ニコチンパッチを元旦に使い始めてかれこれ2週間以上が経ったが、タバコは吸わないものの、小型の安い葉巻をたまーに吸うのだ。 これはタバコほどニコチンがないにしろ、多少は入っているのは確か。 だいたい、吸うという癖を打ち破らないといけないのが、一番苦痛なはずなのに、これではパッチを貼る期間を終えたら、吸い出すでないか。

それが解ってない・・とあっしが指摘したのが気に食わない同居人。(いっつもこうなんだ、自分の意見や情報が絶対正しいんだからさ。) あっしが自分の抱負を実行していないと、逆につっついてきた。 実行してないやとぉ?どれのこった?と壁に貼ってある抱負、三か条(貯蓄、運動、商売)を指差してみるが、どのひとつでもなく。

ダイエットするんちゃうんか?

あーたね、それは抱負でないよ。一番やせてたときから、少々肉がついてきたので、ちょっとシェイプアップしたほうがいいか・・というつぶやきやがな。 大体もともとそんなに太っていないあっしがどれだけダイエットできるのよ? 

あっしのべストの体重より、3パウンド(1.5kg)ほどオーバーしているだけ。そんなのを指摘して抱負を実行してないというのは嫌がらせか、悔し紛れの他ならない。 しかし、おひつじ座の酉年のあっしは、競争心が激しく、負けず嫌いのため、そんなもともと怠慢な同居人(むちゃくちゃ)を戒めるために、競争を買って出た。

1月10日から1ヶ月間に、下記のことが各人実行する。 できないときは、それぞれお互い処罰?を与える

<同居人の目標>
タバコを一切吸わない。(なんやそれ!もう実行済みやんか!葉巻も吸わないにしろ!)

<あっしの目標>
ベストの体重に戻す。現在から3パウンド(実際さらに2パウンドふとっていた!ので、合計5パウンド(2.5kg))減らす。


お互いの処罰は、

<同居人があっしへの処罰>
体重を減らせなかったことを毎日いじくる。(すごい嫌な奴)

<同居人ができること???>
一週間に3本葉巻吸える。 (おい!こら!待て!)


なんで、あっしが処罰与えられて、奴には与えられないんでしょか? お互いの抱負の原点が違うんでないの? タバコを吸わない、減量をするという、する、しないを比べるのはフェアでない。 また、処罰が片方処罰で、片方処罰じゃなくて報酬じゃないか! 

と、今ここでぶつぶつ言っても遅い。 紙に決め事書いてサインまでしたし、、、このあたりから頭が回らなかったほうが悪いのかもしれない。 こうなったら、どうしても目標に到達してやるっ。


続きはまた1週間後・・・

ティーンになられるのが怖い

2006-01-16 14:17:18 | アメリカってやつは・・
アメリカで結構人気のあるコメディーショーに、SNL(サタデー・ナイト・ライブ)や、マッドTVってのがあるが、うちもたまに見る。 

これらのショーは日本で言うコントだと思う。 ただ違うのが、アメリカのこういうショーのコメディアンというのは、日本のと違って、時事や政治経済に精通していて、大概のネタが社会風刺なんだな。 (風刺どころじゃないくらいのするどいつっこみなんすけど。)

もう、自分の国の大統領だろうが、外国の首相だろうが、有名なハリウッド女優だろうがおかまいなしに、おちょくりまくる。 これって、名誉毀損で訴えられないんかいな??と、見始めてころはびっくりしたが、今はすげぇー!とげらげら笑っている。


そのコントショーで、おちょくりまくったひとつに、ティーンがいっぱいでてくるトレンドドラマがある。 あっし自身はこのドラマを見たことがなかったが、同居人が少し知っていたらしい(なんでだ?)。 そのドラマは金持ちの家のティーンばっかりが登場人物のドラマらしいが、そのドラマ自体はあんまりあっしが関心することでない。

今のアメリカのティーンの傾向がそのコントでドラマをおちょくることで風刺してるのだ。 おちょくってる点として、

*怠慢で、親のお金を食いまくる。
*異性関係を持つことだけはいっちょまえ。
*ガムをくちゃくちゃかみながら、視線を合わせずに、だらだら話す。
*Whatever(どうでもいいや), Like(みたいなー), などの単語をやたら混ぜて話す。

が主な点かな。 いやー、日本でも年寄りが・・・おっと、年配の人たちが「最近の若いもんは・・・・」という愚痴をよくこぼすが、最近のティーンを見てると30代のあっしも確かに眉をひそめたくなりますな。 同居人とTVの事件を聞いたり、インタビューを見たりしてると、

おまいら、あほ?(ティーンのお子様ご本人、もしくはお持ちの方、すんませんです。)

と無意識につぶやいている。 あっしがティーンのころってそんなことしなかったし、そんな態度とってなかった・・・と思う。(親にそうか?ってつっこみ入りそう。) まだ、前述みたいな態度や言葉を吐いてるだけなら、まだかわいいもんだけど、クール(カッコいい)だからってな理由だけで、ちょっとギャングっぽい格好して、そういう言動を取って見たり、しなくていい喧嘩してみたり。 スリルがあるといって、危険なゲームしてみたり(カーレース含めてね)。 


こっちでは、そういうの、

They don't think about the consequence.(結果がどうなるか考えない)

They're fearless and reckless.(恐いもの知らず、向こう見ず)

って言ったりする。 ほんと、君達あほかね?ということやって、友達が怪我したり、死んだりしてから後悔する。 知能指数の問題とか、学校のお勉強できるとかいう問題やないのね。 常識が欠けてるのかな。 


しかーし、ひとつだけ考え付く利点は・・・。オリンピック級のアスリート(スポーツ選手)や名前を馳せるサイエンティストが出てきたりするんだな。 これって、以前スノボーのプロを日本でやってた子に聞いたことがある。 

「アメリカ人の若い奴らって、怖いもの知らずなんすよね。 俺らなんか、この急降下大丈夫かなとか崖があるかなとか頭で測ってから行く(滑る)んですが、奴らはそんなこともう考えずに行っちゃうんですよ。」

ふーむ。 まあ、スポーツやるぶんにはいいですけど、街中で結果考えずに、ギャングのまねして、流れ弾に当たったり、楽しいからとむちゃくちゃ車運転して、事故死するのだけはやめて欲しいっすね。

そんな、ティーンが多いアメリカ。 将来自分も子供欲しいけど、そんなティーンの一人になってしまうのが怖い。 子供は欲しいけどティーンは欲しくないなぁ・・・って無理な注文?やっぱ。




詳細の日本人と拡大のアメリカ人

2006-01-14 15:30:48 | すまいるの日常
日本の本社とアメリカの業者の間に入って、やりとりする仕事をずいぶん長いことやっているが、十年ほど経った今でもいろんな発見がある。

つい2,3日前に気がついたことがある。 

日本へ輸出した商品が、着いたら破損していた、欠陥品だったなどという問題が頻繁にある。 そんなときは、遠く日本から毎回証拠写真を送ってもらうのだが、この写真の撮り方について、日本の誰から送ってもらっても共通点がある。

問題のある商品の問題局部だけズームアップ(イン)して撮る

のだ。 それはそれで破損具合や、欠陥具合がよーく解ってよい。 また写真を送ったから安心してか、「どのオーダーのどの商品です。」くらいの補足説明で、商品のどの部分かが説明がない。 説明が多少あっても「下から撮りました。」程度の説明。 どこが下と見るのかその撮った人の主観でしかない。 
また、そのズームアップ写真だけでは、ほんとうにその商品かどうか証拠にならないから、業者にクレームとしてつきつけようもないのだ。 おまけに、ズームで撮り方が大概解っておらず、必ずと言っていいほどピンボケ。

もう、口すっぱく毎回、写真を撮るときは、問題商品の全体写真と、問題箇所のズームをデジカメの「チューリップ」ボタンを押して撮ってください。

と言っていても実行してくれない。


日本人がこうだから、商品の部分しか写っていない写真で、クレーム処理も欲しい商品の検索も進まずラチがあかない。 こんどはアメリカのメーカーに、探している商品の写真などを送らせると、

商品をズームアウト(手前に引きすぎ)しすぎた写真を送ってくる。

のだ。全体がわかっていいが、2,3種類の類似品の微妙な箇所で比べないといけないとき、これがまた解決の元にならない。 写真を送っても必ず、メールや電話でかなりの補足説明がこれまた必要になる。

あっしが気がついたのが、
日本人はディテール(詳細)ばっかりを見たがるが、アメリカ人は全体図を見たがる。


そういえば、昔聞いたことあったな。 手紙を郵便で送るときに、日本の住所は広い場所から細かい場所を指定するように書く。 

兵庫県神戸市長田区何丁目何番・・XX様

しかし、アメリカの住所は狭い場所から広い場所を表す。

Ms.XXXX 1234 XXストリート XX市 XX州 


これは、それぞれの国民性がでているという。 あっしが気がついたような前述のことだと思う。 


そんなことにふと気がついたあっしは見事にMiddle Woman(中間役)の役目を果たしているのかなっとおもしろく感じた。 主観と客観性と持てるようになったから、あっしはちゃんと、ズームアップのとズームアウトの写真が撮れるのだ。

でも、両者(日本にいる日本人とアメリカ人)もちょっと、そのように撮ってくれたら、あっしの仕事もちょっと軽減されるのに・・・とぼそっとつぶやいてみる。



疲れたときには何も考えない

2006-01-11 13:38:15 | すまいるの日常
ホリデーが終わって、お仕事もまた忙しさを増してきた。 今日はあんまりしんどかったんで、晩御飯作るのをごめんさせてもらった。 いっつも好んで食べないピザをお持ち帰りした。 唯一あっしが食べてもいいぞと思う近所にあるイタリアンピザ屋で、でっかいピザをオーダー。 


ピザを持って家に帰ると、日本の友人から待ちに待った荷物が届いている。焼酎だ!ラーメンだ!カップラーメンだ! おお、濡れせんべいっていうものまで入っている。これはいける。

同居人がラーメンのパッケージを見て言う。

「なんで、数字だけ英語数字やねん?ほかは日本語やのに。」

見た表示は、「北海道産小麦粉100%使用」

100%って英語数字ちゃうやろ? 日本では「算用数字」と言って、これはユニバーサルだと思うんだがな。 それとも百パーセントと表示するのが英語圏の人間にしたら適当に見えるんだろうか?

日本語で表示なんだから、全部日本語にしろという考え方はアメリカ人っぽい。 Melting Pot(メルティングポット)と呼ばれる人種のるつぼの国にいながら、他の言語や文化にはまったく耳や目がいかないってのはもったいない気がするな。 かといって、なんでもかんでも外国のものが目新しい日本もなんかさみしい気がするが、、。 

今日は疲れたんで、こんな心の葛藤ことを考えるのはよそう。 


この焼酎のために、めったに郵便ポストをチェックしない、うちの同居人はこまめにチェックにアパートビルの裏まで行っておったのだ。 今日も外へゴミを捨てにいってもらったついでに、郵便ポスト見てきてよ。と言うあっしのリクエストに、ガッダァメッ(God damn it!)(ちぇっ)と嫌そうな態度を見せるが(とりあえず、なんか頼めば、その言葉が返って来る。)、見に行ってよかったろー。

さっそく、酒盛り。 このまんま寝てしまいそう。