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医療法人 スマイルアート 神谷歯科

こんにちは!歯を削るのが嫌いな歯医者さんです。一生使う歯を一緒に守っていきましょう。

方法は1つじゃありません

2016-02-23 08:54:15 | 日記
おはようございます
何やら花粉がそろそろ忍び寄ってきているようで
すでに症状が出始めている方もちらほら・・・
この先何年も花粉症と付き合っていくのは大変ですよね。
皆さん、治しませんか?


さて、今から3ヶ月前仕上げ磨きの話をしました。
その後はいかがでしょう?
今日は私が考える仕上げ磨きへの思いです。

学校の勉強は、大人がどんなにやり方を教えても結果を出すのは本人だけです。
頑張って結果が出なくても自分でやらなくてはいけないですよね。
歯磨きはどうでしょう?磨き方を教えて本人が磨いても結果が出ない(=汚れが取れていない・虫歯になる)こともあります。
でも、周囲の大人が手助けをしてあげることが出来、結果を出す(=綺麗にする・予防する)ことが出来るのです。

以前もお話したように、せめて6歳臼歯が生え切るまでは大人の方に守ってあげて欲しいと思います。
そのくらいの年齢のお子さんでは、自分でしっかり磨き切るのはまだまだ技術的にも非常に難しいです。
しかし、この6歳臼歯は永久歯のため虫歯にしてしまってはいけません。
そのため大人の方の仕上げ磨きで、虫歯から守ってあげる必要があるのです。
仕上げ磨きはそのための手段であります。
とは言っても、年を重ねる毎に仕上げ磨きを嫌がったり、生活リズムが変わってきたりと、
仕上げ磨きをすることが難しくもなってきます。
そこから先は、各ご家庭での対応になりますので仕上げ磨きを何歳までする!
と言う目標はありません。

でも、お父様・お母様からすればお子さんだけに磨かせるのは心配だ、と言う方もいらっしゃいますよね。
歯磨き・虫歯予防においては、仕上げ磨きだけではなく
「歯科医院での定期健診」「電動歯ブラシ」「プロバイオティクス」等
色々な手助けの方法があります。
大人が手を加えるという事だけではなく、効率の良い磨き方を知識として伝える、道具を与えるのもその一つです。

歯磨き不足で虫歯になってしまうより、確実な方法で子供たちのお口の中を守ってあげた方がいいのではないでしょうか。
それが仕上げ磨きなのか、定期健診なのか、はたまた道具なのか。
歯磨き・虫歯予防のすべてを「仕上げ磨き」が背負う必要はありません。
様々な道具・手段をうまく使えば、もっと楽に出来るはずですよ