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驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポットPARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」

2018年09月28日 | 観光ガイド

 

北海道の南部、函館市街地を中心に回遊するこれから人気が出ること間違いナシのみなみ北海道おすすめ観光スポットをシリーズでご紹介する「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」。

 

今回はそのPARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」のおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

 

「函館」から津軽海峡沿いを西に向かったエリアにあるのが北斗市、木古内町、知内町、福島町、松前町。

 

このゾーンは本州との結びつき、幕末の激動と北海道開拓の歴史と伝統を深く感じるスポットですね。

 

まずは函館市街地から「函館・江差自動車道」を使って函館湾沿いに走ること約40分。

 

 

函館山がこんな風に左手に見えます。

 

まるで島ですね。

 

そして、海岸線の国道228号線に出て、しばらくして右の山へ入っていったところにあるのが「トラピスト修道院」です。

 

 

 

 

この修道院は1896年(明治29年)、カトリック教会の中でも厳格な戒律と労働と学習を重んじるフランスのシトー会の中の「トラピスト会」という会派から修道士が来日して、ここに修道院を設立したそうです。

 

 

そして、ここからさらに山へ入っていった先にあるのが「ルルドの洞窟」です。

 

けっこうきついこう配の坂を上ります。

 

 

「ルルドの洞窟」とはフランス南部にあるルルドという村の奇跡、聖母マリア様が現れ、難病を治す泉が湧いたとして今では巡礼地となっている洞窟のことで、泉は湧いていませんが、ここに再現されています。

 

 

その洞窟の右にあるほこらに立つマリア様の像はやさしさに溢れていますね。

 

 

 

展望台から望む津軽海峡にはこのように函館市街地と函館山をご覧いただけます。

 

 

そして、「ルルドの洞窟」から修道院まで戻ってきたら、売店で敷地内の牧場と食品加工場で作られたバターを使用したソフトクリームでちょっと休憩されてみてはいかがでしょう。

 

上品な甘さとコクで美味しいですね、スプーン代わりに名物の「トラピストクッキー」が付いています。

 

あらためてのご説明になりますが、昭和の頃より「函館」のお土産として定番の「トラピストクッキー」と「トラピストバター飴」、そして、本州のスーパーでも販売されている缶に入った「トラピストバター」はここで作られており、所在地は北斗市ですので、厳密に言えば「北斗市」の名物土産。

 

また、よく勘違いされて函館空港の近くにあるのが「トラピスト修道院」だと思われている方も少なくありませんが、間違いです。

 

函館空港の近くにあるのは「トラピスチヌ修道院」。

 

似たような名前だから勘違いされやすいのですが、それもそのはずで同じ「トラピスト会」の修道院だから。

 

何が違うのかというとこちらの北斗市にある「トラピスト修道院」は男性のみの修道院で、函館市の「トラピスチヌ修道院」は女性のみの修道院なんです。

 

さて、そういう幕末にいち早く開港した函館ならではの西洋文化の歴史と伝統に触れたあとには海岸線を西に向かい隣町の木古内町に入り、道内における北海道新幹線の終点一つ手前の駅であり、「いさりび鉄道」の駅でもある「木古内駅」の駅前にある道の駅「みそぎの郷 きこない」さんに立ち寄り。

 

 

 

ここでは地元地域の特産品やお土産品の販売の他、山形県とゆかりがあることから鶴岡市の有名なイタリアンレストラン「アル・ケッチャーノ」の奥田シェフ監修のレストランも併設されており、お食事も楽しめます。

 

 

ここ木古内町は漁業と林業が盛んな町ですが、それを開拓したのは、よく藤沢周平さんの小説、映画にも出てきますが山形県にあった「庄内藩」から幕末に移住してきた藩士家族。

 

それゆえ地区名には「鶴岡」など山形県に由来する地名があります。

 

 

木古内駅の近くにあるこちらの郷土資料館「いかりん館」さんでは、その開拓の歴史資料や、国鉄時代の鉄道関連資料の他、縄文遺跡から出土した土器などが展示されています。

 

 

 

こちらに収蔵展示されてる縄文土器って割とPOPなデザインが多いんですよね。

 

また木古内では、毎年1月に豊漁・豊作を願う地元の神社のお祭りでご神体をふんどし一丁の若い男性が抱いて海に入り清める「寒中みそぎ祭り」も沢山の観光客を呼んでいます。

 

そして、また海岸線を走り隣町に入るとそこは知内町。

 

 

ここは知る人ぞ知る演歌の大御所「北島三郎」さんの故郷。

 

地元の特産品を販売しているこちらの道の駅「しりうち」さんでは御大「北島三郎」さんの曲が流れています。

 

そして、ここは北海道新幹線の線路脇ということもあり、もう撮り鉄の方々には有名な撮影ポイントになっていますが、新幹線の展望塔が建っています。

 

 

エレベーター付きです。

 

 

これは「新函館北斗駅」方面のアングル。

 

緑豊かな自然の中を快走するH5系、E5系が撮れますよ。

 

 

そして、近年では知内町の「カキ」「ニラ」が特産品として有名になってきていますが、「ワカメ」も美味しいんですよ。

 

 

繊維がしっかりしていて多少煮ても溶けにくく旨味も強く、美味しいです。

 

さあ、知内町をあとに海岸線からちょっと峠道をまわってまた海岸線に出るとそこは福島町。

 

 

ここは大相撲ゆかりの地。

 

二人の大横綱を輩出し、その記念館が建てられています。

 

 

こちらがそのひとり、第41代横綱・千代の山雅信さん。

 

 

そして、その千代の山関が引退後、九重を襲名し、独立した九重部屋から横綱になったのが、現在はNHKの大相撲中継の解説でもお馴染みの北の富士勝昭さんで、その次に横綱になったのが〝ウルフ〟の愛称で親しまれたこちらの第58代横綱・千代の富士貢さんです。

 

お二人とも若くして病魔に侵され、この世を去りましたが、こちらの「横綱千代の山・千代の富士記念館」(冬期休館)ではお二人にゆかりの品々を見ることが出来ます。

 

 

 

そして、こちらの記念館の中にはけいこ場が再現されているんですが、ただ見学用に再現されたわけではないんです。

 

 

先代の九重親方(千代の富士関)の時代から、毎年、九重部屋が合宿で訪れて、そのけいこ場として実際に使用しているんです。

 

そして、こちらの稽古場の土俵には一般の見学者も裸足になれば入ることが出来て記念撮影することも出来るんです。

 

なかなかそういう経験は出来ないですよね。

 

ただし、大相撲の古くからのしきたりにより、女性の方にはご遠慮いただいているそうです。

 

現在、大相撲では千代の富士関が育てた関取が何人も活躍していますが、みなこの土俵でけいこをして力をつけていったんですね。

 

そして、この記念館の横の小高い山を上って行ったところにあるのが地元の氏神様である「福島大神宮」。

 

 

その参道の階段の横にある坂道を上っていくとそこには土俵があるんです。

 

 

ここでは「わんぱく相撲」や「おんな相撲」など年に数回、大会が開かれています。

 

 

そして、参道を上っていくとこちらがお社です。

お参りのあと帰り道の視界に広がるのはこの津軽海峡を望む入り江の景色。

 

 

この海岸線の先は船でしか見られない海面が神秘的なブルーになる「青の洞窟」がある「岩部海岸」。

 

来年(2019年初夏)にはクルーズ船の就航が予定されています。詳しくはこちら

 

 

他にも福島町には青函トンネルに関する資料が展示されている「青函トンネル記念館」があります。

 

そして、福島町からさらに西へ進むと、そこはもう津軽海峡と日本海とのミックスゾーンの城下町・松前町です。

 

ここは江戸時代に蝦夷(北海道)を統治していた松前藩の本拠地で松前城があり、当時は城下町として栄え、本州との往来をしていた貿易船「北前船」の貿易港でもありました。

 

 

松前というと松前城がある「松前公園」の桜が見事で、5月に行われる桜まつりには大勢の花見客が訪れます。

 

そして、その松前公園のそばに作られているのが「松前藩屋敷」(冬期休園)というテーマゾーン。

 

ここは時代劇の撮影が出来るくらいの再現性です。

 

 

 

まるでタイムスリップしたかのようです。

 

そして、道の駅「北前船 松前」がある海岸線からは美しい日本海が見られます。

 

 

そこには沖に停泊する北前船との荷物の往来をしていたはしけ船の波止場が今でも残っています。

 

 

北海道からは昆布など豊かな海産物、本州からは織物などが荷車に積まれてこの石畳をお往復していたでしょうか。

 

歴史ロマンを感じずにはいられません。

 

さて、ここから先は日本海に面したみなみ北海道西海岸を北上していくことになりますが、それは次回、PARTⅤにてご紹介してまいりたいと思います。

 

みなみ北海道巡りは当社タクシーが詳しくご案内させていただきます。

 

シリーズ「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」

PARTⅠ「戸井・恵山・椴法華地区」はこちら

PARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」はこちら

PARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」はこちら

PARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」はこちら

 

【道南ハイヤー(smile Taxi)】

 〈タクシーのご用命は〉TEL:0138-46-1100

 〈観光貸切のご予約は〉TEL:0138-47-0005

  オフィシャルサイト:http://www.smile-taxi.com/


驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポットPARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」

2018年09月20日 | 観光ガイド

 

北海道の南部、函館市街地を中心に回遊するこれから人気が出ること間違いナシのみなみ北海道おすすめ観光スポットをシリーズでご紹介する「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」。

 

今回はそのPARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」のおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

 

「函館」から真っすぐ北へ上り、駒ヶ岳の南側に位置する七飯町・大沼国定公園。

 

ここは明治維新の際にいち早く西洋式農業がおこなわれ、西洋果物栽培や酪農が基幹産業であり、また、ここは「大沼」「小沼」「ジュンサイ沼」の三つの湖からなる「大沼国定公園」と「駒ヶ岳」の雄姿が織りなす風景と自然豊かな風情により、みなみ北海道のリゾート地として、近年は海外から訪れる旅行者も増えています。

 

そして、このゾーンには豊かな自然を活かしてちょっとリッチな気分が味わえる体験スポットがあります。

 

函館市街地からは国道5号線を北上するのが最短ルートですが、前回のPARTⅡに引き続き、反時計回りに海岸線を巡ってきて、「鹿部町」からのルートでご紹介します。

 

鹿部町から内陸にある七飯町・大沼国定公園へは、道道43号線を走ります。

 

すると、遠くに見えていた駒ヶ岳が右手に近づいてきます。

 

そこはもう酪農地帯。

 

そして、大沼国定公園が近づいてきたところにあるのが「大沼流山牧場Paard Musee(パド・ミュゼ)」さんです。

 

 

ここは広大な敷地で、北海道の開拓を共に歩んできた馬とのふれあいや、牧場の生活体験が出来ます。

 

 

 

ただ、乗馬を楽しむのではなく馬のお手入れから始まり、馬装を自分で装着するなど、より馬とのコミュニケーションがはかれるプログラムが用意されています。

 

 

こんなロケーションも楽しめますよ。

 

そして、夏季の土日のみの営業ですが、敷地内にあるレストランでは薪窯で焼く本格的なピッツァを食べることも出来ます。

 

 

 

そして、道道43号線を先に進み、今度は左手の山へ向かっていったところにあるのは「函館七飯ゴンドラ(七飯スノーパーク)」さんです。

 

 

 

こちらは冬期は、左手に駒ヶ岳を望み、眼下に見える噴火湾に向かって滑走するシチュエーション抜群のスキー場として人気なんですが、夏季もみなみ北海道の景色を楽しめる高原として、ゴンドラが営業しており、トレッキングを楽しむ方々が訪れているのですが、楽しみはそれだけではありません。

 

 

山頂にある「PEAk CAFE」でのお食事も人気なんです。

 

 

標高900mを越す山頂にあるカフェ・レストラン。

 

 

こちらでは地元の食材にこだわった美味しい料理が味わえます。

 

 

 

デザートも手が込んでいます。

 

 

場所が山の上だけにお天気が変わりやすいのですが、晴れ渡るとこんな感じです。

 

 

雲がかかるとこんな感じになりますが、それもまた雲海を眼下に観て食べる食事というのもなんだかリッチな気分になりますね。

 

 

近年では夏季、冬季問わず、こちらのお店でのお食事をお目当てにいらっしゃるお客様の姿も見られます。

 

 

さらにこちらでは夕陽が素晴らしいんです。

 

 

カフェ・レストランから見える噴火湾とは反対側で大沼を眼下にその先へ沈んでいく夕陽は旅行雑誌「じゃらん」で「一生に一度は見るべき夕日絶景Best.2」に選ばれるほど。

 

さあ、そこから、いよいよ「大沼国定公園」ですね。

 

道道43号線をさらに走り、JR大沼駅を正面に突き当たったT字の交差点を右に行くと到着です。

 

 

こちらでは歩いての散策も良いですが、周遊道路を走るのも良いですね。

 

 

四季折々の景色が楽しめる湖畔の道路ですが、秋にはこんな紅葉に包まれます。

 

そして、駒ヶ岳を望むビュースポットも数ヶ所あります。

 

 

 

そして、湖畔にある隠れたおすすめビュースポットが「日暮山展望台」です。

 

 

駒ヶ岳から大沼をパノラマで観ることが出来ます。

 

夏はこんな感じですが、秋になると彩りが変わりこのようになります。

 

 

そして、大沼に来て食べ物と言えばやはり名物「大沼団子」ですね。

 

 

 

老舗「沼の家」さんの団子は、その日に食べないと固くなってきますから、その場で食べるのがおすすめです。

 

他にはやはりこちらも大沼、ジュンサイ沼の特産品である「ジュンサイ」のお蕎麦も良いですね。

 

 

また、冬になると楽しみなのが「わかさぎ釣り」。

 

 

 

釣りあげた「わかさぎ」は、その場で天ぷらにして食べることが出来ます。

 

 

これもたまらなく美味しいですね。

 

他にもゴルフ場や美味しいレストラン、食堂が湖畔に点在しており、氷上をスノーモービルで楽しめたり、一年を通して楽しめる、まさにリゾートです。

 

そして、道道43号線から国道5号線に出て左折すれば、その先は函館市街地ということになりますが、その手前には北海道新幹線の駅「JR新函館北斗駅」があり、その周辺の「城岱牧場展望台」や「きじひき高原」もおすすめ観光スポットですが、詳しくはこちらをご覧ください。

 

さて、これまで函館市街地から反時計まわりで東海岸エリアをご紹介してきましたが、次のPARTⅣからは、津軽海峡沿いを日本海に向けて走り、時計回りで西海岸エリアをご紹介してまいりたいと思います。

 

みなみ北海道巡りは当社タクシーが詳しくご案内させていただきます。

 

シリーズ「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」

PARTⅠ「戸井・恵山・椴法華地区」はこちら

PARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」はこちら

PARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」はこちら

PARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」はこちら

 

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いつもの函館、あふれる喜びをもってご案内。豪華クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」入港(2018.09.12)

2018年09月14日 | 日記

 

2018年9月6日未明に胆振地方東部で発生した震度7の地震。

 

震源地の厚真町を中心に山崩れなどで41名の犠牲者を出し、今現在(9/13)も家屋損壊や停電、断水などにより、1,000名以上の方々が避難所生活をされています。

 

謹んでお悔やみとお見舞い申し上げます。

 

また、当社へのご心配と励ましのご連絡をいただいたみなさまにこの場を借りて心より御礼申し上げます。

 

ここ函館は震源地から直線距離にして100㎞ちょっとでしょうか。

 

地震発生時、函館は震度5弱を記録し、かなりの揺れは感じましたが、時間的には短く、山崩れや家屋の倒壊、道路の亀裂などの被害もなく、すぐに平穏を取り戻したのですが、その直後に停電が全域で発生しました。

 

それが丸1日半以上続き、電気は復旧したもののそれにより光通信回線、食品製造、物流に混乱をきたし、一時はスーパーやコンビニから商品が消える事態にまでなりましたが、10日の月曜日からはそれも徐々に回復し、まだ地震発生以前にまで完璧に戻ってはいないものの市内の宿泊施設さん、飲食店さん、観光施設さんのほとんどは通常営業に戻っている状況で、計画停電という話もニュースでは流れましたが、節電というところで済んでおり、当社においてもなんら業務に支障はありません。

 

しかしながら、国内旅行者、外国からの旅行者の方々のキャンセルが相次いでおり、観光のハイシーズンであるこの時期としては函館は大打撃となっています。

 

そんな中、9月12日に仙台発の豪華クルーズ客船「飛鳥Ⅱ」の入港があり、市内観光のオーダーを頂戴いたしました。

 

 

関係者の方にお聞きしたところ、今回の地震によるお客様のキャンセルはほとんど無かったとのことで、非常にありがたく思いました。

 

 

岸壁に接岸後、次々に船からお客様が降りていらっしゃり、当社タクシーにご乗車いただき、市内及び周辺観光へご案内させていただきました。

 

 

 

 

ご案内する観光スポットはいつもと変わらないのですが、お客様から励ましのお声をかけていただけるなど、感謝に堪えないご案内となりました。

 

地震発生から一週間が経ち、体に感じる余震も回数が減り、ここ二日ほどはありません。

 

イカの街、水産の街・函館は秋を迎え、美味しいスルメイカ、サケ、ヒラメ、ブリなど旬の魚介類が連日、水揚げされています。

 

 

 

鮮度抜群のイカ刺しは最高です!

 

 

 

 

 

その美味しさ是非、味わいにいらしてください。

 

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驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポットPARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」

2018年09月01日 | 観光ガイド

 

北海道の南部、函館市街地を中心に回遊するこれから人気が出ること間違いナシのみなみ北海道おすすめ観光スポットをシリーズでご紹介する「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」。

 

今回はそのPARTⅡ「南茅部地区・鹿部町」のおすすめ観光スポットをご紹介します。

 

 

津軽海峡に面した函館市街地から峠を越えて太平洋側に出たところ、噴火湾の入り口にあたる海岸線。

 

そこが函館市南茅部地区、そして、隣町の鹿部町です。

 

このゾーンは恵み豊かな海を背景に歴史、文化、アート、アウトドア、そして、魚介類の美味しさに満ち溢れて感性を刺激されるアミューズメント・カルチャーワールド。

 

函館市街地からここへは道道83号線(通称:川汲(かっくみ)峠)を通るのが最短ルート。

 

 

紅葉の時期には見事な色彩で別世界へと変わる川汲峠。

 

そして、この峠は、幕末のとき、新撰組副長の土方歳三が旧幕府軍の部隊を率いて五稜郭を奪還すべく上陸した森町の海岸から進軍した道で、戊辰戦争における舞台でもあります。

 

さて、その南茅部地区と鹿部町をご紹介してまいりますが、前回のPARTⅠに引き続き、函館市街地から海岸線を反時計回りで進み、椴法華地区から銚子岬を過ぎたところから始めましょう。

 

 

銚子岬のこのトンネルを抜けて、海岸線の山並みが視界に広がるとそこは南茅部地区。

 

 

ここは、その昔、朝廷や幕府に献上されていて現在は、素材の美味しさをより美味しく引き立てる優れた昆布として名高い「函館真昆布」の産地であり、大謀網(だいぼうあみ)と呼ばれる定置網漁が180年以上も前から行われてきた漁業の町ですが、国内でも有数の縄文遺跡群がある縄文の里でもあります。

 

海岸沿いでは潮の満ち引きやタイミングが合えば、こんな自然が織りなすアートが見られたり、

 

 

 

こういった奇岩も見られます。

 

 

 

そして、海岸線から高台を走るバイパス道路沿いにあるのが、道の駅「縄文ロマン南かやべ」です。

 

 

この道の駅は、全国にある道の駅の中でも特殊で、地域内に点在する縄文遺跡から出土した縄文土器や土偶などを収蔵展示している「函館市縄文文化交流センター」を併設し、その収蔵展示品の中には、北海道唯一の国宝である「中空土偶」があります。

 

 

 

 

芸術品として海外で高い評価を得たことにより国宝となった「中空土偶」。

 

その造形デザイン、施された装飾の細やかさ、ディテールのこだわり、中を空洞で作った高度な技術、これを作った制作者はその当時でも類を見ないアーティストだったと思います。

 

 

これは一見の価値ありです。

 

そして、この「函館市縄文文化交流センター」では、縄文文化体験ができます。

 

 

 

「勾玉(まがたま)づくり」や「ミニチュア土器づくり」などさまざまなメニューが用意されていますが、所用時間はだいたい30~60分といったところでしょうか。

 

今、クールジャパンのひとつとして、海外での認知度も広がりつつある縄文文化。

 

ここではその縄文人の優れた感性に触れてみてください。

 

そして、売店では南茅部の特産品である「函館真昆布」や近年、健康食材として注目を集めている「がごめ昆布」の加工製品などが販売されています。

 

 

さらにこの縄文センターの海側には「垣ノ島遺跡」があり、西へ進んだところには「大船遺跡」があります。

 

 

 

この遺跡群は、現在、ユネスコ世界文化遺産の国内推薦候補にもなっています。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

また、この南茅部地区には地元で獲れた魚介類を美味しく食べさせてくれるお寿司屋さんや美味しいお蕎麦屋さんがあります。

 

  

お店情報に関しては道の駅「縄文ロマン南かやべ」さんのブログで詳しくご紹介されていますのでこちらをご覧ください。

 

またさらには、みなみ北海道では珍しい乳白色の硫黄泉とともに透明な重曹泉とあわせて2つの源泉かけ流し天然温泉が人気の「ホテル函館ひろめ荘」さんもあります。

 

 

 

さて、自然と向き合う中で養われる感性に触れ、海岸線を西に走り、南茅部地区をあとにすると隣町の鹿部町に入ります。

 

 

ここも漁業が基幹産業の町ですが、こちらには道の駅「しかべ間歇泉公園」があります。

 

 

 こちらではその名の通り間歇泉が見もの。

 

 

約10分間隔で噴き上げる温泉には地球のリズムを感じますね。

 

そして、こちらには地元の水産加工製品やお土産品などを販売している売店の他、飲食コーナーもあり、その「浜のかあさん食堂」では地元の特産品である「たらこ」がどーんっとひとふさ乗った定食が人気です。

 

 

鹿部の「たらこ」はホント美味しいですよ。

 

また、外の敷地内には温泉を活用した「蒸し処」もあり、こちらでは自由に食材を蒸して食べることが出来ます。

 

 

 

売店で地元で獲れた甘海老や隣町「森町」のブランド豚「ひこま豚」など、下ごしらえして蒸すだけの食材が売っていますので、その場に行ってすぐに楽しむことが出来ます。

 

蒸しあがった食材を野外で食べるアウトドアも体験できますよ。

 

そして、この鹿部町から道道43号線を内陸に向かい、約20分走るとそこにはみなみ北海道のリゾート地「大沼国定公園」と秀峰「駒ヶ岳」があります。

 

 

道道43号線を走っていてもこのように「駒ヶ岳」の雄姿が見られますが、これをちょっと足を伸ばして北側の「森町」まで行くとこのようにまるでオーストラリアのエアーズロックのな風景を楽しめます。

 

 

さて、次のPARTⅢでは「大沼国定公園」、七飯町エリアをご紹介したいと思います。

 

みなみ北海道巡りは当社タクシーが詳しくご案内させていただきます。

 

シリーズ「驚き!ときめき!感動∞無限のみなみ北海道おすすめスポット」

PARTⅠ「戸井・恵山・椴法華地区」はこちら

PARTⅢ「七飯町・大沼国定公園」はこちら

PARTⅣ「トラピスト修道院・木古内・知内・福島・松前」はこちら

PARTⅤ「上ノ国・江差・厚沢部・乙部」はこちら

 

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