皆様こんにちは。ケンジローです。
ついに、東京に帰ってまいりました!
約一ヶ月半にわたるヘヴィーメタル全国行脚を経て、
再び首都東京に戻ってきたのです。
全国各地の皆様、本当に有難うございました。
思えば、ほぼ2日に一回、ヘヴィーメタルを演奏していた…
私の人生の中でも本当に、濃い一ヶ月半だったと思います。
中学2年の時にIRON MAIDENの「RUN TO THE HILLS」の
ビデオクリップに衝撃を受けてベースを手にしました。
ベースを手にしたその日から気持ちはスティーブ・ハリス。
足をモニターにかけて、ヘッドを客席に向けて、
指でバッキバキに弦をハジく姿に感銘を受けました。
当時はまだまだ子供ですから、自分の姿をそこに重ねて、
想像の世界で楽しんでいたものです。
それから15年程の歳月が流れ、全国津々浦々、
熱いお客様の前で演奏する立場になるとは、…
思いませんでした。しかし、こんな幸せなことはないです。
と同時に、自分の原点でもある音楽を演奏するわけですから、
毎回、自分自身へ”プレッシャー”をかける事が、課題でした。
なぜなら、幸せな気分に浸っているだけでは、
ヘヴィーメタルは演奏出来ない。
とにかく気合で弦をハジきます。
ただ、どういうわけか、モニターに足をかけてしまうと、
一瞬ですが童心に帰って、幸せな気分になってしまいます。
モニターとスティーブは切っても切り離せない関係のようです。
「サスペンス劇場」を演奏したところで、
モニターに足をかけてしまえば心はスティーブ。
そこにイアンは居ません。
「ダンシング課長」を演奏したところで、
モニターに足をかけてしまえば心はスティーブ。
そこにエレフソンは居ません。
ルーツとは不思議なものですね。
実家の片隅に置いてあるスティーブベース
(と私が勝手に呼んでいる。色はメタリックブルーですがシャーベル製。)
人生で最初に買ったベースが恋しくなりました。
ツアー中に弾きたくなってしまいました。
そんなわけでライフジャケットを着ても、
心はスティーブ、だったりします。
でもサムライ.スティーブは踏み台だってやっちゃいます。
ステップだって踏んじゃいます。
本物に負けないぞぉ~。
そんなスティーブ.ケンジローですが、
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!
しつこい様ですが…、
サムライ.スティーブ.ケンジロー
でした。
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