こどもの画廊

駅に向かう道に、ガラスに囲まれた掲示板があります。
このスペースが、会社の行き帰りのちょっとした楽しみ。
いつも、ちかくの小学校の子どもたちが描いた絵が貼り出されているんです。

たぶん、学校の授業でなんらかのテーマを設定して描いた絵なのだと思います。
いま張られているのは、小学校でも高学年の生徒たちが描いたと思われる「ラジオ体操」の絵。

テーマがわかりやすい時もあれば、「うーん、今回はいったい何だったんだろう・・・」と考えてしまうときもあって、それもまた楽しみだったりします。

動物や虫などの生まれたときの姿と成長した姿を描いた「これ、なんの赤ちゃん？」の回は、それぞれが調べて描いたんだなあと想像できて面白かった。
トンボや鷹、飛行機などが並んだときはきっと、「飛ぶもの」がテーマだったんでしょう。
身近な生き物を描く子もいれば、たぶん図鑑で調べたのでしょう、「ハチドリ」を描いている子もいて、絵の横には「１秒間に○回羽ばたいて、空中に止まることができます」などと解説が添えられています。

もし、絵を貼っているところを見かけたら、「いつも楽しみにしてるんですよ」と伝えたいと思うけれど、いつの間にやら絵は新しいものに変えられているのです。