ほろ苦い青春ポエム

ベーコン 　まいたけ 　ぶなピー 　椎茸 　マッシュルーム 　青春ポエム 　ニンニク 　　・ 　　・ 　　・

これはわたしのある日のメモです。
こどもの頃から「一日３０品目」というお題目を聞いて育った私は、落書きのように今日食べたものを書き出しては数える、ということを何の気なしにやっています。

「青春ポエム」だけ、どうしても異質なものに見えてしまいますが、これでもれっきとした野菜なんです。



八百屋のおじちゃんによると、「アスパラ菜」という名前でも呼ばれているそうで、菜の花やアブラナに似た黄色い花がついた野菜です。
はじめて見たので買ってみたのですが、みなさんこんなヘンな名前の野菜、ご存知でしたか？

「炒めたりおひたしにするとおいしいよっ！」との言葉どおり、ベーコン、4種類のきのこと一緒に炒めてみたら、しゃきっとしておいしかったです。
また、かつお節を乗せてポン酢でおひたしにしてみたら、甘さとほろ苦さが効いていて、これまた美味しく頂きました。

それにしても、どうしてこんな奇妙な名前になっちゃったんでしょう？
手元の食品成分表で調べてみましたが、「青春ポエム」でも「アスパラ菜」でも載っていませんでした。

名前のイメージだけで考えると、
「ミルキー、レモン、青春ポエム」
とか、
「いちご、ミルク、青春ポエム」
なんていうのが食べあわせ良さそうですね。

もやしのヒゲ

みなさんは、もやしのヒゲは取りますか？
わたしはずっと、もやしのヒゲのことなんか気にしたことがありませんでした。

ある時祖母の家に遊びに行き、みんなで夕食を作っていたときのこと。
もやしをそのまま使おうとした私に、祖母が「あら、ヒゲをとりなさいよ」と言いました。

「え～、ヒゲなんかとったことないよ～。取らなくてもそんなに変わらないじゃん」
と言う私に、
「でもねえ、ヒゲ取るのと取らないのとでは、味が全然違うんだよ。
　そんなこと、惜しむようじゃダメだよ。
　じゃあ、いいよ。
　おばあちゃんが取るから、こっちに寄越して。」
と、祖母。

おばあちゃんほどの年の人が面倒がらずに取っているのに、私がサボるわけにはいかないよなあ。

それ以来、いつもいつも「めんどくさいなあ」と思いながらも、その度に「おばあちゃんだって全部とってるんだ」と思い出しては、ヒゲを取らない自分がよっぽどの不精者に感じて仕方がなくなりました。

そんな訳で、もやしを買ってくると、嫌々ながらもだらりだらりとヒゲ取りをはじめ、途中何度も「おばあちゃんも取ってるんだ・・・。おばあちゃんはもう８７歳なのに、ちゃんと取ってるんだ・・・」と自分を励ましながら最後までとって、こうやってタッパーに水を張って保存しているのでした。

でも、ある時母がやってきて、
「え！もやしのヒゲ、取ってるの？！
　わたしは取ってないよ！
　だって、地味に見えるけど、あのヒゲの部分に栄養あるんだよ！
　そんなの取るなんて、もったいないよ！味だって変わらないよ！」

え～、どっちなのよ～(:_;)

もやしを買うたびに、苦悩する日々なのです・・・。

チャーシュー丼食べた

大学時代からの友人がやっているラーメン屋が10/2で閉店すると聞いたので、金曜の夜はたまプラーザのお店に食べに行ってきました。

実はこのお店、この前最終回を迎えた料理番組で「茶飯チャーシュー丼」にて満点をとったらしいのです。
ぶらっと出かけて9時過ぎ頃に店に入ったら「あ、ちょうど今日でラッキーだったよ！」といわれました。
テレビの力というのはすごいもので、その番組の放映された日からじゃんじゃん電話が鳴り、お客さんも沢山詰め掛けて、放映以来いつもスープ切れで早めに閉店してしまっていたのだとか。
あまりの忙しさに、放映後の一週間は、自分の食事もほとんど取れないほどだったそうです。

わたしが行った金曜日は、ちょうど雨が降っていて（その店、駅から結構遠いのです）、給料日とも重なったためにちょうど空いていたようです。
（とはいえ、テレビを見て来たというお客さんがやはり沢山いらしてましたが・・・）

で、せっかくなので満点を取った「茶飯チャーシュー丼」をわたしも食べてみましたが、
ウマいです!

頼んでから1時間ほどかかるのですが、飯とチャーシューが土鍋で炊き上げてあります。
チャーシューがやわらかくて絶品!
ご飯に混ぜてある白髪ねぎやメンマ、そして甘酸っぱいパプリカのピクルスの取り合わせが最高でした。

でも、お腹いっぱいでもう食べられなかったけど、ほんとは餃子がおいしいんだけど・・・。
閉店は見送って、改装だけすることにしたらしいので、まあまた今度行ってみます。

釈迦頭

こんにちは。
今日は、イチかバチか、強風にめげずに洗濯物を干してから出かけてきたので、家に帰るまで全部の服がちゃんと物干しに残っているか、帰宅時にスリルが味わえる予定です。

さて、またまた珍しい果物をいただいちゃいました！！（森下さん、ありがとうございました！）

その名も・・・　釈迦頭　！

お釈迦様の頭に似ているから付けられた名前だそうです。
写真は、大きさの比較のために、わたしのデスクでの友と一緒に写してみました。

実は、お昼に別の一つをスタッフ４人で頂いたのですが、味はちょっとクリーミーでねっとりしたライチといった感じ。バナナ嫌いの環境gooの河村さんは、「最後にバナナの匂いがする」と渋い顔をしていました。

ネットで調べたところ、すごーく甘い果物みたいなのですが、私達が食べたのはあまり甘くなかったので、当たり外れがあるのかもしれません。
写真に写っている方の「釈迦頭」は、持ってかえって少し冷蔵庫で冷やしてから食べてみようと思います。

５ヶ月ぶり（？）にお弁当

しばらくお弁当持参の毎日だったのですが、去年くらいから徐々に作る回数が減って、フェイドアウトしてしまいました。
最後に作ったのは・・・４月くらいかなあ？
ひさしぶりに作ったら、すっかりコツを忘れてしまっていました。

実は、友達から水が少なくても調理できる鍋をもらったんです。
蓋をして、沸騰したら弱火にしておくと料理できるという優れものです。
早速！と、スペアリブと大根の煮物を試してみたのですが・・・。
一抱えある鍋の大きさに対して、さすがに大根４切れ、スペアリブの小さいのを３切れだけでは煮汁が回る前に焦げついてしまいました。
あわや！のところで救出したのですが、黒くなってしまった！

それに、お弁当のおかずは小さく切った方が収まりよく入るのを忘れていました。
本当はブロッコリーを入れようと思っていたのに、場所がなくなって断念。入れる場所がなくなったかぼちゃはご飯の上に。
あー、今回は作りつづけられるかなあ・・・。

今日のメニューは
ご飯（玄米+五穀）、昆布の煮物、トマトと茄子の重ね焼き、スペアリブと大根の煮物、かぼちゃのソテー、ほうれん草（+ベーコンとコーン）のソテー。

なるべく毎日作れるようがんばりまーす。

後日談 ２つ

食べ物関連の後日談、どこに書こうかな―と思っていましたが、過去の記事にコメントするのもなんなので記事にしてしまいます。

■そうめんカボチャ

岐阜の記事のコメントに書きましたが再掲。
岐阜に行く途中、東名高速の足柄PAの即売所で打っていました。

なぜか、ダンボールの札には「そうめん西瓜」と書いてあり、若い夫婦がそれをみて「そうめん・・・なんて読むんだろう？わかんない～」「どんな食べ物なのかねえ」と話していました。
私は、後ろから「それはそうめんかぼちゃ、または瓜で、多分“南瓜”の方角を間違えて“西瓜”と書いてしまったんだと思いますよ～。味はこんなので・・・」と説明したい気分やまやまでしたが、いま一つ勇気がでずに黙って通り過ぎてしまいました。

■チキンをまるごと一羽

ダッチオーブンで料理したまるごと一羽のチキン、８人で喰らいつきましたが、ちょっとした肉がついたままの骨が残りました。
昨日、その鳥の骨を鍋でコトコトと3時間ほど煮込んでスープをとり、トマトジュースで煮込んだ夏野菜カレーを作ったのですが、サイコーーー！！に、美味しかったです。

やっぱり、スープが違うと全然違うのだなあと思い知りました。
鶏一羽を買うのは敷居が高いですが、これからは鶏がらでも買ってきてちゃんとスープを作ろうかなあ。
でも、どこか東南アジアからのお土産のすごく美味しいカレー粉が終わってしまいました。
また、気に入ったのを探さなくちゃ。

チキンをまるごと１羽

お休みを取っていっぱい遊ぼうと、金曜日は河原にバーベキューに出かけました。

この日のメインは、これ！
まるごと一羽の鶏に、キノコとハーブを沢山詰め込んで、ジャガイモと一緒にダッチオーブンで蒸し焼きにします。
白ワインも注いだから、蒸し煮かな？

あいにくの天気で雨が降り出したので、我が家に場所を移してガスコンロで火を通し、みんなに味見してもらうために取っておいたモンステラや、途中で材料を買い込んで急いで作ったつまみの数々でおいしく宴会でした！

ダッチオーブンって便利ですね。
これは友達のものなのだけれど、私も一つ欲しくなってしまいました。

モンステラの感想

金曜日の夜、我が家に遊びにきた人々にモンステラを味わってもらい、感想を聞きました。
多くの人の感想のほうが、きっと皆さんにも感じが伝わると思います。

女性A
「食べた後、口の中にシナモンに似た香りがする」

女性B
「やっぱり、一番似ていると思うのはパイナップルかな。でも、味がもっと濃厚」

女性C
「口に入れる前から、飲み込み終わるまで、いくつもの味や香りがする。
口元まで持っていったときはバナナ。
口に入れると、“あれ？パイナップル？”と思う。
その後、ココナッツみたいな味がして、最後にシナモンの香りが残る」

女性D
「果物というより、どこかのお菓子屋さんで作った商品みたい。
こんなのが天然の果物とは信じられないくらい良く出来てる」

シナモンの香りがするというのは、言われてはじめて気づきました。
確かに、最後にふわっとシナモンのようなスパイシーで甘い香りが残ります。

女性陣が、口々に味を言い表そうとしたのに比べて、男性陣はあんまり表現としては豊かではなかったです。とにかくひたすら食べてました。

男性A
「うまい！気に入った」

男性B
「うん、ほんとにうまい。初めて食べる味だ」

男性C
「おいしい。もっと食いたい」

とにかく、大好評だったのでよかったです！
ちょうど、週末に弟が小笠原に出発するという友人は、「大量に買ってくるように」と電話をかけていました(^ー^)

～食べ物の話が増えてきたのでカテゴリを増やしました～

モンステラがやってきた！

加藤久人さんが、健康定食ブログの中で紹介していた「モンステラ」。

加藤さんのブログでの書き込みを読み、すごく興味を持っていたのでねだりにねだって、夏休みを小笠原で楽しんできたスタッフの飯野さんから、お土産にいただきました。

	1日目 六角形のうろこ（？）はぴったりと閉じています。
	2日目 上のほうが、少し盛り上がってきたような気もします。
	3日目 お、ちょっと色も黄色っぽくなってきたかな?
	4日目 帰宅したら、皮がプカッと浮いた感じになっていました。すこし、蜜状のものもたれています。

この果物が家に来てからというもの、帰宅して玄関を開けるたびに甘い香りに包まれていましたが、ついにわが血肉となるときがやってきたわけです。
食事のしたくも、帰宅後のビールも忘れて、まずは試食!

加藤久人さんのブログでは

さわやかで甘い香り、濃厚な味わい。とにかく、味も香りも複雑。ドリアンを食べたことのある母親が、味はドリアン、香りはバナナ＋αと形容していました。

と表現されています。
手で持ち上げただけで、６角形の蜂の巣のような皮がぽろぽろと崩れます。
さあ、スプーンですくって一口。



確かに、香りはバナナに似ています。でも、もう少し酸味があって、南国らしい強烈な甘い匂いがします。腐臭に近い甘い香り、というか・・・。
果肉は小さいパイナップルのように軸に垂直に筋が入っていて、味も結構似ていると思います。酸っぱさと甘さが同居した上に、クリーミーで濃厚です。
「味も香りも複雑」としか言いようのない味。
ドリアンを盗まれたのは見たことがあっても食べたことのないわたしとしては「ふうん、ドリアンっておいしいのかもなあ」などと思いました。

明日遊びにくる友人のためにあまり食べ過ぎずに取っておいて、人々の感想を聞こうと思います。

※　明日はお休みを取りました！いっぱい遊ぶぞ！

ルバーブのジャム

お野菜ボックスに入っていたルバーブ、ジャムにしてみました。
検索で調べた通り、まずはざく切りにして白ワインと砂糖に一晩漬けます。
ボウルからは、もういい香りが漂っています。

漬けておいたルバーブを鍋に入れて煮立てると、５分としないうちに煮溶けてきました。
皮が結構しっかりしていたので、ちゃんと崩れるのかと心配でしたが、まったく問題なさそうです。
鍋からはさわやかないい香りが部屋中にあふれます。
すこし形を残したくらいで火を止めました。


えーと、それで・・・。

載せるかどうか、すごーく葛藤したんですよ。
だって、写真に撮ってみたら、なんだか・・・。

一晩たったカレーを牛乳で薄めたみたいなビジュアルじゃないですか・・・？

「すこし形を残した」ルバーブが、まるで残った具の人参みたいです。
レモン汁を入れるのが遅かったのかなあ(/_;)

煮る前は、根元の赤と茎の緑が取ってもきれいだったのに。
写真をとっておけばよかったですね。

でも、味のほうはとってもおいしくできましたよ。
味はリンゴに似ていますが、もっと酸味が強く、なにより香りがいいのです。
できたての暖かいジャムを、さっそく軽くトーストしたパンに乗せてむしゃむしゃっと食べてしまいました。