2019年11月20日、2週間のパラオ遠征に出発しました。フィジーの在住経験から自分の活動軸は熱帯にあると確信していた私は、グーグルアースで地球上を隈なく検索し、間違いなく世界一美しい大規模な珊瑚礁の国パラオを遠征地に選びました。以下はその遠征の旅の手記です。 日記ですから書きたい事だらだらと書いています。 ご了承下さい。
【1日目】
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グアムの手前一時間くらいの太平洋のど真ん中に無人島が。あそこに一人で降りていったら星が綺麗だろうなぁなどと考えると気後れがします。 空が濃い! 高度は10Kmちょっとだけど、ISSはこの3-40倍も高いんだーと思いながら見てました。 グアム経由のユナイテッド航空でパラオのコロール空港を目指します。
【2日目】
昨晩到着して(グアムから3時間近くかかりました。)降りたら、ム~~~!!! 懐かしい熱帯のウルトラ湿度と熱気! 朝は街中ににわとりの雄たけびが響いて・・・7年前のフィジーにタイムマシンで戻ったようで滅茶苦茶懐かしい想いに襲われました。
今日は初日なのでツアー会社との打ち合わせや、政府ビルに行って許可証の相談とかで大忙し。レンタカーを借りました。こっちの天気は26度から30度の間(一年中昼も夜も)で一日の天気もワイルドに変わります。まさに熱帯雨林性気候です。短パンにブラシャツにサンダルと言うフィジーと同じいでたちで歩いているとあの頃の自分に戻ったような気がします。現地人も黒くてたくましくて太っててここはフィジーじゃないのか?って思う瞬間がたくさんあります。
ツアー会社と相談しているうちにやっと自然体で滞在スケジュールが固まりました。日本にいる間は実は細かい計画はわからない不確定要素が多くてギブアップしてたのですが、2時間くらいかけてやっと正解が並びました。 明日はセスナに乗って空撮映像撮りながら全体像把握。 25日には29フィートボートをチャーターして人の来ない上陸できる小島で撮影、28日からはカープ島という一泊して離島のバンガローハウスで撮影。 12月2日だけは北のシュノーケリングに最適な場所でのツアーに(これだけはツアーに参加します)参加してスノーケリングしてオズモで水中ビデオ撮影をします。 これで大所は抑えたのであとは何を間に入れるかです。
政府の許可ですがドローンは商用でなくても必要でしたので無駄になりませんでした。州の撮影許可は今回はスポンサーが決まってないので、趣味撮影ということにしてもらいました。そのかわりHPでその映像を公開することに理解をもらえました。 観光名所では撮影や特にドローン飛ばしているとすぐにレンジャーが駆けつけてきて制止したり罰金切符を切ったりうるさいそうですが、今回は堂々と話を正直にして逆にこの男は趣味での撮影をしていると言う「許可証」を発行してもらいました。即日ガバナー(環境庁長官みたいなひと)のサイン入りでもらえました!まさに免罪符です!!
とりあえず今日は初日なので環境を順化かねて準備で終わりました。詰まってたもの最低限今吐き出したので、これから飲みにいくぞ~~(笑)
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初レポート画像が食べ物とは・・・。タバコ吸ってた通行人に聞いてタバコ吸いながら飲み食いできるレストランを発見しました。大好きなタイフードです!女の子もタイ人。トムヤン鍋でとにかくスタート祝を。
ところでタバコと言えば本当に苦労しています。 電子タバコなんて売ってないし、そもそもパラオは持ち込みは一箱だけ!(普通はどの国行ったって1カートンですよね)つまり普通のタバコを吸うしかないのです。もう一年以上「健康な」電子タバコに慣れきっていて普通のタバコは臭くて辛くて苦しくて・・・なんで昔こんなもん吸ってたんだろうと不思議です。 電子タバコなら汚さないし臭くないのでホテルの部屋が禁煙でも全く問題ないのに。 おまけにパラオでは一箱900円くらいです。 その点このパラオの撮影の後立ち寄る予定になっているミャンマーは喫煙天国。 どこでも吸えるし水たばこをぷかぷかやってるひともたくさん。 一方で電子タバコも売られてます。
【3日目】
まずパラオの見所である広大なサンゴ礁に囲まれた大小の島々、ロックアイランズの全体像を把握する為にもセスナからの空撮に挑みました。 ドア外しオプション付きセスナをチャーターして1時間ちょっと飛んできました! その美しさに驚愕・圧倒! パラオの見どころの全体像もはっきりわかりました。
ドアの外の翼を支持しているアームに足を機外に出して突っ張りながら撮影。 風がすごいのでカメラを支えるのは至難の業で一時間ダンベルをやり続けた感じで筋肉が死にました。 ビデオカメラマンて大変なんだな~とつくづく・・・。
しかし! 撮影は失敗しました。 露出はOKでしたがオートフォーカスにしたのが敗因。 翼の支持ポールや機体の一部が入りがちなので焦点が無限大にならないことが頻発! 撮影時のモニターではわかりませんでした。 あとやはりかなりの振動でぶれる。 特にカメラをドアより外側に突き出すと猛烈な風でレンズもカメラも潰れてしまうのではないかと思うくらい腕力でふんばらなければならんのですが、そのような状態でカメラを静止させるのはほとんど不可能。 メカニカルの手振れ補正はオンにしておいたのですが、電子手振れは画角が狭くなるリスクがあるのでOFFにしてました。 これはONにすべきだったかもしれません。う~む、もう一度乗るしかないですね。
とりあえず比較的まともなフレームをビデオからスチルキャプチャしたのが下の画像です。 画質はかなり落としてあります。
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セスナ182。パイロットは元航空自衛隊ジェット戦闘機パイロット(ブルーインパルス隊員だったそうです)の藤澤さん。素晴らしいパイロットに巡り敢えてなんと幸運!
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潮が引くと2つの島の間に砂州が現れてつながる人気のスポット、ロングビーチ。
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サンゴ礁の巨大な割れ目で深い谷になっているジャーマン・チャンネル。 人気のダイビング・スポット。
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今度一泊する予定のカープ島です。 この珊瑚礁の小島が連なるロックアイランズは日帰りツアーの船で往復するしか交通手段がないので、日の出・日没・星空の撮影はこの小さなリゾート島に泊まるしか方法はありません。
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ロックアイランズ最大の人気スポット、セブンティアイランドです。 特別自然保護区に指定されていて中に立ち入ることは禁止されています。
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これがイノキアイランドです。 アントニオ猪木がパラオでプロレスやったら首長がえらく感激してこの島を自由に使っていいと権利をくれたそうです。(私有は認められていないそうです) そういえば島の形がアントニオ猪木のあごの形に似ているような?
【4日目】
今日は雲が多いので再フライトは先にして、ホテルからレンタカーで行けるバベルダオブ島だから大した所はないと思うが、取り敢えず初めなければとタイムラプス撮影を初めました。 バベルダオブ島の最北端まで足を伸ばしました。 バベルダオブ島はパラオ最大の島で空港もここにあります。ジャングルだらけでロックアイランド諸島のようなサンゴぎらぎらの観光地ではありませんが、逆に車で行けるのはここだけなので、もしかしてを求めて探訪です。
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ウユニ塩湖みたい! サンゴ礁が拡がっているため海は極めて浅いので風さえなければ海面は鏡です。 湿度高くて昼間なのにレンズ曇る。フィルターつけるとフィルターとレンズの間が曇る。ブロアーで吹いてもすぐまた曇る!
一応リゾートがあるとツアー会社に聞いていたのでついでに下見してきました。 う~~む、これはギネスものです!!最悪のリゾートとして。 見た目はえ?小さいなぁと思いました。幼稚園か?なんか自然の木で作った遊具や木の上の小屋があるし・・・
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なんと、部屋はこのバンガロー
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叔母さんの管理人がいたので聞いたら、ベッドとシャワーがあるだけ。飲み水も食事もないし、何も売ってないし、来る人が全部持ってくるのよ!と言ってました~~。 島の東側にあるので日の出撮影にいいかなと期待してたんですが・・・
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帰りがけこのビーチのすぐ隣にいい場所を見つけたので、結局このリゾートとは関係なく撮影できそうです。
今日は雲が多く撮影にはかなり苦しい天気でしたがこの先どうなるか保証は何もないので撮れるものはとにかく撮ると言う考えで3か所でタイムラプス撮影をしました。また最初のウユニ塩湖みたいな珊瑚礁海岸でドローンの初飛行を行いました。珊瑚礁って沖のほうでがくんと端があってそこから崖のように深くなり、そこでは水面で白波が立ちます。ドローンだとそこまで飛んで行って見れるのはさすが!です。
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しかしここはフィジーと同じで美味しい物がない!おまけにフィジー🇫🇯の数倍物価が高い!どの国行ってもエスニック料理に大満足する私だが、熱帯原住民の国は例外です。(笑) 何処もダロイモとキャッサバだけの食文化だからたねぇ。
ところでパラオは大変な親日国家です。唯一の大きなコロール島とバベルダオブ島を結ぶ橋は日本の援助で建設された物でジャパンブリッジと呼ばれています。パラオ語には日本語の単語が沢山使われてます。戦争の名残りですが。驚くのはラジオから日本の歌謡曲や演歌が、熱帯独特のフィジーを思い起こさせるノリノリの曲に混じって流れてくる事です。
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当然日本食レストランもある! 田舎モンの海外旅行みたいで恥ずかしい気もするが、我慢出来ず来てしまった。(笑) エンジンはやっとかかった感じだが、後は何んと言っても天気次第。色々予定はしているが全ては神頼み・・・
【5日目】
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昨日のウユニ塩湖とフィジーとおんなじ様な現地人の村の家など。
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だいふ暑さにも慣れて来ました。まだ若干怠さが消えないのは苦しいリアルタバコのせいだと思います。苦しいなら何故吸うんだ?と言うのは成澤さんと徳畑さんだけです。 今も汗ダラダラ!下向くとメガネのレンズの内側にボタボタ汗が垂れて見えなくなる。ブラシャツの前ボタン全部外すして風受けると若干マシ。 パラオは毎日26度と30度の間です。昼も夜も!しかし直射日光下では40数度!こんなの日本では絶対有りません。 問題は湿度です。いつも100%近い!!
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なんとか水平線への日没と、水平線からの日の出をそれなりの絵で撮れそうな場所を見つけて来ました。 最北端までホテルから直行するのに1時間でおつりが来ますのであとは天気さえ良ければです。
トラブル発生!暑さと湿度でターミネーターがおかしくなった!レリーズ回路が動作しなくなった。取り敢えずタイミング合わせてインターバルタイマーつないでなんとか撮影中! 色々試してみて原因がわかりました。2つあるレリーズのジャックにプラグを抜き差ししてる内にレリーズのLEDが点灯するようになりました。と言う事は湿度と塩分でジャック内部の端子が短絡状態になっていたものと思われます。ふーむ、この環境は半端じゃないです。
このクソ暑いなかドローン飛ばしたりしながら日没を待っていると、やはり来たねパラウアン。やる事フィジアンとおんなじ!車のドア全開にして熱帯パラオミュージックをボリューム全開で鳴らす!彼らにとっては手軽なくつろぎなんだろうが、直ぐ横で機材展開して時を待っている他人の事はお構い無し!しかしこれは良く言えば大らかさ。これを認め無ければトロピカルアイランドでは生きていけない。
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余りにうるさいのでふて腐れて、車の中でタバコ吸ってたら、この車から60くらいの歯が殆ど抜けて無いババアがやって来た。ナカムラサン、ナカムラサン、と言いながら握手を求めて来た。仕方ないので調子合わせて握手してマイフレンド!とか言って上げたついでに、車を指してビッグミュージック!とか言ったらオー!パラヴァンミュージック!とか言って喜んで車に戻って行った。ダメだコリャ🙅♂️
日没撮影開始しました。2時間。雲が多いので失敗の可能性大。
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日没なんとかなりそうな雰囲気になって来ました。ここに着いたのは午前11:30。タイムラプスやる以前にはこんな忍耐力なかったなぁ。
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間も無く満潮。予想通りベタになりつつあり、反射が綺麗になって来ました。
しかし最後はこんなんで、大した事無かったたねぇ。殆どくたびれ儲け。
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また一層日に焼けた。
今1時間かけてホテルのあるコロールに戻って来てタイレストランでイエローカレーたべてます。 今日は昼飯抜きだったから美味しい!
ところで昨夜セスナ空撮のビデオにスタビライザー処理したらどのくらい改善されるか試してみたが、コマ自体がぶれているのが相当量ある事がわかりました。これは救い様がありません!ビデオって自然体オートで撮るとこう言う事になると勉強しました。 暗い方はシャッター速度は1/30より落とせないから勝手にISOを上げていく訳てすが、明るい時の挙動にはまるて無頓着でした。要は明るい空撮映像だからISO上げたってノイズ出ないし、焦点深度なんて要らないから絞り開放だっていい訳です。肝心なシャッター速度を1/8000にしてやれば良かったのだ!やはり、金かかるがもう一度セスナに乗るしかありません。
どうやら天気の神様は味方してくれないみたいです。どうめスカッと晴れないなぁと思い天気アプリみたらこの先ずっと曇り⚡️マーク!
【6日目】
今日は天気は悪いのかと思ったら、何とパラオに来て最高の天気に恵まれました。何といっても10万円かけてのボートチャーターですから一時は死んだ気持ちで覚悟してましたが、本当にラッキーでした。 ツアー会社の話して気に入った青年にガイドを依頼して本当に良かったです。普通の団体ツアーの行動を熟知しているので、潮の高さと人の動きを計算して見事に2か所で素晴らしい撮影を成功させてくれました。 我々以外はに誰もいない島の夢のような景色が広がるビーチでタイムラプス撮影とドローン撮影を思ってた通り実現させられました。最高の景色と環境と天気でした。 ツアーだと上陸しても極短時間だし、観光客はたくさんいるし、太陽の向きとか潮の高さは自由にならないので、このような撮影は絶対不可能だったと思います。ガイドの青年によると日本のTV局の撮影などでチャーター運航することはあったが、一人でチャーターしたのは私が初めてだそうです。(笑)下手したら航空機代が出てしまう金額ですから。
さて今日はスマホビデオでも撮りましたので・・・
ロックアイランズに向かっているところ
最初の上陸地の無人島グース島に到着するところ
無人島グース島に到着しました
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撮影開始! 天気は最高、潮が引く前しか船が入ってこれないところなので、早朝スタートの我々が独占。
静かできれいで、ここには小屋とかはあるのでキャンプしたら最高だと思いました~
次の無人島、ロングビーチ島へ到着するところ
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この時間は他のツアーはダイビングとかスノーケリングをやっており、誰もいない!またも終始独占!しかも潮が引くと現れる眉毛のように1Kmくらい続く細い中州が成長していく過程がタイムラプスで撮れました!最高の雲と青空と日差し! さっきの島もここの島もドローンを飛ばしていい映像が撮れました。
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とにかく暑い!
昼飯(弁当)を食べに上陸できる他の島へ・・・
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暑さにがまんできずついに半ズボンのまま海に入ってしまった。 なまぬるいお風呂です! みずは柔らかくすごく軽くてなめらか・・・フィジーを思い出しました。
予想をはるかに上回る場所と環境(誰もいない)と天気で撮影は大満足でした。 10万円を上回る価値は十分ありました。 なぜならそうしないと絶対得れない映像が撮れたからです。
ところで海から上がったらすぐ波打ちぎわをサメが泳いでいました!(笑)
【7日目】
今朝再びセスナをチャーターして1時間飛行してリベンジ撮影をして来ました。 今回は露出マニュアル設定でシャッター速度1/8000秒で臨みました。レンズは30mm/F4です。この設定で空撮時のISOは500~600で調整されていました。これでわずかなブレのあるコマが時々発生する程度になりました。
今回は更にソフト手振れもONにしましたが、これは悩ましい結果になりました。結局アフターエフェクトでワープスタビライザーをかけて画像処理したのと似たような処理がされているのですが、ワープスタビライザーと同様で中央の対象物が固定され、後は回転とかリスケーリングがされるので、大きな補正がかかると下敷きペコペコの画像歪みが発生するので結構不自然な感じになります。これならソフト手振れはOFFでその分揺れた方が結果的にいいかもしれません。(やってみないとわからない)
航空自衛隊ジェット戦闘機パイロットを退役したと言う元ブルーインパルスの隊員でもあった日本人パイロットとすっかり仲良しになり、パラオ最北部にあるカヤンゲル諸島まで飛ぶとすごい景観だと勧められました。 もうこの際だから思い残すことのないようになんと3度目のセスナチーターを30日に予約しました。チャーターだと行きたいところに行ってくれるし撮影しやすいようにああ飛んでくれこう飛んでくれ等の細かい注文にも喜んで応じてくれますので病みつきになります。(笑) 1回1時間で4万円ですので決して高い!!と言うほどではありません。
手振れの問題に対処するためのソフト処理は最後の最後の手段ですね。ジンバルですが一応OSMOを乗せて上機したんですが細かい振動では無くドンドンと浮き沈みする揺れで余り効果が出そうになく感じたのと、パイロットが以前にジンバル使ってたお客さんがいたが駄目だったと話しを聞いたので使いませんでした。 Z7の光学手振れはもちろん使ってますが、歯がたちません。(笑) 持ち方はもちろん大事! コーパイシートに前向きにベルト固定されてる身体を右にネジっての撮影は支えにくいのです。 後ろの座席で横向いて撮影すればずいぶん違うと思います。 しかしこのセスナはうしろ座席の窓は開かないので、この機体では駄目ですね。 その気になってそれなりの機体機材を用意すればかなり大丈夫だと思います。
【8日目】
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バベルダオブ島に橋で渡る前にホテルのあるコロール島のラグーンでちょっと撮影しますが、地上からなのに砂浜がないとあまりいい絵になりませんね。 熱帯なので晴れてても時々雨がパラつく。ドローン飛ばしてたらいきなり雨が降ってきて焦りましたー
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パラオの為に追加購入した新しいドローンMavic2 PROは小型軽量で素晴らしいです。 スペインに遠征した時はPhantom4 PROを持って行きましたが、でかくて荷物が大変でした。 飛行性能も画像もPHANTOM4 PROに比べて特に劣るとは感じません。
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ホバリング中のMavic2 PRO。 レンタカーはポンコツのキューブです。
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今日は久しぶりにターミネータをドーリーの上に乗せてパン併用の2軸モーションで撮影。ジッツォのこの三脚は剛性が高くレール端に来ても重みで沈みません。 他社の三脚は全て落第。 ジッツオのこのモデルだけが合格です。
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H300ドーリー、本当にいいです! 勿論組立式の方がスライドスパンが大きくとれていいのは言うまでも無いですが、荷物にならない、設置撤収に全く時間がかからない、のメリットは使用機会を飛躍的に増やしてくれます!
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ココナツの実と海岸は絵になりますね。
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パラオの村はほとんどがこの様に海岸沿い。この家のバルコニーでは主がのんびりと新聞読んでます。何と言う豊かな時間の中で暮らしているのでしょう!
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また来てしまった。 ここのアサヒビールは320mlの中国産。 やはりケチるのか? しかも味が滅茶苦茶悪い!
【9日目】
今日はカープ島リゾートに一泊しに出発です。
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引き潮のピークから2時間撮影。もっと長く撮りたいが日没の撮影優先。
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真っ赤なタコになってしまった。
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しかしリゾート島での撮影は思ってた通り楽です。この小屋に色々置いてあっちこち数十メートル以内で撮影できます! 天国です。
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なんとか撮れるかなー。 風が強くてドーリーは使えません。 桟橋の上なので風が強烈。 立ってるのが大変な位。
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やっぱねぇ、熱帯はすっきり晴れるなんてのはまず滅多にないですね。フィジーでもそうでしたね。 グアムを台風が通過したさそうでそれで風が吹いて海が暴れたんですね。ざっ見てみましたが例え夕陽がバッチリでも海面の荒れは激し過ぎて絵になりませんでした。諦めがつきました。
日没は文字通りボツとなったが、このままでは離島に来たのに悔し過ぎる!ならば日の出を撮ってやろうと早々ベッドに入ったが扇風機では暑苦しいし、1分に一度は木の実が屋根にコツンコツンと落ちて気になって眠れない!おまけに寝初め手間もなくスコールが激しく降ってたし、心はドロドロと渦巻いてもう寝るのも嫌になって起きたのです。まだ降ってるのかなと外に出たら.....満天の星⭐️🌟! こんな星空パラオで見たの初めてです。もちろん飛び出しました。Fレンズの2.8 14-24をFTZアダプターを介して取りつけました。しかし、このFTZのせい?なんかカメラの挙動がおかしい。だいたいライブビューで星が見えない!さすがに空暗くIso8000で撮ってますが余裕です。何枚か撮ってちゃんと撮れるので問題ないと思いますが後でPCで見て愕然としたりして・・・
逆さオリオンをヤシの木入れて撮影中です。 ん?逆さじゃない!だいたいここは北半球だ!!あまりに天頂にあるので勘違いしました。しかし透明度は良くないです。水平線に近いところはほとんど星は見えません。とにかく塊の雲がないのがいいところ。
が~ん!!にわかに雲が流れて来てスコールになりました!無事撮れたのは90カット。速度落として6秒位の映像になるかな?いい絵なのにぐやじーです。 しかしスコールは30分程度で過ぎさり、また星空が。めげずにまた撮影を開始しました。またスコールが来るかもしれない。しかしベストは尽くす!
いま3:20です。もう280カット撮れていますのてもはや成功ですね。良かったー!ベンチの平らな長椅子に仰向けになってオリオン座を見ながら天気が悪化しないかしょっちゅう目を開けながら。このまま日の出撮影をする感じなので徹夜です。 おおお、透明度がぐっと上がってオリオンの左手の冬の銀河がくっきり❣️やはり晴れれば空真っ暗なパラオは凄い❗️ こんな冬の銀河は見た事がありません。
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この辺りの時は視野の右に日の出位置が行っちゃうかとヒヤヒヤでしたが見事に狙った視野内の右に収まりました!
星空と日の出成功で昨日の日没失敗の落胆が、吹っ飛びました!あーしかし疲れた寝たい。 帰りの(船)は午後3時ですが朝飯の後ドローン3回飛ばして、ワンシーン タイムラプス撮影をした後、1時間仮眠したらもう帰るよモードになったので荷物まとめて日陰でのんびりしています。 この島ではメキシコ人、台湾人、日本人、パラオ人、韓国人がいて、色々な人とマルチ言語で話す事になったのだが、何度か相手にキョトンとされました。つまり、自分で何語を話しているか分からなくなっちゃうんですね。さっきも英語で話してるつもりで日本語で一生懸命話したり...面白いなぁと思います。
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また黒くなった。
【11日目】
さてパラオもあと三日となりました。今まで撮影したタイムラプスとセスナ空撮、ドローン空撮ビデオをささっとレビューしてみたのですが、いったいどれだけの表現ができたのかと自分の感性に問うてみました。 すぐに答えは出ました。 私がここで受けた感動を映像で表現しようと努めた訳ですがその達成感率は・・・30%
特にボート・チャーター上陸したグース島は「ここは天国か?!」と鳥肌が立つ位の感動があったが、潮の関係で1時間しか上陸できなかった為撮影時間が限られており、だったらああ撮っておけば良かったのではないかこう撮っておけば良かったのではないかと、今となっては反省ばかり。あの感動の映像表現の達成感率は・・・3%
余りにも感動が大きくてその場にいる事に満足してしまい、それを表現することに不誠実であったのではないかと、自分のフォトグラファーとしての未熟さを思い知りました。 あと3日で何ができるか?
今朝3回目のセスナ空撮をしてきました。元ブルーインパルス隊員だったパイロットとは、とにかく私からすると憧れの神様みたいな人ですからすっかり仲良くなり、彼が強く勧めてくれた、離れた所にあるので余り行く人のいないカヤンゲル島まで飛んできました。この島のラグーンの美しさは言葉になりません!! 何時も1000フィート位の高度での飛行ですが、今日は5000フィートでしたので揺れは少なく撮影はかなり楽でした。手振れは光学だけオンで撮影しました。
飛行機降りても次のフライトギリギリまで話し込みました。
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ちなみに日本の自宅は私の自宅のすぐお隣の武蔵藤沢だそうで、なんたる縁!出会いってみんな意味があるんだなとシミジミ。
昼からは北部にあるM&Aリゾートに来てみました。パイロットの藤沢さんがとても良いと言ってたので。確かにいい!まるでカープ島リゾートみたいです!昨日レビューしておいて良かった。すぐに足りないなと思った映像の撮影を始めました。
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あー痒いし皮が剥けるので忙しい!ダウンタウンには中国人の按摩屋が腐るほどあるが、痒いのかいてくれて、皮も綺麗に剥いてくれる店が何故無いのだろうか?
興味深い経験が一つあります。以前に砂地に三脚立てるのにどうしたら?って話しがありましたよね。私はここではダイレクトに砂地に刺して三脚の脚1本ずつ体重をかけてもう動かなくなるまでやって上手くいってます。板を敷いてはかえってズレそうです。一つには脚の太さと石突きの形状もあると思いますが、何よりめ砂質が関係あるかも知れません。ここのは小さな貝とかサンゴのカケラで出来ているので、ジャリジャリしてますのでしっかり噛み込む感じです。
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さて、本格的?にビデオに挑んだのは今回が初めてなので当たり前なのですが、ビデオ撮影については相当勉強しました。その一つが話題になったブレの問題です。スチルでは大した問題にならない事がビデオでは問題になる事がわかりました。それで何故ビデオ撮影ではジンバルが使われるのか、その本当の意味がわかりました。 実は今日の3回目のセスナ空撮では、Z7に加えてミニジンバルに載せたOSMOも使ってみたのです。おそらく風の吹かれるから使いものにならないだろうと思ってです。
結果には唖然としました。
今日は比較的高い高度を飛んだのでZ7はかなりマシだったし、両方とも液晶モニター見てた限りでは同じように比較的安定しているように見えたのですが、さっきパソコンで見てみたら、アッ🤭と驚く為五郎❣️ ジンバルのOSMOはどんなシチュエーションでも「全く」揺れないぶれ無い!Z7単体との差は天と地の差❗️
ただ画質はいくらOSMOやGOproが良いと言ってもZ7との差は歴然ですがね。Z7で比較して劣っていたのは振動だけでは有りませんでした。ここがこの話しの深い所です。 カメラの手ブレ防止は絶対ビデオでは使ってはいけません!ソフト手振れはOFFにしてたので使ったのは光学手振れだけだったのですが、レンズを動かして補正しているので問題は発生するのです。周辺像が補正に伴い歪むのです!これは光学もソフトも同じ事だったのです。ジンバルで撮影したOSMOと比べるとその違いは歴然!
だから!ビデオではジンバルを使うのです!使われているのは分かっていたが、その本当の意味を知りました。 今回の使うべきだった機材はZ7とAKジンバルだったのです。重くても座席に座っているのだからなんとか支えられたと思います。 以上、高いコスト払ったが私には素晴らしい経験となりました。 参考までに、スチルの場合は手ブレ防止機能使ってもわずかな周辺ね歪みはまず問題となりません。元々レンズ像の周辺は歪んでいますから。ビデオだとその歪み方が変化するのでNGなんです。
乱暴にも最後の賭けに出ました! 心残りな無人島、グース島をリベンジ! 明後日天気が良ければ再びボートをチャーターすることにしました。潮の限界で上陸し、限界で離島する計画です。2時間以上は確保できそうです。ただし満潮の時間が前回と違って正午前なので他のツアー客がランチするために上陸してくるかものリスクはあります。 明後日は最後にスノーケリングツアーに参加して水中ビデオ撮影の予定でしたがそれをキャンセルするので追加費用は8万円になります。 この旅は本当に金を使いました。船、セスナだけでZ7がもう一台買えるくらいです。でも機材マニアになっても何も素晴らしい映像を撮らねば意味ないですからね!と自分に言い聞かせています。(笑) あ、水中ビデオは明後日のボートで適当なスポット探してもらってそこでするつもりですので、一石二鳥ではあります。
ここまで血流したんだからもうちっと流したところで大勢に影響ない!明々後日の最終日、実は荷造りやドローンの日本発送の為に予定は何も入れなかったんですが、4回目になるセスナ空撮を予約しました。昨日のビデオ見てると、例え画質は多少落ちても、OSMOとジンバルの映像が捨てがたく、このまま帰ったら一生後悔すると思ったからです。最初の二回Z7だけで撮影したパラオのメインサイトであるロックアイランズの撮り直しです。これでこの二週間で私にできる事はすべてやり尽くした事になります。
さぁ帰ってから大変だ!でも今はお金の事は考えないようにしよう。(笑)
【12日目】
バベルダオブ島の北部の村はサンゴ礁の海岸沿いに美しく広がっているのがわかったので、今日は更に奥深い村を探訪することにしました。
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海岸沿いの村人の家の庭に車を入れさせてもらって、撮影をさせてもらいました。
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素晴らしい海岸線! これが自分の家の庭なんて・・・
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真っ黒汗だく!
この家の子供と奥さん
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暑い❗️今色々と最後の根性でリベンジ❗️
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【13日目】
今日はリベンジ挑戦で再度ボートをチャーターしてグース島撮影に再挑戦しました。 なんと今日はこの二週間で初めての日本の秋晴れ!パラオでは大変珍しい快晴となりました。朝、潮のギリギリで進入上陸、3時間も撮影ができました。完璧に満足するまで撮れました。3%だった満足度がとりあえず80%と言っておきます。(あとは出来次第) リベンジ1号成功しました。賭けでしたがなんとか勝ちました。
あとは最終日の明日朝のセスナ空撮ですべてが決まります。 帰りがけ、パラダイス岩礁で1時間スノーケリングをしながら初めての水中ビデオ撮影をしました。 なんとか色々撮れたので使えると思います。
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これはグース島で簡単にスノーケリング(久しぶりなので)練習というか問題ないことを確認しているところです。
水中の撮影は、まるで熱帯魚屋の水槽の中にいるみたいで綺麗でしたよ。 余談ですが、ナポレオンフィッシュにも出会えたのですが、手厚く保護されていて、捕獲は一切禁止だそうです。無視して捕獲して食べた人に罰金数千万円が課されたそうです。ひぇ~~
【14日目】
朝の最後のリベンジ挑戦、4度目のセスナ空撮無事に終わりました。湿度が高くやや霞っい時もありましたが、最初の3回、Z7を使って試行錯誤してダメだったロックアイランズの撮影、今PCで確認しましたが振動皆無のスムースなビデオで収めることができました!
撮影したタイムラプス・シーンは全部で42本、ドローン空撮ビデオは5か所で撮影、セスナ空撮ビデオが4回(うち2回はボツ)、ドライブレコーダー・ビデオが1回、水中撮影ビデオが1回になりました。保存したデータファイル量はすべて合わせて1.2TBになりました。 最終評価は帰国後かなり時間をかけて画像処理編集後になりますが、4日前に30%しかないと感じた「自分が受けた感動を表現できたと感じる率」はこの3日間のリベンジ作戦で大きく改善したと思います。どうだろう?控えめにみても7割は描くことが出来たかもしれません。まだ最後の修正・追加ができる時点で冷静に振り返り・分析し、残された時間でできる事だけを考えて諦めずにベストを尽したことが良かったのではないかと思います。
今夜の夜中の便でついにパラオともお別れです。 グーグルアースで世界中探しても、珊瑚礁の大きさと美しさでおそらくパラオ以上のところはないのではないでしょうか。 大多数の観光客は中3日程度のスケジュールで来る人が多く、激しく天気が変わる熱帯ですから運悪く滞在中天気全滅なんでのが良くあるそうです。 ここに2週間滞在する人は極めて異例だそうですし、ボートを2回チャーターした人もセスナを4回チャーターした人も私が初めてだそうです。
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気が狂うような湿度と暑さの中、本当に熱く燃えた2週間でした。
【今回撮影した作品です】
1. タイムラプス限定版(6分50秒)
ビデオ映像を省いた、タイムラプス動画のみバージョンです。 短いですが肝心のセスナからの空撮ビデオが見れません。
2. 完全版(31分27秒)
タイムラプス動画に加え、ビデオ映像も含めた完全版です。ただし約32分と長いです。 ヒーリング映像としてお楽しみください。
3. ダイジェスト版(14分47秒)
完全版からベスト・シーンのみを抽出して約15分と短くしたダイジェスト版です。 一番見やすいかもしれません。
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みなさんただいま~!本日やっと帰国しました。
パラオの後、ミャンマーでは新しい試みに挑戦してきました。ミャンマーは既に2回合計4週間のロケでかなりの大作ができているのと、パラオでエネルギーを完全に使い果たしたので、たとえ違う場所でもわずか5日間タイムラプスを撮って どうなるものでもなかったからです。 最近ビデオにも手を染め始めましたが、人物スチル撮影に挑戦することにしました。ホテルの従業員に頼んで女の子を紹介してもらい、あちこち一緒に訪れながら一日わずか2万チャット(1,400円!)で応じてくれて、ちゃんとモデルプロパティも記入してサインも貰いましたので、形の上では商用利用可の本格対応です。
朝夕のチャウンター(ミャンマーで最も有名なビーチリゾ-ト)での撮影(基本的に顔はシルエットで撮りました)や、ピエ(ミャンマー最古の遺跡/BC6世紀があるパゴダや寺院沢山の地方の街)でそれぞれ2泊ずつ、走行は1,000Kmくらいでした。 ミャンマー自体は既に5,000Kmも走破し、色々知り尽くしているので、今回は実にのんびりと言い時間を過ごさせてもらいました。
これで、タイムラプスに加え、ビデオ、空撮ビデオ、水中撮影ビデオ、人物スチルと手法に幅ができて来たかもしれません。これからの作品作りは大きく変わっていくかもしれません。
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■ 今回の製品レポート1(Z7)
Z7はとにかく軽量でいい。かと言って小型過ぎず、スナップ撮影的に使う時など、グリップが深いので右手の指に確実に引っかかって楽にぶら下げて歩けました。そのままの状態で人差し指でPOWER ON/OFFが小まめにできるのでバッテリー節約にも良かったです。 一方、Z7の電子ファインダーはどのカメラ雑誌を見てもべた褒めだが、あれは笑っちゃいます。一眼レフとは天と地の差です。まぁ参考にはなるし使えるけどね。 大体誉めている理由がファインダー内で例えばWBの設定変化や色々な条件での像が確認できるとかだが、そもそもあのチープなLCD画像を頼りにして設定・調整する人の気持ちがわからない。 こんな事あるから、私は雑誌や良く知らいない他人の「評価」は気にしません。自分の目で確認したものしか信じないです。
■ 今回の製品レポート2(Manfrottoのカメラリュック)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B072J9MLMV/ref%3Dppx_yo_dt_b_asin_title_o03_s00?ie=UTF8&psc=1
素晴らしいの一言でした。 私はいままで国産のラムダのカメラリュックを使って大変満足していましたが、今回の遠征でこの製品を買いました。実際に見てみると一回り小さく見えるし中が複雑で大して入らないのじゃないか?失敗したか?と思っていたのですが、実際使ってみるとその有効性はラムダのはるかに上でした。仕切りやプロテクト、それから巧みに色々な収納スペースが考えられていて頭が下がりました。リュックの背中があたる側がペロッとファスナーで開くのはとても使いやすかったです。PCスペースや書類スペースその他いくつか作られています。また上部ファスナーはリュックを立てた状態で開けてかなりの塊を収納できます。
Z7にF4/14-30mm、F2.8/24-70mm、FレンズのF2.8/14-24mm、フィルター10枚、懐中電灯、工具、ブロアー、HDD、PC、AstroLapseターミネーター、リチウムバッテリー2個、諸ケーブル類、インターバルタイマーなど入れてもまだまだ余裕があります。 全体感としてこの四角の形がどんな場合でも崩れないのがいいですね。とても背負いやすかったです。機内持ち込み手荷物にもぴったりです。
■ 今回の製品レポート3 FeiyuTech WGX2ウエラブルジンバルスタビライザー)
https://www.amazon.co.jp/Feiyu-Tech-3%E8%BB%B8%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%BC-Session%E5%AF%BE%E5%BF%9C-%E3%80%90%E5%9B%BD%E5%86%85%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E5%93%81/dp/B07ML68RD2/ref%3Dsr_1_6?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=FeiyuTech%2BFeiyu%2BWG2X&qid=1577411588&sr=8-6
なんと言ってもこれですね。超驚きの成果。 おもちゃのようなジンバルですが、その効果はパーフェクト! ミャンマーでも3輪タクシーでダートを走ってパゴダ巡りましたが、時々悲鳴を上げるほどの衝撃で揺れるなんてもんじゃないですが、ビデオは揺れてるのは車体で景色は微動だにしてませんでした。
(おしまい)