私事ですが、私がSKYPIX JAPANを立ち上げてタイムラプス・フォトグラファーとしてプロの世界に入り込むことが出来たのは何人かの方との稀有な出会いの機会に恵まれたからです。 若い頃からの叩き上げたフォトグラファーとしての経歴を持たない私一人の力だけでは何もできなかったに違いありません。 そんな私の人生の転機を支えて下さった方達の中に、妹尾一郎さんと言う東京・渋谷でアールビットと言うスタジオを創設し永年スタジオ・カメラマンとして大活躍して来られた方がおられます。
この妹尾一郎さんがこの春、初めて自叙伝物語「ドローンマン」を執筆・発刊されました。 私も何を唐突に小説を書くなんて?と驚いた事は言うまでもありません。 しかし拝読してみて、その読みやすく自然で豊かな文章力と圧倒的な執筆ボリュームに驚嘆すると共に、夢中になって読破させられました。
映像の世界で雑誌「anan」などを華々しく飾り、スチルカメラマンとして何ひとつ不自由なく半生を捧げて来た妹尾さんが、海外ロケとそのロケを共にした歴年のビデオカメラマンとの出会いを通して今までの行き方に疑問を感じ、人生の大転機を迎えることになった驚きの感動ストーリーです。
この大作は、映像世界で活躍しているプロの方には実にリアルな共感を与え、一般の映像に興味を持たれている方にはプロの世界で繰広げられているすざましい現実を知る絶好の機会を与えてくれると思います。 また、そもそも映像とは何か?と言う遠大なテーマまで深く考えさせられる物語でもあります。
ちなみに私は日ごろ小説などは絶対に読まないタイプの人間ですが、その私が夢中になってあっと言う間に読破したとても読みやすく虜にさせられた大作です。 是非みなさんにもお勧めしたいと思います。 色々なところで販売されていますが、アマゾンでは下記の通りです。
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