goo blog サービス終了のお知らせ 

SKYKUDO

日々の出来事,思いを綴る

アップルVSグーグル

2010-08-15 09:03:10 | 読書
昨日は久しぶりに実家へ。
帰る途中,2年前に亡くなった友人宅の前を通ると,ひっそりとしていた。
高校卒業後は,ラグビー日本選手権(釜石VS同志社)を観に行っただけで,付き合いは途絶えていたけど,
彼の死はとてもショックだった。



さて,読書の話。
少年法をテーマにした三部作「空白の叫び」を読み終えた後,すぐに本屋へ行き,買ってきたのは,これ。
久しぶりのビジネス書。





IT社会の巨人といえば,以前は悪の枢軸とも言われた「マイクロソフト」だったけど,今はその座から転落。
PCの世界では,相変わらず9割のシェアを維持しているそうだが,そもそも今はPCよりもモバイルを主としたPC無しの方へ世界は移ってきている。
ゲームでも負け,モバイル機器のOSでも後手に回っている。ビル・ゲイツが退いた後は,パッとしませんなあ。

今は2大巨頭の時代。
iPhoneで電話を再発明すると豪語した「apple」と検索の雄「google」

Appleは,シンプルで分かりやすい操作性ともつ人に喜びを味わわせるデザイン性の高いハード。
ソフトからハードまで自社だけで生産できる強みがある。

Googleは,「世界の情報管理は俺にまかせろ」っていう感じ。
必要なアイディアは買収によって巨大化を図っている。

お互いに棲み分けをし,相手のエリアに入ってこないという暗黙の了解があったらしいけど,
Googleがアンドロイドで携帯OSに乗り込んできてから関係が悪化したそうだ。
(でも影では,通じ合っているという噂も…)

さて,勝つのはどっちか,それとも合併したりして…。そうなったら,しばらくアメリカの支配が続く恐れがある。

それにしても日本企業はどうしたの?
トロンOSはアメリカの政治圧力に負け,世界のモバイルミュージックを席巻したソニーは,iPodに完敗。
半導体やディスプレーでも今は韓国のサムスン電子に大きな遅れをとっている。

あのウォークマンみたいに,世界中の生活様式を一変させる商品は,もう日本からは出ないのかな。
寂しい限りです。


空白の叫び 一気読み

2010-08-14 08:15:12 | 読書
今日の朝は涼しくていい。
快適な読書環境だあ。休みに入って3日目。
愚息くんの送迎のため,遠出できないので,ゆっくり読書の毎日です。

買いだめしておいた本を読んでます。
休みの雰囲気からは,内容がずれてますね。
少年犯罪をテーマにした本でした。
ずいぶん前に書かれたみたいで,なんか違和感がありますが,作者なりに犯罪にいたった過程や少年の心理を見事に洞察していると思います。まあ異論はたくさんあると思いますが…。

少々謎解きも加味されており,ミステリー的な本でした。



仕事の合間に読む本

2010-08-11 07:29:15 | 読書
台風の進路が気になります。今日の勤務でやっと一息というところで,台風襲来では気分が滅入ります。
どうにか逸れてください。これが私の一番の願いです。

最近読んだ本の中で笑える本といえばこれ。




このようなエッセイは,仕事の一服にちょうどよい。
スポーツ観戦の正道から外れていますが,納得出来る部分が多いです。


昨日は,愚息くんの靭帯の怪我で,一日の予定が狂いました。今日は何事もありませんように…。

やっと更新しました

2010-05-30 10:27:58 | 読書
2週間ぶりの更新となってしまいました。
いやあ忙しかった…。

出勤しても,職場にいないという毎日でした。
加えて天気が悪い。
傘をさして歩いていましたが,膝から下はずぶ濡れ,上半身も半濡れの時もありました。
(濡れそうな時は,ユニクロのシルキードライが最高でした。一週間分買おうかな…)
家に帰ると疲れて食って寝るだけの毎日で,パソコンのスイッチも入れず,
布団の中でうとうとしながら,奥田英朗さんの「家日和」という本を読んでいました。



クスリと笑えるエピソードに,なぜか共感してしまいます。
家族が出来て数年経ち,このごろマンネリしているなあという方に,新しい家庭生活の視点を与えてくれるかもしれません。
ばかばかしいと捉えてしまう方も多いかもしれませんが,私には「深イイ」部分が随所に盛り込まれていると感じました。


日本が米軍基地の問題で揺れていますなあ…。
組織論から見れば,トップの判断に逆らったあの党首は罷免されて当然ですが,「約束を守る」という道徳的見地から判断すれば正しいことになります。同じ現象でも視点が変われば,正しくもあり間違いでもあるといういい例だと思います。

会社が潰れかけたときに,自分がクビになったAppleに戻って立て直したジョブズさんのような指導者が日本に必要です。



宮部みゆき 楽園 楽しめました

2010-05-16 07:58:22 | 読書
昨夜は九時から地域の夜間防犯パトロール。
ひっそりと不気味な夜の公園などを,拍子木をたたきながら歩いてきた。
闇の静けさにあの拍子木の音はミスマッチ。できれば叩かないで歩きたかった…。

帰ってきた後は,この小説の最後の謎の部分を一気に読んだ。
なぜ土井崎夫妻は,自分の子を殺めてしまったのか。




読み終わってすっきりした…。心地よい読了感だった。

さすが有名な推理小説家だけあって,話の転換が上手。
宮部みゆきさんの小説は,①超能力もの,②時代劇もの,③社会派ミステリー(現実的)の3つに大別できますが,どれもオススメ。
①で有名なものは,確か「龍は眠る」かな…?
②は「あかんべえ」など
③の「火車」は,読んだら読み終えるまで止まらないイチオシミステリー。

今回は,①と③が混じったような感じでした。そしてあの有名な「模倣犯」で登場する前畑さんが主なので万人受けする物語に仕上がっている。

ここ2週間,布団に入った後の1時間読書は十分に楽しめました。
昨日のラーメンと違って,大満足。
星5つ★★★★★。