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SKYKUDO

日々の出来事,思いを綴る

70年代のフォークソング

2007-05-11 23:35:50 | 音楽
今週は集団下校訓練や出張が続いたために,ちょっと疲れぎみです。
帰宅後も,修学旅行のバスの中で歌う曲をCD化するため,Macの前に
座り続けていました。目もしょぼしょぼの状態です。

それにしても,子供達が歌いたい曲のリストを見ても
私にはさっぱり分かりません。
CHE.R.Y(チェリーってスピッツだよな。)
    (古いな~。YUIだよ~)
パンキッシュ(何だこれ。パンプキンだと分かるけど,誰の曲)(……)
宙船(ちゅうせんって,どんな曲か知っている)
  (ばかだな,親父。それは そらふね っていうんだよ)
ほとんどがこんな感じです。

家に空のCD-Rがなかっため,途中で止め,TVをつけると
ある番組から,70年代のフォークソング曲が流れてきました。
谷村しんじさんはアリス時代の名曲を、南こうせつさんはかぐや姫時代の名曲を
思い入れたっぷりに歌っているのを観ているうちに,平和だった70年代に
戻ったようで,少し幸せな気分に…。

私は,やっぱり今の曲より,70年代80年代の曲が好きです。





    


名曲 檸檬が突然に…

2007-04-28 22:22:31 | 音楽
大崎市に用事があり,一人ハンドルをにぎる。
退屈な風景に様々な想いが交錯し,
時折前車のテールランプの点灯に気づかず,急ブレーキを踏む。
そんな中,ipodから,懐かしい名曲が流れてきた。

さだまさしの『檸檬』

梶井基次郎の小説「檸檬」をもとに舞台を御茶ノ水に置き換えた歌。
なつかしいなあ。
梶井基次郎は,大学時代,憧れていた彼女(国語科)が好きだった小説家。
肺病で若くして亡くなった天才作家だったと記憶している。

この曲を味わいたくて,彼女と聖橋を観に行ったことも…。


檸檬
或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜りの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後できれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に金糸雀色の風が舞う

喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ




懐かしい名曲「想い」に出逢う

2007-02-06 06:37:20 | 音楽
愛用しているipodには「シャッフル機能」がある。
一曲聴き終えると,次に何が飛び出してくるのか
その意外性がたまらない。

飲み会へ向かうバスの中や職場から帰る車の中で,
喫茶店で読書をしているとき,寝る間際の布団の中…,

昔よく聴いた思い出の曲が,突然耳に入ってきて
目の前にはその当時の懐かしい場面が広がってくる。
僅かな幸せが舞い込み,その当時の感慨にふける…。

昨日は,そんな一時があった。
流れてきた曲は,「想い」
歌っているのは,永井龍雲というフォークシィンガーだった。



大学1年のあの頃,仲の良かった美術科の友達が
ギターでよく歌っていた。
今と違って,「詩」の中の言葉が大事にされた時代。
好きになった女性を想う気持ちが,よく出ていると思いませんか?
私一押しの名曲の一つである。

『想い』 (永井龍雲)
どうしたならこの苦しみを 逃れることが出来るのか
何んと唄えば僕の想いが 君に伝わるのだろうか
編み物を膝におき 君がまどろむ部屋に
僕は風になって 窓からしのびこみ
君の眠りの中に 溶けこんで行きたい  ♪

もう幾日すぎただろうか 長い夜な夜なを見届けて
灯かりに集う虫達にさえ 優しくなるのは何故だろう
愛を綴る言葉は あまりに少な過ぎて
僕は手紙の中の 小さな文字になり
君の心の中に 溶けこんで行きたい

今では,ストーカー的で,嫌われると思いますが…。

この後も懐かしい名曲を,時々紹介していきましょう。