やっと，山本五十六を見てきました。

もう，見たい人のほとんどは見ているでしょう。
前々から，テレビなどの終戦特集で、ヤマトも五十六の事は、ある程知っていると思いますけど。
あと知恵の批評なんて誰でも出来るわけですよ。
映画を作った監督やスタッフの意識の中に，どうも現に日本の𥞴美か意識の風潮が、戦前のそれと似通っている。と言ってる様ですね。
いくつかの台詞で現されている事ですが
大手新聞の論説委員が言った。「今，三国同盟というバスに乗り遅れるわけにはいかない」「鬱積した国民の閉塞感を払拭する為に，米英を叩かなくてはならない」
飲み屋での客の会話で「5年間で総理大臣が9人も変わるなんて・・・」
今とそっくりじゃないですか。
それと，結構好戦的な発言をマスコミが取り上げるようになっている。それは，視聴者（国民）の受けがいいからに他ならない。
マスコミが趣旨一貫した報道をどれだけ取れるのかが，国民の頭をしらふに保たせる事が出来る。
それをマスコミが先導して（日本が勝てると思い込んだ）戦争を賛美していた。

政治家や省庁の公務員にばかり、責任を取らせたがっているけど，国民が責任を取れる行動をとっていれば，戦争は回避出来たのでは? と改めて思ったのでした。