BB Staff Diary

余生といいながら余生でない?でも、確かに情報に疎くなってます。でも…哀しいかな…まだスケヲタです

2002年9月30日 (パート3)

2002年09月30日 23時18分48秒 | Pinky
【9月6日】

はい、この日の夜、Mimako嬢と一緒にドイツに向けてご出発!がね、空港でチェックインしようと並んでいたら、突然、「あの~、パリから乗継ですか?ストの関係でキャンセルかもしれないのでお調べします。」と。「はぁ~?????」そう、成田空港ご利用社会人スケートファンの間ではすっかり定番になっているあの「エールフランス」さんです。ストが頻繁にあるのは知っていたが、まさか、自分が遭遇するとはね。。。そして、そのエールフランスさんのストにこれからの5日間ずっとお付き合いさせられてしまうのです。

【9月7日】

長い1日の始まり。Mimako&Pinkyを乗せたエールフランスは定刻よりも早くの到着。がね、従来乗る予定の便がキャンセルだから、次の便まで6時間以上待たねばならぬ。しかし、こちらは朝の4:15…。ね、ねむいし、カフェーでボーーーっとしているのみ。で、まぁ~、お店が空き始めてからは帰りにまとめて買おうとお土産を物色したのだな…。(←誰がこの時、再びここに戻ってこないことを予想したであろうか???) で、とっても待ち疲れし、やっとベルリン行きの飛行機に乗車。が、我々はまだこれからも移動なのだな…。実はこの時点で既に予約していた電車に乗れないことは確定。が、次の列車が何時かがわからないのでとりあえず、空港からZoo駅へ。どうやらあと1時間30分弱の待ち。が、これが中途半端すぎて、観光に行くにはキビシイし、ということで、駅の周りをプラプラ。で、それにも飽きてホームでボーっとする。が、意外と、こちらの方が外の空気も入り、気持ちよかったのだな。んで、やっと、ワタクシ達が乗る列車が来るかな?って思ったら、なんか、ベンチで隣にいたおじさんから声をかけてくる。10分遅れるんだって。また待ちだ。10分後、やっとこさ、目的地ライプチヒへの列車へ乗車。もう、日本を出てから24時間近くたってるよ。。。でも、まだ着かない。。。疲れているが、この時はまだ絶対にその数時間後にエレーナ&アントンをひっさびさに見られると思っていたもんね!だから、まだ心なしか元気だったわよ。。。「何が何でも行ってやる」って。

2時間後、ライプチヒに到着。ここは昨年の年末にも2人で来ただけあって、地理感があるので行動はラク。しかし、ドレスデンの洪水の影響で運休の列車も多いらしく、あちらこちらにバス移動の張り紙なんかがある。チェックイン後、やっぱね、ドイツに来たらソーセージは食べねばということで、チューリンガー・ソーセージを求めに。で、ソーセージを持ったまま、ホテルに戻ったら、ホテルの人とエレベーターを降りるときに遭遇してしまい、大笑いされてしまったMimako&Pinky…。でもね、いいんよ。Pinkyさんはもう、2時間後にはエレーナ&アントンを見られると信じていたんですもの!こ~んな長旅しただけに、絶対に見られるとね!

会場への行き方もきちんとホテルの人に確認したのでバッチシ!トラムに乗ってGo!やたらと人が並んでいたから入口もすぐにわかった。ただ、もう1時間前になろうとしているが、未だ入場の気配ナシ。そしたら、今年の初め、シュツットガルトで会ったエレーナ&アントンファンのStちゃんに会う。で、Stちゃん、開口一番「ねぇ~、エレーナ&アントンが出ないかもしれないって知ってる?」と。「へっ?????」 そこでね、Pinkyさんは知らされたのです。どうやら、彼らのパスポートが盗まれただかでエアフルトのショーにも来られなかったと。がね、この時はまだまだボーーーっとしているだけのPinkyさん。そこで「で、エアフルトに誰か彼らの代わりはいたの?」と。すると、Stちゃんは「サトー&ダンジェン!」と。この瞬間、PinkyさんとMimakoさんは叫びました。「エッーーーーーーーー!!!!!な、なんで、ニッポン人よ???」そりゃ、ドイツのショーだから、代わりがそれでも有香ちゃん達ならドイツ人達も喜ぶと思うわ。しかしね、ホンダ王に有香ちゃん。。。この時ばかしは異国で見る代理ニッポン人に不思議な思いを寄せましたわ。さ、さすがにね、ワタクシ、ショックでした。

これは一応、ワタクシのポリシーとして、今のところ、自分が年休を取得してまで行く海外観戦はエレーナ&アントンかアンドレイが出ているものというのが第一条件。ただ、一応、彼らにも欠場というものはあるだろうから、そういうことも考え、他のメンツも考慮して行く大会を決めるというのが。でも。本当に恵まれておりまして、ワタクシ、今までに、その、エレーナ&アントンにしてもアンドレイにしても自分が行く予定の大会で欠場をくらったことはなかったのでございます。ましてや現地で知らされるなど…。だからね、欠場というのは有り得る事実ではあっても、やはり、こう、現実味がなかったのだ。それだけに、この時ばかりはショックだったのでございます。

さてさて、入場時間が。TV放送のこともあってか写真撮影禁止。Pinkyさんカメラお預け。で、この日は1番値段の高いカテゴリーの座席だったのだが、な、なんと、ワタクシ達の席はというか、1/4くらいの人はその、前に氷がないお席でございました。さすがに、もう、もう、完全にお疲れ。睡魔が。。。でもね、エレーナ&アントンがいなくても、ヴィットに、ルシンダにカティ&レネがいたので、ワタクシはどちらにしてもショーには行っていたことでしょう。。。 20分遅れでショーが始まる。

このショー、生バンドや歌手も入り、そういう意味ではエキシビション・スタイルのものとは違って別の楽しみがあった。

なんといっても、何故かいっちばんウケたのが東京出身のホンダ王!だって、楽しそうなんだもん!し、しかも、グループ演技も溶け込んでおる…。何故かMimakoと2人で盛り上がり「こりゃ、マヨリンに見せてあげたい!」となったのだが…。

でもね、やっぱし疲れやショックが重なり、この日のことは覚えてないのでございます。。。

そして、やはり、エレーナ&アントンがいなかったことはかなりショックだったらしい。。。<自分
だからね、な~んか、な~んか、こう、100%楽しめていない自分がいるような。。。でもね、地獄に落ちるようなショックだったのか?と言われれば、それとは違う。私自身、彼らが完全にアマチュアであった昨シーズンまでは、自分の中でできる限り生で彼らの演技を観ておきたいという気持ちが強く、観戦に行った。自分の行ける範囲で観戦に行ったから、そういう意味では悔いはないのだ。だから、今回のキャンセルは現地で知らされたこともあり、やはり、心の準備もできていなかったことも大きかったと思う。実は、前々から周りにも言ってはいたが、私自身はプロというものは出るショーなんかも読めないし、やはり、アマとはまた違うので、あれこれと観戦に行くのはそれなりにキビシイ。アマチュア以上にキビシイと思っている。そして、個人的にアマの競技会の方が好きなこともあったから、エレーナ&アントンがソルトレイクの後にプロに転向したら、1度だけは絶対に彼らのプロとしてのショー活動を見に行く!と。でも、それ以上は行くかどうかはわからない。アマチュアの時のように、あれもこれもとは行くつもりがなかっただけにアマチュアの時に頑張って見に行こうとしたこともあったのだ。そんなこともあり、実は、このショーは私の中でエレーナ&アントンのファンとしても1つの区切りでもあったのだ。そんな意味もあったから、かなり、自分の中でこのショーに対する期待というか、勝手にキレイな結末の琵琶がなっていたのでありますな。。。しかし、実際は??? 終わっていないらしい。こんなんじゃ、終われないよ!それに、なんで、この時にパスポートが盗まれるのかい?まぁ~、誰よりもツライのは彼ら本人でありましょうから。。。でもね、Pinkyさんは善人ではないから、やはり、やはり、言いたかったわ。「ど、どこかぬかっている?<エレーナ&アントン」と。

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