哲学的(育児)日記

テツガクテキって……? まぁ、深くは追求しないで。

『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』

2011-09-16 23:59:59 | 娯楽
今日は一日衣装作り、と腹をくくった日。


裁縫は嫌いではないですが、一日だんまりはさすがにキツい。
そんな時は、観たかった映画をお供に作業。


というわけで、『ナルニア国物語 第3章』を観ました。




最初にナルニアへの扉を開いたルーシーも
年頃の娘に成長しました。
今回は、次兄エドモンドと、新たに加わった
従弟のユースチスの3人で冒険の旅へと出かけます。


登場人物たちが成長するにつれて
現実とファンタジーの世界の境界がどんどん接近し交錯してゆく「ハリーポッター」に対して
ファンタジーの世界が、現実とは、はっきりと隔絶した世界として描かれている「ナルニア国物語」。


だから、一歩先に大人へと成長するピーターとスーザンは
第2章の最後で、ナルニアからの卒業を宣言し
今回の冒険にも参加しないのですね。


それは致し方ないことですが、でも、どこか寂しい……。


もっとも、こうした「どこにもなくて、子供という一時期だけ現れる世界」は
ピーターパンの「ネバーランド」や、「不思議の国のアリス」の「不思議の国」にみられるように
人がファンタジーの世界に関わる際の、典型的な形とも言えるのですが。



そして、今回の第3章は、そんな冒険~勇気と友情とをもって試練を乗り越え成長する~が、メインテーマです。
ファンタジーの世界が、あたかも眼前にあるかのように
生き生きと動き出す面白さ、そして映像の迫力は、やはり映画ならでは。


純粋に、ワクワクした気持ちで楽しめました。
面白かったです。