哲学的(育児)日記

テツガクテキって……? まぁ、深くは追求しないで。

a joyful holiday

2007-09-30 17:12:00 | 画伯




目が覚めると、雨音がする。
カーテンを開けると、土砂降りの雨。あーあ。


運動会がない事は明らかだが、「雨天延期」の地域連絡網を回すため、朝6時に起きる。
コーヒーを入れ、キッチンに座ってぼんやり雨の音を聞きながら、電話を待つ。
電話は、昨日よりも早く鳴った。
そりゃ、そうさ。この雨なら、中止の決定も早いだろう。
こんな事なら、昨日のうちに運動会をやってしまえば良かったんじゃないか?


そんなことで、運動会は平日火曜日に延期。夫と義父母の運動会不参加が決定しました。
残念会、という訳ではないが、義父母が遊びに来て、運動会のお弁当の様なお昼を一緒に食べる。


その後、雨天で腐ってしまいそうなので、瑞穂町にあるホームセンター「ジョイフル本田」へ遊びに行く。
そこでたまたま開催されていたクラフト教室で、娘らが作品を作りました。
(1人620円の材料費を払うと、その場で参加できました)
上写真の、ハート形がおチビ、星形に青いバラが娘の作です。


木で作られた小物入れに、白色でペイントし、紙ねんどでデコレート。
始めに、娘が「作りたい!」と名乗りを上げると、まねっ子おチビも「つくりたい!」
でも、おチビにはちょっと難しすぎるか?
とりあえず、夫が白色ペイントを手伝い、飾り付けは教室の先生が手取り足取り手伝って下さり
なんと立派な作品が完成!
何となく作った気になり、おチビもご満悦。


娘は、どんな飾りにするか迷った挙げ句、紙ねんどで得意のバラを作る事に。
載せてみると、各人それぞれ違ったテイストのケーキが出来上がりました。


2日連続で、運動会延期の肩すかしをくらい、すっかり意気消沈していた娘でしたが
ちょっぴり楽しい日曜になりました。

雨天順延

2007-09-29 16:44:07 | Schule
朝6時。起きると、天気がどんよりしている。
窓の外をよく見ると、ひとすじ、ふたすじと、雨の軌跡。


今日は、娘の小学校の運動会なんだけど、これはどうなるかな……。
この天気では、弁当を作って良いものやら分からない。
窓から空を仰いでいると、電話が鳴った。
地域連絡網。今日の運動会は明日に延期、とのこと。
あーあ、やっぱりナシか。


昨夜、ピアノの迎えから帰って来ると、ファイルを持ったTちゃんのお母さんがやって来た。
「明日が雨の時って、どうなるんだっけ? 運動会のプリントを探してるんだけど、見つからなくって」
昼頃の天気予報では「明日は曇り」だったのが、夜になって「雨」に変わったという。
えええ!マジですか?


「運動会は日曜に延期になって、明日はお弁当持ちの月曜日課だったかな?」
でも、今日も、酷く暑い一日だった。連日の晴天だったものが、明日になって急に雨になるか?
予報なんて、どうせ当たりゃしないさ、と軽い気持ちでいたけれど。


こんな時だけ、予報が当たるなと言いたい。
不当な文句は百も承知ですが。

好相性

2007-09-28 16:13:09 | 子供の領分
娘のピアノのレッスンは、Tちゃんと一緒。


一方がピアノを弾いている間に、他方が音楽ワーク(問題集の様なもの)をし、
そして一緒にソルフェージュを歌う。
2人だと高効率な分、レッスンが1回でも正味たっぷり1時間受けられるのが良い。
そして、仲良し2人で楽しい雰囲気なのも良い。
教室は、車で5分ほどの場所。
終了が午後7時と遅くなるので、行きはTちゃんのお母さんが、帰りは自分が2人を送迎する分業制。


今日の帰りの車の中でのこと。
Tちゃんが「うちの車より、この車の方が良いな」と言う。
どうしてかな?
「うーん、うちの車も良いんだけど、においがな~」
とTちゃん。
「匂い?」
すると、Tちゃん、車のシートをクンクンと嗅いで
「うん、やっぱりこっちの方が良いや」
ウチのオデッセィは大分年期が入って(なにしろ丸9年)、かなり埃臭いんじゃ……?(汗)


……まぁ、それはおくとして、そういうセンスのTちゃんだから
娘と好相性なんじゃないか、という気もします。

また植樹

2007-09-27 10:03:04 | Garten
そういえば、前の月曜日の事ですが、久しぶりにまた庭に木を植えました。


西洋白樺とシマトネリコです。
どちらも育てば15mは越える高木。
でも、購入したのは樹高1~1.5mほどの小さな苗なので
そんな高さになるには、あと10年くらいはかかるでしょう。たぶん。


最近の傾向か、それともウチが田舎だからか
庭に「シンボルツリー」なるものを植えているお宅が多い。
どこも住宅メーカーが誂えるので、樹高もあり
「シンボル」というだけあって、建物とのバランスもとれた、美しい庭姿をしている。


それに比べると、ウチの樹たちの、ささやかなことと言ったら!
建物に対して、あまりに低すぎる。
「え? 木? そういえば植わってるね」
ってくらいなもんです。(笑)


建物が出来上がり、漸く芝を敷いただけで
庭としては、周囲のお宅と比べても(こんな土地柄もあって、庭作りが好きな人が多く住んでいる)、何とも寂しい。
しかし、まあ、樹がゆっくりと大きくなってゆくのを眺めつつ
のんびり庭を造ってゆくというペースが、ウチには合っているかも。
そして、いつか林の様な庭にするのダ。


そんな話しを、近所のTちゃんのお母さんとしていたら
「庭が出来る頃には、子供たちがもう家にいないかも……」
と、Tちゃんママ。


そ、そうか、あと10年もしたら、娘は成人するのか。
樹に比べると、人なんて、あっという間に大きくなってしまうんだな。

歯医者へ行く

2007-09-26 16:02:37 | 健康第一
ふと、思い立って歯医者へ行った。


おチビを妊娠して以来だから、ほぼ4年ぶりになる。
その時に治療した歯の小さな詰め物が取れて、そこが虫歯になっていたので
行かなければ、と思ってはいた。


が、根っからの医者嫌い。
おチビが生まれたのを言い訳に、知らぬふりを決め込んでいたのだが
如何せん、詰め物の取れた治療歯の痕は、エナメル質が無い分虫歯の進行は早かった。
痛みこそ無いが、どうも見栄えがよろしくない。


歯医者へ行って、事情を話すと、早速、レントゲンを撮り口内をチェックされる。
「6番、○○、5番は、○○で……」
自分と同年齢くらいの歯科医。小声でブツブツ言いながら、カルテに書き込んで行く。
チェックが終わったカルテをちらりと見ると、数字や記号がいっぱい。
だが、何の意味かは分からない。
でも、何か書き込んであるからには、健康な歯でない事は確かだ。


トホホな気分でぽつねんと座っていると、
「レントゲンを見ると、神経まではいってないですね」
出来上がったレントゲン写真を見ながら歯科医が言った。
「あ~、よかった!!!」
思わず安堵の叫び。あとは痛かろうがなかろうが、治療は簡単(なはず)だ。
「では、今日から治療……、しますよね?」
「しますよね」?って、そのために来たんじゃないか。
虫歯が神経まで到達していないなら治療しないで帰ります、って訳でもなし。
おかしな事を聞く医者だ。


「ウチは、治療する前に、必ず麻酔をするんです。麻酔は大丈夫ですか?」
神経に行ってもいない虫歯に麻酔? なんだかご丁寧な話しだが、治療の痛みが無いのはとても嬉しい。
「麻酔って、歯茎に‘ぶすっ’て、アレですか?」
「そうです」
以前、帝王切開の時の麻酔では酷い目にあったが、歯茎に麻酔程度なら大丈夫だろう。
安心してお願いする事にした。


とりあえず、虫歯1本を治療してもらい、
「次は、右側を治療しますね」
と言われて帰ってきた。


いっぺんに2、3カ所治してくれないものかな。
また、長くかかりそうな予感。
でも、一遍かかったからには、口中きっちり治してもらおう。


なんたって、芸能人は歯が命?
もとい、歯は、健康の源ですからね。
(だったら、もっと早く歯医者へ行きなさい)

ヤハラテナ

2007-09-25 18:09:19 | Weblog
アロマテラピーの勉強をしているLくんママのKさん、
9月の試験が終わったので「一緒にランチでも」とのお誘い。
ウチから歩いて10分弱の「生活の木 薬香草園」内にある「ヤハラテナ」で飯を喰う。


アロマテラピーの他、カウンセリングの勉強もしていると言う
Kさんの話しは、かなり面白い。(特に、身の上話が……?)
他にも、宗教の法話を聞きに行ったり、瞑想の体験に参加したり、
その体当たり的な生き方は、自分には新鮮に感じられる。
なにしろ、本を読んでは、ああでもないこうでもないと、ひたすら考えるのが自分の本業。
たぶん、Kさんは、自分に最も欠けている、そうした「現場」感覚を思い出させるために現れたに違いない、と思う。


「有潤ちゃんの気持ち、分かるなー。有潤ちゃんってさぁ、あたしに似てるんだよね」(有潤=おチビ)
とKさん。


えええっっっ? そ、そうですか?
あの野生動物、あるいは暴力女に?
先日は、宿題をしている姉の向かいに座り、じっと見つめていたかと思うと
いきなりそこにあった消しゴムを、力いっぱい姉に投げつけ、「えっへっへっ」と笑った、あのおチビにですか?
「いやだ」という姉に纏わりついては、べろべろ舐めかかり、しまいには噛み付く、あのおチビにですか?


「有潤ちゃん、きっと甘えたいんだよね」
たしかに、ココロが満たされていない時に、おチビは暴力的になっているかもしれない。
寂しい、と甘えるのではなく、寂しさが怒り(暴力)になって現れるってことか。
なんだい、好きな女の子にわざと意地悪をする、いじめっ子坊主みたいじゃないか。(って、まさにその通り)


ともすると、結果(暴力)にだけ目が行って、「なんでそんなことするんだ!」と怒られる悪循環。
そうか、おチビも、タイプこそ異なれ、娘と同じくらい甘えん坊なんだな。
娘みたいにメソメソしないから、つい見過ごしていた。
もう少し気をつけてやろう、と反省。
Kさん、ありがとう。



ところで、レストランの名「ヤハラテナ」とは何ぞや?
スリランカの地名で、「仲間が集う楽園」という意味なのだとか。

ボーリング

2007-09-24 16:58:17 | おでかけ
夕方から、散歩がてらバスで駅まで行き、
駅に隣接するボーリング場で、久しぶりにボーリングをしました。


シューズのサイズ14cmからあり、小さな子供でも球を転がせるよう
ボーリングスロープまである、ファミリーに優しいボーリング場。
ガーター無しレーンで、早速プレイ!


調子が良ければ200も超え、マイボールを買おうか迷った事もある夫だったけれど
今日は、久しぶりだからか(あるいは年取ったのか)そこそこのスコア。
娘はガーター無しレーンに助けられ、はじめてスペアを取りご満悦。


こっちは、ガータ無しレーンでも、100に届きません。
1ゲーム終わってヘトヘトになり、2ゲーム目では、とうとうおチビと同点でした。
疲れていたせいか、あるいはヘタクソなのか。
たぶん両方だと思います。


帰り際、出入り口近くにあったエアーホッケーで、面目躍如。


やっぱ、ボーリングの球って、重すぎだし!

『亀は意外と速く泳ぐ』

2007-09-23 16:56:36 | 娯楽
今さら、「亀は意外と速く泳ぐ」を観ました。
レンタルDVDです。


2005年の作品。
監督は、放送作家の三木聡さん。
「タモリ倶楽部」や「ダウンタウンのごっつええ感じ」、「笑う犬の生活」などなどに携わり、
舞台では、「シティーボーイズ」の演出も多数しておられます。


内容は、「‘脱力系’奥様スパイ映画」。
「脱力系」と銘打つだけあって、この力の抜け具合は、ツボにはまればとことん笑えます。
女優ふせえりや、温水洋一といった脇を固めるキャストは、
竹中直人の「恋のバカンス」を思い出させずにいられません。


上野樹里ちゃん演ずる、平凡で影薄い主婦が、ふとしたきっかけから「スパイ」のアルバイトを始めるという話ですが、
「指令が出るまで、できるだけ目立たず、平凡に生きよ」と、雇い主の、これもスパイの夫婦に命ぜられる。
平凡で退屈な日常も、ちょっと見方を変えれば
スリリングでワクワクしたものに変わるんだぞ、ということを
感じさせてくれる映画。


……というか、平凡と不条理の境目がどんどん曖昧になって行く映画?
果たして、平凡とは何か?


背景や小道具のポップさも、どこか非現実でカワイイ。

巾着田の曼珠沙華

2007-09-22 09:43:21 | おでかけ





義父が「曼珠沙華が見たい」と言うので、日高市にある「巾着田」へ行く。


毎年、この季節になると、近隣道路が大渋滞となる、
知る人ぞ知る、巾着田の曼珠沙華。
車で、電車で、続々人が訪れる花の名所だが、自分は今回がはじめて。


自宅からは、車で30分とかからない距離。
今年は、暑さのため、若干開花が遅れているらしく、
(別名「彼岸花」というだけあって、その頃が本来最盛期らしい)
出かけたのが、午後の3時を過ぎていた事もあってか、
意外にもスムーズに、至近の駐車場に停められた。


川沿いの林に群生する曼珠沙華。
梵語で、「天上の花」(吉兆として天から降り注ぐ)という意味らしいが、実はアルカロイドを含む有毒植物。
食べるとあの世に行くから「天上の花」なのかしらん?
などと馬鹿な事を考えつつ、たくさんの人に混じって散策道を歩く。


途中、立派なカメラを携えた多くのアマ・カメラマンや、
携帯電話のカメラを使って写真を撮る人たち。
車輪状に開く真っ赤な花弁と、さらに外へと美しい彎曲を描きながら細く延びる雄しべは、
木漏れ日をうけて、まるで花火のように輝く。
その妖艶な美しさは、被写体に持ってこい。
自分も、携帯のカメラで1枚。(なんで、デジカメを持ってこなかったのかな)


花ひとつをとって眺めると美しいが、辺り一面の曼珠沙華に囲まれ
少々気分が悪くなった。
茎の緑に真っ赤な花のコントラストのせいだろうか。
だが、ツツジや椿、紅葉で目眩を憶える事は無い。
この花は、畦や土手に、いくつか咲いているくらいが良いな、と思う。


まさか、アルカロイドのせいではなかろうが。
傾きかけた陽をうけた花の色の、血の海の様でもあり。



Cafe&Restaurant HotPot(ホットポット)

2007-09-20 09:49:04 | くいしんぼう
午前中、10月末にある幼稚園のバザーの準備のため、幼稚園へ。
その帰り、クラスのママ仲間で昼飯を食べに行く。


Cafe&Restaurant HotPot(ホットポット)」という店。
自家農園の有機野菜を一部使っているそうです。
店内は、所々教会で実際に使われていた様な長椅子が用いられたりして、
カントリー調だが、全体に落ち着いた色合いに、アイアンのシャンデリアなど、どこかイギリス風。


自分が選んだのは、パスタとピッツァと野菜のサラダがワンディッシュに盛られたランチ、
そしてデザートにコーヒーと、これも自家製というベイクドチーズケーキ。
これら全てが、1000円ポッキリ(税込み)で楽しめます。


ワンディッシュなのに、かなりのボリューム感。
パスタは、トマトと茄子。塩加減が好み。
ピッツァはバジルの風味が大変効いており、焼き加減も良し。生地の厚さ、食感も適度。旨い。
とても家庭的な、優しく、ほっとする味がする。


チーズケーキは、焼き菓子にも関わらず、まるでレアチーズケーキの様なしっとり、かつ、ひんやり感。
焼き上げてすぐに、急速冷凍すると言う。
ベイクドチーズケーキは、焼いた直後よりも、数日置いた方が美味しいけれど、
ちょっと生地が締って、やや固くなるのが難点。
そうかー、焼いてすぐ冷凍すれば、こんなに柔らかいしっとり感が味わえるのね。


コーヒーは、酸味少なく、苦みがやや勝っている。
これは好きずきだけれど、自分はこのバランスが好きなので、OK。
カフェ・バッハの様な、どこまでも透明な味わいのコーヒーもあるけれど、
アレは、たぶんコーヒーのコーヒー性を純粋に楽しむときの味わいだと思う。
イタリアンの食後には、こういうどこか五感にひっかかる芳ばしさを美味いと感じるな。
チーズケーキの、濃厚な味わいにも合っている。


駅から遠いのが難点?
近くには、トーベ・ヤンソンの「ムーミン」の村を再現したあけぼの子どもの森公園もある。
ちょっとメルヘンで田舎風な、落ち着いた異国情緒を味わいたい方は、
公園とランチを楽しみに、一度、訪ねてみてはいかがでしょうか。

かんぷうかい

2007-09-17 13:59:57 | おもしろことば
久しぶりに、姉から電話があった。
娘の従兄弟たちが使わなくなった玩具など
譲ってくれるという事だった。


自営業を営む姉は、とにかく忙しい。
こちらはこちらで、電話無精ときており、
本人の声を聞くのは何ヶ月ぶりか。


秋には、こちらに遊びに来たい、ということだった。
ウチの辺りは、東京とは寒さが違うのか、河原や近所の街路樹が、大変美しい紅葉となる。
その話しをすると、姉が
「じゃあ、是非‘かんぷうかい’でもやりましょう」
と言う。


「かんぷうかい」って、なんだ???


「寒風会」?
たしかに、紅葉の季節の河原は寒いけど
なんだか、字面が楽しくなさそうだぞ。


不審に思って尋ねると、「観楓会」だそうだ。
おおお、楓を愛でる会!
なんでも、この「観楓会」というのは、こちらで言う花見に似た、
北海道では一般的な行事ということらしい。
が、紅葉が主役の「紅葉狩り」とは区別される、
紅葉は方便、秋の1泊宴会という謂なのだそうだ。


まあ、こちらの花見だって、花そっちのけって場合も良くありますがね。(笑)
酒宴が1泊になるのは、北海道の土地柄・季節柄(寒さ)故か。


「それは、是非やろう」
という話しになり、電話を切った。
「観楓会」、美しい言葉ではないか。


ちなみに、姉は、北海道には縁もゆかりも無い、東京生まれ、東京在住です。

air wave

2007-09-16 15:42:36 | Weblog
「床屋、いかない?」
と夫に誘われ、久しぶりに出かける事にした。


といっても、自分が行くのは、馴染みの美容院ですが。(笑)
夫は、以前住んでいた家の近くにある床屋がお気に入りで、
そこへ行くのに、自分1人で行くのは憚られたのかも。


電話で予約を入れると、家族して出かける。
娘は自分と一緒に美容院、おチビは夫と共に床屋と分かれた。


いつもお任せしている、「FACE FOR HAIR」の店長ノブさん、
「新しいパーマが出来たんですよ」
という。


新しいパーマと言えば、以前、「デジタルパーマ」というのを試した事があった。
髪を巻いたロットに電極を差し込んで、まるで「人間クリスマスツリー」!
でも、仕上がりは、ちょっとセレブ風、髪の手入れも超簡単!という
なかなか素晴らしい技術だったが、今回のは「air wave(エアウェーブ)」というものだそうだ。


「是非、やらせて下さい!」
というので、まぁ、長い付き合いだ、良くは分からないが、お願いする事にしました。
なんでも、パーマをかける際、髪への加熱温度がデジタルパーマよりも低いので
より髪が傷み難いのだそうだ。
デジタルパーマだって、従来のパーマに比べれば、格段に髪が傷み難かったのだから、
技術の進歩の早さは驚きだな~。まさに日進月歩。


ロットで巻いてパーマ液を付けるところまでは、これまでと同じ。
しばらく時間を置いたあと、今回の真骨頂、新型マシン登場!
加熱用のフードを被ると、フードと頭周りは熱が漏れないように
専用の布で覆われてしまうので、背後で何が行われているか分からなくなってしまった。
しかも、スイッチを入れると、強い風の音。これが「air wave」の名の由来?
耳元で風の音がするので、周りの音は全く聞こえなくなる。


デジタルパーマは、頭皮に熱さを感じたけれど、こちらは暖かいくらい。
たしかに加熱はマイルドらしい。
しばらく加熱したあと、再び背後で作業をしている気配。(何しているのか、本当に見えないんだな)
ノブさんの話しによると、ロットにチューブをつなぐのだと言う。
スイッチを入れると、再び「ゴォォォ……」と風の音。
なんでも今度は、ロットから、パーマ液そのものをバキュームで吸い取るのだそうだ。


なんか、こうなって来ると、美容院というより、髪加工工場みたいです。
髪の持つ構造と変化を研究し、最もソレに適した方法で、髪を形状記憶するという。
なんて、メカニカルなんだ! なんて、科学的なんだ!
一体、誰がこんな事を思いつくのか?
夜な夜なそんな事を考え、頭を悩ませている人がいたのかと思うと、
世の中、本当に色々な人が居るものだと、心底感心。


最後に、髪を洗い流し、ドライアーで乾かしてお終い。
スタイリングの簡単さは、デジタルパーマの時と同じ。
しかも、乾かし方如何で、スタイルに変化が付け易くもなるそうだ。


仕上がり後の髪の手触りは、こちらの方が柔らかい気がする。
髪への負担が、より少ないからかな。
初めての体験でしたが、オススメ通り、非常に満足の行く仕上がりでした。
デジタルパーマより、air wave の方が、仕上がりがナチュラルで、自分的にはより好みです。


以上、長くなりましたが、air wave レポートでした~。