日立市立助川中学校PTAブログ

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日立市教育振興大会Ⅲに出席

2009-02-15 | 会長より


今日(15日)、多賀市民会館で開催された『平成20年度日立市教育振興大会Ⅲ』に出席してきました。

この大会は、市教育委員会、市教育研究会、日立市P連が共同で主催したものです。

今回はそのパートⅢということで、①教育論文の表彰式、②最優秀賞を獲得した論文の発表と海外派遣研修報告、③講演会、の三本立てで進められました。


教育論文では仲町小学校の「心豊かにたくましく生きる児童の育成」と題した論文が最優秀賞に輝きました。

仲町小の発表では、いわゆる縦割りによる集団活動を核とした人間力向上の指導について紹介されました。写真に写る子どもたちの素晴らしい笑顔が、取組みの成果を表していました。


海外派遣研修報告では、水木小の先生が文部科学省のプログラムによってフィンランドを訪れた様子が発表されました。

世界的にも読解力に優れているといわれる教育方法には、コアカリキュラムの徹底などによって理解できない子どもの割合が極端に少ないという特徴があることや、受験が無く大学まで無償の教育環境など、いろいろな特徴が紹介されました。


講演会では、財団法人地域創造の理事長である林省吾氏を招いて、「文化と教育」という演題の講演を聴きました。

主に文化と芸術の投資効果や行政効果など焦点を当てながら、『これからの時代は、考えて、創造する人間が必要』と強調し、そのための教育の重要性を説いておられました。

また、伸びる子どもは自分の才能を認識しているとの認識から、『多彩な経験によって才能に気付かせる機会を与えていくべき』と言っておられました。

教育の面において、また社会人としてもとても参考になる講演でした。