職業体験学習

2年生の生徒たちは、明日（19日）からの2日間、職業体験学習に臨みます。市内40の事業所などに分かれて、さまざまな業種の仕事を体験します。

私の中学時代にも工場・事業所などの見学はあったように記憶していますが、体験はなく、社会人になってからその必要性を実感しています。情報社会といわれる今日において、バーチャルな世界では映像や文字で情報は集められても、現場で体感することはできません。『百聞は一見にしかず』という言葉のとおり、実際に自分の視点で見て、実際にやってみて体感することは、これからの人生に必ず約に立つものと思われます。生徒を受け入れたことのあるいくつかの事業所の方に感想を聞いたことがありますが、「はじめは緊張しているが、徐々に慣れて一生懸命仕事をこなそうとする。助中生は素直ですよ。」と口を揃えます。中にはこの体験が将来の職業選択のきっかけとなることもあるといいます。

この二日間、貴重な体験をする子どもたちは、今までにない気遣いから疲れて帰ってきます。また一つ成長する子どもたちを温かい言葉で迎え入れ、癒してあげたいものです。