日立市立助川中学校PTAブログ

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日立市P連会長会議に出席してきました

2009-02-11 | 会長より
昨日(10日)の夜、多賀市民プラザで開かれた第3回PTA会長会議に出席してきました。

今回は特別に、茨城県メディア教育指導員であり、茨城県PTA連絡協議会顧問の堤千賀子さんをお招きして講演会が行われました。

テーマは『子どもたちを取り巻くケータイ・インターネット環境を、あなたは、知っていますか?』というもの。

茨城県メディア教育指導員の活動は、ケータイ・インターネットから発信される情報にはどのようなものがあるのか、子どもに見せたくない情報はどうやってブロックしたらいいのか、そして、子どもにケータイを使わせるときの注意点はどこにあるのかなど、親として知っておかなければならないことを、同世代の子を持つ親が、みなさんにお伝えするというものです。

助川中でも、三校連絡協議会の講演会としてお招きしたことがあります。

昨日の講演では、最近のケータイに関する危険な事例や子どもを危険から守るためのポイントなどを熱く語ってくださいました。子どもを危険から守るための大切なポイントをいくつか紹介します。

★ケータイの利用目的・利用時の約束を子どもと話し合うこと。(約束を守れなかったら即解約といった毅然とした態度で。親の本気を見せる。)

★保護者の判断でケータイを見ることがあるということを話しておくこと。(子どもの将来の幸せと命に関わることに子どものプライバシーはありません。)

★自分を隠して人に嫌がらせをするのは卑怯で、幼稚で、格好悪いことだと普段から教えること(裏サイトや掲示板への書き込みなど)。

★トラブルに遭ってしまったときは、信頼できる大人(親・先生)に相談するよう教えておくこと。

堤さんは講演の最後に、親である私たちが有害情報から子どもを守る『人間フィルタリング』になりましょう!と強く呼びかけていらっしゃいました。


講演の後は、グループに分かれて『ケータイを子どもに与える場合のルールについて』というテーマでディスカッションを行いました。

私の入ったグループでは、実践例として次のようなことが有効ではないかと話し合いました。

★子どものケータイではなく、大人のケータイを使わせていることを理解させてから与える。

★ケータイの利用時間と場所について、子どもと話し合って決める。

★子どもの様子にちょっとした変化があったらケータイをチェックしてみる。

★請求明細を子どもにも見せて、どれくらい使っているか認識させる。


会議の終わりに、子どもをケータイの危険性から守るために、講演やディスカッションで知り得たことを学校に戻って拡げていくことを確認し合いました。