★☆感動の卒業式☆★
平成20年度第62回卒業式が10日、挙行されました。
127名の卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡され、助川中学校を巣立っていきました。
卒業生代表による答辞は、3年間の思い出と、お世話になった周囲の人たちへの想いが込められ、あまりの感動に本人も、会場にいた人たちも皆、涙しました。
答辞が終わると、会場内のどこからともなく自然に拍手が沸き起こり、感動の卒業式となりました。
私からは、PTAを代表して祝辞を述べさせていただきましたので、以下に掲載します。
★☆祝辞☆★
平成20年度第62回卒業証書授与式に際し、PTAを代表して祝辞を申し上げます。
うららかな春の訪れを感じるこの良き日に、助川中学校の全課程を立派に修了された生徒の皆さん、そして保護者の皆様、ご卒業誠におめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
また、本日の卒業式は、私自身にとりましても、卒業生の保護者として、とても感慨深いものがございます。
子どもたちがこのように立派に、今日の日を迎えられたことは、ひとえに木村校長先生をはじめ諸先生方の温かいご指導のおかげでございます。あらためて、ここに厚く御礼申し上げます。
さて、数日前、今年の卒業アルバムを見せていただきました。
卒業生の皆さんが、この3年間に刻んできた思い出と感動を、少しだけ共有させていただき、素晴らしい中学生生活を送られたことをとても喜ばしく思いました。
3年という短い期間に、皆さんは計り知れないほど多くの知識と経験を蓄えられたことと思います。そして、それらは今後の人生において苦悩や困難を迎えたとき、きっと皆さんに勇気を与えてくれるはずです。
これから人生の新たなステップを踏み出す卒業生の皆さんに、私から、はなむけの言葉を贈ります。
今年1月、アメリカ合衆国の大統領に就任したバラク・オバマ氏の数々の名言の中で、特に人気が高いのがこの言葉です。
「私は人からこう言われたい。“彼は完璧ではないが、自分のミスを潔く認めるし、できるだけ早く直そうとする”と。」
潔く、そしてカッコいい言葉だと私は思います。完璧な人間なんて、ほとんどいません。人間は誰でも失敗から多くのことを学び、それを克服し成功することで喜びを得て、能力として身につけるのです。
テレビなどで有名な脳科学者の茂木健一郎氏も「人は、ミスや弱点を認め、その原因を分析して、努力で克服しようとするとき、きわめて高いモチベーションを発揮する。そして、だんだんできるようになるにつれて大きなうれしさを感じるようになり、脳が強化される」と言っています。
また、それぞれの分野でプロとして活躍する卓越した能力が、実は自分の一番苦手な能力だったという人がとても多いとも言っています。
つまり、失敗を楽しめるという精神があれば、人は大きく成長できるのです。
卒業生の皆さん、これからも、助中生としての誇りと助中魂を忘れることなく、いつも心に夢を描きながら、いろいろなことにチャレンジし、大きく羽ばたいていってください。
皆さん一人ひとりの大いなる活躍を祈り、私の祝辞とさせていただきます。
平成21年3月10日
日立市立助川中学校父母と先生の会 会長 七 井 則 之
★☆卒業を祝う会☆★
卒業式の後、助川交流センターにおいて『卒業を祝う会』を行いました。
祝う会は、4階に子どもたち、2階に保護者で食事をし、子どもたちはバンドの発表など、親の方は3年生を送る会で上映したスライドショーなどを鑑賞したりしました。
その後、4階で国民文化祭のDVDを鑑賞し、生徒代表の音頭による三本締めで会を閉じました。
保護者の方は、スライドショーが早く終わったので、子どもたちの許可を得て、バンドも見せてもらいました。
★☆ブログも卒業します☆★
昨年5月31日から開設したこのブログも、本日をもって子どもたちと一緒に卒業させていただくことにいたしました。
助川中学校PTAのコミュニケーションを向上させようと、約1年間にわたり、毎日コツコツと書き続けてまいりましたが、もともと1年間の期限付きで始めたこともあり、3年生が卒業するこの時期に幕を下ろさせていただく決意を固めました。
この1年間、本当に多くのみなさんにご覧いただき、数々の応援メッセージや、問題提起を賜りましたことに、心から御礼申し上げます。
はじめは週に数回の更新を目指そうと思っていましたが、多くのみなさんが見てくださることで、私に大きな力を与えていただき、書き続けるうちに使命感を感じるようになりました。
今ではブログにチャレンジしてとても良かったと感じています。
このブログをご覧くださった皆様のこれからのご健勝とご活躍をお祈りいたします。
約1年間のご愛顧、本当にありがとうございました。
ブログ作成者 日立市立助川中学校PTA会長 七井則之