死ぬまで生きてやろうじゃないか

くるり　ジュビリー










顔色が悪いと
最近多くの人に言われる

青白いんだとさ

そんなの知った事か
死ぬまで生きてやろうじゃないか

チャールズ・ミンガスを聴いてる

植木をしたい
そして花が咲いて　チューリップとか

その後
コーヒーを飲んで朝食を
BGMは何にしようか

マイルス・デイヴィスを聴いてる

うつが襲ってくる
今も昨日も　なんでも

そうすると
僕は一気に弱気になってしまう

電話に出れなかったり
食事を吐いてしまったり

でもしょうがない
それが僕の形　僕の流線型の形

キング・タビーを聴いてる

明日は朝からバイト
もうローソンの食べ物は飽きてしまって

昼には
ラーメンばかり食べている

スカタライツを聴いてる

腰を振って
頭をゆらして

もうこんな時間
取り戻せない時間

でも
そんなの知った事か
死ぬまで生きてやろうじゃないか











古臭いブルースには
もう何も感じなくなってしまい

新しい何かを
探しにいくんだ

え？　
死ねって？

いやいや
死ぬまで生きてやろうじゃないか

そう
一緒にさ











彼女の
ほんの一部分しかしらなくて

知りたくて
僕はイケアの前を歩いてる

水槽の中には
見たこともない魚が泳いでいて

そこに
上からナイフを突き刺して
水の波紋を確かめるんだ　

思い出が
グルグルと渦巻いている

そして
僕はそこを
ぶち破ってやろうと

今　密かに企んでいる