ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

時間も空間も味のうち 西区エシャロット

2024年03月29日 | 

火曜日に行こうとしたら貸し切りだった。

仕切り直しで電話したら

「前後に二組予約が入っておりまして」

はい?

「少々お待たせしてしまうことになるかと思いますが」

 

三組で手一杯(笑)。ワンオペじゃない。

シェフ夫人が給仕役で入っている。

でもこの夫人 まだ慣れるに至っていない。

提供が遅いのはそのせいだけじゃない。

シェフの仕事が丁寧。丁寧すぎるのかもしれん。

それとも以前は大きな店で働いていたのかな?

 

何度か「遅いよ」と言われたのか

待たせることに神経質になっている傾向にある。

実際にはそれほど待たされなかった。

カジュアルとはいえフレンチだからこんなものだろう。

そういえばボンガルフォでも電話で言われたことがある。

お時間かかりますが とかなんとか。

早いのがいいなら牛丼かラーメンか定食屋にいけばいい。

「ランチ」は待ち時間の余裕を含めて愉しむものである。

待っている間に期待が膨らむ。

 

ってもその期待を裏切るような店ではどーしよーもないがな。

 

メイン。前回食べたカスレも過ったが

店に入る前「旦那が一番最初に食べたやつ」が第一候補だった。

魚介類のグラタン。エビのクネルのグラタン。

白身魚とエビと野菜と

クネルが中に沈んでいる。

前に旦那が食べたのと少し違ったが どちらも美味しい。

なんか おいしい。しみじみ おいしい。

このエビも

私は海老が好きなのか嫌いなのかよく分からんが

頭がついていると「面倒」が先に立つ。

「旦那に食べて貰えばいいか」と注文したのだが

ものは試しと頭を外して齧り付いてみたらば

いや。なんだろうね。揚げてあるのか焼いてあるのか

しっぽまでとても軽やかで でも身の歯ごたえはしっかりで。

旦那には頭だけ渡した。旦那は頭だけでも喜んで食べる。

 

前回はスープに近かったが 今回はこってりソースで

クネルと絡めて味わった後 パンでふき取った。

ごちそうさまでした。

 

皿を拭いた分以外は旦那にパンを任せたのだが

それでもお腹いっぱいになった。

ああ 美味しかったなあ。

 

前菜盛り合わせ+メイン+デザート パンとドリンク。

メインは選択で 選択肢は一部ずつ入れ替えられている。

旦那はほたるいかのリゾットを食べた。季節ものだね。

ハマグリまで乗っていたのには驚いた。

ここの原価率計算はどうなっているんだ。

 

来店時一組先客がいて

その後二組入ってきて 出るころにもう一組。

いいペースである。

席数はそこそこあるので ゆったりしていて かつ寂しくなくて。

 

これぐらいがいいんだけれど

人気上昇中な感じで そのうち予約が取りづらくなるのかなあ…

この金額でこのクオリティで駐車場もあって

夫人のたどたどしい給仕も味のレベルとのギャップ萌えで。

 

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