ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

ちょきちょき

2014年06月30日 | 日記
息子の髪を切っていて
ちょきちょき切っていて
ほんとうにまあなんて多いんだろう 
梳きばさみで切っても切っても減った気がしない
私も美容師に「切っても切っても出てくる緑の黒カビ」と言われたが
それ以上じゃないかと切っていて

途中うっかり梳きばさみとカットばさみと間違えそうになって
それは直前に気づいて事なきを得たが

なんせ私は後ろからしか切らない。
前は鏡の前に座らせて切っていたが
今は前髪はあとで自分で整えるので
背後から顔も見ず、出来映えも確認せず、ただひたすら切る。

翌日夜、改めて顔を見て「あらまあ」であった。

……前髪を梳き過ぎて、すっかすか。

でもまあ「せっかくの可愛い顔なんだから 出したら?」。
涼しげで、見慣れればそんなに悪くないよ。

文句を言えば「美容室に行け」だから息子も黙っている。


「でもさ 就活に入ったら いかんだろ」と私は言った。
「なんで 別にいいだろ」
「いやさあ……」
自分の髪の手入れもしない人間だから、髪をいじるのが好きなわけでも得意なわけでもないし
自分で自分の前髪など切って「なかなかじゃん」と思っていても
後日美容院に行くと「とんでもねえ奴だ」と呆れられる。
素人のカットは所詮素人で、息子が「もう伸びた気がする」というのは
カットが下手だからである。やっぱりどことなく落ち着きが悪い。

自家製カットの頭で美容院に行くと、「どうしたの」と訊かれる。
それが嫌なら「一回目は私の行きつけにいけばいいよ 説明しておくから」
そこで揃えて貰って次からは好きな店に行けばいい。
だが息子は今のところそうするつもりはない。

独り暮らしになっても、髪だけ家に切って貰いに来るのかしら。
それならそれで寂しくなくていいかも知れないけれど
社会人の髪で「あ 切り過ぎた」はいかん気もする。

それともイマドキ「お母さんに髪を切って貰う」子どもなんていないから
個性として尊重されるかしら……?


小学生までは、原則自家製カットだった。
こんなちっさい頭にお金を払うなんて馬鹿らしい と思った。
切るうちに少しは上達するし、おかしいと思えばその場で直せる。

子どもを美容院に行かせるのが当たり前 では そりゃ「子育てにはお金が掛かる」わ。
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夜泣きと息子の不眠

2014年06月29日 | 日記
「夜寝れんと言ったら 頭の使い過ぎだって言われた」

返答に困る私に、言いたい事は分かると言わんばかりに
「俺 最近すげ頑張ってるんだよ? 先週なんかニュース詰めだし」と続ける。

「あー それはあれだね まだ単体で吸収しているから 消化に手間取るんだ」
「はあ?」
「ひとつひとつの事柄を単発的に捉えているからだわ」

食べ物を丸呑みしている状態で、胃ならぬ脳に負担が掛かり過ぎているのだ。
吸収する土壌が出来上がっていないから なかなか入って来ない。

「ほらあれ 赤ん坊が夜泣きするやつだよ」

昼間受けた刺激を整理しようとして脳が興奮状態になる。
それと同じ。

「また そういう分からん事を言って 混乱させる」
「咀嚼能力がついて 吸収しやすい身体になれば 大丈夫って事さ それまで頑張れ」

なまじ記憶力がいいのがいかんのかも知れん。
企業の社長名を暗記したりしている。
人参の丸呑みである。

某企業の社長交代も、「社長本人んが退陣したの? させられたの?」と訊いても
「さあ」と言う。物語として流れを掴もうとすればもっと楽なんじゃないか。

まあ何もせんよりはましさ。


て話を実家父との食事中していたら、その横で父は胸を押さえる。
車の中でバイト先の話を聞いていたら、助手席で父は舌打ちを繰り返す。
実家に送り込んだ後、
息子が「いつから こんな仲が悪くなったんだっけ」と言う。

「俺も お母さんに似てきたら 嫌われるのかな」

はあ?

息子が私に似る事はないと思うが

それにしてもこいつ何も見えてないんだなあ。
まあ旦那には過去も現在も愚痴ったけど 息子には直接には何も言っていない。
とはいえ見聞きした事実を少しは繋ぎ合わせ
祖父の外面に上書きしろよ。

仲がいいとか悪いとか好きとか嫌いとかの次元じゃないだろ。

まあ でもこのところ
建物から車まで、父に付き添ってくれるから助かっている。
これまで私一人だった。旦那に残ってくれと言っておいてもよく忘れる。
息子は祖父が車に乗り込むまで待ち、ドアの開閉をする。
コンビニに立ち寄れば店内まで同行してくれる。
それだけでも感謝だわ。
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休日の土曜日

2014年06月28日 | 日記
モーニング。
その後実家へ行く。

玄関が開いていなかったので旦那だけベランダから実家に入った。
私は庭でうろうろ待つ。
ちっとも出てこないので玄関のドアをがちゃつかせた。旦那が中から開けた。

古紙を車に積み、宅配牛乳の件を確認する。

「お義父さん タバコ吸ってたんだけどさ お前の声が聞こえたら慌てて消したぞ」
高校生かっ。
「で苦しそうに胸押さえた」

もう演技なのバレバレだって。
大体が父は本日駅前のデパートに行くつもりであるらしい。
昨日まで不調だった人が、今日名古屋駅へ行くだろうか?
私なら行かない。

いいのさ。今日のミッションは古新聞を運ぶ事と宅配牛乳の件を片づけること。
余計な事は視界に入れない。

断ってくれという事だったので精算して貰う。
山になっていた古紙、段ボールも片付いた。
半日潰して出たり入ったり。でも終わったから旦那は「よし」だった。

昨日旦那に感謝する と書いたが
考えてみたら二男の嫁さんが義父母にしてきてくれた事は
旦那の働き以上である。
我が家の旦那は私の実家の相続権をもつし、実際に相続もしたが
嫁さんに相続権はない(どのみち財産もないが)。

義父母の介護をする嫁さんたちって偉大だ。
夫たちはもっと感謝してしかるべき というより
当人たる義父母は養子縁組が無理でも生前贈与をせっせとすべきだ。嫁さんに!
せめて毎月小遣いをそっと渡すぐらいして欲しい。

尤も今現在二男の嫁さんは嫁の立場を半ば放棄の状態に思えるが。


牛乳代を支払った帰りに株主優待券の一部を売りに行く。
格安航空のせいで全日空は安くなったが、近鉄は少し上がった。
今日の昼代(娘に持ち帰りずしを奢ってやった)と夕食代。
残りは私の小遣い。Tシャツ一枚買って来た。

娘は先ほどまで自宅で仕事をしていた。きりがないんだ。
定年間際の先生がおごってくれると言うので支度して出て行った。
息子はバイトだが、その後旦那とボーリングに行く。
目的はゲームではなく(旦那は投げるが)
ドリリングである。息子用にボールを買ったので、指に合わせて孔をあけて貰う。

そう。また邪魔くそいボールが増えるのだ。

どうしてハウスボール(ボーリング場に置いてあるやつ)で我慢できんのだ 男は。
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実家と旦那

2014年06月27日 | 日記
年々嵩じてはいたのだが、母の葬儀で限界を越した。
その後の父からの攻撃をまのあたりにした旦那は それも仕方ないと思ったか
抑えていた感情をむき出しにした私を可哀想に思ったのか
「言われた事はやる」スタンスから「自分で動く」方に変化した。

基本気が回らない(ブリンカー付き)男子だから、しれているが
それでも頑張ってくれていると思う。

口も聞きたくないから、必要な会話は全て旦那経由である。
「あれどうするか聞いておいて。これ払っておくって言っといて」などなど。
次第に旦那が自分で「あれ確認しておかないといかんな」と言い出すようになった。

何もかも自分がやらなければと背負い込んでいた時はしんどかった。
私がしゃかりきだったから 旦那も手伝いの領域から出なかったのだ。
ありがとうとごめんねとお願いしますさえ忘れなければ、頼っていいんだ。
私が手を離せば、旦那だって大人なんだから自分で動き出す。

牛乳の宅配業者が来て試飲商品を置いて行き、それを受け取った父はもう断れない。
適当に「はいはい」と答えたのだろう。
ある週突然門前に保管箱を見つけて驚いた。
契約内容を聞いても父は自分もまともに聞いていないから要領を得ない。
何週目かに、牛乳となにやら飲料を5本ずつ週に一度土曜日の配達であるらしいと分かる。
日曜日に行った時に商品がそのまま入っていたからだ。

門前だと家から出ない限り目に入らないから忘れてしまう。
今より暑くなったら一日放置は危ないと思った。思ったが行くのは勿論電話で促すのもしたくない。
旦那に頼むにしても仕事中だしなあと倦んでいた。
したらば次の週、旦那は土曜の午前父に「牛乳回収した?」と訊いてくれた。自発的に。
そして電話し忘れた次の週、会社帰りに寄って家に持ち帰った。

父は毎朝レトルトのおかゆを食べる。それがあればとりあえず食いはぐれはないと言う。
旦那は残量をチェックしては買いに行く。ついでにカップめんなども買い足す。

一昨日、旦那が宅配牛乳と、日曜日に買い置きしたカップめんを持って帰った。
父に「要らない」と渡されたのだと。そして「牛乳も断っておいてくれ」と言われたと。
あたかもこちらが勝手に契約したような言い草。
その前の週に請求書と商品紹介のちらしが入っていたので、契約先は分かった。
今週は土曜日休みがあるから、その時に支払いと引き落としの手続きをとると話していた矢先だった。

いろいろ失礼な話だ。体調が芳しくなかったらしいが、八つ当たりか。あるいは私に対するアピールか。
私が先に怒るから旦那は怒らない。
「まあ カップめんはぼちぼち戻しておくさ。どうせ支払いにいくつもりだったのだから断って来ればいいさ」

とてもいい夫なわけじゃないんだ。
息子には生温かい目で見られ、娘をしょっちゅう怒らせている。
ひとさまに自慢できる夫じゃないけれど

感謝しないといけない。
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その後

2014年06月26日 | 日記
起きてきた息子が「あいつ ほんとガキなんだから」と言う。
娘の事だ。
「でも悪いのは Yちゃんだよ」
「じゃなくてさ 直接言うとか言ってたじゃんか。やめて欲しいわ」

不快を訴えるのは子どもなんだろうか。
娘自身「まだそれで通用する年齢である事を利用する」と言っていた。
これは私が「相手の立場を理解して流すのが大人だ」と言った事を受けてだけれど。

息子の口から「ガキ」と言われると、
「言ってやらなきゃ気が済まない」を容認した私までが「ガキ」な気がしてきた。
言ってもどうせ通じないと思っていてそれでも言わないではいられない。
娘のその気持ち分かる。息子は「無視する」と言う。
「あんたのそういう平和主義 ほんとムカつくわ」

どっちが正しいんだろう。


正月とお盆は旦那の家に強制的に連れて行く。

息子は小さい頃は従弟たちと遊んだ。ゲームで。
娘は早くに輪から離脱していた。
私は義父の麻雀の相手や、嫁同士の会話、当然嫁としての台所仕事がある。
ぽつんとするしかない娘は本や勉強道具を持参した。
最初それを私は咎めたが、旦那が「皆好きに過ごしているんだ」と嗜めた。
従弟たちは義理で遊んでいるわけじゃなく、好きで遊んでいるのだ。
そこに参加したくないから勉強や読書をするだけの事だと。
ある年、義妹のところの長男(旦那の連れ子)が息子を外そうとするのを目撃した。
それからだんだん息子は輪に加わろうとしなくなった。
次男のところの次男は息子を慕ってくるので相手をするが、他の従弟とは口も聞かない。

義母のためにと引っ張って行っているが
甥姪たちは好き勝手に来たり来なかったりするようになった。
「なんで私たちだけ」

今日息子は姉がおこすかもしれない諍いの懸念もあって
「正直もう行きたくないんだよな」と言った。

一番行きたくないのは私だ。


話変わって。
二か月ほど前に幸福の木に花が咲いた。
葉の間から蕾のついた茎が伸びていたわけだが、花が終わった段階でそれを根元から切った。
切ったが完全に除去は出来ない。
次の葉が出てくる場所を塞いでいる。ここで成長が止まるのかと心配して眺めていた。
花が咲いたら枯れる というのはこういう事か?

だが先日新しい葉が、変色した茎を押しのけて出てきているのを見つけた。
生命力ってすごい。


先日炊飯器を買い換えた。
一万程度だったと思われる前機種の三倍以上の値段を払ったのだが
三倍おいしいとはならない。

次に炊飯する時に、電源を入れると、前回の「電気代」が表示される。
3円から10円程度なのだが、10円過ぎると少し落ち込む。
5円以上でも気分が悪い。

いいような悪いような。これ全部の電化製品につけたらどんな生活になるんだ。
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保険の勧誘

2014年06月26日 | 日記
娘が携帯画面を開いて 見ろと言う。

夕方N叔父(旦那の弟、三男から電話が入ったが
移動中だったので出られないとメールで返信した。
『A子の事が話題に出たから どうしてるかなと思ってさ』
と返事が来た。
娘は旦那の身内の中でこの叔父を一番身近に感じている。
ちょうどテスト作りの重圧から解放されたところだったので
『順調にやってるよ テスト作ったんだよ』みたいな事を書いて送った。
したらば。

頑張ってるね(絵文字)Y叔母さん(三男の嫁)も保険の仕事頑張ってるよ(絵文字)
保険何か入った?(絵文字)もしまだだったら相談して(絵文字)いろいろ紹介するから(絵文字)

これはどう見ても三男の文ではなく 嫁が三男の携帯を使って送ってきている。
だが名乗りはなく、あくまでも親しいN叔父さんから、となっている。


娘は泣くわ怒るわ 手がつけられなかった。

前に触れた事があるが
三男嫁は体調不良を理由に一族の集まりに暫く顔を出さなかった。
義妹のところの結婚式も欠席だった。
だが同じ頃彼女の実弟が保険会社勤務という事で、外交員の研修に通い始めたという話を聞いた。
体調不調の原因が精神もしくは神経疾患にあったらしいから
それは一種のリハビリだろうと解釈した。

暫し後旦那の携帯に三男から妻が仕事を始めたので保険を考えてくれないかと連絡が入った。

不調を訴え出してから、それまで数年まともに三男嫁とは言葉を交えていない。
義母の身内至上主義には私も反発を覚えるから、三男嫁の気持ちも分からないではないが
ならば「身内」を利用するのは間違っている。
保険の見直し中で、増やすどころか減らしている最中だから断った。
「身内の集まりに顔を出す方が先だろ」な気持ちも勿論あった。

そして今回の娘へのアプローチである。

自尊心を傷つけられ、N叔父との関係を利用され、叔父への信頼まで砕かれ
「どうしてそんな人が親戚なのっ」

社会復帰のための仕事なら、甘えを捨てて自力でやって欲しいし
身内からと言うのなら、まずその身内を大事にする事から始めるべきだ。
生活のための仕事で、ノルマ達成のためのなりふり構わない勧誘ならば
営業などやめてコンビニやスーパーで地道に働けばいい。


夜も遅いし、翌日も仕事だし、とにかく宥めるしかないと
「相手を非常識だと決めつけるのなら もう非常識は前提だと思いなさい。
相手の事情を汲んで許す事を覚えるのが あなたに出来る事だ」と諭す。


しかし一人になれば、腹が立つ。
採用試験のための勉強に始まり、今現在の仕事への意欲を見ている『親』としては
娘の頑張りと三男嫁の頑張りを同列に並べられた事が許せない。

世間ずれした大人相手ならともかく、純粋さを残す若者への
こういう白々しい勧誘アプローチがどれだけ相手を傷つけるか。
自分の交際ならまだしも夫のそれを利用するのは非常識だ。
せめて絵文字入れんなよ? 三男メールを装うなら不自然だと思わないのか。
『保険に入って』というお願い もしくは セールスメールを絵文字で誤魔化すなんて
社会人のする事じゃない。

娘は直接抗議したいから夏の集まりまで待つと言う。
だが身内の責任で父親から一言弟に言ってやって欲しいとも言った。
旦那では恐らく娘の感情に共鳴する事は出来ないだろう。
出来なければ通り一遍な「強引な勧誘は控えろ」説教になってしまうし
これまた表面的な「ごめんな」しか返って来ないだろう。

私が義弟に、義弟が許せば嫁に直接言うか。

朝「お父さんじゃ伝えきれないよ」と切り出したら
「分かってる。自分で言うからいい」と言った。
「いや 私から言おうと思ったんだけど」
「それは筋が違う。いいんだ 私は私の年齢を利用して 抗議する」


昨日の続きになるけど
もうね 「社会参加ごっこ」で働くのやめてほしい。
化粧して縦ロール(三男嫁だ)して最新携帯もって(義妹だ)「生活のため」言うのやめてくれ。
内職しながら節約して、子どもの教育しろ!
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シスコン

2014年06月25日 | 日記
息子が姉の苦情を並べ立てるので
「まあ シスコンになる心配がないだけ いいじゃない」と言った。
「なるわけないだろ! 姉を好きになるなんて想像できんし」
「いやあ 恋愛感情云々だけじゃないんだが」

ある意味息子はシスコンだ。いや、実際にシスコンだ。
彼は覚えていないが、乳幼児期娘は実によく弟の面倒を見た。
親よりも親らしくある一面もあった。
その時のすりこみは息子の中に残っている。

息子は誰よりも姉に認められたい。
私に誉められるよりも、姉の「すごいね」が聞きたい。
姉の評価が一番気になる。

息子が私とよく喋るのも、娘がそうだからだと思う。
娘が私への評価を下げ、対等な会話をもたなくなったら
息子も私を無視する気がする。

これは前にも娘に言った。
娘が「あいつマザコン」と弟の事を言うから
「あんたが私を避ければ あいつも避ける」と応えた。
娘こそがマザコンなのである。


ああ 眠い。
夜中三時に目が冴え、布団の中でごろごろしてたら
五時前に旦那が起き出す気配がした。

サッカーを見るつもりらしい。


負けたね。心底応援していた人たちには申し訳ないけれど
私は日本が負けて ちょっと安心している。
別に勝ち進んで欲しくなかったわけじゃなく

だってコートジボワールに負け、一人減ったギリシャと引き分け
それらの国に勝ったコロンビアに 勝つ なんて
精神力だけで何とかなるものなのか?

コロンビアは有力選手の一部を出さない なんて事まで言われ
そうなるともう日本対 ギリシャ・コートジボワールの問題じゃなく
コロンビアが決定権を握ったかのような
最悪裏取引があるんじゃないと疑いたくなるような
釈然としない気持ちで一杯だったのである。

コロンビアが大差で勝ってくれて、
ああ決勝進出が決まっていてもゴールは狙うんだ と
サッカーそのものに安堵したのだ。


期末シーズンである。
中間テストで赤点をとった生徒たちを
五時まで学校にとどめ置き、勉強させる。
早くに帰すと寄り道したり、だらだら過ごしたりするからだ。

本来は親の役割である。

そうまでしても、それとも そうまでするからか
生徒たちは感謝するどころか、中には嘘をついてまで抜け出そうとする子まで出てくる。

テスト前くらい勉強しようよ。なんのために高校入ったんだよ。
親も少しは何とかしようとしてくれよ。
風紀を乱した生徒を
自宅謹慎処分にしようとしたら「仕事 休めませんっ」と撥ね退けられた。

私ね やっぱり「女を社会へ」の風潮嫌いだよ。
子育ては普通の人間には片手間に出来る事じゃないんだ。
能力ある女性は外に出ればいいけれど
猫も杓子もじゃ 駄目だと思う。
働く親の子どもはしっかりする と言うが
それは生活であれ職務であれ背負うものがある親の子どもに言える事で
何も背負わないで働きに出る親の子は、寂しさだけを押しつけられる事になる。

とはいえね
娘が出産したら、多分働くお母さんになるんだよね……
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拡張器

2014年06月24日 | 日記
胃袋はでかいんだが、心は狭い。
愚痴っぽく僻みっぽくなる前に鷹揚になれるよう訓練せんといかん。

言うは易し。

息子がバイト先で。
レジ当番の時、お客がカートに重いものを積んできた。上下に。
上に積まれた分はカウンター越しにシールが貼れるが
下段の分は無理なので、「お願いします」と客にシールを渡そうとした。
横長のレジなので回り込もうとすれば相当なタイムロスになる。

だが客は「それは君の仕事だね」と知らぬ顔をする。
息子はカウンターから乗り出し、下段に積まれた三個のうち上二個にはなんとか貼ったが
一番下にはさすがに手が届かない。
それでも無視を決め込む客に、仕方なくぐるーっとカウンターを回ってシールを貼りに行く。
次にお客さんは並んでいなかったのだろうか?
いたらそのお客さんのためにも交戦すべきだったと私は思う。

スーパーで米やペットボトルのケース買いをした時は、自分で持ち上げるではないか?
下に積んだままレジを抜けようとしたら万引きになりかねない。

その客にもシールを拒むのなら「では全部レジ台に並べて下さい」と言えばよかったのだ。

「何歳ぐらいの人?」
「60過ぎの男の人」
よくいる、定年後威張る相手がいなくなって店員をいびるおっさん。
「家で奥さんや子どもにそれやると反撃喰らうからね。
しみじみと『お客さん 苦労なさってるんですね……』って言ってやれば」
「そんなんクレームになるだろ」
「じゃあ 目で伝えろ。思いっきり哀れむような眼差しで見つめ よしよしと貼りにいけ」
「……」
「不幸なんだよ 人間幸せな時には他人に意地悪しない」

そこで息子の表情が少し変わった。ああ そうかという顔をした。

彼にしてみれば自分に非がないと分かった時点で、もやもやが晴れたのだろう。


相手を哀れんで許してやれ という考え方は果たして心が広いのか狭いのか。
私はまだそれすらも出来ず、余計なひとことを言ってしまいそうだ。
勿論仕事じゃないからさ。

むかつくおばさんもいるが
むかつくおっさんほどじゃない。

おっさんはごく一部(ずっと前に書いたレジでトングを差し出し小銭を用意していた男性とか)を除けば
大抵むかつく。
私はあの「投げる」行為にイライラするのだ。
スーパーで買わないと判定した品物をどうして投げて返すのか。
そこにあるケースにどうしてゴミを置かず、投げようとするのか(瓶ゴミだぜ?)。
旦那にしても可燃ごみの袋を投げるから「破れたらどうする」と怒る。
上に放るのは仕方ないけれど、まだ低い山なら上から置けば済む事だろう。
一歩前に出るだけだ。

レジでもお金を投げるように渡したり
レシートを差し出すと、手をひっこめたりする親父がいるらしい。
要らないならそう言えばいいし、カウンターにレシート入れも置いてある。
そのひとこと、そのひと手間を払うのが惜しいのが男なのか。

ちいせえ。


話は変わるが、今話題の都議会ばな。
非難の電話が殺到と言っていたが
その電話をした人たち、たとえば電車の中で同じ事を女性が言われていたとして
抗議出来るのかな?

議会でも黙認した議員全員が
そこに居合わせた女性議員たち含めて、その意識を問われるべきだ。
だって「議員」なんでしょ。言葉にして訴えてこそなんでしょ。
問題になってから騒ぐのなら一般庶民にも出来る。


でさ 今思ったんだが
男の人も「そろそろ身を固めないとな」って言われるじゃんね?
あれは妻子を養う覚悟と甲斐性がなければ社会的信用を得られない
って意味じゃないのかしら?
これだって女性蔑視と言えば言えるのに、誰も突っ込まないのね。
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日曜日

2014年06月23日 | 日記
実家。
今週は久々娘も同行。

折角娘が顔を出したのに、実家父は不調。
「宅配便の受け取りが煩わしい」
株主優待やらお中元やら。玄関まで持って来て貰えと毎度言うのに。
わざわざ門まで出ていく。
業者としても「来てくれ」と言われない限り入り込めないだけで
それをわざわざ取りに行くのは警戒しての事じゃなく
いい恰好しいなだけである。
いい恰好したがるのは勝手だが、だったら愚痴言うな。
業者さんにしても、門で(老人がもたもた出てくるのを)じっと待つより
さっさと玄関まで届けた方が楽だと思うぞ。

父が出ないのなら好きなものを食べに行ける。
四月以降四人揃う機会は貴重なんだ。
娘と息子が交互に喋るのを聞きながら食べる。

流れていた歌を聞き、「あの歌い方は」と私と娘が話していると
息子が
「俺 友達に批判的って言われるけど それお前たち(私と娘)のせいだ」と言う。


娘を降ろし、三人で布団屋へ行く。
息子が寝れないとうるさいから、マットレスを新調してやろうと。
見る度気にはなっていたんだ。
古いマットレスを二枚重ねにして使っていたんだが
へたれっぷり半端なく真ん中が見るからにへこんでいる。

息子は「涼しいやつがいい」と言う。
通気性重視でイタリア製。なんでイタリアなんだろう。
試してそれがいいと言う。枕も買う。別の店でシーツと枕カバー。
計三万足らずの出費。家計費からは出せないから別財布である。

息子の快眠どうこうより、息子にもちゃんと気配りしているんだよ
というパフォーマンスである。

買物して、カラオケ。

息子がカラオケに行きたいと言うので「(私の)代わりに行く?」と訊いたら
「お前ら 採点入れるから嫌だ」と言う。

ヒトカラ(ひとりカラオケ)の話になり、旦那は全否定
娘は「私は人に聴かせたいんだ」とやはり否定的、息子も「行く気が分からん」と否定。
私は「好きなアニメの画像をこころゆくまで観たいから ヒトカラしてみたい」と言った。

私はペルソナ4の映像が観たい。
アニソンでも曲だけのとアニメ画像が流れるのとあって
ペルソナ4がなぜか画像付きになっているのだ。

だが曲全部「英語の歌詞」なのである。
歌えるわけがない。でもどんな編集なのか観たい。

娘は「は どうせ(テレビのOPの)繰り返しだよ」と馬鹿にする。
「違うわ。そういうのもあるけど 凝ってるのもあるわ。
遊○王なんてな ものすご『分かってる』編集だぞ」と力説したら
更に馬鹿にされた。


で。今日はアニソン縛りでいこう と画像付き・なし、定番・初挑戦混ぜて歌っていたら
終わりの方で旦那が「入れておいてやったぞ」と言う。
「はい?」

逃避行(私が生まれる前の曲だ 念のため)

……なんで? アニメ縛りの仕上げが なんで?
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ひやむぎも回せます

2014年06月22日 | 日記
SC内を歩いていたら
「ながしそうめん器」が並んでいた。
常々思うのだが、買う人いるのだろうか。
だが売り出した頃からずっと出ているから、それなりに需要あるんだろうが
そうめんを食べる時しか使えないのに結構嵩張るし と眺めていたら
張り紙がしてあった。

「ひやむぎも回せます」

……妙にツボった。


夏にしか出番がないものに、他に「かき氷器」がある。
小学生の頃から息子が欲しい欲しいとうるさいが
邪魔くそい と突っぱねてきた。

中学生になり高校生になりして、子育ての負担が減り、モノもいくらは減った。
加えてここ数年の猛暑酷暑。
かき氷が家で食べられたらなあ……

しかし小学生に買ってやらなかったものを今更
と考えるようになって五年は過ぎている。

せめてその最初の年に買っておけよ 自分。
そうしたら毎日しゃりしゃり出来るのに。


昨夜旦那とテレビを観ていたら、
チャンネルを換えた先がドラマで、柴犬が出ていた。
「これは息子がいたら悶絶だな」
「あ でも 病気っぽから駄目だよ。息子 嫌がるよ」
などと話していたところに、息子帰宅。

ふしぎ発見に戻せばいいものを、旦那はドラマからチャンネルを換えない。
息子がうるさいだろうと思ったが
息子は自分が話したい事で頭が一杯らしく、気がつかない。

大人になったのね……?

しかし話の組み立てが下手な上に滑舌の悪い息子の話を聞くのは
結構大変。これが幼少時なら「うっさい」であったが(ごめんね 悪い母親で)
今は、息子が話したがる主な事は、大学生としての自分をアピールするものだからして
ちゃんと聞いて肯定してあげないといけない。

自分でもいかんなあと思うのだが
娘と話す時は対等、もしくは聞き役であるのに
息子とだとどうしても「お母さん」位置になってしまう。
最初から論争の可能性を否定している。
一方的に「教えないと!」な体勢になってしまうのだ。

末っ子はいつまでも末っ子なんだなあ。

ゼミで訪問した先で貰った名刺を見せる。
地域振興のために大学との提携事業を考える役所の人。
ちょっとすごいと思うのだが
だからといって息子の評価は変わらない。


男は 自分が大人になったと思う三年後に
そして親が大人になったと感じる二年前に 大人になっている。
出展不明だが そして年数は微妙に違ってるだろうが
言い得て妙である。


そういえば息子 カタログギフトに載っていた流しそうめん器を指差し
「これにしよう」って言った事あったな。
そんなに昔じゃなかった気がする。




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いつでもお天気 はいいけれど……

2014年06月21日 | 日記
そして昨日は 歯医者→本屋→眼科→帰宅 夕方 本屋→買い物
てなわけでミッションはクリア。

午前中予約がとれたのには驚いた。本屋にはやはり新刊は並んでいなかった。
詰まれた段ボールを店員ふたりで開けていた。
コミックス新刊が下の方ならば、出して貰うのも気が引ける。

それならばと眼科に寄って検査して、娘のコンタを受け取る。
旦那も息子も同じ検査(瞳孔開くやつ)して平気だったのに
どうして私はこんなに辛いんだろう。
本当は雨降りに行きたかったのだが、コンタついでだからと検査を受けた。
色入りグラスと日傘の力を借りてもしんどかった。
ああ あいつらは目が小さいからな。瞳孔開いたところで面積知れてるんだよな。

夕方帰宅した息子に「まだ?」と言われ「どうせ今から買い物に行く」と応える。
なにがなんでもの買い物でもなかったが、明日は雨かも知れない。
そして店頭に新刊を見つけられず、店員さんに声を掛ける羽目になった。

口にしやすいタイトルと、しづらいタイトルがある。

感想。最終巻だったが、後味はあまりよくはなかった。
高校を舞台にした話で短編の連作形式で続いていた。その主人公らが卒業する。
中学からの彼女がいるひとりは、志望大学に合格したら同棲すると言っていた。
男の両親は、家を出たいという息子にすんなりOKを出し
箱入り娘である筈の女性の母親は「一人暮らしは心配だけど同棲ならいい」と言った。

名古屋は地元志向が高いと言う。仲良し母娘の多い土地だとも言う。
だからなのか
なんか釈然としなかった。他もいろいろ。
どうして学力が違う男三人が同じ大学なのか。
たびだちの最終回に、どうして同じ大学なのか。
自立ってただ家を出る事か? 卒業ってただ学校を出る事か?

そしてわき役だけれど、描き下ろしショートの中で
主人公のひとりに心を寄せていた男子高校生が、のんけ相手の想いを断ち切り
そちら社会の男性との駆け引きに足を踏み出す のだけれど
これはいきなり生々しいだろう。その後の展開はもう18禁エリア。
キャラ的にはマンガちっくだけれど、設定としては普通の高校生活な筈。
なんかな……なんか。

読み終わった息子も「微妙だったな」と言った。
どういう意味でそう感じたのか訊かなかったが。

まあどうしたって少女マンガ。大人側の視点で描かれないのは仕方のない事。

とはいえ
こんな事でもやもやしていて、私ちゃんと子離れ出来てるんだろうか出来るんだろうか
と心配になったり。
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もう脈拍は上がらない

2014年06月20日 | 日記
仕事もなく用事もなく。
有給取らなくても朝七時からの試合を観戦できる身分であるが
サッカーは点が入る気がしなくて、見るのがしんどい。
なかなか入らないから面白いのだろうが、しんどい。

ロスタイム消化のとこだけ見た。引き分けに終わった。


かわみなみ という漫画家がサッカー好きなので
コミックスの巻末エッセイでちょこちょこ知識を仕入れた。
だからハットトリックという言葉も知っているが
うっかりトリックハットと言ってしまった(ドイツだったか)。
でも息子も「うん」と反射的に頷いていたからな。

ジャイアントキリングが面白いよと聞いたので、アニメだけ見た。
息子にも勧めたのだが、スルーされた。

まあ その程度である。

ファンの人のアップダウンを想像すると恐ろしい。
とても耐えられそうにないから、無関心のままでいい。


今月おおふり(野球)の新刊が出る。

先日買った「ましろのおと」に「いつ天」新刊のお知らせが入っていた。
息子に「ましろ」出たよと言うのを忘れて寝てしまったが
ちゃっかり見つけて黙って読んだ息子が
私が青息吐息(嘘)で台所をやっている時に
「いつ天 買って来た?」と訊いた。「明日(20日)だろ」と言い返す。
「一日前に出る事ないかあ」とぼやきながら「おお振りも もうじきだよな」と被せる。

ぶちっ。

「おめー 買って来いよ おめー (天下の)名古屋駅通るんだろ」
「そんな怒らんでも」
「発売日にいそいそ買いに行くほど若くないんだよ!」

発売日朝11時に本屋に駆け込んだのは昔の事。
店頭になければ
少女マンガだろうが少年マンガだろうが恥ずかしげもなく店員に請求したのも昔の事。
帰り道「今だけは事故に遭いたくない」と自転車を漕いだのも、昔の事。

ときめきがなくなったら若さもなくなるんだなあ。

萌えに萌えていた日々、常時脈が速い気がして「こりゃ寿命縮まるわ」と思ってた。
今はその分を取り返すようにのんべんだらだら打っている。
しかしそうなると脈打った分だけ余計にとった年が押し寄せてくるわけだ。


そんなこんなで20日。
本屋に行くか娘のコンタを受けとりに眼科に行くか
それよりも 予約した月曜日を待たず、歯医者に電話してみるか。
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早くも (別件)

2014年06月19日 | 日記
赤字の気配である。

だというのに昨日は無駄に金を使ってしまった。

旦那が休み 息子は午後から講義。
息子なら放っておいて旦那とふたりで出かけてもよかったのだが
それほどまでして行きたいところもなく
息子の希望通り「昼ご飯を外食して大学まで送る」事となった。

だが息子の伝達能力の低さゆえ、時間が余って喫茶店に寄る羽目となり
あまりおいしくなかった昼食と合わせて計5000円の出費。

痛い。

だが痛いのは財布だけじゃない。

先日来の不調が弱いところに出た。歯茎が腫れた。
折角の旦那休みに持ち越すのもどうかと火曜日に歯医者に泣きついた。
「こりゃ 切って出した方がいいね」

切開は初めてだ。レーザーを使うらしい。
それならそんなに痛くないとなんとなく思ったが、麻酔使用。
「痛かったりしたら言って下さいね」と処置が始まる。

あれ? 痛いな。これくらいは痛いのかな。あれ どんどん痛くなるな。言った方がいいかな。
でも今更だし。あああ 痛いよ 先生。でも 今言ったところで引き返せないよな 遅いよな。

と思っているうちに終わった。泣くほど痛くはないが、痛かった。麻酔は全く効いてなかったようだ。
抜歯などで麻酔をかけた時は暫く間抜けな感触が残るのに、それもなかった。
家に帰っても痛かった。貰って来た痛み止めを早々に飲む。

痛い時は最初に痛いと言わんといかん。

自分の間抜けさ加減に呆れる。

その後抗生剤を飲んでいるが、もともとの痛み、というより不快感はまだ続いている。


昨日は息子を送り込んだ後買い物をして帰宅。
旦那は夕方ボーリングのコーチング。
このプロは知り合った直後から急上昇で今とても忙しい(らしい)。

現在ボーリング業界は地味である。
このプロが細身のいけめんだったらと私は思ってしまう。
実力だけじゃ一般人の注目は集められない。
でもそんなだと、旦那はもうコーチングの予約もとれなくなるだろうから
まあいいのか。

娘は期末テストの問題を作成・修正中。
英語だからしてリスニング問題も作らないといけない(これは驚き)。
親切な先生方に指導頂いて、作成方法や保存方法を学んだ。

しかしいい先生ばかりじゃない。それはどこの社会も同じ。
お局先生に娘は腹を立てている。
噂には聞くが、学校社会においてもお局様には上役さえご意見できないらしい。
ご無理ご無体にも皆じっと耐えている。
どうして耐えるのか、社会経験のない私には分からないが
理不尽な仕打ちにも先輩方は文句を仰らないらしい。
娘のような存在は格好の標的である。
通常のご無体+新人いびりが加わって、娘の疲労度を上げている。

でも他の先生が優しいからいいんだ。負けるな 娘。

息子は木曜日は講義がないのだが、ゼミの用事で出て行った。
忙しいのはいいことだよ。


さあ 今日は(も?)のんびりするぜ。
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早くも

2014年06月17日 | 日記
熱中症注意か。

確かにここ数日体調がよろしくない。
めまいの一歩手前な感じ。慢性的寝不足のせいかと思ったが
昨夜急に「やばい?」となり、慌てて布団に入る。
夕食その他あらかた終わっていてよかった。

夜中に起きて、水を枕元に用意する。


今日はカーテンを忘れないように引く。
真夏のような暑さはないから、うっかりするのだ。
風がない日は要注意だね。

今からこんなで夏が越せるんだろうか 私。

せめて夜ぐっすり眠れたらなあ。
夜九時から十時の間に入浴が集中し、皆が終わるのを待っているうちに
眠気のピークを過ぎてしまう。
寝つきが悪い上に明け方早々に目が覚めるものだから、寝た気がしない。
特権の昼寝もとてもしんどい。


娘がクローゼットからスカートを引っ張り出してきた。
「お母さん もうこれ着ないでしょう」
それ一枚捨てたからといって広くなるクローゼットでもないけどなあ
と思ってたら
「私着てもいいね」と言う。
ああ。着る物がないのね。スーツのスカートではもう重い。
「いいけど 緩い緩いって騒ぐなよ」

娘の高校の入学式に着る為に買ったスカートである。
当時、スーツを新調するのだと何ヶ月も探して回ったが
どうにも気に入るものがなく、妥協で五ケタ払うのは嫌だと
結局うにくろで3900円(だったかなあ)(それの二割引きぐらいかなあ)で
黒のスカートを買い、あとはブラウスと、娘が(が!)小学校の卒業式で来た黒の上着
で済ませたのだった。
ひざ丈の黒など着る機会はほとんどないが、あってもいい一枚なのでとってある。


男物の靴下を買うのが好きだ。
息子のも見つけると買う。
新しいのを引き出しに入れておくと、息子はすぐにそれを履く。
「それ 可愛いっしょ」と言ったら
「君 靴下のセンスはいいから」と抜かした。

彼が言いたいのは「パンツのセンスが悪い」という事である。

私は男物のパンツ(トランクス)を買うのも結構好きだが
靴下ほど選べないのである。
「私が悪いんじゃない。パンツがないんだ」
素材の好みとかもあるしね。
息子は私の好きな素材じゃなくてもいいんだが
「干すのは私だ」。

靴下でもパンツでも、気に入ったものを干す方が気分がいいではないか。

ちなみに女物のパンツ(自分のだね)を買うのは好きでも何でもない。
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サッカー映画炊飯器

2014年06月16日 | 日記
日曜朝10時という絶好の試合時間。
街は「君の名は」現象か人が少ない。

関係なしに日曜日は過ぎる。
仕事を抱えた娘をおいて、息子と三人で実家へ。
テレビはついてる。日本ゴールも旦那と息子は見た。
だが父が指定した店が11時開店なので早めに出る。

がらがらである。出てくるのも早い。早いが食べ終わる頃には試合も終わってるんじゃないか。
店を出たら息子が「隣の席の人さあ」と言う。「日本のユニフォーム着てた」
「はあ」
「なのになんで家でテレビ観てないんだろう?」
言われてみれば、謎だ。

買物に行く。その前にコーヒーを飲む。ここも席はがらあきである。
試合はもう終わっているが、皆放心状態なのか、応援疲れか。
遅めの昼ごはん食べている頃なのか。

旦那が「映画に行こう」と言う。
「春を背負いて」

興味はなかったが、旦那が「腕のいいカメラマンが自分で監督して作ったんだ」と
そのいきさつを熱弁するので、そんなきれいな映像ならとその気になる。
なるが、問題は娘である。
「夕食は自力という事で」「冗談じゃない!」
食べる事と寝る事しか愉しみないのに!
遊びに行った息子にメールする。「帰りにまっくかなんか買って来てくれへん?」
少し遅くなってもいいならと返信。娘は渋々応じる。
「私ら映画に行くから あとは娘と打ち合わせして」

さて映画。
日経の夕刊で四つ星がついていたから、それなりに期待してみたが
昭和の香り漂う映画で(設定は平成なのに)型どおりの進行と演出。

で問題の映像なのだが
意図してなのか、人物の大きさが三種類しかないのである。
アップと画面の七割ぐらいの大きさと、風景を入れての超ロング。
そして遠景以外の殆どが正面(真横)撮り。あおりも変則撮りもなし。

つまり画面が平面的なのである。写真的なのである。
素朴といえば素朴。
この素朴さが狙いなのかも知れない。カメラマンの腕がそのまま出る。

そうそう。先日の写真展でも思ったのだが
友人が絶賛した一枚は、航空ショーでの機体を撮影したものだが
停まって見えるのである。全くの静止なのである。
あまり見事に動きを感じさせないから、プラモか何かを撮影したように見え
素人にはその良さがさっぱり分からない。
友人は「ほら どの部分にもブレがないでしょう 文字も輪郭も全部クリアでしょう」と語る。
「こんな風には撮れないのよ。で ここ」とジェット(? 噴煙?)を指差し「これが重要になるのよ」

しかしそんな技術、素人にはほんと分からんのだ。

だから映画も私には良さが分からんかった。

主要人物のひとりが豊川悦司だった。
豊川悦司といえば私には「ナイトヘッド」である。
深夜番組+映画のそれに嵌った友人がビデオを買い、直後に出たDVD版を買い、
ビデオの方を布教に使ったので私のところにも回ってきた。
ストーリィに興味のなかった私は兄弟のシーンだけを見た。
「にいちゃん 頭が痛い 痛いよ……」
ああ。おいしかったなあ。あれをみて私は「男の子が二人欲しい」と思ったのだ。


いかん 炊飯器の事をまだ書いてない。
ご飯がまずいと常々思っていて、炊飯器のリチウム電池も切れたようで予約が面倒で、
買い換えどきだなあと思ってはいたのだが、なかなかふんぎりもつかず
売り場で眺めていたら店員が来たので参考までにあれこれ聞いていたら
途中から来た旦那が「それ それでいいだろ 買いだろ」と言った。

迷ったら買わない私と、迷ったら買う旦那。

梱包されたままのそれが床に置いてある。
新しい電化製品て苦手。
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