肺がん患者の目

この目で物事を見て判断する。見ると観るは違う。広く、注意深く、考えながら見る事が観察だと思う。漢字本来の意味は知りませんが（笑）観察する事が、今の職（鶏業）では重要になると思います。俺って、理系。眼が悪くなった。視力も、視野も、眼の中の傷も・・・。肺がんの症状とは異なりますが、眼も薬の副作用で荒れています。

高校の頃からのコンタクトレンズを着用してました。コンタクトレンズを洗うのも外すにも面倒くさがりで合わず、結果的に、目の表面にかなり傷が入った。眼科に言われ治療には時間かかるとか何とか言われたが、その後、病院には通わなかった。その頃から嫌っていたメガネが必需品になった。

20代になるとなんか目が痒い。特に、花粉の季節2月頃を中心に毎年痒くなった。花粉症だろうと思いながら、何かのアレルギーだろうと思いながら。冬に痒くなるからドライアイなのかなとも思いながら。

自宅でもパソコン。職場でもパソコン。寝てる以外は、モニターをずっと眺めていた事があった。趣味で自作パソコンや自宅サーバーなんかも覚えた。モニターを見つめていると瞬きの回数が減っていく。瞬きを多くすれば、少しは良くなるんだと思い、意識的に瞬きを多くする事もあるが・・・続かない。

そして、肺がんになった。なんとも今、思えば思うほど、適当にしてきた私の目は、やっぱり眼の表面に傷が多いらしい。

イレッサやタルセバを飲み始めて、一年中、眼が乾いた。尚、いっそう、痒くなった。ヒアルロン酸の目薬を毎回処方してもらっている。1日4回のはずが、気にせず夕方1回さす程度である。というか効かない感が強いです。

さらに、イレッサやタルセバの影響かもしれないが、抗がん剤の影響で私の体中の毛が細く曲がりくねっている。もちろん、抗がん剤治療で抜けた後も、元気な時のような、伸びの速さや太さはなくなった。まつ毛も例外ではなく、いびつに生え伸び、眼に入ってくるようになった。目にまつ毛がちくちくちく・・・。

そんな眼のまつ毛を自分で切って、眼に毛が入らないようにしている。やり過ごしている写真である。カメラの光がまぶしい為か？長く眼を開いておくことができない為か、なんか元気のない眼になっている。

右目は、若かりし頃のやんちゃで、視神経に傷が入り暗くぼんやりで、矯正できないんす。

昨日に引き続いて、致命傷になっていない。

がんばんなさい。治療しなさい。生活を、自分を見直せって声が聞こえてきそうですが、いいかげんに生きています。ブログも続けて更新すると全く面白みがありませんね。