和泉式部、帥宮夫人と末摘花

文字通り、大雪となった日本列島、この季は58候、閉塞成冬（天地の気が塞がって冬となる） 気持ちがふさがる漢字ばかり、どうして美しい冬景色が候に入らなかったのでしょう。 雪の冬は、今では想像できないくらい、それはそれは厳しかったということなのでしょうね。 . . . 本文を読む

六条院の薔薇

源氏物語は、あらゆる視点からひも解いても、完膚なきまでにほころびはない、のです。 季節の花、描かれてある草花、さまざまに視野が広がります。 . . . 本文を読む

源氏物語 玉蔓巻ーさすらいの姫君

夕顔の愛児（なでしこ）が親の行方も知らず 築紫に下ったのが、4 歳。 さすらいの姫君は、美しく成長し 土地の有力地方官に求婚され、 やむなく脱出をはかり上京することになります。 . . . 本文を読む

芭蕉と源氏物語

夏至に入りました。 72候の乃東枯（夏枯草枯るる）靫草(うつぼぐさ)が枯れる頃、 昔のひとの感性、しばし味わっています . . . 本文を読む

源氏物語「少女」―雲居雁

少女の巻の主人公は 雲居の雁 （源氏物語絵巻「横笛」より・中央雲居雁↑） . . . 本文を読む