仕事帰りの東京駅で、なんとも不思議な光景に出くわした。
カメラを持った鉄道マニアの皆さんと思しき大勢の人々が、コンコースに大集結していたのである。
なんだなんだ？
何か鉄道関係のイベントでもあるのか？
さらに、発車番線の案内板の「ある箇所」を、みんなで入れ替わり立ち替わり写真撮影している。
え？なになに？
そこにいったい何があるの？
教えて！
どうにも気になって仕方の無い管理人。
彼らにまぎれてこっそり携帯で撮影。
あ、それ。ぽちっとな。
そして・・・その直後、激しい後悔の念に襲われた。
し、しまった！
これがもし、ドッキリカメラの類だったらどうしよう！
「他人につられてわけもわからず意味不明な行動をとってしまう人々」なんて企画だったらどうしよう！
全国のお茶の間に私の醜態がさらされたらどうしよう！
道行く女子高生に指差され、取引先から出入り禁止を言い渡されたらどうしよう！
ノオォォォ～・・・・・・・！！！
しかし、幸いなことにカメラは現れず、周囲にも変わった様子は無い。
ほっと安堵し、逃げるようにその場を立ち去ろうとした管理人の目に、売店の壁に張られたャXターの絵が飛び込んできた。
ははあ、なるほど。
そういうことでしたか。
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http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY200903130283.html
