さて、今日は一週間ぶりの週末である(当たり前か)。
先週、HNK漁港(⑤-(1))で季節外れのアジの入れ食いに遭遇し、いい思いをした管理人。
本日も当然のように出撃した(笑)。
近くの某港では暗いうちから入れ食いというmobaraさん情報を参考に、いつもより早めに自宅を出発。
雨上がりの国道128号線を、一路勝浦方面へと南下する。
車中のBGMは、ジミ・ヘンドリックス。

JIMI HENDRIX "CORNERSTONES"
ヘッドバンキングしながらHNK漁港の駐車場に到着。
時刻は午前2時半。
荷物を担ぎ、赤灯堤防先端へ向かうと、すでに先端左角に先客2名あり。
先端右角が空いていたのでそこに入らせてもらい、タックルの準備。
今回も、先週と同じいつものカゴアジタックルだ。
竿は、シマノ・ブルズアイ中通し2号・5.2m。
リールは、シマノ・ステラ3000に、ナイロンライン3号を巻いたもの。
4号負荷の発泡ウキにロケットカゴM、下オモリ式のサビキ仕鰍ッをセットする。
サビキは魚皮+フラッシャー仕様の100円サビキ。
付け餌としてバイオワーム3mmをちょん鰍ッする。
ロケットカゴにコマセを詰めて、まずはウキ下3mから釣り開始。
いつもの船道のャCントに仕鰍ッを投入し、潮に乗せて流す。
数投してもアタリがないので、徐々にウキ下を下げてやる。
4m・・・アタリなし。
6m・・・アタリなし。
8m・・・さすがに根鰍ゥりした(笑)。
サビキをピンクスキンに交換してみたり、付け餌をオキアミにしてみたり、いろいろと試行錯誤してみるものの、管理人の竿を曲げるのは、ボラ、アカメフグ、ショウサイフグなどの外道ばかり。
管理人だけでなく、ほかの釣り人にも全く釣れていない。
あれれ?どうしたんだろう。先週は暗いうちから活発に食ってきたのに。
近くの某港では、昨日も夜中から入れ食いだったというのに。
アジの気配が全く無い。
これじゃあ、まったくいつも通りのHNKじゃないかっ!
そうか。ならば仕方がない。
HNK攻略基本メソッド通りに攻めるしかない。
管理人が、ここHNKでアジ釣りを覚えて以来、長年にわたる実釣検証を重ね、狽チてきた必勝パターン。
それは・・・・
「あわてずさわがず、朝マズメまでのんびり待つこと」
そう、それ以外に勝機はないのである(笑)。
そんなわけで、隣の常連師と「いやあ、釣れませんねえ、あはは」などと軽口を叩きながら時間をつぶす管理人。
背後からの北風で体が冷えてきたが、朝までもうちょっとの辛抱だ。
がんばれ、俺。
やがて、東の空が次第に明るくなり始めた。
それまでの「だらだら」モードから一転、臨戦態勢に入る管理人。
サビキ仕鰍ッを魚皮フラッシャーに戻し、ロケットカゴに丁寧にコマセをつめて、ャCントに投入。
軽くしゃくってコマセを振り出してやると・・・・
スパッとウキが消し込み、約22センチの良型アジがヒット。
やったね!やっぱ居るじゃん!
一番下の針に食ってきたので、ウキ下を底いっぱい(大潮の満潮時で7m弱)に調整する。
そして、堤防足下から伸びるハエ根が切れて船道へストンと落ち込む「壁」(=港内と外海を行き来するアジの回遊路)に沿って仕鰍ッを入れてやる。
このャCントの基本パターンである。
それからは、仕鰍ッを投入してコマセを振り出すと即アタリ、の繰り返し。
時折25センチオーバーの良型も混じり、2号竿を汲ネりに曲げるいいファイトを見せてくれる。
楽しい~♪

・・・が、しかし。
10匹ほど釣ったところで突然トラブルが発生。
強い風でリールのスプールからこぼれ出した道糸が団子状に絡まってしまった。
痛恨のライントラブル。
ほどこうとしても、気ばかり焦ってほどけない。
朝マズメの時合いは、あとせいぜい30分ほどしか残っていない。
万事休すか・・・・・・・
いや、まだ手はあるぞ!
おもむろにハサミを取り出した管理人。
ラインの絡まった部分を思い切って切断し、切り口を電車結びで連結して応急処置。
キャスト時に多少の引っ鰍ゥりはあるが、なんとか釣りはできるはずだ。
かくして、かろうじて戦線に復帰し(ほっ!)、その後10匹ほどを追加。
周囲が明るくなるにつれてアジのアタリは遠のき、朝7時のチャイムを前にタイムオーバーとなった。
ふへえ、忙しかった。
結局、本日の釣果は20~22センチのレギュラーサイズを中心にアジ24匹。(ラントラブルがなければもう少し数を伸ばせたのだが・・・)
25センチオーバーも4匹混じり、数は少なかったが型は良かった。
中にはこんな奴もいて、管理人的には満足の釣果であった。
↓

今夜の夕食はアジづくし♪
刺身、なめろう、さんが焼きのスタンダードメニューがずらり。
うーん、満腹じゃ♪
食べ切れない刺身は「漬け」(べっこう漬け)にして、明日の晩酌のつまみに繰越した。
明日も「ひとり宴会」だ(笑)。
<本日のヒットサビキ>

魚皮+フラッシャー仕様の8号針。
ア○ック5にて、税込105円也。
<追記>
帰路、サヨリが釣れているかどうか様子を見ようとKH港に立ち寄ってみたが、強烈な南西風で竿を出すどころの騒ぎではなく、早々に退散した。
このところエルニーニョの影響なのか海の様子が少しおかしいが、今年のサヨリはどうなんだろう?・・・