昨年秋に腰を痛めて以来、長らく自粛していた船釣りを再開しました。
直接的なケガの原因は船の乗り過ぎですが、根本的な原因は体幹を支える筋力の低下。
医師の指導を受けつつリハビリに励み、GW序盤の昭和の日、満を持して外房ヒラマサ船にエントリー。
わくわくドキドキしながらリールのラインを新品に巻き替え、準備万端整えました。

釣りをお休みしている間に全てオーバーホールに出した愛用のリール達

ノットの結び方も体が覚えてましたw
ところが、直前になって船宿さんから連絡が入り、出船は急遽取り止めに。
え?マジですか。
はい、それは仕方がありませんですねはい。
とんでもありませんですはいはい。
残念ですが、復帰戦はしばらくお預けかな・・・
とほほ。
しかし、今回はラッキーでした。
同行予定だったRさんが川津の新勝丸さんに空席を見つけてくださり、連休中にもかかわらず乗船させていただくことに。
わお!有難うございます!

まさに救世主♪
川津の船の特徴は、ポイントが近いため実釣時間が長いこと。
ほとんどの釣り人にとってはメリットですが、「ガラスの腰」のオジサンにとって、これは果たして吉と出るのか凶と出るのか。
いざとなったらキャビンで寝てますけど気にしないでくださいと宣言して、いざ出陣です。

キャスティングタックルとジギングタックルを2組ずつ
前を走っているのは宏昌丸さん。

キャスティングタックルとジギングタックルを2組ずつ
前を走っているのは宏昌丸さん。
新勝丸さんも宏昌丸さんも最新装備の高速大型船で安定感抜群。
船内はとても清潔に保たれていて、快適な船です。

仲良く追走
あっという間にポイントに到着。

仲良く追走
あっという間にポイントに到着。
水深30〜50mの起伏のある根周りからスタートします。
周囲ではジギングで小型のヒラマサ、サンパクがぽつぽつ上がりますが、私のジグにはなかなか反応してくれません。
今回は無理せずシャクリの感覚を取り戻せれば良しとするつもりでしたが、周りが釣れているのに自分だけ釣れないと、さすがに釣り人の本能が焦り始めます。
引き出しの奥に忘れかけていたジャークのパターンをあれやこれやと繰り出すうちに色々な事を思い出し、期せずしていいリハビリが出来ました(笑)。

でも本当は魚の顔を見たい!
そうこうするうち、ポイントに10キロ級のメジマグロの群れが回ってきました。
そうこうするうち、ポイントに10キロ級のメジマグロの群れが回ってきました。
タイミング悪く海中にあったジグが次々に餌食となり、船上は文字通りの「オマツリ」騒ぎに。
船長はリリーサー片手に飛び回り、船べりリリースとライン絡みの修復で大忙し。
この状況でさらにジグを投入しても余計な仕事を増やすだけなので、ここはもぐもぐタイムで休憩、静観です。

デイリーヤマザキさんの「いすみあんぱん」
その後はポイントを変えて後半戦。
水深10〜30mの根周りをキャスティングメインで攻めます。
今回、釣り座が胴の間だったのでコンパクトなキャストを心がけましたが、こちらもすぐに感覚を取り戻すことができました。
ちなみに胴の間で釣っていると、たまに隣の人の前にルアーを垂らして斜めに振り上げるキャストをする人に遭遇しますが、これはいけません。危ないです。
ルアーの垂らしはできるだけ自分の正面に。
あと、大きなロッドアクションでジャーク&ダイブさせるタイプのプラグを使うのも、お隣に迷惑をかける場合があるので胴の間ではおススメできません。
ただ巻きでしっかり泳ぐルアーをチョイスするのがマルです。
どちらも些細な気遣いですが、混雑する乗合船では大事なことなのでご参考までに。

沖上がりの時間となりました
そんなこんなで後半戦もあっという間に終了。
どちらも些細な気遣いですが、混雑する乗合船では大事なことなのでご参考までに。

沖上がりの時間となりました
そんなこんなで後半戦もあっという間に終了。
穏やかな天候に恵まれ、とても素晴らしい時間を楽しむことができました。
やっぱりオフショアの釣りは最高ですね!
心配だった腰も最後まで持ち堪えてくれて、途中リタイアすることなくジグをしゃくり続け、プラグを投げ倒すことができました。
船長、女将さん、同行してくださったRさん、同船者の皆さま、有難うございました。
またよろしくお願いいたします。

帰港後の新勝丸さん
帰路、サーフに立ち寄っていつものアレを書きました。
次回も頑張って、もっともっと大きなアレを書きたいと思います。
気合い入れていきます!!!
(いやそうじゃないだろw)
