ＴＲＩＣＫ劇場版２

久しぶりに映画を見に行ってきました。
いつも重宝しているチャリ圏内の、布施ラインシネマがネット予約を始めたので上映時間ギリギリになりそうでも安心♪
んなわけで今日は仕事が終わったらサクサク着替えてチャリこいで布施へＧＯ！です。

今日見に行ったのはＴＲＩＣＫ劇場版２。
実はこれどっちでも良かったんですが（笑）、結果論ながら今日は眠かったのでダ・ヴィンチコードあたりを見に行ったら寝てしまうといけないのでこれでよかったかな～とｗ。


さて、せっかく見に行ったし「エイガ。」カテゴリもあるわけだからとこの記事を書き始めたわけですが、実は、記事にするようなことはほぼありません。

なぜかというと、あまりにもブランクを感じさせない「いつも通り」さだったからですね（笑）

ゆるーくネタバレながら書いてゆくと。

・いつも通り花やしきで閑古鳥を鳴かせている山田。
・いつも通り家賃を滞納しているために大家からこそこそ逃げまわる山田。
・いつも通り勝手に山田の部屋に入り込んでいる上田。
・いつも通り「巨額の報酬」につられる山田。
・いつも通り訛っている依頼人他村人たち。
・いつも通り（というかどんどんエスカレートしている）山田母。
・いつも通り妙に聞いたことのある名前の地名の数々。
・いつも通り怪しい術を使って人々を惑わす教祖。
・いつも通りその「力」を証明するのはどうみても手品とかイリュージョン系。
・いつも通りのボカシの数々。
・いつも通りラストの数分だけ急にシリアスになり、犯人は死んでしまう。


……てゆーか、劇場版の「1」の方が劇場版らしく手の込んだ仕掛けなんかが溢れていた気がするんですけど気のせい？（笑）
はっきり言って、もう、テレビシリーズそのまんまといってもいいのでは。
先日再放送していた「新作スペシャル」が一番近い気がします。
予定調和の安心感というか、その中で頭を使わずに楽しめるといった作品といえるでしょう。

これで本当に最後だ完結編だというわりに、「本当の霊能力者」なんてものは今回も現れなかったし、単なるエピソードの一つとしてみた方がいいかも。
「完結」と言い切るに相応しい出来事といえば、山田のアパートが取り壊されて行くところがなくなり、上田の家に転がり込もうとしていること、それに伴ってなにげに上田が山田にプロポーズしているような会話で終わっていること、かな。
恋愛っぽい感じがないのに一足飛びにそこへ飛んでいくのが上田と山田の関係らしいといえばらしいのですが。
まああの二人に恋愛っぽい空気が流れること自体なんとなく不自然だしいいかｗ


結論、「ＴＲＩＣＫ」を好きな人なら普通に楽しめるモノ。
そろそろ飽きたという人には不向き。
見たことがない人には………好き嫌いがあるかもしれないので、無料で見れる「ＴＲＩＣＫ」シリーズのいずれか（近々劇場版1がテレビ放送されるらしい）を見てから判断した方がいいかな。
という感じでしょうか。
あまりにいつも通りなので、面白かったけどお金を払って見るべきか？という葛藤はありますね（笑）もとがテレビシリーズものなだけに。お金払って損したという気分ではないのですけどね。
レンタルに登場するかいつかテレビで放送されるのを待っても問題ないかもしれん、と思います。
ＤＶＤが発売されたらやっぱり「やむ落ち」が収録されるだろうから、それを待ってもよかったかもなーって気分。


それにしても、客層は妙に若かった。
学校帰りの高校生みたいな子が多かったなぁ。
「ゆーとぴあ」とか知らんだろうに………。
知らんかったら10％くらい損してるんじゃないかなぁ。