観の転回
「他の人の幸福を自分の不幸とする」というような人は、
なかなか幸福になれません。
「少しでも他の人がよくなると、
それを自分の幸福と思う」という人が、
実は幸福的メンタリティ-(心的傾向)を持っている人なのです。
「奪う愛」の苦しみは、たいてい、
人間関係を中心としての欲求不満であり、
それは、「自分は与えられていない」
ということから来る不満だと思います。
しかし、そういうものは、いくら求めても、
ますます蟻地獄になっていく道なのだと
いうことを知らなければいけません。
その思いを捨てて、
自分が認められているところについて感謝し、
自分が他の人に求めていたことよりも、
自分が他の人にしてあげていなかったことのほうを考えることです。
「幸福の法」 大川 隆法