ケロの与太

「全力で与太話」
読んだら忘れてください(” ̄▽ ̄)ゞ  

フィギュアスケートが好きなんです・・の話

2014年11月11日 | ヨタ話


1988年カルガリーのブライアン対決
左側がボイタノ
右側が今の羽生君のコーチのオーサー
時の流れは・・



いやいや
そういう話ではなくて・・・( ̄ー ̄)ヾ



「リンクに戻るつもりなら、ゆっくり深呼吸しなさい。ゆっくり」

「君のことは君自身にしかわからない。君がするべきことは英雄になることではない」

オーサーコーチはとても冷静に羽生くんに説いていましたが
羽生くんはもう、完全に興奮状態
跳ぶッ!と怒鳴って虚空を睨みつけ
リンクに出ていってしまいました・・。

人生の全てをかけて望む大切な試合ですから
19や20の青年なら、
他の選択肢はもう
全く見えないのでしょうね。



カルガリーの次の年
1989年にNHK杯が神戸に来た時に、フィギュアを初めて観たんですが
テレビとの圧倒的な違いは
轟音のような滑走の音が聞こえることと
そのスピード
特に
伊藤みどりさんがジャンプから着氷するときの
衝撃音は、テレビでは決して聞こえなかったものでした。

ゴぉぉぉぉ~と漫画の効果文字を入れたいような音で滑走して
ジャッと飛んだかと思うとどぉん!と着氷
ジャンプはまるで走り幅跳びのような距離があるし
滑走の速度はきっと自転車のトップスピード
着氷時の衝撃は脳天まで伝わるようで
優雅に見えるフィギュアスケートですが、
実は妖精の舞でもなんでもなく、
ガチスポーツなんだな・・と実感させられたものでした


全力疾走の自転車で、
受け身のない姿勢での顔からの正面衝突で転倒となった後に
さらにフリーで4分半も飛んだり跳ねたりするなんてもう
正気の沙汰とは
思えないわけで。

周囲は止められなかったのか
という話が出るのは当然

しかしながら、
もしこれで
日本初の男子金メダリストの選手生命が絶たれてしまったりしたら、
その負いきれない責任を問われ、
糾弾されるのは、他ならないオーサーコーチであるわけで
その保身を思えば
彼は、誰よりも選手を止めたかったはず。

だから
あの短い言葉をかけるだけで
彼をリンクに送り出したコーチには
外野には知る由もない何かがあるに違いない・・・と
胸が熱くなるのは不謹慎でしょうか。



そして
あんな離れ業が連発する競技の日本チームに、
ドクターストップ権限を持つお医者さんは、
いないんでしょうか・・( ̄▽ ̄:)

過去には
安藤美姫さんの衝突事故もありましたが
こんなにびっくりするような激しい衝突は初めて見ました・・


羽生選手が日本を背負って滑っているのなら
そのことで決して無理をする義理はないし
自分のために滑っているの言うのなら
その選手生命も含めて
後悔のないようにしてくれればいい
と思うのですが


国を上げての注目競技となった今
いろいろ言われて
大変でしょうね


ワタシ
痛いの大嫌いなので
コケるのが怖いからスケートにはロクに行かなかったクチなので
本当に
その精神力には圧倒されます。

同じ年のうちの息子に
小指のでいいので爪の垢を頂きたい。


ついでにワタシも、お母様のを頂いて
煎じて飲みたい・・。( ̄▽ ̄)ヾ


冬虫夏草は1キロ800万円の値がつくそうですが
羽生くんのツメのそれはきっと・・
以下略





今日はこんな話・・




【お ま け】

その昔、フィギュアの世界選手権の放映といえば
深夜二時からがデフォだった80年代

1984年サラエボオリンピック
アイスダンスフリー
アーテスティックインプレッションで全てのジャッジが満点をつけた
あのトービル・ディーン組の
伝説のボレロ

画像を引っ張ってきましたヨ

滑走してから演技時間がカウントされるルールの裏をかき
二人は氷上で膝をついた状態で20秒近く滑走しないで、
その演技時間を長くしたそうですね。

同じリズム、同じ旋律がただ繰り返されるという単調な音楽を使用するチャレンジ

一切ジャンプのないこれぞスケーティング

付かず離れず流れるような
観客の目をいっときも逸らさないシンクロ

デス・オン・アイスと呼ばれたエンディング

いま見ても素晴らしい。


ああ、長くなっちゃった。( ̄ー ̄)ヾ


伝説の【ボレロ】 トービル&ディーン HQ '84サラエボオリンピック


キャンデローロもぜひ( ̄ー ̄)b

冬季鬱に入って大変・・・な話

2014年11月06日 | ヨタ話
         


             


                 そういえば、見なくなったね・・・の
                           ミノムシは絶滅危惧種になったそうですね・・






冬季鬱という言葉をご存知でしょうか


毎年10月に入ると、
活動レベルが非常に落ちます。


まず、朝の寝起きから変わります。
とにかく起きれない。

とにかく眠い
とにかく炭水化物と糖分が欲しくなる
食べたら
とにかく寝たくなる



ひたすらにこの繰り返しです。


寒くなるから朝起きれないのはみんな一緒よ。
そんな風に一蹴されたりもして
たしかにそうなんですが

そう言うレベルではない・・・ような気がする。



すべてのことに対して
やりきれる自信がなくなり
まず
洗濯モノがたためなくなり。
そのうち
部屋に落ちているものも拾えなくなります



そのうち
洗濯機を使うことが出来ても
洗濯物が干せなくなって

夏物がしまえない
冬物が出せない
うちの中が片付かない


それでも、私の場合
どうしてもやらなければならない対外的な約束や仕事事は
何とかこなしていたので
はたからみたら
やりたいことしかしない状態



家族がすごく困ります。



ああ、拾わないと・・としゃがんで
気がついたらその姿勢で15分が経っている。




自分の思う時間間隔と
実際の時間間隔がドンドン隔たりを持ち
ボーっとしている間に
二時間くらいがすぐに経ってしまう。


日の落ちるのが早くなるこの時期の夕暮れ
足元から崩れていくような
どうしようもない絶望感ばかりが募る

何故か秩序的に動けない

どうしてもやり遂げられない気がして
気持ちが折れて
すべての行動が滞る

自分の気持ちとしては
出来ない状態なのだけれど

客観的に見ても
嫌いだからやらないのか
嫌だからしていない様にしか見えない。


私の気持ちは悲惨なのですが
ハタから見ているぶんには
ただ、食べて動かない状態。




さすがにこれはおかしかろう・・
と思って
医療機関を何軒も回りました
ひとくちに
心療内科と言っても色いろあるようで


落ち着いた部屋に案内されて
リクライニングチェアに座って、
ゆっくり話を聞いてくれるようなカウンセリング的な事をしてくれる医療機関には
出会えませんでした。


たいてい
長々と初心の問診票に長々と状態を書かされ

一瞥されて
「うーん、まあ、鬱状態ですね。」

と言われて
薬を出してもらって終わり。

それが、
事務的に感じられるか、
ちょっと当たりに温かみがあるか、の違いはあっても
本質には大差がありませんでした。


途方に暮れた頃
8年待の予約を入れていた新宿の先生から連絡があって
先生に

あ、それ、冬季鬱だわ

あっけらかんと教えてもらって
長い間の謎が解けたんでした。


気温の下降と
日照時間の短縮が、影響するんだそうです。
冬だけでなく
日の照らない
梅雨寒の季節にも出てきます。

朝10時までに朝日の光をシッカリ目に入れることは
確かに効果があったと思いました。

朝日が出ない日のために、日光と同じだけの光量で照らす
ベッドサイドに置く照明も薦められましたが
それは、買いませんでした。


まだリタ◯ンが処方してもらえた頃だったので
これにはずいぶん助けられました
処がを禁じられた後、
代替として使った薬は
肝臓が壊れても、文句は言いませんという書式に
サインをしてから出してもらっていたのですが
本当に肝臓の数値がやばくなってきて

先生の元に集う患者さんの
もっともっと深刻で
冬が来るたびに仕事を辞めて、春に再就職をしているような人をたくさん見て

ご自分も自身のご病気で大変そうな
先生の大事な時間を
まだまだマシな自分に使うのが申し訳ないような気もして


私は自分で何とかしよう

薬も二年続けた受診を
やめてしまいました。



直感で
ダイエットと筋トレが効くのではないかと思い
6年くらい前から
歩いたり、筋トレしたりして


これはずいぶん効果がありました。

筋肉は
鬱を支えます。



10キロ以上体重を落としたら、
職場の男性の扱いがガラッと変わって
45からしばらく
まさかのモテ期到来
まったく
人生何があるかわからないです。




それはさておき


自分の状態が明確になったら
それなりの覚悟ができます。


今年も、活動レベルが落ちて
週三回ペースで通っていた筋トレも、ヨガも
先月15日から通えていません。

四年目なので
おそらくはコーチたちも例年の
「麦さんの冬休み」を
分かってくれてると思います。( ̄ー ̄)ヾ


仕事だけは影響をさせませんでしたが

家事は極限まで手を抜きます。
何の良心の呵責もなく
夕食を「買ってきた弁当」にしたリ
学校に持たせるお弁当を、500円玉にしたりすることが出来ます。

ここで悩むと
辛いし、アイデンティティや存在価値まで話が行ってしまうので
「今生では、これは無理なこと」
ともっともらしく決め込んで
頑張らないことを習得しました。


学校にしても、プライベートにしても
10月
11月って
色んなお誘いやイベントが集中するんですよ。
子供が小さいうちは、
辛かったですね。



でも
今は大丈夫。( ̄▽ ̄)ノ


ただ、
冬眠前のクマと同じよ?
と言われたとおり
スゴイ食欲なので
身体が寒さと日照時間の短さに慣れるまで
三ヶ月でだいたい毎年5キロ増

それまでのダイエットが
水の泡になるのは辛いです。




さて、


寒くなると辛くなる方いませんか?



北欧とか
曇の日が多い北国の方には患者さんも多く
深刻な話だとも聞いたことがあります。


もしかしたら

ワタシと
お友達かもしれませんよ?・・・メダル要る?( ̄ー ̄)ノ



ぎりぎりのところで
辻褄だけ合わせる
そんな感じも、アリです
それで
生きていられるなら




( ̄ー ̄)ノ










今日は、そんな話です。





【追記】

そんなわけで、
更新頻度
たぶん落ちます~( ̄ー ̄)ノ











.

サービス業に曜日感覚はない話

2014年11月03日 | ケロりん商店
          



三連休の最終日・・
テレビではそんなことを連呼していますが


ワタクシにとって三連休など、
年に3枚切ったらもうヤバい・・そんな切り札
・・( ̄▽ ̄)ヾ

ゴールデンウィークは
弁当を作らなくてもいいという意味でのゴールデンですし
盆暮れ正月もない年中無休業
特に年末の3日間は、店をあげての全員半強制出勤

原則四時間勤務のパートなのに
一日のうちの四時間のために、おいそれと旅行も出来ません。
もし、
一週間規模で休んでる人がいたら
その方に、あまりいいことがあったとは考えられない・・
滅多に切らない切り札を
切らざるをえない状況になってしまった
そんな予感がします


別に
特に会社が禁じているわけでも
社員がぶつくさ言うわけでもなく
ただ、
むやみに同僚に借りを作るのを避けたいだけ。

出不精のワタシは基本
旅行もそんなに好きじゃないし
子供も大きいので、実家にも帰らないし
旅費もないしで
この仕事には向いてると思いますし
同僚も、この状況をそんなに苦にしている感じではありません。

ただ、社員さんたちは子育てざかりのパパ世代
四連休以上とっている社員サンをココ数年見たことがありません。
大統領のように働き
王様のように遊ぶ。

そんなことが認められる職は
このご時世、勝ち組様のもの
なのでしょうか・・。



今日が祭日だったことも
さっき気が付きました・・・orz


それでもワタシは
お休みの日の職場は
嫌いじゃありません。

10年以上働いていると、
もうすっかり
連休レジャーの蚊帳の外にいる事に慣れてしまって
その雰囲気を楽しめるようになりました。

朝一番に買い物に来る人は
出先までの共にしたい飲み物やお菓子に駆け寄って
いかにも先を急ぐ感じで出て行かれますし

カットソーにダウンベスト、帽子にリュックの60代の女性の一団は
あれやこれやと話し合いながら
ジャムサンドクッキーや小分けパックの豆菓子和菓子
ミネラルウォーターに
紅茶の茶葉は、ティバッグではなくリーフのチョイス
お山の上でお茶にするのかしら?
お元気な感じが素敵。


休日は、家族連れやご夫婦のお客様も増え
お買い物が平日のデイリーワークではなく
ショッピング♪の体に近い感じになって
皆さん楽しげ。

中でも
私が特筆したいのは
一緒にゆっくりお買い物を楽しむご夫婦
私の辞書にはない
脅威の事例です・・
( ̄▽ ̄:)ヾ




「あれ、もう無かったろ?」

ご主人がそう言って、
お茶やシリアル、米、チーズ等の日常の食品をかごに入れる風景には
いつも、目を見張ります。


知ってるんだ・・
食材の残を把握してるんだ・・!
( ̄▽ ̄:::)ヾ


カートを引き、お買い物を先導するご主人
完全に「好きにさせてる感」満載の奥さま
特に
そんな二人が寄り添って
ワインとかチーズとか選んでたりしたら
もう、
それだけでお洒落御夫婦決定
デス



「ココより、あの店のほうがアイスは安いよ」
という情報通

計算機片手に
「おい、そっちの小さいパックでいいだろ・・」と
後ろからついてくるご主人

ママがグイグイカートを押して
子供を遊ばせながらフラフラついてくるお兄ちゃんパパ

カート片手に通路の片隅でずっと立っておられるので
どうしたのかと見ていたら
品定めの妻を待つ忠犬的ご主人


「あのさー今売り場についたんだけどー、
青いやつしか無いよ?
ママの言ってたの赤いやつだよねえ?
ないよぉ?」

というお使いパパ。

それが
ママが作ってるケーキの飾り付けに乗せるのであろうデコレート材料だったのが
なんとも微笑ましく
しかしながら
一緒に買って行かれたみかんの缶詰が
当店で一番高い1つ500円もするモノだったのが
ママの予算的に大丈夫だったのか・・( ̄∇ ̄;)
ちょっと心配だったりしました・・。




まあ
そんなわけなので
逆に休日、
自分が休んで出かけている日に働く人々を見ていると

皆さんお疲れ様です( ̄▽ ̄)ヾ

という気持ちになります。


そう思って見れば
休日のレジャーはすべて、
休日に働く人に支えられているわけで

世の中
カレンダー通りに働く人ばかりでは
全~然ない
ことに気付かされます。




そんな三連休も終わり
11月が
始まっちゃいましたね




あっといj間に
きっと年末ですね・・・・( ̄ー ̄)









今日はそんな話です








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