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カメラを片手に

大和文華苑の「ヤマユリ」が咲く

奈良の夜明け前、空全体に雲の多く、朝焼けも見られたが、
 4時50分

太陽が射し始めると、昼過ぎには34.7℃まで上がり
猛暑日一歩手前になった。

梅雨明け前の23日と今日25日続けて『大和文華館』へ伺った。
23日は夏休み無料招待日で連れ合いと一緒、庭の大和文華苑に
梅や桜などの花を見に来られる方々で混み合うのですが・・・。
この季節紫陽花が終わり、メインの花がありません。
本館への登り道のは、ムクゲが咲いて入るのですが役不足かな
 

狂い咲きの「ヤマブキ」や「タニウツギ」
 

本館手前にひっそりと「凌霄花(のうぜんかずら)」と「フヨウ」が
鮮やかさに欠けるのでしょう。


実はこの時期、主役は谷間のユリ園の『ヤマユリ』ですが、梅雨寒で
遅れているようで、大きく膨らんだ蕾の状態。
そして「オニユリ」もまだ蕾であった。
 

梅雨明け二日目の今日25日は、公民館主催の講座で学芸部の
瀧朝子先生の説明の日。一時間半、スライドと展示品を前にして
懇切丁寧なお話でファンに。
帰り道、谷間の百合園を訪れると、一輪の「ヤマユリ・山百合」が


夏に咲く大型の日本特産の百合で、別名「鳳来寺百合」と言われ、
関東でユリといえばこの山百合の事に。
万葉集にはユリは10首、ほとんど「さゆり」と詠まれており、
「筑波嶺(つくばね)の さ百合の花の 夜床(ゆとこ)にも 
   愛(かな)しけ妹(いも)ぞ 昼も愛(かな)しけ」
   巻20/4369 大舎人部千文(おおとねりべのちふみ)
筑波嶺という地名が入っており、ヤマユリを指すでしょう。


そしてオニユリも数輪は咲き、


真夏になったからでしょうか。数日で残りも咲き
濃厚な香りが苑内を包むことでしょう。

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