カメラを片手に

ピンク色のフジの花で

曇り空の奈良の朝、昨夜来の雨?はお湿り程度、奈良気象台の記録

では降水量は0.0㎜、最低気温は17.6℃と高く、寝苦しいさも。

10時

東の春日奥山、若草山の芝生も緑が一段と濃くなった。

10時


昨日も連れ合いの日課、8000歩へと雨が降らないうちのと連れ
出され、住宅街から南西方向にある古墳を目指したが、途中から
雨粒が落ち、慌てて戻る途中で空が明るくなり、歩数計を見ると
まだ4000歩、反対側の北東側へと住宅地を抜ける途中、小公園
にある藤棚、紫色の藤はほぼ終わり掛け、でも一か所ピンク色の
藤が遠目に見られ、後日「アケボノフジ」と思われた。


優雅な姿を見せる『フジ・藤』今年は大災難でしたね。、COVID-19で
3密を避けるため花房を切られたりしたが、桜同様来年に期待を。
マメ科・フジ属で日本では二種、つるが右巻の「フジ・ノダフジ」と
左巻の「ヤマフジ・ノフジ」の二系統で、品種として代表的なのは
「シロバナフジ」長く垂れ下がる花房は白く中心部がやや黄緑色
「ノダナガフジ」別名を六尺藤で花房の長いタイプに
「アケボノフジ」別名を口紅フジで花色は白いが花弁の先が淡紅色
「アカバナフジ」別名を桃色藤と呼ぶ淡い紅色で花房は30cmほど
「ヤエフジ」別名を八重黒竜で花色が濃紫色の八重咲き
                     ・・・等が

万葉時代、紫色は最高位を示し、藤の花は品位も高く、天智天皇
から藤原姓を賜り、その氏神の「春日大社」、社紋も「下り藤」です。
境内に200本もある藤の中で、樹齢800年とされる拝殿右横の
「砂ずりのフジ」が一番有名、でも参拝者は少なくて・・・。
万葉集 巻-330 大伴四綱 大宰府の大伴旅人に呼びかける
藤波の 花は盛りに なりにけり 奈良の都を 思ほすや君』 

4月27日夕方、急用で伺った、ひっそりとした奈良町にも
藤がさびしく花房を下げていた。


4月28日の夕暮れの迫る奈良山丘陵の散策では、
ほとんど人に合わないコースで大きな藤の大木に出会えた。



暮れ際に茜さしたり藤の房」 橋本多佳子


来年こそは寧楽の都へ・・・・・。

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