久しぶりに氷点下0.1℃まで冷え込んだ奈良、陽射しは春めくのに冷たい朝、
寒気の影響で、日中の最高気温も10.0℃、そして明日朝も-1℃との予報。
でも明日からは平年並みの気温、さらに週後半は一気に春へと向かうようだ。
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さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はラン科の「シュンラン・春蘭」
シンピジウムの仲間の日本を代表する野生ランで、里山などの雑木林に自生し
東洋ランとも称される古典園芸植物で、別名は「ジジババ」「ホクロ」と。
春に緑色の花を1茎に1花、まれに数花を咲かせ、春を告げてくれますね。
花言葉は地味な花色で素朴さから「飾らない心」
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1974年のこの日、太平洋戦争の終結を信じず、戦後29年間もフィリピン・
ルバング島のジャングルに潜伏していた元日本軍少尉「小野田寛郎(ひろお)」
が救出された日で、50年になります。
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マスコミの過剰取材の影響で虚偽報道もあり、さらに父親との不仲も加わり、
戦前の価値観から大きく変貌した日本社会に馴染めず、帰国半年後の1975年
ブラジルで牧場を経む次兄を頼って移住され、自ら牧場を開き、10年後には
1800頭の肉牛を育てるほどに成功された。
1984年には”祖国のため健全な日本人を育成したい”として東京に居を移し、
『小野田自然塾』等を主宰され、自らの体験を綴る作家活動にも才能を発揮
されている。
晩年政治にも関係を持たれ、利用された節があるも、2014年1月16日に東京
にて、肺炎のため91歳で亡くなられている。
ニューヨーク・タイムズは死去に際し 「多くの者にとっては格式のある、
古いサムライのようだった」と形容している。
なお小野田は帰国後支給された見舞金や義援金の全てを、靖国神社に寄付し
天皇陛下の拝謁も遠慮されていたことを付け加えておく。
近江八幡山の続きです。
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「村雲御所瑞龍寺門跡」への石段を上れば・・・
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瑞龍寺山門で、志納金(今も続く修理工事)として入山料100円以上を納める
八幡山城の盛時を偲ばせますね。
日蓮宗唯一の門跡寺院、大本山大光山本圀寺を祖とする六条門流の主要寺院で
1596年に関白豊臣秀次公の生母(秀吉の姉)「瑞龍寺殿日秀尼公」が、高野山で
割腹、非業の最期を遂げられた秀次公の菩提を弔うために京都村雲の地に創建
され、村雲御所と称し、以後代々皇女や公家の娘を貫首として迎えている。
1961年、11世日浄尼の代に京都堀川今出川から秀次ゆかりの八幡山城の跡地に
寺地を移す。1968年12世瑞興院殿日英尼公にて復興を果たす。
以後13世日凰尼、14世日澄尼、15世日英上人そして現門跡16世詫間日郁尼も
以後13世日凰尼、14世日澄尼、15世日英上人そして現門跡16世詫間日郁尼も
まだまだ修理中とのこと。
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戦国の階段で、段差が大きい。
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本尊は一塔二尊四菩薩(釈迦牟尼如来)、天拝妙見大菩薩(聖観世音菩薩)、
天拝鬼子母尊神、大黒天神そして手前に日蓮上人像が・・・
冬になると小松原法難で右頭部に受けられた刀傷が痛むため綿帽子を被られ、
お参りをさせていただきました。
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HPより
我は本堂を出て、境内を散策しました。
瑞光殿には豊臣秀次尊像が・・・ボランティアが飼う猫が境内に・・・
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金生稲荷神社には金生稲荷(1973年建立)
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眼下には
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連れ合いが御朱印、御城印をしてもらい終わり、我を探していた。
京都から持ってこられたお庭も一見の価値があり、通常は拝観券500円だが、今回は特別拝観券600円で、貫主がお持ちになられたお雛様も見られると。
*お雛様は次回のお楽しみに
本堂脇の部屋です。
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本堂から出る手前に、板戸に描かれた絵、mais(マイス)が描く
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中庭は、京都から持ってこられたもので、
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大きな綺麗な石で「法華経」と書き、妙法の縁に置くも、十余年の風雨で消え去る。だが写経石となり、妙法の中に納まっている。
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反対側からは・・・
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そしてそれを繋ぐ渡り廊下には、現代アートの壁画が
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作者は「京都が生んだロックな壁画絵師・木村英輝」
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北の丸方向の廊下かな
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10世(明治天皇のおば様)の直筆で、「清娯・せいご」と書かれていて、
意味は「清く楽しむことと言う」意味です。
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南西側を見る。
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この廊下を挟んだ部屋は茶室でした。
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江戸、そして明治時代の様子が偲ばれました。