カメラを片手に

ヒヨドリに金木犀を教えられ

神無月になっても21.7℃と平年よりまだ高めの朝の気温、台風17号の
影響らしく、夏のような暑さが続き3日連続の真夏日になりそうです。
10時

公園内の遊歩道を散歩中、頭上でびっくりするほどの甲高い鳴き声が
 

ヒヨドリ・鵯」です。警戒して鳴いているのでしょう。
平安時代には貴族が好んで飼育していたともいわれる野鳥の一種なのに
名の由来は卑(いや)しい鳥からとかヒーヨヒーヨと鳴く声など諸説ある。
全長は28㎝ほどのほぼ灰色で、現在は一年中見られる留鳥であるが、
1970年頃までは10月に大陸等から日本に渡り4月には戻る冬鳥であった。
花の蜜や果実などが大好物で、農家等では作物を荒らす害鳥とされるが、
昆虫なども捕食する。我が家でも冬から早春の朝、ツバキに陣取り、
花の蜜を求めて飛来するメジロを追い払い、ゆっくり密を吸い花弁に
傷をつけ、さらに花を落とし、茶花として使えなくする悪さをする。
またナンテン、マンリョウやセンリョウなども被害に遭います。
ひよどりの こぼし去りぬる 実の赤き』 与謝野蕪村

あっという間に、飛び去り我に返ると、ふと鼻先をかすめる香りが、
キンモクセイ・金木犀』です。ご近所も今年は葉に隠れるほど花数が
寂しいのに、ここは満開で、晩にくればより一層夜の方が香るらしい。
句材にと公園に満つ金木犀』 大西吉子




原産国は中国南部で、別名は丹桂(たんけい)や桂花(けいか)といい、
桂花茶や桂花酒(白ワイン)、または菓子や漢方薬など食用にもなる。

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