天皇誕生日の今朝は9.8℃と暖かいはずなのですが、吹く風は冷たく11時頃の
12.6℃を境に気温はどんどん下がり始めている奈良です。
寒気の南下で週末にかけ寒の戻りが・・・だが一雨ごとに春めくよう。

2月18日は二十四節季の「雨水・うすい」で3月4日までで、
「降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる時期」という意味、また
「雨水に雛人形を飾り始めると良縁に恵まれる」という言い伝えもあり、
連れ合いは、土曜日に玄関に『雛人形』を飾ってあったようだ。


だが家に置いてある孫のおひな様、我が長男はいつ飾りに来るのか?
孫娘は大きくなりそれほど興味を示さない。
しびれを切らして連れ合いが、週末にきっと飾ることになるのでしょう。
『老いてこそなほなつかしや雛飾る』 及川 貞
さて散歩で通る住宅街では梅の香りで満ち溢れており、くしゃみがでるほど、
スギ花粉とのダブルパンチ。
小庭の枝垂れ梅も満開

二階から小庭を見れば「サンシュユ・山茱萸」、鮮やかに黄色く光っている。
夏過ぎに伸びきった枝葉、虫もついており、思い切って自分で剪定すれば、
今年も切り過ぎて蕾様は少なめ・・・

連れ合いから茶花に入れたかったので、もう少し枝を残してほしいとお願い
された、が覚えておきますと。

『サンシュユ』の別名は黄色い花から「ハルコガネバナ ・春黄金花 」と
1月下旬から苞葉(4枚)が割れ黄色が見えていたのが、苞から出てきた花は、

4枚の反りかえった花弁と4本の雄しべを持つ色鮮やかな黄色い小花が30個ほ
ど集まり、直径2~3cmほどの小さな花房(散在花序)を形成している。
『山茱萸が眼ひらくやうに今に咲く』 細見綾子
