
今日も残暑厳しく、午後1時には34.5℃の最高気温を記録し、からくも
猛暑日を逃れました。明日まで残暑が厳しいそうですが、週末は雨に。
さらに来週は台風21号の接近しそうで、非情に動きが気になりますね。
1895年のこの日、気象学者・野中至さんが富士山頂に私費で測候所を開設され、
現在の気象庁富士山測候所の元を記念して「富士山測候所記念日」に。
六年連続富士山に登られている居酒屋の親爺さんの話に、ひょんなことから
のせられ、連れ合いも一緒に3人で、2010年8月29日の深夜、バスに乗り込みました。
初めての富士山でしたが、北アルプスも登っていることだしと見くびっており、
そして体調不良も重なり、咳とのどの痛みと発熱の中の登山となりました。
30日朝の富士川SAだったと思います。朝の霞のなか富士山がでてくれ、見ると
やはりワクワクしますね。
富士スバルラインで新五合目2305mで2時間ほど体を慣らします。

富士吉田ルートです

一年中開けられている佐藤小屋との分岐点、泉ケ瀧
東方を望みます。


樹林帯限界をこえて六合目の安全指導センターから本格的な登りに
やはり体調が悪く、ゆっくりと高度順化をしながら登る先達が有難い。
2700mの7合目トモエ館、3100m8合目の太子館、ついていくだけ
山中湖も目に入りません。

先はまだまだで険しくなり、これから経験したことがない高さ、
影富士が見えてくると、日没が近い。

そして・・・3400m本8合目トモエ館午後5時半にに到着。
一晩の宿ですが、外は10℃位なのに異常に寒く、囲炉裏の火が暖かい。
食事後やはり熱が・・・薬を飲んで寝なくてはところが、
悪評高き寝床、寝返りが打てない狭さ、風邪をうつさないように。
未明の午前二時半起床まで寝なくてはと微睡の世界へ。 続く